◆「頂き女子」の手口は東南アジア歓楽街の女性と同じで、やることが似てきた

◆「頂き女子」の手口は東南アジア歓楽街の女性と同じで、やることが似てきた

男から金を収奪することだけを考えて色恋を仕掛ける女は、情報商材などで互いに手口を交換しているのだが、彼女たちの詐欺マニュアルを見ると、最初に「カネをくれそうな男を選別するのが大切」だと書いている。

どういう男が対象になるのかというと、「人に与えることを優先して考える」「与えてもらうことは考えてない」「困ってる女の子は助けたい」「お金は減るけどこの子が助かるならうれしい」「自分が救ってあげたい」という男が狙い目なのだという。

要するに、心が優しい40代以上のカネを持った男を騙す対象にする。

こういう男の特徴として「全部自己責任の考え」「仕事にやりがいを感じてない」「夢や希望がない」「お金の使い道がない」「寂しいと感じている」「癒しを欲しがっている」「モテたことがない」「恋愛経験が少ない」「熱中する趣味はない」「女の子への理想が低い」「気遣いをしてくれる」「無駄な誘いをしてこない」「ひとりでいることが多い」……などがあげられている。

こういう男を見つけたら、「世界で一番の特別感のある会話・行動」をしてあげて、「こんなに純粋で信じれる子は他にいない」と思わせて、「お金に執着がないことをアピール」する。

そこまでが舞台設計で、そのあとはカネでトラブルが起きていることを話して、男からカネを出させるように巧妙に仕向けていく。それを、計算ずくでやる。

この手口をマニュアル化したのが「頂き女子りり」を名乗っていた風俗嬢なのだが、それを読んで見ると、30年も40年も前から東南アジア歓楽街の女たちがやっていた色恋トラップとだいたい似通ったものであった。

たとえばゴーゴーバーの女たちは、カネを持っていそうな男に取り込んで、信頼関係を築いて、「親が病気」とか「弟が事故に遭った」とか、そういう理由で男からカネをせしめる。そういうのが歓楽街で共有されていて、多くの女たちがその手口を使った。

日本の女たちも、そういうのを情報商材で共有するようになって、男をハメるようになってきているのだから、日本の女性も東南アジアの歓楽街の女性とメンタリティが似てきたのかもしれない。感慨深いものがある。

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