◆ドラッグ過剰摂取が起こすレイプ殺人。「錯乱して記憶がない」は証明できない

◆ドラッグ過剰摂取が起こすレイプ殺人。「錯乱して記憶がない」は証明できない

閲覧注意
ドラッグを過剰摂取すると脳の働きに深刻な悪影響がくる。理性的な判断力が低下し、原始的な本能や衝動を抑制する力も消えていく。わかりやすいうと、「理性」の部分が欠落して「本能」の部分が残る。

脳の抑制機能が極端に低下し、本能的な欲求や衝動がむき出しになるので、ドラッグを過剰摂取する男のレイプ事件は「錯乱した状態」で起こされることが多い。

マリファナやヘロインはダウン系といって、その場にへたり込んで快楽に打ち震えるタイプのものだから、乱用すればするほどおとなしくなる傾向がある。

ところが、コカインやメス(覚醒剤)は違う。これらを過剰摂取すれば、体内にエネルギーが駆け巡り、「底なしの行動力」が湧き出てくる。これらのドラッグは「興奮剤」の一種であって、ドーパミンの分泌を過剰に促進するのだ。

ドーパミンは快感や興奮を感じる神経伝達物質であり、その過剰な分泌は一時的な高揚感を引き起こす。そして、ドラッグによって増幅された制御不能のエネルギーが他人に向かっていく。

そのとき、過剰摂取した男が性欲を感じていたりすると、それがレイプ事件となる。

海外ではコカインやメス(覚醒剤)が異様なまでに蔓延しているので、この系統のドラッグの乱用者によるレイプが膨大にある。被害者は暴力的にレイプされ、場合によっては死ぬまで殴られることもある。

ドラッグ乱用によって引き起こされる「錯乱した状態」の中では、被害者の人権や感情は無視され、自分の欲望を満たすことだけが優先されるのだ。

コカインやメス(覚醒剤)を乱用している男が女性にとってひときわ危険なのは、目の前の男はもはや人間というよりも野獣に近い状況になっているからだ。

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