◆ステルシング禁止法。性行為の途中でコンドームを黙って外してしまう男たち

2021年9月7日。世の中がコロナ禍で混乱している中、アメリカのカリフォルニア州議会は「ステルシング(stealthing)」を違法にする法案を満場一致で可決し、10月10日に州知事が署名したことで法律が「ステルシング禁止法」として成立することになった。 この法案を提出したのはクリスティーナ・ガルシア議員だった。彼女はこれを「すべての女性が望んでいたもの」と喜びを隠さなかった。 日本人には「ステル […]

鈴木傾城BOTと水清無魚(澄み切った水では魚も棲みにくい)となったネットのこと

インターネットは整備された。成熟した。管理されるようになった。そしてアンダーグラウンドは排除されるようになってきた。しかし、人間社会は依然として暗部が消え去ることはない。今の整備されたインターネットでは生きづらい人が出てきているということである。(鈴木傾城)

◆上半身と下半身は別の人格。普通に働いている人もロリコン事件を引き起こす

2022年1月25日。東京足立区の公園で関清貴という35歳の男が小学生6年の少女の下半身にスマートフォンを押し当てて動画を撮影したとして逮捕されている。この男は商業施設から執拗に少女を尾行してわいせつ動画撮影の機会を狙っていたのだった。 2022年1月22日午後10時過ぎ、JR名古屋駅のコンコースで通りがかった16歳の少女を無理やりホテルに連れ込んで強制わいせつしたとして杉山洋平という36歳の会社 […]

私自身は直感力はほとんどないが、直感が異常に鋭い人がいるというのは認める

まるで未来を予知しているかのように何かを悟る人が、ごく少数だが本当にいたりする。私自身はそういう直感力は欠如しているので、あまりに鋭い人は「詐欺師なのか?」と思ってしまうが、よく考えてみると私自身も「虫の知らせ」でリスクを避けた経験がゼロではない。(鈴木傾城)

◆吉原に隣接して山谷ドヤ街がある理由。そして吉原も山谷も衰弱死しつつあること

あなたは、吉原や山谷に足を踏み入れたことがあるだろうか? アンダーグラウンドを扱う作家としての職業柄として、吉原の元ソープ嬢と会って話を聞く機会も何度かあった。 若い頃からソープという特別な世界に生きていた彼女たちの話を聞いていると、「吉原」という地域に特別な感慨を持っているというのが言葉から伝わってくる。まるで背後霊に取り憑かれたように。 私は東京都台東区に「吉原」という地名があるものとずっと思 […]

◆24歳の女性が池袋の路上で82歳の男性と知り合い、ホテルに行って男性を刺し殺す

2022年1月21日、ちょうどこの日は東京都でも「まん延防止等重点措置」が始まった日なのだが、この日の午後10時少し前、東京・池袋のホテルで82歳の男性が胸や足を刃物で刺されて倒れているのが発見された。 男は発見された後、まもなく大量出血で死亡している。 男は今野勝蔵という埼玉県さいたま市南区に住む男性だと分かったが、一緒にホテルに入ったのは24歳の女性で、名前を藤井遥《ふじい・はるか》と言った。 […]

『アジア売春街の少女たち〜スワイパー1999』、講談社インタビュー記事

講談社のサイトで、『アジア売春街の少女たち〜スワイパー1999』が記事になっております。 20代の頃からアジアへの放浪旅を繰り返し、現地の歓楽地で多くの女性たちと出会ったという作家の鈴木傾城さんは、そこで働く人の多くが「貧困」を理由にその地に来ていることを知り、貧困問題について深く考えるようになったという…… (続きは講談社のサイトで)

◆私が受けた職務質問。警察官はどんな人間を見て職務質問をしているのか?

あなたは職務質問されたことがあるだろうか。私は夜中によくひとりでフラフラと歩いていたり、山谷・寿町・あいりん地区などのドヤ街をよく歩く関係上、あちこちで職務質問される。 2019年までは年に4度から5度は職務質問されるのが当たり前だった。特に2014年あたりから歌舞伎町をうろつくようになってからは、毎年のように職務質問されるようになった。 知っての通り、歌舞伎町は警察官が2人組で警備に回っていたり […]

転落したのではなく、最初から努力も向上心もなく社会のどん底に落ちる人もいる

知能に問題があるわけでもないのに、本当に「何もしない何もできない人」が世の中にいる。そういった人たちの一定数が、必然的に貧困に落ちていく。しかし現代社会は、それを指摘するのは一種のタブーでもある。「救済できない人がいる」というのは不都合な事実なのだ。(鈴木傾城)

◆さらばマイク・マッケイ。著名なファラン・ハイエナもオミクロンで心が折れた

タイの歓楽街は2020年から今日まで、中国武漢で発生したコロナウイルスのパンデミックで大ダメージを受けていて、オミクロンの流行によって今もまだ続いている状況である。 本来であれば、12月にはタイも夜の世界を再開して2022年から再びあの歓楽街の活性を取り戻すつもりだったのかだが、オミクロンの流行がすべてをぶち壊して駄目にしてしまった。 歓楽街の女たちの多くは環境が破壊されて経済的にもダメージを受け […]

自分探し? 本当の自分を知りたければ真っ先にどこに行けばいいのか教えよう

自分が今のアイデンティティを持つようになったのは、子供の頃にモデリングしたものが大きな影響力を保っている。ところが子供の頃の記憶は消えていて、自分が何を吸収したのか覚えていない。しかし心配するに及ばない。自分が何をモデリングしたのかを最も簡単に知る方法がある。(鈴木傾城)

◆夜に馴染んだ女性は、表社会に戻りたいと思っても戻れない体質になっている

2022年1月17日、オミクロンの感染が広がったことで、日本政府は東京・千葉・神奈川・埼玉・三重・岐阜・新潟・長崎・宮崎・熊本の一都九県に、新たに「まん延防止等重点措置」を適用する方向で検討に入っている。 風俗嬢は2020年から2年、コロナ禍による環境の激変でひたすら耐えて生き延びてきたのだが、やっとコロナ禍も終わると思われた11月から突如としてオミクロンの流行が始まって、またもや危機にさらされて […]

長生きすればするほど地獄に堕ちる高齢者。そして解決方法を何も持たない政府

社会から孤立し、健康を害し、長生きすればするほど地獄に堕ちる単身世帯の貧困高齢者が日本国内で爆発的に増える。この問題は、政治家に何とかしろと言っても、社会が悪いと言っても、もはや解決できない。これから本格化する問題である。(鈴木傾城)

◆再び絶不調に陥っていく風俗ビジネス。オミクロンで客が来なくなってしまった

オミクロンが先週あたりから猛威を振るっている。日本も全国で2万人超え、東京でも4000人超えとなっている。 オミクロンに関して言えば、客観的に見るとデルタ株よりも症状が軽く、重症者や死者は極度に低い。もちろん、症状は人によって違う。年齢や、ワクチン接種の有無でも、症状は変わってくるだろう。 無症状の人もいるのだが、インフルエンザよりも重症化する人もいるので、必ずしも楽観視して良いものではない。しか […]

なるべく嫌われないようにして生きるスタイルは、これからどんどん難しくなる

「人とつながる」というのは、良いことばかりではない。なぜなら友達とつながるだけでなく、自分たちの価値観と相容れない敵対者ともつながることを意味しているからだ。敵対者とつながった結果、人は突如としてこの世の中に自分に対する憎しみや憎悪が満ち溢れていることに気づく。(鈴木傾城)

◆「男を読む」元風俗嬢。「体液マニア」の男がいるなど99.99%の人間は知らない

(前編はこちら) 歌舞伎町の喫茶店で、際どい話をしている彼女は、もう風俗を辞めてしまっているので恰好を見ても化粧を見てもまったく「普通の女性」であった。 端正で好感が持てる顔をしており、派手な化粧をすればまったく違う女性に変身しそうだが、彼女は「夜の匂い」を完全に自分から排していた。これみよがしなブランド品を身につけるわけでもなく、雰囲気はごく普通の中小企業に勤めている女性会社員という雰囲気だ。 […]

◆「男を読む」元風俗嬢。タバコ吸っているかどうか、勃ちが良いか悪いか分かる?

事情があって風俗は辞めてしまったが、それまではフェチ系の風俗やデリヘルの人妻店を転々として生きていたという女性に会った。 「ゴジラビル」と言われている新宿東宝ビル付近で会って、アメリカブランドのドーナツ店のカフェに入ろうとしたのだが、彼女は「太りたくないので甘いものは控えている」というので、普通の喫茶店に入ることにした。 東宝ビルの裏手には私の馴染みの喫茶店がある。この喫茶店は歌舞伎町のど真ん中に […]

依存症になりやすい7つのタイプ。それはあまりにも普遍的だから普通の人が落ちるのだ

依存症に落ちた本人は「自分は病気ではない」と信じ込んでいる。まわりも依存者を見て、その人の性格だと考える。「そんな性格だから落伍者になる。自業自得だ」と嫌悪する。依存症は「普通の人がなってしまう病気」であるとは思わず、性格のせいにしてしまうのである。(鈴木傾城)

◆コロナ禍のハイエナ、3つの生活様式。売春ビジネスもハイエナも死ぬことはない

すでにコロナ禍は3年目に入っているのだが、この環境の激変で最もダメージを受けているのは売春地帯のセックスワーカーたちであり、次に彼女たちを狙ってハイエナのように現地をうろつく男たちだ。 コロナは健康問題であり、濃厚接触で感染する。だから、まともな神経を持ったセックスワーカーはだいたいがビジネスを控えて消えるし、売春施設も客が来なくなって潰れるし、売春地帯もまた全体が縮小して場合によっては全店閉鎖と […]

日本人はオミクロンより、自粛による経済萎縮で困窮する方を真剣に考えた方がいい

オミクロンは大した症状が出ないが大半の日本人は自粛する方を選ぶ。企業はもはや今年前半はコロナ禍が収束することはないと判断する。自粛で健康は守れるが日本経済は萎縮する。だから今までリストラを踏みとどまっていた企業も、これまでの2年以上にリストラを加速させる。(鈴木傾城)

◆精子提供。ネットで相手を探して性行為、騙されたら子供を捨てる母親の事件

登場人物全員が、そして起こった出来事が、さらに結末も、あらゆることが非常に不快な事件が2021年に報道されていた。 とある日本女性の話だ。 子供が欲しい彼女は夫が遺伝性の病気があると分かったので、夫に内緒でTwitterで「精子提供します」という男性と知り合った。彼女の夫は国立大卒だったが、Twitterで知り合った男性も「京大卒の日本人で未婚」だと言っていた。しかも夫と血液型が同じだった。 彼女 […]

中国も少子高齢化。しかし中国政府は「子供は3人作れ」と国家命令で解決する?

中国も少子高齢化だが舐めてはいけない。「絶対に結婚して子供を作れ、子供は3人作れ」と命令して多子化社会の到来を用意する。日本は少子高齢化を放置しているだけ。日本は少子高齢化で存亡の危機に落ちるが、その日本を侵略して占拠するのは誰なのか、これで分かるはずだ。(鈴木傾城)

◆現実を見て、少子化を解消するために「危険な答え」を思いつく人もいるはずだ

日本は子供たちの数よりも高齢者の方が圧倒的に多い国で、今後もどんどん高齢者が増えるので「超」少子高齢化によって国家崩壊に至る可能性がある。 高齢者ばかりの国ではイノベーションが生まれるどころか現状維持ですらも難しい。仕事は減り、消費も減退し、活気も停滞し、若者は高齢者を支えるための酷税に苦しみ、成長産業は介護業界や葬式業界になる。そんな国に次世代なんかない。 もう10年前から日本は少子高齢化を解決 […]

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◆2021年最後のブラックアジアの記事です。皆様、今年もどうもありがとうございました

いよいよ2021年の年末である。2021年も終わりだ。今年も私たちはみんなコロナ禍に振り回された。オミクロンの登場で、まだ世間はコロナ禍で騒いで止まらない。「やれやれ」と思っているのは私だけではないはずだ。 私はこの2年、コロナ禍で東南アジアをうろつくこともできなければ、日本の真夜中をほっつき歩くことも自粛せざるを得なかった。お陰で、真夜中の女たちのルポは長らく止まったままとなった。 しかし、夜中 […]

人間社会が常に「弱者」を作り出すのは、私たちがそれを求めているから?

人間社会は常に「弱者」を求めている。近代に入って、弱者を作ってはいけないという平等主義が生まれたが、実はこの平等主義は建前のようになっている。きちんと機能していない。どのようなシステムを作ったとしても、裏で必ず「弱者を用意」しているのが人間の歴史である。(鈴木傾城)

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