2/147ページ

2/147ページ

タイの奇妙な施策。国民の健康増進のために、最終的に害悪な紙タバコが残る?

タバコを取りまく社会情勢には少し関心があったりするのだが、いつも奇妙だと感じるのがタイである。タイでは紙タバコは禁止されていないのだが、電子タバコや加熱式タバコが禁止されたので、健康に悪いものがタイに残って、害を克服したものがタイに入らなくなったのだ。(鈴木傾城)

◆独身の男のベッドには、セックス・ロボットが寝ているのが標準になるのか?

近い将来、間違いなくどこかの企業がAI(人工知能)が搭載された「高度で精巧」なセックス・ロボットを開発し、男たちはそのロボットと性行為をするようになるはずだ。100%そうなると私は確信している。 2025年現在、AIとロボット工学の融合によって驚くべき進化を遂げている。現在、米リアルドール社やスペインのシンシアアマトゥス社といった企業がこの分野を牽引し、単なる人形を超えた存在を生み出しつつある。 […]

海外で拉致されて強制労働させられていた日本人の若者。そういう時代がきたのだ

ミャンマーの国境地帯で外国人が大量に監禁され、特殊詐欺に加担させられていた事件は、日本社会にも大きな衝撃を与えた。今回は260人の救出劇だが、それで問題は解決したわけではない。アンダーグラウンドでは、まだ何百人という外国人が、まだ監禁されたままだと指摘されている。(鈴木傾城)

◆アフリカの貧困国アンゴラのセックスワーカー。貧困とドラッグにまみれた光景

先進国のリッチな女性はラグジュアリーな逸品を求めてダイヤモンドに群がる。(ブラックアジア:贅沢品(ラグジュアリーブランド)のワナ。それで自己顕示欲を満たせなくなる理由) そのまばゆい輝きのダイヤモンドは、しばしば最貧国から採掘される。 たとえば、アンゴラもそのひとつである。アンゴラはアフリカ南西部に位置し、大西洋に面した国である。北はコンゴ民主共和国、東はザンビア、南はナミビアと接している。 首都 […]

贅沢品(ラグジュアリーブランド)のワナ。それで自己顕示欲を満たせなくなる理由

ラグジュアリーブランドを所有することは、果たして本当に恒久的な満足感を生むのだろうか。そうではないことがわかっている。ラグジュアリーブランドをひとつ買った人は、それで満足するのではなく、次から次へと他の高額商品を買い漁るようになっていくのだ。(鈴木傾城)

◆ウクライナのロシア占領地にロシア人のセックスワーカーが集まっている

ウクライナ戦争が続く中、ロシアが占領したウクライナの占領地では、ロシアの女たちが新たな「裏ビジネス」をしているのが、露ローカル紙『Вёрстка』で報道されている。 それは、ロシアの大都市からウクライナの占領地に向かうセックスワーカーたちである。普通なら、戦場から逃げ出すはずの女性が、むしろ積極的に前線近くに向かっているのだ。 なぜか。もちろん、そこに「カネを稼ぐチャンス」があるからだ。 マリウポ […]

異食症。食べ物ではないものを食べたいという気持ちになる人はたしかに存在する

本来は食べ物ではない物を食べる人は「異食症」と呼ばれる。石を食べる人もいれば、炭を食べる人もいる。プラスチックを食べる人もいれば、チョークを食べる人もいる。絵の具を食べる人もいる。ガソリンを飲む人もいれば、ペンキを飲む人もいる。なぜ、こんなことになるのだろうか?(鈴木傾城)

◆「男は闇バイト、女はストリート売春」の次に起こる、もっと悲惨なこととは?

若い日本人女性がハワイやアメリカ本土に入るときに、入国審査で引き留められて執拗に調べられたり、入国できなくなるケースが増えている。なぜか。現地で売春する女性が出てきているからだ。 日本女性が海外で売春させられるケースは公に報じられる数よりはるかに多い。以前紹介した「シャルム事件」では200人以上が海外に斡旋されていたが氷山の一角でしかない。(ブラックアジア:海外出稼ぎシャルム事件。20代の日本女性 […]

「大統領を暗殺するように指示した」フィリピンの政治的対立は激化するばかりだ

サラ・ドゥテルテと、ボンボン・マルコスは最初から相性が悪かった。2024年9月には「大統領とは友人でも何でもない。選挙のときに会っただけだ」と発言しているし、10月には「マルコス政権が自分への攻撃をやめなければ、マルコス氏の父の遺骨を西フィリピン海に投げ捨てる」と脅迫し、「大統領の首をはねることを想像したことがある」とまで述べている。(鈴木傾城)

◆私は向上心を持った女性よりも、向上心が持てない女性のほうに愛を感じている

「向上心」の真逆の言葉は「向下心」となるのだろう。ただ、不思議なことに、向下心という言葉はない。それは、自分を成長させるのではなく、あえて退化させるような人間は存在しないと思われているからなのかもしれない。 だが、私はあえて自分や自分の人生をだめにしてしまう人を大勢見てきたので、「向下心」を持つ人がいると確信している。そして、個人的には、向上心よりも、むしろ「向下心」という言葉のほうに親しみを感じ […]

平均寿命? 国がボロボロになったら今後は一転して下がっていく。当然の話だ

厚生労働省が平均寿命に関して報告しているが、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳となっており、あいかわらず日本人の平均寿命が高いまま維持されていることが確認された。だが、人間には自立した生活を送れる期間というのがあって、男性は71.19歳、女性は74.21歳が健康寿命である。(鈴木傾城)

◆直腸異物。多様化する快楽の追求とさまざまな性的嗜好がもたらすものとは?

日本の風俗店の中には、女性が男性の直腸を責めるというものがある。それは特殊なものなのかと思ったら、ごく普通におこなわれている行為なのだと、風俗嬢のひとりが教えてくれたことがあった。 彼女が言うには、直腸のある箇所に性的に強い快感を得られる場所があって、その刺激にやみつきになってしまう男が大勢いるのだという。男の中には、そこから同性愛に目覚めることもあるのかもしれないが、そうでない男は別の方向に走る […]

女性の貧困。女性は「こんな国で生きていてもしょうがない」と思いはじめている

先進国におけるパートタイム労働者の約70%が女性であるというデータがある。日本においても、非正規雇用労働者の大半を女性が占めており、とくにパートタイムの労働市場においてはその割合が非常に高い。そして、このパートタイム労働が女性の貧困化を加速させている要因にもなっている。(鈴木傾城)

◆クラック(コカイン)に溺れたセックスワーカーの悲惨な人生はどういうものか?

トランプ大統領は、カナダ、メキシコ、中国から流入する大量のドラッグ、特にフェンタニル問題を背景に、これらの国々からの輸入品に対する追加関税を強行する方針を示している。 アメリカでは「ドラッグの密輸ルートを絶たなければアメリカの安全は確保できない」という危機感が高まっているのだが、そうした国民の懸念を受けて、断固としてドラッグの排除に乗り出したのがトランプ大統領だった。 トランプ大統領はメキシコやカ […]

政治が無能なので、日本はひたすら社会的劣化を繰り返して回復不能な国と化す

馬鹿な政治家がこれからも馬鹿な政治を続けていくのであれば、日本という国はひたすら社会的劣化を繰り返しながら貧しくなっていき、どこかで先進国から脱落してしまうはずだ。今の日本が向かっているのは、そういう世界であることを私たちは理解しておく必要がある。(鈴木傾城)

◆フランスは地下に潜った売春と大量に流入した移民が混じりあって奇妙なことに

2016年、フランスは売春禁止法(性的サービスの購入を違法とする法律)を施行した。男も女も両方罰する。初回の違反には1,500ユーロ以下、再犯の場合は3,750ユーロ以下の罰金を科すとされる。 同時に、セックスワークをおこなう個人を被害者として認識し、非犯罪化した。これにより、セックスワーカーを処罰する以前の法律は無効となった。もし、セックスワーカーが外国人の場合、それ以外の仕事を探すことに同意す […]

「どの価値感で生きてもいい」と個性を重んじるようになった社会で起きたこと

自由が尊重される社会では、次はどう動くのか、どう生きるのか、自分で何でも決めていい。しかし、代わりにその結果は自分ひとりが全面的に責を負う。何を選んでどう生きてもいいが、悲惨な結果になっても、結果はすべて自己責任となる。それは、実はとても苛烈で厳しい社会でもある。(鈴木傾城)

◆弱肉強食の資本主義の闇。3つのタイプの人身売買が社会から根絶できない理由

人身売買と聞くと、法が機能していない途上国で女性がいきなりさらわれて売春宿に放り込まれるというものだけを想像するかもしれないが、じつはそうではない。今の日本でも普通に人身売買がおこなわれていると言ったら驚くだろうか。 たとえば、ホストが女性にどんどん貢がせ、売掛《ツケ》を負わせ、それをネタにして風俗店に売り飛ばして売上を搾取するのも、完全に人身売買である。スカウトが女性を強引に口説いて風俗に落とし […]

◆東海の撮り師は、逮捕されるまでに600回から800回もの盗撮をおこなっていた

スマートフォンの普及に伴い、盗撮による逮捕件数は増加している。 警察庁の統計によると、2023年の全国の盗撮行為の検挙件数は約5,737件、2024年に至っては約6,933件と過去最多を記録し、そのうち約8割がスマートフォンを使用しておこなわれたものだった。 さらに、スマートフォンが本格的に普及しはじめた2010年以降、盗撮検挙数は10年間で2倍以上に増加しており、今後もその傾向はとまらない可能性 […]

奴隷を奴隷のままにしておく方法。いつの時代でも為政者はそれをやっている

自分が奴隷化しているのに、それがわからないということはありえるのだろうか。奴隷が、奴隷と気づかないで奴隷的人生を生きるというのはありえるだろうか。もちろん、ありえる。奴隷を奴隷のままにしておく方法がある。いつの時代でも為政者はそれをやっている。(鈴木傾城)

◆鶯谷を拠点にしたセックスワーカーの中には、その日暮らしの発想の女性がいる

歌舞伎町で働くデリヘル嬢のひとりが「たまに鶯谷に呼ばれることがあって行くんですけど、鶯谷の駅は降りるだけでもちょっと抵抗がある。だって、女性ひとりがそこで降りたら絶対に風俗嬢だと思われるから」と言っていた。 私はそれを聞いて「たしかに」と思ったのだが、じつは同じことは男にも言えて、この駅を男ひとりで降りると「この人は風俗を利用するに違いない」と邪推されているようにも思える。 そういうわけで、鶯谷は […]

トランプ政権の対外支援事業停止。フィリピンにとっては国家存続の危機となる?

2025年1月24日、米国務省は既存の対外支援事業をほぼすべて停止し、新規支援も一時停止するよう、政府関係者や世界各地の米大使館に指示している。アメリカの国益にかなっていないものは、容赦なく切り捨てられるだろう。フィリピンのような同盟国にとっては、結論によっては国家存続の危機となる。(鈴木傾城)

◆途上国では妊娠したセックスワーカーの自殺が多い。死亡原因の13.5%が自殺

途上国の女性は、日本では想像できないほどの極貧の中でセックスワークに追いやられるのだが、そうした国ではコンドームの使用率も低いし、女性も避妊薬を飲めるわけでもない。その結果、意図せぬ妊娠の確率は非常に高い。 食べていけないのでセックスワークをしているのに、妊娠してしまう。それは絶望的な状況であるのは私たちも想像できる。 2024年に発表された研究によると、低・中所得国における妊婦したセックスワーカ […]

老老介護。日本の社会の裏側で高齢者が高齢者を看る過酷な日常が広がっている

高齢者が高齢者を看る組み合わせは「老老介護」と呼ばれる。介護疲れや将来への悲観などが原因とされる親族間での殺人や無理心中事件は、この10年間で少なくとも計437件あったことが判明している。老老介護による極度の心身の疲弊で妻や夫を殺してしまう事件が広がっているのだ。(鈴木傾城)

1 2 147