CATEGORY アフリカ

◆南アフリカで、セックスワーカー依存症になった未成年の連続殺人犯が終身刑に

南アフリカは「世界最悪のレイプ多発国家」と称されることもあるのだが、この治安の悪い国で、2022年に逮捕された19歳の少年がいる。 シフィソ・ムクワナジという名前の男だったのだが、この男は2022年4月から10月の7か月間で、わかっているだけで6人のセックスワーカーを父親の経営する板金工場に誘い込んでは縛り上げ、レイプし、首を絞めて殺害していたのだった。 ムクワナジは殺した女性の遺体を板金工場の庭 […]

◆シエラレオネで蔓延するドラッグ「クッシュ」に含まれていた驚愕の不純物とは

シエラレオネは、西アフリカに位置する小国なのだが、その経済情勢と国の状況は非常に厳しいものとなっている。この国は、豊富な鉱物資源や農業資源を有し、ダイヤモンドや金、鉄鉱石、ボーキサイトなどの一次産品が主要な外貨獲得源となっているのだが、国民の経済情勢は最悪だ。 世界銀行のデータによると、国民の43%が絶対的貧困状態にある。そして、国民の92.7%が1日5.5ドル以下の生活を強いられている。 安全な […]

◆貧しい国の女性にコンドーム教育をしたところでHIV・エイズが防げない理由とは

タイの歓楽街では、ふたたびHIV・エイズ感染者が増えてきている。政府当局は「未成年がコンドームを使わない性行為をするようになったのが原因」と述べているのだが、アンダーグラウンドの男たちが使っているサイトをのぞいてみると、彼らは別の要因を噂している。 今、タイの歓楽街にはアフリカからきたセックスワーカーが、かなり目立つようになってきているのだが、もしかしたら彼女たちも感染拡大の要因のひとつとして上げ […]

◆なぜアフリカでもウガンダ女性だけがこれほど人身売買されるのか、その衝撃の理由

バンコクやパタヤでは多くの黒人女性がストリートでセックスワークをしているのだが、この黒人女性の中にはウガンダからきた女性がやたらと多い。 タイではしばしばこの黒人のセックスワーカーたちが逮捕されているのだが、そのときに報道でも女性の国籍はだいたいが「ウガンダ」となっている。 数年前には39人の黒人女性が逮捕されたのだが、その多くはウガンダ出身だった。同じ頃、パタヤでも12人の黒人女性がストリートで […]

◆リベリアの売春は暴力と表裏一体。なぜこの国の売春は少女売春がデフォルトか?

われわれ日本人にとってアフリカ大陸は非常に遠いところなのだが、そのアフリカ大陸の中で「リベリア」という国があると言われても、それがどこにあるのか、どういう国なのかはまったく無知のはずだ。 リベリアはアフリカの北西にある国で、日本から行くとなると約30時間はかかるような国である。 非常に歴史ある古い国なのはいいが、例によって戦争と虐殺にまみれた国で、現在もアフリカどころか世界で最も開発の遅れている最 […]

◆ブラック・バービー。スーダンという国は驚異的なモデルを輩出する驚異の国

私は褐色の肌の女性が大好きなのだが、それにはもちろん理由があって20歳の頃から東南アジアで褐色の女性たちを大勢見て付き合ってきたことに起因する。 別に私は肌の色で女性を区別したりしないので、白い肌の女性だろうが、褐色の女性だろうが、私を好きになってくれた女性は区別なく好きなのだが、東南アジアで褐色の女性が本当に美しいと心から思った。 私はこういうタイプの女性が好みなのだ。(カーラ・ピン。「そうだ、 […]

◆地獄の内戦。スーダンで起きている内戦で、捕虜が一瞬にして銃殺される瞬間

スーダンと言えば、アフリカで最大の領土を有する国なのだが、多くの日本人はスーダンと聞くと「内戦しかしていない国」のようなイメージがある。 実際、そのイメージ通りだ。1956年にイギリス・エジプトから独立したこの国は、宗教と人種が入り乱れており、そのどれもが紛争の要因となっていた。 まず最初にイスラム教徒とキリスト教徒の紛争があった。そして、イスラム教徒と民族宗教(アニミズム)の紛争があった。そして […]

◆ジンバブエのセックスワーカーが恐れる「制服を着たチンピラ」と現場の荒廃

日本では警察官は曲がりなりにも「正義の味方」であるが、日本から一歩出るとそれがそうではなくなってしまうことが往々にしてある。特に途上国では、警察官というのは「制服を着たチンピラ」扱いされていることもある。 ムガベ独裁や超ハイパーインフレで有名なアフリカのジンバブエもまた、警察官は同様だった。 2023年2月1日。ジンバブエ女性議会幹部会にて、何人かの匿名セックスワーカーが「警察官が無料のセックスを […]

◆ウガンダの売春地帯の光景。ウガンダが売春ビジネスの集積地と化した理由とは?

日本人はウガンダと聞いても、それがどういう国なのかまったくイメージがない。アフリカにある国だ、ということは分かっていても具体的にウガンダがアフリカのどのあたりに位置するのかも正確に言い当てることができる人は少ないだろう。 日本にとってウガンダというのは、それほど遠い国である。 私自身もアフリカには一度も足を踏み入れたことがないので、ウガンダという国は「遠い国」ように感じる。ところが、私はウガンダの […]

◆世界の無関心の中で再び南スーダンで大虐殺が起きるのか?

国連事務総長、潘基文は2016年12月19日、「南スーダンでジェノサイド(民族大量虐殺)が始まる可能性がある」と分析し、「対策を取る必要がある」と訴えた。 南スーダンは2013年からキール大統領と副大統領が政治的に対立して、互いに支持者を煽り立てて相手側を殺戮するように煽り立て、激しい内戦が勃発して現在に至っている。 副大統領側はこれによって明確な「反政府組織」と化して、他の反政府組織と連携し、政 […]

◆ケニア・ナイロビで、売春する女に辿り着けない理由とは

ケニアが白人たちの売春観光の目的国になっていることは以前にも取り上げた。(ケニア「モンバサ」が抱える少女売春とは別の闇とは何か?) ヨーロッパのハイエナにとって、東南アジアは地理的に遠いところだが、ケニアは東南アジアに行くよりも近い。 東南アジアのビーチとセックスワーカーを目的とするヨーロッパの男たちにとっては、距離的に言えばケニアもまた選択肢に入る。だから、モンバサにセックスに関する闇が生まれた […]

◆呪術と迷信で、手足を切り刻まれるタンザニアのアルビノたち

2013年2月16日、アフリカ・タンザニアでひとりの少年が学校帰りの途中、ナタを持った3人の男に襲われて腕を切り落とされ、その腕を持ち去られた事件があった。 その7歳の少年は普通のアフリカの少年とはまったく違う外観をしていた。白い肌、白い髪。先天性白皮症(アルビノ)だったのである。 アルビノとは先天的に皮膚や髪のメラニン色素がないか、もしくは極小の病気を指す。したがって、黒人やアジア人でアルビノと […]

◆なぜ、ブラジルの売春地帯にアフリカの少女がいるのか?

ブラジルが世界最大の少女売春のメッカになりつつあるのは、以前にも書いた。(9歳の少女が売春する、ブラジルの「地獄のハイウェイ」) ブラジルの問題は、貧富の差があまりにも激しすぎて麻薬も売春もまったく駆逐できる気配がないことに尽きる。 どんなに経済成長しているように見えても、それは一部の中産階級を富ませるだけで、貧困層にはまったく富が降りてこないのである。 その結果、貧困層の男たちはギャングやマフィ […]