書籍

◆デリヘル、出稼ぎ、ソープ。新刊『限界ヒリヒリ』の著者*曼荼羅*さん(2)

前編はこちら!*曼荼羅*さんは33歳で風俗業界に足を踏み入れているのだが、最初に選んだのは、デブ専のデリヘルだった。面接は3か所回り、最も「アットホームそう」な店に決めた。もちろん、初めての業界で正解が分かるはずもない。面接で「私、ゴムの付...
人身売買

◆メキシコの人身売買タウン。女性が足を踏み入れると、帰って来られない場所

カルラ・ハシント・ロメロという女性がいる。世界の反人身売買運動にかかわる人間のあいだでは有名な女性だ。彼女は1990年代初頭に生まれたメキシコ人女性で、今はメキシコシティで娘たちと平穏に暮らしている。彼女は各国の議会や国際会議で証言を重ね、...
貧困・格差

貧困が放置されたので若者は追いつめられ、私たちもいつか被害者になってしまう

1990年のバブル崩壊で始まった就職氷河期は、若者を「負け組」と切り捨て、貧困を30年以上も放置してきた。結局、「負け犬」と化した若者たちは衝動殺人を行うようになり、今では闇バイトで強盗と殺人をするようになった。追いつめられ「無敵の人」とな...
書籍

◆「趣味は借金、特技は返済」新刊『限界ヒリヒリ』の著者*曼荼羅*さん(1)

『続・おちぶれ続けるデブ女の赤字返済日記(死ぬまで生きるフリーランス風俗嬢のブログ)』という有名なブログを運営している女性がいる。*曼荼羅*(まんだら)さんだ。このブログは彼女の風俗時代の本音などがぶちまけられている内容なのだが、私がその存...
インド

◆コネも後ろ盾もないインド女優シェルリン・チョプラの激烈な生き残り方とは

インドという国は、いまなお性に対して極端に厳格かつ閉鎖的だ。映画の中でキスシーンを描くことすら長らくタブーとされ、ボリウッド作品では男女が抱き合う場面が花や滝のカットに置き換えられてきた歴史がある。その国で2012年、1人の女優が世界的なア...
貧困・格差

見えない2000万人の貧困。私たちと同じ格好をした人たちが人知れず苦しんでいる

日本の貧困線は127万円だ。この水準を下回る人間は、およそ2000万人いる。だが、街を歩いても、その姿は見えない。誰もがそれなりの服を着て、それなりのスマートフォンを持っている。飢えていないから見えず、服装が同じだから見えず、本人が語らない...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】未成熟な性器が壊されないよう、神に祈るしかないアンジェラ

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第14回の記事『インドのソナガチ、ムンシガンジ、ボウバザール……3つの暗黒街を渡り歩いた男が、あるビルの「上階」で出会った”目を閉じても目が開いて見える女”』が公開されております。ブラックアジアでは...
一般

◆ソープランドは経営者にとって、あまりにもリスクが高すぎるビジネスになった

ソープランドという業態は、長いあいだ日本の風俗の中で別格の位置を占めてきた。1985年の風営法改正で店舗型の新規出店が原則として認められなくなり、それ以降は既存の店だけが営業を続けている。新規参入がない以上、生き残った店は自動的に希少価値を...
東南アジア

タイの農家の82%以上が借金を抱えている。もはやタイ農業は持続不可能なのか?

タイは世界有数のコメ輸出大国でありながら、農家の82%以上が借金を抱えている。国全体の貧困率は劇的に改善した一方、貧困層の79%は今も農村に取り残されている。政府はこれまで13回の債務救済策を打ってきたが農家の借金は減る兆しがない。もはやタ...
ドラッグ

◆私はヘロインをやらなかった。私がギリギリ踏みとどまった理由を今でも考える

私は20代の頃、当時はドラッグの治外法権だったタイのサムイ島にいたことがあるのだが、そのときに行動を共にしていた女性はヘロインにどっぷりハマっていた。彼女については、『ブラックアジア外伝1 売春地帯をさまよい歩いた日々』の最終章「サムイ島の...
パタヤ

◆1バーツ5円時代。もうパタヤで「沈没」できるハイエナ日本人はいなくなった?

かつてパタヤは、少ない予算でも一晩中うろつける街として知られていた。1バーツ3円台という時代もあった。私などは今でも1バーツ3.5円くらいの価格で固定化されていている。昔は物価そのものも安かったので、6000バーツもあれば数日は歓楽街に浸れ...
貧困・格差

地獄はこれから。厚生年金をもらえない高齢層は、長い老後を生きていけるのか?

厚生年金に加入せず、国民年金のみで老後を迎える人は少なくない。国民年金の満額受給者が手にするのは月7万円前後。これは40年間一度も欠かさず保険料を納めた場合の金額であり、免除や未納の期間があれば当然減っていく。実際の国民年金の平均受給額は月...
パタヤ

◆不良ファランの巣窟パタヤ。46歳のオーストラリア人が17歳の女性を殺す日常

2026年6月25日午前3時34分。パタヤ、ジョムティエン・セカンドロードのコンドミニアムの防犯カメラは、手を繋いで入口をくぐる男女の姿を記録していた。男は46歳のオーストラリア人、サイモン・ピーター・カーマン。少女は17歳のタイ人、タンチ...
風俗

◆福原ソープランドで起きた無理心中。思い込みの激しい男が風俗嬢に断られた日

6月28日午後9時55分ごろ、神戸市兵庫区福原町のソープランドの一室で、33歳の風俗嬢と、同じく33歳の客の男が血を流して倒れているのが見つかった。部屋には血が飛び散って凄惨なことになっていた。2人とも搬送先の病院で死亡が確認された。女性は...
事件

社会から完全に排除!自分の銀行口座を売るのは人生最大の致命的な過ちとなる

口座の売買・譲渡は犯罪収益移転防止法28条違反であり、有償無償を問わず処罰される。長らく法定刑は1年以下の懲役または100万円以下の罰金だったが、2026年7月10日から罰則が引き上げられた。自分の銀行口座を売るくらい何ともないと思っている...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】アドレナリン・セックス。ラクミが暴力で教えてくれたもの

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第14回の記事『「物乞いをしている女性から呆れられた人生」2000年代初頭、男を心の底から憎んでいた女たちが集まるインド・コルカタの歓楽街”ソナガチの記憶』が公開されております。ブラックアジアではあ...
アフリカ

◆ジブチが売春とエイズまみれに。アフリカのイスラム国家がなぜこうなったのか?

アフリカ大陸の北東、紅海とアデン湾が交わる地点に、ジブチという小国がある。面積は日本の四国の少し大きいほど、人口はおよそ100万人。資源もなく、農業に適した土地もほとんどない。国土の大半は砂と岩と塩湖が広がる荒地で、夏には気温が45度を超え...
インド

高い経済成長率を誇っているはずのインドが、不穏なことになってきた理由とは?

インドの株式市場は2026年に入ってから一気に下落の基調となり、街では失業者が増えている。そして、「害虫」の仮面をかぶった若者たちが声を上げて、政府に抗議運動を続けている。世界最大の人口を抱え、次の経済大国として期待を集めてきたはずのインド...
インド圏

◆インドのストリート・チルドレンと修正液依存。なぜ大半が依存症になるのか?

インドもドラッグ汚染が深刻な国である。ドラッグと言えば、多くの人はヘロインや覚醒剤、あるいはマリファナを思い浮かべる。だが、デリーやムンバイの路上で生きる子供たちにとって、もっとも身近な「クスリ」はそうした非合法のドラッグではない。文房具店...
鈴木傾城

◆ブラックアジアは来年の4月あたりから長期休載に入ります(それまでは続きます)

鈴木傾城です。すでにお気づきの方も増えてきましたが、来年2027年の4月あたりでブラックアジアを長期休載しようと思います。休載の理由は3つあります。1つめは体力がなくなりかけていることです。2つめは、ずっと書き続けてきてかなり疲労感がたまっ...
自然破壊

地獄のベネズエラ。地震でどん底に落とされるのは「これ」を持っていない者?

2026年6月24日の夕方、ベネズエラは大地震に見舞われた。地震前から、この国の国民はすでに限界まで追い詰められていた。2025年の年間インフレ率は475.3%を記録し、2017年11月以降つづくハイパーインフレは収まっていない。マドゥロ政...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】人間の排泄物を両手で集めることを強いられた人たちがいる

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第13回の記事『「だっこしている赤子が昨日と違う」100人中99人が「行くな」と言った”地獄の国”2000年代初頭のインド。虫の這うシャワールームを出ると物乞いの女性が…』が公開されております。ブラ...
南米

◆マキラドーラの女たち。メキシコのドラッグ・カルテルとフェミサイドの接点

相変わらず、メキシコで大量の女性が殺されている。それも尋常な数ではない。毎年約900人近い女性がレイプなどの目的で殺害されている。1日に2人以上の女が、命を奪われている計算になる。レイプ目的、すなわち女性であったことが理由で殺される殺害は「...
東南アジア

タイ人は62.44%が債務を抱えている?ホアヒンの飛び降り自殺から見る借金苦の裏

タイ南部ホアヒン市内のホテルで、43歳の男性と29歳の妻が飛び降り自殺している。家計は借金まみれで自転車操業になっていて、精神的に追いつめられていた。この事件は、多くのタイ人にとっては他人事ではないものだった。タイでは借金の債務に苦しむ世帯...
事件

◆カネを貸したら恨まれる皮肉。風俗嬢にカネを貸して殺された男から見る犯罪心理

2024年1月、滋賀県近江八幡市の琵琶湖岸で死体が浮いているのが発見された。被害者は首を絞められた痕が残っており溺死ではなかった。発見された遺体の身元が判明するまでに数日を要したが、やがて愛知県あま市で不動産会社を経営していた55歳の男であ...
貧困女性

◆夜職の女性は家を借りるにも苦労する理由。家賃の滞納だけは絶対に避けること

ホスト、キャバ嬢、風俗嬢などの夜職の住民たちは、表社会の人間には信用されていない。そのため、マンションやアパートなどを借りようとしても、しばしば弾かれてしまう。そうした夜の住民たちが往々にして利用するのが、アリバイ会社なのだが、2025年2...