一般

心理

占い師が権力の中にいる国タイ。権力者は彼らを利用しているのかもしれない?

タイ人は占いが大好きで、それは単なる娯楽ではないようにも見える。ほとんどの国民が占いに厚い信頼を寄せており、社会的地位が高く教養のある人間でさえ、投資判断、事業の開始、赤ちゃんの名前まで占い師に相談する。それは合理的ではないように見えるが、...
東南アジア

ホルムズ封鎖が直撃で、東南アジア全域が苦境に。中でも最悪な国はフィリピンだ

フィリピン政府は現在、ジプニーや三輪タクシーなど公共交通の運転手に対して燃料費補助の現金支給をおこなっている。これは庶民の足を守る施策として正しいが、対象が広がるほど財政負担は雪だるま式に膨らむ。財政の耐久力がそもそも格段に低い。そこに、中...
鈴木傾城

【新刊】爆風・灼熱・切腹〜実録!加藤紘一邸を焼き討ちした男、堀米正広

無事、5月1日より発売されました!改めてこちらに上げておきます。堀米正広氏の人生がどうだったのか、そして加藤紘一に対する政治テロはどのように行われたのか、微に細を入れて書かれたのが本書です。知られざる右翼人の人生を描きました。今後も政治テロ...
貧困・格差

年金に対する国民の不信。約675万人が本来の保険料を全額納めていない状態だった

国民年金は、所得の多寡にかかわらず一定の額を納める「定額制」を採用している。この仕組みそのものが所得の低い層を追いつめている。富裕層なら月額1万7,920円なんかゴミか埃のような値段に見えるかもしれない。しかし、月収が低いと食費や住居費を削...
東南アジア

東ティモールは石油が尽きて崩壊か。貧困・腐敗・若者の怒りが交差する絶望国家

2002年にインドネシアから独立した世界で最も新しい国のひとつ東ティモールは経済苦境にあえいでいる。多次元貧困率は約42%、5歳未満の子供に至っては、47.1%が発育不全で慢性的な栄養不足による低身長状態になっている。国民の27%は現在も食...
病み

新興薬物。エトミデート、合成カンナビノイド、パラフルオロフェンタニルの台頭

「新しい薬物」が既存の薬物と入れ替わる形で台頭している。エトミデート、合成カンナビノイド、パラフルオロフェンタニルがそうだ。これらのドラッグは合成薬物であり、規制がかけられたらすぐに化学構造を変更して別のドラッグを作り出すことができる。今の...
貧困・格差

アルミ缶回収という絶望労働。アルミ缶1本あたりの価値は約2円から3円程度だった

新宿歌舞伎町でアルミ缶を回収している人を見た。アルミ缶を平らにつぶす作業をしていた。このビジネスはワリが合わないものであるのは以前から聞いている。アルミ缶の回収ひとつでも、その流通過程を見れば、効率と資本を握る側に価値が集中する構造が明確に...
東南アジア

国家石油備蓄が未整備のフィリピン、イラン攻撃で東南アジアでも際立つダメージ

フィリピンは日本のような本格的な国家石油備蓄は存在しない。存在するのは主に民間企業が保有する在庫であり、国家として長期間を支える戦略備蓄は整備されていない。長期的な供給ショックに対応する設計ではないので、あと1か月もこのような状況が続けばフ...
貧困・格差

インフレで厳しい時代に。路頭に迷わないためにしなければならない10項目とは?

今の時代は、社会からはぐれて「野良犬」のように生きている人間だけでなく、普通に暮らしている人たちですらも経済的に追い込まれてしまうような厳しい時代でもある。いったん住所を失うようなことになると再建も想像以上に大変になる。路頭に迷わないために...
自然破壊

「掃除する」「片付ける」というのは、人生を変えるほど重要なことだった

トヨタの強さの秘密は莫大な研究費をかけているとか、天才が強烈なイノベーションを起こしているとか、他社を追い抜く画期的な発想があるとか、そういったものではなく、「5S」を徹底していることだった。その「5S」は何でもない道徳訓のようなものなのに...
心理

すでに、あなたを「敵」だと認定している人間がどこかに存在しているのだ

私たちは誰かを「敵」だと認識すると同時に、敵もあなたを「敵」だと認識する。人間社会において敵対関係は例外ではなく普通のことである。この中で生きるためには、「敵をなくそうとする理想論」では無理だ。敵対は避けられないという前提に立つ必要がある。...
東南アジア

フィリピンの裏経済を支える闘鶏(サボン)。この賭博で34人以上が行方不明?

国外にはあまり知られていないが、フィリピンでは闘鶏(サボン)がひとつの産業になっていて、鶏の飼育者、トレーナー、代理賭博者、運搬係、ブックメーカーなど役割は細分化され雇用規模はかなり大きいのだ。都市部には「コロシアム」と呼ばれる数千人収容の...
一般

大注目だったタイ総選挙。若者が支持する「国民党」が勝てなかった理由とは?

今回のタイ総選挙では若者に熱狂的支持されていた「国民党」が第一党になれるのかどうかが見どころだった。だが、世論調査でも高い支持率を示していた「国民党」は第一党になれなかった。結局、勝ったのは「タイの誇り党」である。なぜ、そうだったのかは、都...
東南アジア

ペムルン(ゴミ拾い)で生きる人々。世界でも最悪のゴミ問題を抱えるインドネシア

ちょうど私がインドネシアを足しげく通っていた頃、この国でも即席食品、小分け包装、安価なプラスチック容器が全国に広がり、廃棄物の量は急増していった。ここで貧困層は「拾えば売れる資源」に気づいた。それがペムルン(ゴミ拾い:廃棄物ピッカー)の誕生...
心理

期待されると足かせになる。期待されなければやりたい放題やる自由が生まれる?

期待されすぎていくと、本人には重い足かせのようになっていく。成果は評価ではなく「できて当たり前」の前提になり、役割は選択肢ではなく「やるべき義務」になる。できたことは評価されず、できなかったことだけが問題視される。その点、期待されない人は楽...
東南アジア

低所得国の約6割が債務の深刻なリスク。その中でも一番危険視されている国とは?

新興国の債務は着実に積み上がっている。これについては、ほとんど注目されていないが、危機を誘発するファクターとして注視すべき出来事かもしれない。というのも、最近は投資家の資金も多くが新興国に流れているからだ。リスクの高い投資対象になるかもしれ...
東南アジア

偽造パスポート1冊1000万円。バンコク近郊で「精巧すぎる偽造」が摘発されていた

偽造パスポートで別人の身分を手に入れても、平穏に暮らせるはずがない。いつそれが偽造とバレるかはわからない。パスポートの偽造先が別人だったら、その別人が「パスポートを失くした」と思って再発行手続きをしたらすぐにバレる。しかし、それでも偽造パス...
貧困・格差

強制執行、約3万8000件の衝撃。住居を失って絶望する人間の自暴自棄が事件を呼ぶ

世の中には、誰でも要領良く生きていけるわけではない。家賃が払えなくなって、強制執行を受ける人間もいる。強制執行は約3万8000件もあり、一日100件のペースで起きているというデータもある。住居を失うというのは社会から見捨てられるということで...
社会

死刑制度は正しい。この制度はそのまま継続し迅速に執行するのが正しいあり方

「死刑は野蛮であり残酷であるから廃止すべきだ」という声もある。これは視点がおかしい。残虐な凶悪犯はそれ相応の罪を犯したわけだから、むしろ加害者の存在そのものが野蛮であり、残酷なのだ。きちんと法に則って死刑に処せられるというのは秩序に則ってい...
東南アジア

シンガポールの住宅高騰は解決できない?成功しているがゆえに抱えるジレンマ

シンガポールの国土の狭さはいかんともしがたいものがある。国なのに東京23区とか淡路島と同じくらいの大きさでしかない。土地供給に物理的な天井がある。周辺に郊外を広げる余地がない。この小さな国が経済成長すると、土地価格が恒常的に上がっていくのは...
東南アジア

ゴールドの売買が株式市場の6倍規模のタイ。それが原因でバーツ高が止まらない?

タイの通貨バーツが上がっている。今や1バーツ5円超えが常態化している。タイの人々はゴールドが好きだ。バンコクの中華街に行けば「銀行」ではなく「金行」があって、24金が保証書つきで売っている。ゴールドの売買は日常に溶け込んでいるのだ。ここにゴ...
ライフスタイル

健康は維持するものではなく、投資によって性能を引き上げる対象へと変質した?

一部の人のあいだでは、自分の身体や脳を「投資資本」の対象と考えるのは競争社会における合理的な選択として受け入れられている。これらの高度な管理や最適化は、誰にでも等しく開かれているわけではない。カネと情報を持つ者だけが次の段階へ進む。そのよう...
貧困・格差

アポロフォビア(貧困嫌悪)が広がる将来の日本社会はどういう状況になるのか?

今の社会では、人格ではなくカネが人間の判断基準となる。どれだけ稼ぎ、どれだけ消費し、どれだけ社会に利益をもたらすか。それが人間の評価軸になっている。この評価軸の中では、貧困層はきわめて不利な立場に置かれる。いずれは「軽蔑」の目で見られるよう...
一般

景気が悪化したら途上国では暴動が起きて、先進国では政権が倒れるのが常識?

途上国では若年層人口も多い。途上国では人口の中央値年齢が20代前半という国が珍しくない。失業中で、将来展望を持てない若者が大量に存在すると、抗議デモもしばしば暴動化する。一方で先進国では暴力よりも政権が倒れる形でそれが表出する。それが今まで...
アメリカ

アメリカは「世界の警察官」から「世界の暴力団」へ。今後、世界はどう動くか?

トランプ政権下のアメリカは「世界の警察官」から「世界の暴力団」への変貌といってもいい。国家の行動様式が変わった。いずれ、通貨、金融、同盟、企業活動に影響が波及していくだろう。今のアメリカでは水面下で「アメリカ離れ」が加速していくのは避けられ...
一般

『鈴木傾城のディープナイト』ポッドキャストを新たに始めることにしました

改めまして、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年早々、みんかぶのほうで『アジアの暗黒街で愛を探した男』の連載を始めさせて頂きました。パッポンのマイも、この連載記念特典として全文を掲載しております。お楽し...