CATEGORY 一般

IQが高くても成功できない理由。クローズアップされている非認知能力とは何か?

アンダーグラウンドでいろんな人と接していると、頭が良く、かなりIQが高いと思われるのに、社会の底辺に向かって転がり落ちていく人がいることに気づく。IQが高くても成功できない人がいる。最近、こうした人たちの研究から、「非認知能力」がクローズアップされるようになりつつある。(鈴木傾城)

時代はどんどん変わっていく。「最近は生きにくい」と思ったら注意したほうがいい

「今までと変わらず普通に暮らしているのに、どういうわけか最近は生きにくい」というのは、時代に取り残されてしまったところに原因があることも多い。「自分の立ち位置」が時代に合うかどうかだけで人生は180度違ってくる。定期的に自分の立ち位置を考えるのはとても重要なことだ。(鈴木傾城)

孤立したローンオフェンダーの犯罪。ターゲットは特定の個人ではなく「コレ」だ

ローンオフェンダー(単独犯罪者)の起こす事件は、「自分は社会から受け入れられていない」「自分は価値のない存在だ」といった被害妄想や劣等感が裏にある。そうした感情が心の中で鬱積し、内面で怒りが増幅して最後に爆発する。すべての人間に対する敵意、極度の絶望からくる破壊衝動がそこにある。(鈴木傾城)

マニラの排水溝から這い出してきた女性の写真がフィリピンの貧困を浮き彫りに

マニラ首都圏は、人口約1400万人が暮らす巨大都市なのだが、その活気ある都市風景の裏側には、数えきれないほどのホームレスや路上生活者が存在している。最近、フィリピンではひとりの女性が排水溝から這い出してくる際の写真が出まわって人々に自国の貧困の深刻さを再確認させた。(鈴木傾城)

タイで救出された78歳のイギリス人のホームレスは名門大学卒業のエリートだった

タイで78歳のイギリス人のホームレスが保護されている。彼の身元を確認したNPO団体は驚きを隠せなかった。彼はローズ奨学金を得てイギリスの名門・オックスフォード大学で学んだエリートで、一時期は大きな事業も成功させていた人物だったからだ。見る影もない転落ぶりだった。(鈴木傾城)

学歴社会は特権階級にとって素晴らしい社会。なぜなら学歴はカネで買えるから

学歴が高ければ高いほど社会的に優遇され、そこから特権にアクセスできるようになる。だから富裕層がカネでそれを買う仕組みが裏側にあり、彼らの子供たちは馬鹿に見えてもみんな素晴らしい学歴である。学歴も「カネで買える」というのが現実で、それを享受する人間たちがいる。(鈴木傾城)

後発開発途上国の全員が不幸ではないし、先進国の人々がみんな幸福でもない?

国連が発表しているデータに「後発開発途上国」のリストにカンボジアが載っている。カンボジアはずいぶん豊かになったように見えるのだが、国連から見るといまだに後発開発途上国らしい。もっとも、後発開発途上国の全員が不幸だというわけでもないし、先進国の人々がみんな幸福でもない。(鈴木傾城)

なぜ、こんなにこじれるのか。パプアの独立運動がこれからも延々と続く理由とは

世界の誰もが知らないし、関心も持たない紛争が「パプア独立紛争」だ。去年あたりから、「TPNPB(パプア民族解放軍)」が動きを活発化させてきている。パプアはパプア人の土地だが、インドネシア政府は騙し討ちのような住民投票でこの土地を奪い取った。なぜインドネシアはパプアが欲しかったのか?(鈴木傾城)

驚異的な潜在能力を持った人も、ゾーンに入ることもできずに幕切れになる理由

天才は、まず最初に自分が没頭できる分野を正しく選んでいた。好きなこと、関心のあること、面白いと思っていることに関しては、誰でも容易に「ゾーンに入る」ことができる。だが、誰でも好きなことをやっていたらゾーンに入れるわけではないというのも事実である。むしろ、集中力が常に削がれ、ゾーンに入れない人の方が多い。(鈴木傾城)

史上最悪だったエルサルバドルの治安をナジブ・ブケレ大統領はどう解決したか?

エルサルバドルは、長年にわたってMS-13やバリオ18といった凶悪ギャングの縄張り争いが絶えず、かつては10万人あたり100件を超える世界有数の殺人発生率を記録していた。驚いたことに、その無法地帯をナジブ・ブケレ大統領は人権無視の逮捕・投獄で、いまや「西半球でもっとも安全な国」にした。(鈴木傾城)

低所得層は小麦、中流はカリフォルニア米、上級国民だけが日本の米を食べる時代?

東南アジア・南アジアで食べられている米はあふれかえって価格は暴落しているのに、日本は米が足りなくて暴騰している。しかし、アジアのインディカ米は日本人の大半は食べない。とすれば、「低所得層は小麦、中流はカリフォルニア米、上級国民だけが日本の米を食べる時代」を生むのかもしれない。(鈴木傾城)

インドとパキスタンの対立。最悪の場合、両国対立の最終的な結末は「核戦争」に

80年にも渡って、解決不能の宗教対立・国家対立・領土対立で憎悪を募らせているのがインドとパキスタンである。現在、そこに水問題という対立も加わることで、両国間の対立はより複雑で危険な様相を呈するようになった。両国は核兵器を保有している。最悪の場合、両国対立の最終的な結末は「核戦争」になる。(鈴木傾城)

タイ人の健康破壊。もともと高塩分・調味料まみれの料理にジャンクフードまで定着

知っている人は知っていると思うが、タイの飲み物は死ぬほど甘い。一口で歯が溶けるのではないかというくらい甘い。日本人の中には「とても飲めない」という人もいる。おまけにタイの料理は極度に味が濃かったりする。タイではそこにジャンクフードも定着した。それで、タイ人の健康が破壊されている。(鈴木傾城)

無能な政治で「貧困化させられる」社会になったので考えなければならないこと

貧困は静かに人々の人生を破壊する「がん」のような存在でもある。悪いことに、今の日本では慢性的に貧困が広がり、経済格差が拡大していこうとしている。社会の分断も進む。無能な国会議員に期待しても助けてくれない。彼らが国民を貧困化している元凶なので期待するだけ無駄だ。(鈴木傾城)

カネがないからカネを借りるのに、カネがない人間ほど高い金利を科せられる現実

消費者金融でカネを借りている人の利用目的で多いのは「生活費の補填」だった。消費者金融で借りれば、年間にして18%近く、あるいはそれ以上の金利が乗せられる。カネがないからカネを借りるのに、皮肉なことにカネがない人間ほど高い金利を科せられる。厳しい現実だ。(鈴木傾城)

ギャンブル23種類を合法化して、ギャンブル依存の外国人のカネを狙うタイ政府

タイの歴史や祭りで外国人のカネを吐き出させ、歓楽街のセックスで外国人のカネを吐き出させ、マリファナで外国人のカネを吐き出させていたタイ政府だが、今度はギャンブルを合法化して、これで外国人のカネを吐き出させるつもりだ。タイ政府は外国人にカネを吐き出させるためには見境がない。(鈴木傾城)

かたくなだったタイ政府が、とうとうヘビ輸出を34年ぶりに解禁した理由とは?

タイ国内では長年ヘビの不法取引が横行している。タイ当局は、毎年のように野生動物を救出しているのだが、その中にはヘビも多数含まれている。たとえば、バンコクの空港でもスーツケースにつめられたニシキヘビ11頭が押収されている。外国に持っていけば高く売れるので密輸する。(鈴木傾城)

とにかく浪費をとめられない人が、「買いまくりたい」という欲望を消す方法

現金がなければ物欲も低下しそうな気もするが、実際はそうでもない。現金がなければないほど「欲しくても買えない」という消費に対する飢餓感が膨れ上がってしまって、より買いたくなってしまうからだ。飢えているときにスーパーに行けば無駄な食品を買いすぎるのと同じだ。(鈴木傾城)

落とし穴がそこら中にあふれる現代では「疑う」ことができる人間しか助からない

2023年の上半期に検挙された特殊詐欺の「受け子」「出し子」など実行役の経緯は、「SNSからの応募」が46.9%を占め、約半数にのぼるというデータもある。求人募集の中にはわざわざ「詐欺ではありません」「危険な仕事ではありません」などと書かれているものもある。それが詐欺だ。(鈴木傾城)

イエメンはこれから世界最悪の人道危機が起こり、国家存続の危機に突入していく

イエメンは、もともとそんなに豊かな国ではない。2015年から延々と続く内戦が経済とインフラを壊滅させてしまっている。そこにきてアメリカの空爆もある。今、国連は「世界最悪の人道危機が起こる可能性が高い国」として、イエメンに注視している。地獄絵図がイエメンで発生する可能性がある。(鈴木傾城)

インドは深刻化する水危機。この国は水で危機に陥る大国となるのかもしれない

インドの人口は2023年時点で約14億人に達し、すでに世界最大の人口を抱える国となっている。すでに大都市圏では水需要が急増して、水の供給インフラの整備が需要の増加に追いつかず、多くの都市で深刻な水不足が発生している。それに対応できていないのがインド政府である。(鈴木傾城)

1 27