一般

書籍

◆デリヘル、出稼ぎ、ソープ。新刊『限界ヒリヒリ』の著者*曼荼羅*さん(2)

前編はこちら!*曼荼羅*さんは33歳で風俗業界に足を踏み入れているのだが、最初に選んだのは、デブ専のデリヘルだった。面接は3か所回り、最も「アットホームそう」な店に決めた。もちろん、初めての業界で正解が分かるはずもない。面接で「私、ゴムの付...
貧困・格差

貧困が放置されたので若者は追いつめられ、私たちもいつか被害者になってしまう

1990年のバブル崩壊で始まった就職氷河期は、若者を「負け組」と切り捨て、貧困を30年以上も放置してきた。結局、「負け犬」と化した若者たちは衝動殺人を行うようになり、今では闇バイトで強盗と殺人をするようになった。追いつめられ「無敵の人」とな...
書籍

◆「趣味は借金、特技は返済」新刊『限界ヒリヒリ』の著者*曼荼羅*さん(1)

『続・おちぶれ続けるデブ女の赤字返済日記(死ぬまで生きるフリーランス風俗嬢のブログ)』という有名なブログを運営している女性がいる。*曼荼羅*(まんだら)さんだ。このブログは彼女の風俗時代の本音などがぶちまけられている内容なのだが、私がその存...
貧困・格差

見えない2000万人の貧困。私たちと同じ格好をした人たちが人知れず苦しんでいる

日本の貧困線は127万円だ。この水準を下回る人間は、およそ2000万人いる。だが、街を歩いても、その姿は見えない。誰もがそれなりの服を着て、それなりのスマートフォンを持っている。飢えていないから見えず、服装が同じだから見えず、本人が語らない...
一般

◆ソープランドは経営者にとって、あまりにもリスクが高すぎるビジネスになった

ソープランドという業態は、長いあいだ日本の風俗の中で別格の位置を占めてきた。1985年の風営法改正で店舗型の新規出店が原則として認められなくなり、それ以降は既存の店だけが営業を続けている。新規参入がない以上、生き残った店は自動的に希少価値を...
東南アジア

タイの農家の82%以上が借金を抱えている。もはやタイ農業は持続不可能なのか?

タイは世界有数のコメ輸出大国でありながら、農家の82%以上が借金を抱えている。国全体の貧困率は劇的に改善した一方、貧困層の79%は今も農村に取り残されている。政府はこれまで13回の債務救済策を打ってきたが農家の借金は減る兆しがない。もはやタ...
貧困・格差

地獄はこれから。厚生年金をもらえない高齢層は、長い老後を生きていけるのか?

厚生年金に加入せず、国民年金のみで老後を迎える人は少なくない。国民年金の満額受給者が手にするのは月7万円前後。これは40年間一度も欠かさず保険料を納めた場合の金額であり、免除や未納の期間があれば当然減っていく。実際の国民年金の平均受給額は月...
事件

社会から完全に排除!自分の銀行口座を売るのは人生最大の致命的な過ちとなる

口座の売買・譲渡は犯罪収益移転防止法28条違反であり、有償無償を問わず処罰される。長らく法定刑は1年以下の懲役または100万円以下の罰金だったが、2026年7月10日から罰則が引き上げられた。自分の銀行口座を売るくらい何ともないと思っている...
インド

高い経済成長率を誇っているはずのインドが、不穏なことになってきた理由とは?

インドの株式市場は2026年に入ってから一気に下落の基調となり、街では失業者が増えている。そして、「害虫」の仮面をかぶった若者たちが声を上げて、政府に抗議運動を続けている。世界最大の人口を抱え、次の経済大国として期待を集めてきたはずのインド...
インド圏

◆インドのストリート・チルドレンと修正液依存。なぜ大半が依存症になるのか?

インドもドラッグ汚染が深刻な国である。ドラッグと言えば、多くの人はヘロインや覚醒剤、あるいはマリファナを思い浮かべる。だが、デリーやムンバイの路上で生きる子供たちにとって、もっとも身近な「クスリ」はそうした非合法のドラッグではない。文房具店...
自然破壊

地獄のベネズエラ。地震でどん底に落とされるのは「これ」を持っていない者?

2026年6月24日の夕方、ベネズエラは大地震に見舞われた。地震前から、この国の国民はすでに限界まで追い詰められていた。2025年の年間インフレ率は475.3%を記録し、2017年11月以降つづくハイパーインフレは収まっていない。マドゥロ政...
東南アジア

タイ人は62.44%が債務を抱えている?ホアヒンの飛び降り自殺から見る借金苦の裏

タイ南部ホアヒン市内のホテルで、43歳の男性と29歳の妻が飛び降り自殺している。家計は借金まみれで自転車操業になっていて、精神的に追いつめられていた。この事件は、多くのタイ人にとっては他人事ではないものだった。タイでは借金の債務に苦しむ世帯...
貧困・格差

「頑張れば報われる」という言葉の残酷さが分かる人は心が優しい人なのだと思う

実のところ、「頑張れば報われるというのは嘘だ」と、多くの人が心の奥底で薄々感じているはずだ。なぜなら、社会でいろんな経験をすると、自ずと報われない経験も重ねるからだ。それでも、「頑張れば報われる」という言葉は呪縛のように人々を縛っている。(...
貧困・格差

これからも一家心中は続く。親は、絶望のために子供を道連れにすべきではない

「追い詰められた親」への追いつめられた状況は理解できるのだが、だからと言っても子供を道連れにするという決断は許されるものでもない。社会的には、このあたりで「死ぬことはないんだ」という強いメッセージと対策を出さないといけない時期に来ているよう...
東南アジア

インドネシアが途上国に転落する日。プラボウォ政権が壊しつつあるものとは?

インドネシア経済が暗転している。これは単純な景気悪化ではない。投資家たちが恐れているのは、インドネシアが1997年から1998年のアジア通貨危機を経て、血の滲む思いで構築してきた「財政規律」と「中央銀行の独立性」が、現在のプラボウォ・スビア...
東南アジア

ウタン・ナ・ローブ。フィリピン女性と結婚する日本人男性が知っておくべき概念

子供の貧困が定着した日本では廃れつつあるが、「仕送り」という文化はあることはある。しかしフィリピンのそれは性質が異なる。フィリピンの送金要求は、どこまでも終わりがないのだ。そして、子供たち(特に長女)は必死になってそれに応えようとする。「ウ...
貧困・格差

「貧困との戦い」に勝てると思ったのか?貧困は今後も消えることは絶対にない

貧困撲滅は最初から不可能だった。世界の所得の83%を上位20%が独占し、下位20%はわずか1%。富と貧困は同じコインの表裏であり、片方だけを消すことは誰にもできない。世界銀行も「2030年までの極度貧困撲滅は達成不可能」と認めた。貧困は今後...
心理

占い師が権力の中にいる国タイ。権力者は彼らを利用しているのかもしれない?

タイ人は占いが大好きで、それは単なる娯楽ではないようにも見える。ほとんどの国民が占いに厚い信頼を寄せており、社会的地位が高く教養のある人間でさえ、投資判断、事業の開始、赤ちゃんの名前まで占い師に相談する。それは合理的ではないように見えるが、...
東南アジア

ホルムズ封鎖が直撃で、東南アジア全域が苦境に。中でも最悪な国はフィリピンだ

フィリピン政府は現在、ジプニーや三輪タクシーなど公共交通の運転手に対して燃料費補助の現金支給をおこなっている。これは庶民の足を守る施策として正しいが、対象が広がるほど財政負担は雪だるま式に膨らむ。財政の耐久力がそもそも格段に低い。そこに、中...
貧困・格差

年金に対する国民の不信。約675万人が本来の保険料を全額納めていない状態だった

国民年金は、所得の多寡にかかわらず一定の額を納める「定額制」を採用している。この仕組みそのものが所得の低い層を追いつめている。富裕層なら月額1万7,920円なんかゴミか埃のような値段に見えるかもしれない。しかし、月収が低いと食費や住居費を削...
東南アジア

東ティモールは石油が尽きて崩壊か。貧困・腐敗・若者の怒りが交差する絶望国家

2002年にインドネシアから独立した世界で最も新しい国のひとつ東ティモールは経済苦境にあえいでいる。多次元貧困率は約42%、5歳未満の子供に至っては、47.1%が発育不全で慢性的な栄養不足による低身長状態になっている。国民の27%は現在も食...
病み

新興薬物。エトミデート、合成カンナビノイド、パラフルオロフェンタニルの台頭

「新しい薬物」が既存の薬物と入れ替わる形で台頭している。エトミデート、合成カンナビノイド、パラフルオロフェンタニルがそうだ。これらのドラッグは合成薬物であり、規制がかけられたらすぐに化学構造を変更して別のドラッグを作り出すことができる。今の...
貧困・格差

アルミ缶回収という絶望労働。アルミ缶1本あたりの価値は約2円から3円程度だった

新宿歌舞伎町でアルミ缶を回収している人を見た。アルミ缶を平らにつぶす作業をしていた。このビジネスはワリが合わないものであるのは以前から聞いている。アルミ缶の回収ひとつでも、その流通過程を見れば、効率と資本を握る側に価値が集中する構造が明確に...
東南アジア

国家石油備蓄が未整備のフィリピン、イラン攻撃で東南アジアでも際立つダメージ

フィリピンは日本のような本格的な国家石油備蓄は存在しない。存在するのは主に民間企業が保有する在庫であり、国家として長期間を支える戦略備蓄は整備されていない。長期的な供給ショックに対応する設計ではないので、あと1か月もこのような状況が続けばフ...
貧困・格差

インフレで厳しい時代に。路頭に迷わないためにしなければならない10項目とは?

今の時代は、社会からはぐれて「野良犬」のように生きている人間だけでなく、普通に暮らしている人たちですらも経済的に追い込まれてしまうような厳しい時代でもある。いったん住所を失うようなことになると再建も想像以上に大変になる。路頭に迷わないために...
自然破壊

「掃除する」「片付ける」というのは、人生を変えるほど重要なことだった

トヨタの強さの秘密は莫大な研究費をかけているとか、天才が強烈なイノベーションを起こしているとか、他社を追い抜く画期的な発想があるとか、そういったものではなく、「5S」を徹底していることだった。その「5S」は何でもない道徳訓のようなものなのに...