後編です! 歌舞伎町の“ヤ◯ザマンション”に住み、ストーカー退治人と交わり、東南アジアの裏社会を渡り歩いたーーそんな経験をした男たちが対談。 彼らの口から語られるのは、表の世界では決して知ることのできない“リアル”。ボッタクリバーの裏側、ヤクザマンションの民泊化、そして誰も知らない炊き出しの現場……この対談で、あなたは「闇の日本」の真実を知ることになる。 (前編はこちら)
2025年3月11日、東京都新宿区高田馬場にて、ライブ配信中の人気ライバー、最上あいを名乗る22歳の女、佐藤愛里が刺殺される事件が発生した。犯行直後、警視庁は栃木県在住の高野健一という42歳の男を殺人未遂の現行犯で逮捕し、のちに殺人容疑で送検している。 男はこの女に対し、総額250万円以上を貸しつけていたが、返済が滞っていた。 このため、男は2023年12月、宇都宮地方裁判所にて佐藤愛里に約251 […]
歌舞伎町の“ヤ◯ザマンション”に住み、ストーカー退治人と交わり、東南アジアの裏社会を渡り歩いたーーそんな経験をした男たちが対談。彼らの口から語られるのは、表の世界では決して知ることのできない“リアル”。ボッタクリバーの裏側、ヤクザマンションの民泊化、そして誰も知らない炊き出しの現場……この対談で、あなたは「闇の日本」の真実を知ることになる。
楽観主義や成功哲学を信じている人は多い。しかし、誰よりも努力し、誰よりも動き、誰よりも真摯に成功を追求しても、成功できないことがあるのが世の中なのだ。楽観的に考えて念じただけで成功できるとか本気で思うのは現実的ではない。成功できなかった人は山ほどいるはずだ。(鈴木傾城)
2025年現在、SNSで「高額バイト」と検索すると1秒で闇バイトの募集広告が表示される。警察庁の統計によると、いまや特殊詐欺事件の大半が闇バイト従事者を介して実行されており、10代・20代の逮捕者が激増している状態だ。 若者が犯罪に手を染める背景には、スマホ世代特有の「SNS依存症」と、危険を察知する嗅覚が鈍っていることにあるのかもしれない。 逮捕された東京都内の21歳の大学生は「友人のInsta […]
「死にたい」という気持ちが衝動的に湧いて、そのまま衝動的に死んでしまうこともあるのが不安障害だ。「ホームに立っていて、ふと気づいたらホームの端に立っていて、そばにいた人に助けられた」というケースもあったりする。今、この不安障害にさいなまれる人が増えている。(鈴木傾城)
パメラ・アンダーソンは、かつてセックスシンボルとして世界的に名が知られた女優・モデルである。私とほぼ同年代であったこともあって、私自身もそれほど関心があるわけではないものの、彼女の存在は知っている。 1967年生まれのカナダ出身で、1990年代にテレビドラマ「ベイウォッチ」で赤い水着姿のC.J.パーカーを演じ、一躍有名になった。 彼女は、とにかくグラマラスな外見と大胆なファッションを強調する女性だ […]
フイワン・ペイが、とうとう銀行ライセンスを取り消されたのが2025年3月だった。フイワン・ペイの親企業であるフイワン・グループは、違法なオンラインマーケットプレイスに関与し、マネーロンダリングや詐欺などの不正取引をフイワン・ペイを介しておこなっていた。(鈴木傾城)
世の中には、自分のペニスが性的に機能しなくなるのに焦って、自分で「改造」して何とかしようと考える男もいる。 勃起不全になったら、今ではバイアグラのような薬があるでそれを使えばいいのだが、世の中には「勃起したときにペニスの根本を締めつけて血液が戻らないようにしたら、勃起した状態が保てる」と考える男もいるのだ。 タイ・パタヤに在住の45歳の男はそれを試すために、自らのペニスの根本に直径3センチの鉄製の […]
低収入世帯は子供に十分な食事や教育を与えることができず、そのまま路上に放り出して「自分で何とかしろ」と育てる。だが、ストリートは危険な場所だ。子供たちはありとあらゆる被害に遭う。フィリピン政府は、ストリートチルドレンの増加を社会問題として認識しているが、この惨状を解決できるのか?(鈴木傾城)
日本は、今のままではいずれ若い女性に愛想を尽かされ、出て行かれるような国になってしまうのかもしれない。日本女性が日本を捨てる日がいずれ当たり前になるような日がくるのかもしれない。 女性を対等に見ない文化、女性の非正規雇用の多用、女性の貧困の放置。政治も、社会も、日本人の男たちも、日本女性に冷たい社会であるように私は思える。それが、とても寂しく感じる。 今のままでは、日本の女性たちはますます追いつめ […]
「返せなければチャラにすればいい」という軽い発想は危険な発想である。貸した方も必死だ。必死で取り立てようとする。逃げようと思っても、そう簡単にはいかない。普通の人は、借金を恐れて地道に暮らすくらいでちょうどいい。借金の恐ろしさを軽視して地獄に落ちるよりマシだ。(鈴木傾城)
最近、ある30代の人から「スワイパー全盛期のカンボジアを見てみたかった」と言われた。今の20代や30代は、1990年代後半や2000年代初頭の時代はそれこそ赤ん坊だとか小学校だったわけで、あの無法地帯のカンボジアのことなど「歴史」だろう。 私自身は、あの時代がつい昨日のことのように思い出せるのだが、よくよく考えてみたら、もう25年ちかく昔の話でもある。 今はなきラピュータ出版から『ブラックアジア( […]
かつてフィリピンは同じ東南アジアでも経済的に有望視され、シンガポール以上に豊かになる潜在力があるとまで言われた。もはや、そんなことを信じる人もいないだろう。それほどフィリピンは停滞し続けている。それにしても、なぜフィリピンはいつまでたっても貧困国から脱却できないのか?(鈴木傾城)
私は今のクリアな画質の写真よりも、どこか懐かしい感じのするぼんやりとした雰囲気の写真が好きで、そうした写真で女性が映っていると、うっとりとして見てしまう傾向がある。 最近、ペトラ・コリンズという写真家を知ったのだが、写真だけでなく、彼女の背景などを知りつつ写真を見たりしている。彼女の写真スタイルは、柔らかな光、淡い色彩、ノスタルジックな雰囲気を特徴としている。 デジタル技術を避け、35mmフィルム […]
うつ病は目に見えるような病気ではない。当人の身体の奥から精神をむしばんでいく病だ。いったん、うつにとらわれてしまうと、絶望ばかりが膨れ上がり、それによって日常生活が破壊される。「自分の人生そのものに価値がない……」本人は、そう確信し、未来への希望は完全に絶たれる。(鈴木傾城)
4年後、世界は無法地帯と化しているかもしれない。少なくとも、途上国はすさまじくひどい状況に陥っている可能性がある。暴力、疫病、内戦、新たな戦争、飢餓、天災、貧困悪化が急激に進むかもしれない。 今までにないほど、途上国は危険になっていく覚悟を私はしている。 理由は米国トランプ政権の外交戦略だ。トランプ大統領の再選から1か月あまり経ったが、アメリカの対外政策は劇的な転換を見せている。その中心にあるのが […]
大企業は「海外移転によって生産コストを大幅に削減し、グローバル市場での競争力を高めた」と主張したが、その恩恵を享受したのは株主や経営陣など、ごく限られた層であった。低賃金の途上国労働力を利用した効率化は、国内のブルーカラー労働者を直撃し、中間層も没落していく一因となった。(鈴木傾城)
セックスワーカーたちとかかわると、彼女たちがアルコールを常用しているのは誰でも気づく。歓楽街はアルコールとタバコとドラッグが満ちあふれている世界なので、彼女たちがアルコールに染まっても不思議ではない。 研究によれば、セックスワーカーのあいだでアルコール依存症の有病率は一般人口よりも高いことがわかっている。 特に、低・中所得国の女性セックスワーカーを対象とした狭い調査では、セックスワーカーの約41% […]
企業にとって有利ということは、働く人々にとっては不利な環境なのだ。景気変動の影響を直接受けやすくなり、少しでも景気が悪くなったり、悪くなる兆候が見えたりすると、クビを切られやすくなり、仕事が見つかりにくくなる。週給制が定着すると、経済的苦境に落ちていく人は増えるだろう。(鈴木傾城)
「セクストーション」という言葉は最近よく耳にするようになったが、その本質は古くからある脅迫行為と変わらない。性的な写真や動画を公開すると脅して、カネを要求したり、さらなる画像を送らせたり、ときには性的な行為を強要したりする。 被害はほとんど女性だが、男性もターゲットだ。アメリカでは最近、少年が被害に遭い、脅され、その間わずか6時間だったが、命を絶つという痛ましい事件も起きていた。オーストラリアの少 […]
昨日は、國友公司さんと対談したのですが、めちゃくちゃ楽しかったので、それだけ報告です。 國友公司さんはご存じの通り、『ルポ西成』『ルポ路上生活』『ルポ歌舞伎町』などの著者です。 20代の頃は海外にも「チャリダー(自転車で国をまたいで走る)」として行っておられ、クーロン黒沢さんなどにも影響を受けて、1980年代や1990年代のバンコク暗黒時代にもご関心が強い方です。 國友さんが、この時代に関心を持っ […]
タバコを取りまく社会情勢には少し関心があったりするのだが、いつも奇妙だと感じるのがタイである。タイでは紙タバコは禁止されていないのだが、電子タバコや加熱式タバコが禁止されたので、健康に悪いものがタイに残って、害を克服したものがタイに入らなくなったのだ。(鈴木傾城)
近い将来、間違いなくどこかの企業がAI(人工知能)が搭載された「高度で精巧」なセックス・ロボットを開発し、男たちはそのロボットと性行為をするようになるはずだ。100%そうなると私は確信している。 2025年現在、AIとロボット工学の融合によって驚くべき進化を遂げている。現在、米リアルドール社やスペインのシンシアアマトゥス社といった企業がこの分野を牽引し、単なる人形を超えた存在を生み出しつつある。 […]
ミャンマーの国境地帯で外国人が大量に監禁され、特殊詐欺に加担させられていた事件は、日本社会にも大きな衝撃を与えた。今回は260人の救出劇だが、それで問題は解決したわけではない。アンダーグラウンドでは、まだ何百人という外国人が、まだ監禁されたままだと指摘されている。(鈴木傾城)
先進国のリッチな女性はラグジュアリーな逸品を求めてダイヤモンドに群がる。(ブラックアジア:贅沢品(ラグジュアリーブランド)のワナ。それで自己顕示欲を満たせなくなる理由) そのまばゆい輝きのダイヤモンドは、しばしば最貧国から採掘される。 たとえば、アンゴラもそのひとつである。アンゴラはアフリカ南西部に位置し、大西洋に面した国である。北はコンゴ民主共和国、東はザンビア、南はナミビアと接している。 首都 […]