CATEGORY 売春地帯

◆闇賭博、違法ドラッグ、ストリート売春。背徳地ゲイランはどうなっているか?

シンガポールの背徳地(Red-light District)であるゲイランは、かつて隆盛を誇っていた時代から見ると黄昏《たそがれ》のようになりつつあるのだが、それでも終わることなくしぶとく売春が続いている。 最近、このゲイランにケニアやウガンダからきた黒人女性がストリート売春をしていたという情報まであって私は興味を持った。この黒人女性を見かけたという通り(ロロン)は20番通りあたりだというのだが、 […]

◆フィリピン人レディーボーイvsタイ人レディーボーイ。100人の大乱闘の光景

2024年3月4日。バンコクのナナ駅の近く、ソイ・スクンビット11にある「シティン・スクンビット11(Citin Sukhumvit 11 Nana Bangkok by Compass Hospitality)」の前で、大乱闘が発生している。 この通りはナナ・プラザやソイ・カウボーイやテルメなどの売春エリアが密集し、路上にはストリート売春をする多くの女性やレディーボーイたちが立ってビジネスをして […]

◆物価が上昇するなら、真夜中の料金もいずれは上昇するので適応する必要がある

日本の物価は2022年3月から急激に上がっていき、これまで1%台だった消費者物価指数は4月になるといきなり2%に到達し、以後も止まらず上昇を続けて、2022年12月にはとうとう4%に到達する騒ぎとなっている。 その背景には、ロシア・ウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰、止まらない円安、コロナ禍による供給制約や物流混乱、日本国内の人手不足による人件費の上昇、企業の便乗値上げ、政府の緊縮財政などの […]

◆連れ込まれただけで病気になりそうな「どん底の売春宿」とはこんなところだ

人は誰でも衛生的で清潔で安全で心地良い場所にいたいと思うし、女性とふたりきりになるのであれば、なおさら清潔な場所が欲しいはずだ。しかし、世の中には貧困と格差がはびこっていて、貧困街にはそんな上品な場所は存在しない。 私自身も東南アジアの貧困街に長らく沈没してきたので、東南アジアの凄まじく不衛生な場所はよく知っている。 1980年代の終わり頃、タイの首都バンコクにあるヤワラー地区の場末の宿に泊まって […]

◆中国人女性がバンコク歓楽街に立って「ここにいる99%の男はふしだら」と述べる

2023年11月2日、28歳の「77Seven」と名乗る中国人のインフルエンサーが夜の11時半頃に挑発的な格好でバンコクの歓楽街ナナ地区に立ち、「私は今日、ここで女の子に何が起こりうるかを伝えるために命をかけている」「ここは女の子には安全な場所ではなく、誘拐される可能性がある」と大げさなことを言い出した。 「ナナ・ストリートにはひとりでは行かないこと」「誰に会うかわからないし、ここにいる99%の人 […]

◆「恋愛感情を持ったらヤバい」という不安と恐怖を増長しつつある表社会の動き

東南アジアの歓楽街に長らく沈没していると、次第に薄れていくのが道徳観や貞操観念である。そこでは快楽が剥き出しであり、欲望のために金を無尽蔵に蕩尽できる男が尊ばれる。 底なしに不道徳で、底なしに欲望に忠実で、明けても暮れても誰かを求めて街をさまよい歩く男が「とてつもなく素晴らしい男」なのである。要するに、一日24時間、365日、快楽のために身を捧げることができる男が見上げた男なのだ。 出会った女性の […]

◆大久保公園のストリート売春に関わるな。ホンモノのハイエナが目指すべき場所

世間の注目を浴びている売春エリアは近づくだけ不利だ。別に近づく必要はない。そこから離れておく。むしろ積極的に遠ざかる。それがもっとも合理的な対処であると言える。そして、真夜中の暗い世界を愛するハイエナは、逆にこの状況をうまく利用することもできる……。(鈴木傾城) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

◆約束を守る女性よりも「約束を破る女性」の方がむしろ安全という奇妙な世界?

タイの歓楽街は素晴らしい。そんなところを野良犬のようにうろつき回り、ゴーゴーバーでひとりの女性と会って意気投合したとする。 「明日も会おう」「OK。夜の8時に店に来て」「分かった」 そういう約束をしたとする。軽い約束ではなく、本当に会いたいと思って言っており、相手も乗り気になっている。それで、翌日になって8時に店に行くと、女性は休んでいたり、居なかったりする。 約束は守られなかった。その時、どのよ […]

◆町田ラブホテル街でストリート売春している中国人女性が腕を離さなかった

東京都と神奈川県の境目にあって、かろうじて東京都側に属しているのが町田なのだが、この町田は私にとってはとても思い入れのある地である。 戦後、今のラブホテル街界隈は青線地帯だったのだが、それがやがて「ちょんの間」として機能していくことになる。そして、1980年代以後から東南アジアの女性たちが日本女性と入れ替わるように売春をするようになり、それが2004年まで存在していたのである。 多くのタイ女性が小 […]

◆美しい女性は大切にされるはずなのに、不幸のどん底に堕ちてしまう理由とは?

まだ若かった頃、私は「美しい女性は無条件で幸せになれる」と無邪気に信じていた。美しい女性はいつもちやほやされるし、寄ってくる男の中からベストを選べるので、選択肢の多い分、幸せになる確率が高いと考えていた。 また美しい女性は大切にされる「はず」なので、ベストな男を選んだら、あとは黙っていても幸せが転がり込むとも思っていた。 もちろん、美しい女性でも私生活で何らかのトラブルは抱えているというのもあるか […]

◆オーストラリアのマッサージパーラーを巡る事件と中国人の売春ビジネスの行方

2019年。オーストラリアを代表する都市シドニーのノースショア地区に、特殊なマッサージ・パーラーがあった。2階建ての白塗りのビルに入った看板もない目立たない店だったが、インターネットでは大々的に客を募っていてノースショアでは有名な店だった。 ウェブサイトには「さまざまな選択肢があります。特別なマッサージからエロティックなサービスまで」と書かれていて、数十人の女性の写真が顔を隠した状態で載っていた。 […]

◆70代80代のハイエナは当たり前。夜の世界でも男たちの年齢層が上がっていく?

売春地帯や風俗の世界に生きる女性たちといろんな話をしたりするのだが、その時にいつも彼女たちが感慨深く話すのが「もっとも年齢が高かった客」である。「今まで関わった客の中で、一番歳を取っていた男は何歳くらいだった?」と聞くと、まだ20代前半くらいの女性でも70代とか80代と答える。 ある30代の風俗嬢は、「80代の男性が客として毎週来てくれたので相手にしていた」と述べる。もう人生の最後だから、金を残す […]

◆タイ売春地帯は相変わらずそこにあるが、多くの日本人にとって遠い世界の話に

先日、たまたま成り行きで、ある雑誌の取材を受けてタイの売春地帯の話をした。その時に私はゴーゴーバーやオープンバーの違いや、売春カフェの話や、人身売買の現状や、タイの女性の変化などを延々と話していた。 取材者は当然のことながら「ペイバー(バーから女性を連れ出すこと)はいくらかかるのか? 総額いくらかかるのか?」と聞くのだが、私は「もう現役ではないから今の価格は分からない」と言った。 ふと気づくと、も […]

◆売春地帯ソナガチに行ったら警察官に叩きのめされる? 何が起きているのか?

私は東南アジアからインド圏に関心を持って、一時期インドに深く惹かれていた時があったのだが、東南アジアに慣れきった私にとっても、この国は本当に異質でハードでカオスな体験であった。 劣悪な環境に、憎しみをたたえた女たち。そして、マネー・マネー・マネー。 すべてマネーが支配する拝金主義の世界に私は疲れ果てて、文化圏のインドやエキゾチックなインド女性には強く惹かれながらも、最後までインドという国自体に愛着 […]

◆アルコール合法・セックス合法・ドラッグ合法。鈴木傾城の死に場所は決まった?

2020年より、コロナ禍で世界中のRLD(Red Light District=売春地帯)が閉鎖や縮小に追いやられているのだが、バンコクやパタヤなどに東南アジア最強のRLDを抱えたタイ王国も例外ではない。 日本ではまだ「感染者が……、マスク着用が……」と面倒臭いことを政府も国民も言っているのだが、欧米ではもう「コロナ感染上等」「後遺症が残ったらその時はその時」という割り切りになっていて、彼らが自粛 […]

◆危険なほど快楽が増すのだが、普通の人はここに到達しない方が幸せなのだろう

2020年からのコロナ禍で歓楽街が死んだようになってから、私は真夜中にふらふらと歩く頻度が極度に減った。どのみち歌舞伎町などフラフラしても、かつてほど街を往く怪しい女たちは減っているし、面白いこともそれほど起こりそうもない。 海外も歓楽街・売春地帯は、ほとんどが閉鎖の憂き目に遭っていて、今もなお全盛期に比べるべくもない。 海外に行く人たちも減ったので、飛行機代は高くなっているし、まして2022年の […]

◆グレースの女神プーイ。アラブ人好みにチューニングされたタイ女性は一味違った

タイは今、国を挙げてマリファナ大国を目指そうとしている。その動きはまさに「がむしゃら」と表現してもいいくらいだ。(ブラックアジア:マリファナでのインバウンド。タイ政府ががむしゃらにマリファナ解禁に走る理由) 一方で面白いこともある。タイ政府は国民の健康のために、マリファナを解禁する以前から電子タバコとシーシャ(水たばこ)を禁止していたのである。 シーシャはアラブの文化だが、タイにはアラブ人が大量に […]

◆タイで高齢セックスワーカーが減って、日本で高齢セックスワーカーが増えるのか?

日本人は30年も日本経済を悪化させ続けた自民党を、2022年も参議院選挙で大勝させた。「自民党しか選ぶ政党がない」とはよく言われることで、それは非常に正論でもあるのだが、だからと言って自民党が日本を復活する力があるわけではない。 とすれば、これからも日本は衰退していく一方となるだろう。そして、以前にも書いた通り、70代や80代の風俗嬢も登場することになるのだろう。(ブラックアジア:貧困地獄の泥沼化 […]

◆遊郭が消え、赤線地帯が消え、売春カフェーが消え、私娼宿地帯が消えたように……

日本では、オリンピックだとか万博だとか諸外国から多くの外国人がくるようなイベントがあるたびに、箱モノの風俗店が摘発されまくって壊滅状態に向かう現象が起こるのはよく知られている。 実はこれは日本だけではなく、世界各国でもまったく同じで、外国人が大量にやってくるのに合わせて政府は「自国の恥部」を外国人に知られないように、前もって浄化作戦を行って環境を整える。 これは政府に見栄があるというよりも、むしろ […]

◆激震にさらされていく京都の花柳界と、コンプライアンス強化の中の売春地帯

最近、パワハラやセクハラが社会的に糾弾されるようになっている。今までは上司に怒鳴られたり、時には殴られたりして「教わる」のが当たり前だと思っている人がいたら、それこそ社会的に吊し上げられてキャンセル(抹殺)されてしまう。 それも、パワハラをした本人が吊し上げられるだけでなく、そういう人間を所属させている会社そのものも吊し上げられる。また、これまで許されていた下品な表現もまた厳しく締め上げられるよう […]

◆バンコクは黒人のセックスワーカーだらけだったが、日本もそうなっていくか?

2019年頃、私がタイの首都バンコク(クルンテープマハーナコーン)のスクンビット通りを歩いていた時、多くのアフリカ系女性がたむろしている一角があって、興味深かったことがある。 中には、アフリカ人特有のファッションセンスでバンコクの誰よりも目立っている女性もストリート(Soi7)に立っていたりして驚いたものだった。 東南アジアなのに、アフリカ系の女性が街の一角を占拠していて、彼女たちが英語でもタイ語 […]

◆パタヤでレディーボーイに襲われたインド人の事件でアフターコロナを感じる

パタヤの人種の変遷を見ていると本当に面白い。その時代にどの国の男たちが目立つのかで、その国の経済事情や、衰退や、国際的な立場や、国としての趨勢が分かってしまうからである。 コロナ以前はパタヤの売春地帯は中国人の観光客に席捲されて、呼び込みも「ニーハオ、ニーハオ」ばかりになっていたのだが、中国発のコロナウイルスで中国人の観光客はパタヤからばったり消えた。 そして今も、徐々に外国人観光客が増えつつある […]

◆ラスベガス発の秘密セックス・バケーションから見る欧米のハイエナたちの心理

円安ドル高になったので4500ドルは約58万7000円、分かりやすく言えば約60万円くらいなのだが、ラスベガスではこの金額で「秘密のセックス・バケーション」が開催されるというので物議を醸している。 大々的に募集して「秘密」というのはどういうことなのかというと、ラスベガス国際空港でヘリに乗って「秘密の島」に向かい、そこで他の住民の目も気にせず、思う存分「堕落まみれ」のバケーションを行うことができると […]

◆海外の売春地帯をうろついていたハイエナは足を洗え。次の転換期はここにある

私自身は「2022年も国外には行けそうにない」というのは、オミクロンが広がりつつあった2021年の12月には、すでに結論を出していた。この頃はオミクロン株が爆発的に広がっていた。 オミクロンがどういう性質の変異種なのかは重要なのではなくて、この変異種が国境の規制を再び厳しいものにし、歓楽地の全面的なオープンをも遅らせるという社会情勢が重要だった。 状況が変われば、国外に行く予定も考えようと思ったの […]

◆野生の王国にようこそ。普通の人間が夜の世界に潜り込んだら持つべき心構えとは?

この2年以上にも渡るコロナ禍で、多くの風俗嬢が食えなくなって表社会に出戻っていく光景があったのだが、それと同時に表社会で食えなくなった女性が逆に風俗に入り込む動きも同時に起きたのが2021年だった。 今もこの流れが続いていて、若い新しい女性が次々と夜の世界に入り込んでいる。パパ活から流れてきた女性もいれば、「バニラ」のような高収入アルバイトを謳うサイトからやってきた女性もいる。4月は裏社会でも女性 […]

◆次の戦争に巻き込まれたら、日本でまた赤線地帯や青線地帯が復活するかも……

ウクライナが無差別攻撃でめちゃくちゃになり、ロシアも強烈な金融制裁で国家崩壊していくと、多くの女性たちが真夜中の世界に堕ちていくことになる。(ブラックアジア:20年前にバンコクで出会ったロシア女性のこと。あの時、彼女に何があったのか?) 戦争はおびただしい女性を地獄のどん底《ボトム》に突き落とす巨大なファクターなので、EU(欧州連合)各国や東南アジアの歓楽街で彼女たちが売春地帯に堕ちる動きを止める […]

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