タイ政府が、ウイグル人40人の危険をわかっていて中国に戻した理由とは?
タイの首相ペートンタン・シナワットは、10年以上にわたりバンコク市内の入国管理施設に収容していたウイグル族40人を中国に強制送還した。送還は極秘におこなわれた。これが明るみに出たら国際社会から批判されるのはペートンタン首相もわかっていた。しかし、それでも強制送還したのは理由がある。(鈴木傾城)
タイの首相ペートンタン・シナワットは、10年以上にわたりバンコク市内の入国管理施設に収容していたウイグル族40人を中国に強制送還した。送還は極秘におこなわれた。これが明るみに出たら国際社会から批判されるのはペートンタン首相もわかっていた。しかし、それでも強制送還したのは理由がある。(鈴木傾城)
知能指数が高ければ成功が保証されていると考える人もいる。じつはそれは間違っていて、近年の研究では、IQの高さがかならずしも成功を保証するわけではないことが明らかになっている。むしろ、「IQが極めて高い人ほど、社会的な成功に至らないケースが多い」という意外な結果も示されている。(鈴木傾城)
後編です! 歌舞伎町の“ヤ◯ザマンション”に住み、ストーカー退治人と交わり、東南アジアの裏社会を渡り歩いたーーそんな経験をした男たちが対談。 彼らの口から語られるのは、表の世界では決して知ることのできない“リアル”。ボッタクリバーの裏側、ヤクザマンションの民泊化、そして誰も知らない炊き出しの現場……この対談で、あなたは「闇の日本」の真実を知ることになる。 (前編はこちら)
歌舞伎町の“ヤ◯ザマンション”に住み、ストーカー退治人と交わり、東南アジアの裏社会を渡り歩いたーーそんな経験をした男たちが対談。 彼らの口から語られるのは、表の世界では決して知ることのできない“リアル”。ボッタクリバーの裏側、ヤクザマンションの民泊化、そして誰も知らない炊き出しの現場……この対談で、あなたは「闇の日本」の真実を知ることになる。
楽観主義や成功哲学を信じている人は多い。しかし、誰よりも努力し、誰よりも動き、誰よりも真摯に成功を追求しても、成功できないことがあるのが世の中なのだ。楽観的に考えて念じただけで成功できるとか本気で思うのは現実的ではない。成功できなかった人は山ほどいるはずだ。(鈴木傾城)
「死にたい」という気持ちが衝動的に湧いて、そのまま衝動的に死んでしまうこともあるのが不安障害だ。「ホームに立っていて、ふと気づいたらホームの端に立っていて、そばにいた人に助けられた」というケースもあったりする。今、この不安障害にさいなまれる人が増えている。(鈴木傾城)
フイワン・ペイが、とうとう銀行ライセンスを取り消されたのが2025年3月だった。フイワン・ペイの親企業であるフイワン・グループは、違法なオンラインマーケットプレイスに関与し、マネーロンダリングや詐欺などの不正取引をフイワン・ペイを介しておこなっていた。(鈴木傾城)
低収入世帯は子供に十分な食事や教育を与えることができず、そのまま路上に放り出して「自分で何とかしろ」と育てる。だが、ストリートは危険な場所だ。子供たちはありとあらゆる被害に遭う。フィリピン政府は、ストリートチルドレンの増加を社会問題として認識しているが、この惨状を解決できるのか?(鈴木傾城)
「返せなければチャラにすればいい」という軽い発想は危険な発想である。貸した方も必死だ。必死で取り立てようとする。逃げようと思っても、そう簡単にはいかない。普通の人は、借金を恐れて地道に暮らすくらいでちょうどいい。借金の恐ろしさを軽視して地獄に落ちるよりマシだ。(鈴木傾城)
かつてフィリピンは同じ東南アジアでも経済的に有望視され、シンガポール以上に豊かになる潜在力があるとまで言われた。もはや、そんなことを信じる人もいないだろう。それほどフィリピンは停滞し続けている。それにしても、なぜフィリピンはいつまでたっても貧困国から脱却できないのか?(鈴木傾城)
うつ病は目に見えるような病気ではない。当人の身体の奥から精神をむしばんでいく病だ。いったん、うつにとらわれてしまうと、絶望ばかりが膨れ上がり、それによって日常生活が破壊される。「自分の人生そのものに価値がない……」本人は、そう確信し、未来への希望は完全に絶たれる。(鈴木傾城)
大企業は「海外移転によって生産コストを大幅に削減し、グローバル市場での競争力を高めた」と主張したが、その恩恵を享受したのは株主や経営陣など、ごく限られた層であった。低賃金の途上国労働力を利用した効率化は、国内のブルーカラー労働者を直撃し、中間層も没落していく一因となった。(鈴木傾城)
企業にとって有利ということは、働く人々にとっては不利な環境なのだ。景気変動の影響を直接受けやすくなり、少しでも景気が悪くなったり、悪くなる兆候が見えたりすると、クビを切られやすくなり、仕事が見つかりにくくなる。週給制が定着すると、経済的苦境に落ちていく人は増えるだろう。(鈴木傾城)
昨日は、國友公司さんと対談したのですが、めちゃくちゃ楽しかったので、それだけ報告です。 國友公司さんはご存じの通り、『ルポ西成』『ルポ路上生活』『ルポ歌舞伎町』などの著者です。 20代の頃は海外にも「チャリダー(自転車で国をまたいで走る)」として行っておられ、クーロン黒沢さんなどにも影響を受けて、1980年代や1990年代のバンコク暗黒時代にもご関心が強い方です。 國友さんが、この時代に関心を持っ […]
タバコを取りまく社会情勢には少し関心があったりするのだが、いつも奇妙だと感じるのがタイである。タイでは紙タバコは禁止されていないのだが、電子タバコや加熱式タバコが禁止されたので、健康に悪いものがタイに残って、害を克服したものがタイに入らなくなったのだ。(鈴木傾城)
ミャンマーの国境地帯で外国人が大量に監禁され、特殊詐欺に加担させられていた事件は、日本社会にも大きな衝撃を与えた。今回は260人の救出劇だが、それで問題は解決したわけではない。アンダーグラウンドでは、まだ何百人という外国人が、まだ監禁されたままだと指摘されている。(鈴木傾城)
ラグジュアリーブランドを所有することは、果たして本当に恒久的な満足感を生むのだろうか。そうではないことがわかっている。ラグジュアリーブランドをひとつ買った人は、それで満足するのではなく、次から次へと他の高額商品を買い漁るようになっていくのだ。(鈴木傾城)
ウクライナ戦争が続く中、ロシアが占領したウクライナの占領地では、ロシアの女たちが新たな「裏ビジネス」をしているのが、露ローカル紙『Вёрстка』で報道されている。 それは、ロシアの大都市からウクライナの占領地に向かうセックスワーカーたちである。普通なら、戦場から逃げ出すはずの女性が、むしろ積極的に前線近くに向かっているのだ。 なぜか。もちろん、そこに「カネを稼ぐチャンス」があるからだ。 マリウポ […]
本来は食べ物ではない物を食べる人は「異食症」と呼ばれる。石を食べる人もいれば、炭を食べる人もいる。プラスチックを食べる人もいれば、チョークを食べる人もいる。絵の具を食べる人もいる。ガソリンを飲む人もいれば、ペンキを飲む人もいる。なぜ、こんなことになるのだろうか?(鈴木傾城)
サラ・ドゥテルテと、ボンボン・マルコスは最初から相性が悪かった。2024年9月には「大統領とは友人でも何でもない。選挙のときに会っただけだ」と発言しているし、10月には「マルコス政権が自分への攻撃をやめなければ、マルコス氏の父の遺骨を西フィリピン海に投げ捨てる」と脅迫し、「大統領の首をはねることを想像したことがある」とまで述べている。(鈴木傾城)
厚生労働省が平均寿命に関して報告しているが、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳となっており、あいかわらず日本人の平均寿命が高いまま維持されていることが確認された。だが、人間には自立した生活を送れる期間というのがあって、男性は71.19歳、女性は74.21歳が健康寿命である。(鈴木傾城)
先進国におけるパートタイム労働者の約70%が女性であるというデータがある。日本においても、非正規雇用労働者の大半を女性が占めており、とくにパートタイムの労働市場においてはその割合が非常に高い。そして、このパートタイム労働が女性の貧困化を加速させている要因にもなっている。(鈴木傾城)
馬鹿な政治家がこれからも馬鹿な政治を続けていくのであれば、日本という国はひたすら社会的劣化を繰り返しながら貧しくなっていき、どこかで先進国から脱落してしまうはずだ。今の日本が向かっているのは、そういう世界であることを私たちは理解しておく必要がある。(鈴木傾城)
自由が尊重される社会では、次はどう動くのか、どう生きるのか、自分で何でも決めていい。しかし、代わりにその結果は自分ひとりが全面的に責を負う。何を選んでどう生きてもいいが、悲惨な結果になっても、結果はすべて自己責任となる。それは、実はとても苛烈で厳しい社会でもある。(鈴木傾城)
日本で売春、闇バイトが増えた本当の理由。「霞ヶ関リークス」の室伏謙一氏と話しました。ご視聴ください。
近年、ますます広がっていく梅毒。いったい、何が起きているのか、「霞ヶ関リークス」の室伏謙一氏と話しました。ご視聴ください。