一般

心理

すでに、あなたを「敵」だと認定している人間がどこかに存在しているのだ

私たちは誰かを「敵」だと認識すると同時に、敵もあなたを「敵」だと認識する。人間社会において敵対関係は例外ではなく普通のことである。この中で生きるためには、「敵をなくそうとする理想論」では無理だ。敵対は避けられないという前提に立つ必要がある。...
東南アジア

フィリピンの裏経済を支える闘鶏(サボン)。この賭博で34人以上が行方不明?

国外にはあまり知られていないが、フィリピンでは闘鶏(サボン)がひとつの産業になっていて、鶏の飼育者、トレーナー、代理賭博者、運搬係、ブックメーカーなど役割は細分化され雇用規模はかなり大きいのだ。都市部には「コロシアム」と呼ばれる数千人収容の...
一般

大注目だったタイ総選挙。若者が支持する「国民党」が勝てなかった理由とは?

今回のタイ総選挙では若者に熱狂的支持されていた「国民党」が第一党になれるのかどうかが見どころだった。だが、世論調査でも高い支持率を示していた「国民党」は第一党になれなかった。結局、勝ったのは「タイの誇り党」である。なぜ、そうだったのかは、都...
東南アジア

ペムルン(ゴミ拾い)で生きる人々。世界でも最悪のゴミ問題を抱えるインドネシア

ちょうど私がインドネシアを足しげく通っていた頃、この国でも即席食品、小分け包装、安価なプラスチック容器が全国に広がり、廃棄物の量は急増していった。ここで貧困層は「拾えば売れる資源」に気づいた。それがペムルン(ゴミ拾い:廃棄物ピッカー)の誕生...
心理

期待されると足かせになる。期待されなければやりたい放題やる自由が生まれる?

期待されすぎていくと、本人には重い足かせのようになっていく。成果は評価ではなく「できて当たり前」の前提になり、役割は選択肢ではなく「やるべき義務」になる。できたことは評価されず、できなかったことだけが問題視される。その点、期待されない人は楽...
東南アジア

低所得国の約6割が債務の深刻なリスク。その中でも一番危険視されている国とは?

新興国の債務は着実に積み上がっている。これについては、ほとんど注目されていないが、危機を誘発するファクターとして注視すべき出来事かもしれない。というのも、最近は投資家の資金も多くが新興国に流れているからだ。リスクの高い投資対象になるかもしれ...
東南アジア

偽造パスポート1冊1000万円。バンコク近郊で「精巧すぎる偽造」が摘発されていた

偽造パスポートで別人の身分を手に入れても、平穏に暮らせるはずがない。いつそれが偽造とバレるかはわからない。パスポートの偽造先が別人だったら、その別人が「パスポートを失くした」と思って再発行手続きをしたらすぐにバレる。しかし、それでも偽造パス...
貧困・格差

強制執行、約3万8000件の衝撃。住居を失って絶望する人間の自暴自棄が事件を呼ぶ

世の中には、誰でも要領良く生きていけるわけではない。家賃が払えなくなって、強制執行を受ける人間もいる。強制執行は約3万8000件もあり、一日100件のペースで起きているというデータもある。住居を失うというのは社会から見捨てられるということで...
社会

死刑制度は正しい。この制度はそのまま継続し迅速に執行するのが正しいあり方

「死刑は野蛮であり残酷であるから廃止すべきだ」という声もある。これは視点がおかしい。残虐な凶悪犯はそれ相応の罪を犯したわけだから、むしろ加害者の存在そのものが野蛮であり、残酷なのだ。きちんと法に則って死刑に処せられるというのは秩序に則ってい...
東南アジア

シンガポールの住宅高騰は解決できない?成功しているがゆえに抱えるジレンマ

シンガポールの国土の狭さはいかんともしがたいものがある。国なのに東京23区とか淡路島と同じくらいの大きさでしかない。土地供給に物理的な天井がある。周辺に郊外を広げる余地がない。この小さな国が経済成長すると、土地価格が恒常的に上がっていくのは...
東南アジア

ゴールドの売買が株式市場の6倍規模のタイ。それが原因でバーツ高が止まらない?

タイの通貨バーツが上がっている。今や1バーツ5円超えが常態化している。タイの人々はゴールドが好きだ。バンコクの中華街に行けば「銀行」ではなく「金行」があって、24金が保証書つきで売っている。ゴールドの売買は日常に溶け込んでいるのだ。ここにゴ...
ライフスタイル

健康は維持するものではなく、投資によって性能を引き上げる対象へと変質した?

一部の人のあいだでは、自分の身体や脳を「投資資本」の対象と考えるのは競争社会における合理的な選択として受け入れられている。これらの高度な管理や最適化は、誰にでも等しく開かれているわけではない。カネと情報を持つ者だけが次の段階へ進む。そのよう...
貧困・格差

アポロフォビア(貧困嫌悪)が広がる将来の日本社会はどういう状況になるのか?

今の社会では、人格ではなくカネが人間の判断基準となる。どれだけ稼ぎ、どれだけ消費し、どれだけ社会に利益をもたらすか。それが人間の評価軸になっている。この評価軸の中では、貧困層はきわめて不利な立場に置かれる。いずれは「軽蔑」の目で見られるよう...
一般

景気が悪化したら途上国では暴動が起きて、先進国では政権が倒れるのが常識?

途上国では若年層人口も多い。途上国では人口の中央値年齢が20代前半という国が珍しくない。失業中で、将来展望を持てない若者が大量に存在すると、抗議デモもしばしば暴動化する。一方で先進国では暴力よりも政権が倒れる形でそれが表出する。それが今まで...
アメリカ

アメリカは「世界の警察官」から「世界の暴力団」へ。今後、世界はどう動くか?

トランプ政権下のアメリカは「世界の警察官」から「世界の暴力団」への変貌といってもいい。国家の行動様式が変わった。いずれ、通貨、金融、同盟、企業活動に影響が波及していくだろう。今のアメリカでは水面下で「アメリカ離れ」が加速していくのは避けられ...
一般

『鈴木傾城のディープナイト』ポッドキャストを新たに始めることにしました

改めまして、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年早々、みんかぶのほうで『アジアの暗黒街で愛を探した男』の連載を始めさせて頂きました。パッポンのマイも、この連載記念特典として全文を掲載しております。お楽し...
ブラックアジア書籍

◆【連載記念特典】パッポンのマイ。なぜ自分はここまで堕ちたのかと、涙した

連載記念特典! この内容は『ブラックアジア 売春地帯をさまよい歩いた日々 タイ編』の中から「パッポンのマイ」を〝全編〟掲載しています。『アジアの暗黒街で愛を探した男』で登場したマイは彼女のことです。会員の方はぜひお読みください。二十歳《はた...
一般

今年最後の投稿。今年はいろいろありました。2026年もよろしくお願いいたします

ブラックアジアも、今年最後の投稿となります。今年は心臓の手術を3回もおこなう激動の年になり、体重も14キロも落ち、体力も激減して肉体的には大変な年だったのですが、特に滞りなくブラックアジアも続けることができて良かったです。心臓の問題について...
戦争

隣国憎悪はますます燃え上がる。情報量の増加によって対立は先鋭化されていく

隣国憎悪は、どこにでもある。相手がこちらに憎悪を向けているのであれば、こちらも相手に憎悪を向けることが自国の防衛となる。相手に憎悪を向けられて暴力を向けられてもヘラヘラしていたら国が滅びてしまう。憎悪には憎悪で立ち向かうことで自国が守られる...
東南アジア

タイ語とクメール語の語感は違ったが、言葉が統合されることはないと気づいた日

タイ語とクメール語(カンボジア語)はまったく違う。あるとき、カンボジアの女性の、話すささやくようなクメール語に惹かれたこともあったのだが、それはタイ女性の話すタイ語では感じたことのないような語感だった。そしてタイ語とクメール語の違いのことに...
インド圏

バングラデシュ混乱。腐敗したハシナ元首相を叩き出した学生運動家が暗殺される

バングラデシュでふたたび大きな暴動が起きている。言うまでもないが、バングラデシュの混乱は一過性ではない。そう言い切れる理由は明確だ。バングラデシュでは政治・社会・制度の各層にまたがる不安定要因が同時に存在して絡み合っているのだ。今後もバング...
心理

自分が超人ではないことを知り、かと言ってダメなわけではないことも知っておく

夢を見すぎてバランスを崩してはいけない。自分が超人ではないことを知り、かと言ってまったくダメなわけではないことも知り、その上でできる限りの可能性を探っていく。そうやって現実を直視して生きるのは役に立つのだ。きちんと現実を直視する能力が自らを...
一般

社会状況が悪化した際の「不必要な絶望」を避ける上で知っておくべきこととは?

「自分がどこまでのダウングレードなら心理的に耐えられるのか」を知らずにいると、現実がそれを超えた瞬間、耐久力が尽きる。だから、したたかに生き延びるためにも、まずは自分自身の最低ラインを把握しておく必要がある。それを知っておけば、何かあったと...
多文化共生

日本人は、まだ「国がなくなるかもしれない」と思うところには至っていない?

日本人は、国民や民族がどんなに危機に瀕しても国は残ると勘違いしているのかもしれない。だが、国内の政治的混乱や衝突、周辺国の侵略、戦争、飢餓や伝染病や高齢化による人口の減少、天災などの国土の破壊などのさまざまな理由で、「国」という巨大な存在で...
貧困・格差

健康寿命を失い、貯金もなく、年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く

年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く。もし、60歳になった時点で老後を支えるだけの資産が十分にあると思ったら、それは幸せなことである。もし、そうではなかったらどうしたらいいのか。そのときは「幸せを感じるダウングレード」を模索すべきで...
東南アジア

タイに君臨する東南アジア最大級の財閥「チャロン・ポカパン・グループ」とは?

タイでコンビニと言えば、セブンイレブン一強である。現地では「セウェンイレウェン」と呼ばれているのだが、とにかくどこにでもセブンイレブンがあって、砂糖入りの緑茶なんかがずらりと置かれている。このセブンイレブンは東南アジア最大級の財閥チャロン・...