売春地帯

売春地帯

◆バングラデシュの極貧売春地帯。物理的に沈みゆくエリアに暮らす女たちの姿

私が愛したタイは1980年代のタイだ。バンコクはすでに大都会だったが、奥に入るとスラムが広がって貧困の世界があった。私の愛した女性たちはその貧困に生きていた。だから私もまたその貧困にとらわれた。さらにバンコクから一歩郊外に出ると、東南アジア...
売春地帯

◆あの時のこと。シアヌークヴィルの片隅に残してきた女性たちの残像に涙する

10年。20年。30年……。時が流れていくと、かつて東南アジアで多くの女たちと知り合ったときのことが遠く感じることもある。だけれども、あのときに出会った女性たちの必死で生きていた姿は忘れるわけにはいかないと思う。彼女たちが私の人生の華だった...
売春地帯

◆リアウ諸島の売春村。当時の私が必死で隠した東南アジア最強の売春地帯とは?

2000年代初頭、カンボジアの売春地帯が現地の警察当局の締めつけが厳しくなっていった頃、私はぼんやりこんな売春地帯にいたら、遅かれ早かれトラブルに巻き込まれる可能性があると考えた。悪評が立ち、日本人同士も足の引っ張り合いをして泥沼になってお...
売春地帯

◆摘発されたカンボジアのマッサージパーラーから未成年。まだまだ闇は残っている

もうすでにカンボジアの売春の現場から未成年は消えたと思っている人も多いが、そんなことはない。ちょうど一年前も未成年を働かせていたマッサージパーラーが摘発されているのが記事になったばかりだ。場所はカンボジアの首都プノンペンのレイシーゴム地区で...
売春地帯

◆【投稿】スワイパーの愛。その後も何度も反芻して彼女との記憶に生きている

10年前に投稿をもらったのですが、当時は諸般の事情で掲載できなかった投稿があります。これをブラックアジアに掲載したいと思います。舞台は1990年代後半のスワイパーです。もうすでにスワイパーは、あの時代の「歓喜」と「狂気」を示す闇の歴史になっ...
売春地帯

◆性に対するコンプライアンスが厳しくなるほど、セックス産業が隆盛になる理由

明らかに、セックスに対する「敷居」は上がっている。フェミニズム運動やジェンダー平等の議論が活発化したことにより、セックスをめぐる倫理や同意の基準が劇的に厳格化されたからだ。実際、性被害や性的ハラスメントに対する社会の感度は高まり、そこから外...
売春地帯

◆1999年、カンボジアの売春地帯が長続きしないと私が思ったのには理由がある

最近、ある30代の人から「スワイパー全盛期のカンボジアを見てみたかった」と言われた。今の20代や30代は、1990年代後半や2000年代初頭の時代はそれこそ赤ん坊だとか小学校だったわけで、あの無法地帯のカンボジアのことなど「歴史」だろう。私...
売春地帯

◆フランスは地下に潜った売春と大量に流入した移民が混じりあって奇妙なことに

2016年、フランスは売春禁止法(性的サービスの購入を違法とする法律)を施行した。男も女も両方罰する。初回の違反には1,500ユーロ以下、再犯の場合は3,750ユーロ以下の罰金を科すとされる。同時に、セックスワークをおこなう個人を被害者とし...
売春地帯

◆円安と現地の物価高で二重にダメージを受けている日本人のハイエナの行く末

ドルは強烈に強くて、東南アジアのそれぞれの通貨もドルに対しては大きく下落している。ところが、日本円は東南アジアのどの通貨よりもさらに弱い。円の価値の下落は惨憺たるものだ。タイ・バーツはいうに及ばず、シンガポール・ドルにも、カンボジア・リエル...
売春地帯

◆中国人たちが、中国に旅行中の若いタイ女性を売春婦と呼び捨てて泣かせていた

9月23日、中国に旅行していたふたりのタイ人女性が、現地の中国人の男たちから「お前は売春婦だ」「タイは売春の国だ」と罵られ、あざ笑われたと、涙ながらにSNSで発信していた。周囲の中国人たちは、その様子を見てとがめるのではなく、逆に笑っていた...
売春地帯

◆酔った女性へのわいせつ行為で逮捕。酔った日本人の犯罪を酔わない私が考える

タイの首都バンコク・RCAエリアの午前4時過ぎ、若いタイの女性が、酔って前後不覚の状態でベンチに座っていた。27歳の、やはり酔っていた日本人の男がそれを見て、彼女に声をかけてホテルに誘った。RCA(ロイヤルシティアベニュー)といえば、バンコ...
売春地帯

◆極貧の中で暮らす家族が、娘を「生き延びさせるため」に苦界に送り込む

今、カンボジアのセックスワークは完全にガールズバー(ファランのあいだではホステスバー)が中心になっている。タイでいうところのオープンバー・ゴーゴーバーに近い形態のバーである。プノンペンには136ストリートと、その近隣のいくつかのストリートに...
売春地帯

◆老ハイエナの老いかたを考える。ハイエナは孤独死するくらいなら腹上死しろ

ブラックアジアはもう24年前から続いているサイトであり、当時の30代40代の読者はすでに50代後半や60代となっている。初期のブラックアジアの読者は、ほぼ全員が東南アジアの歓楽街、いや歓楽街のもっとも暗い部分である背徳区(Red-light...
売春地帯

◆コロンビア人を激怒させたアメリカ人のハイエナ。しかしハイエナは困らない?

日本ではコロンビアのアンダーグラウンドのニュースが報道されることは、ほぼゼロに近いのでほとんどの日本人は知らないと思うのだが、今年4月にコロンビアでアメリカ人のやった行為が大きく報道されて国際問題になっていた。コロンビアの第二の都市メデジン...
売春地帯

◆真栄原社交街で働いていたある女性の告白。「新地は懐かしい」と彼女はいった

沖縄の真栄原《まえはら》社交街は、「沖縄の恥部」といわれた背徳区(Red-light District)である。すでにここは閉鎖されて、かつて「ちょんの間」として機能していた建物の大半も廃屋と化し、かなりの部分が更地となっている。(ブラック...
売春地帯

◆真栄原(まえはら)社交街。「沖縄の恥部」と呼ばれた場所はもうすでに廃墟

沖縄の「二大赤線地帯」として知られていたのは「コザ吉原社交街」と「真栄原《まえはら》社交街」である。コザ吉原については、こちらで現在の姿を紹介した。(ブラックアジア:コザ吉原。かつて沖縄を代表した背徳区は摘発され見捨てられてどうなったか?)...
売春地帯

◆コザ吉原。かつて沖縄を代表した背徳区は摘発され見捨てられてどうなったか?

沖縄にコザ吉原というところがある。戦後、沖縄はアメリカ軍の統治下に置かれたのだが、沖縄市(当時はコザ市)は嘉手納基地の存在により、アメリカ軍兵士・関係者が多く集まる場所となり、急速に発展し、多様な商業施設や娯楽施設が立ち並ぶようになった。そ...
売春地帯

◆タイでは売春が違法だが黙認されている。それが彼女たちを苦しめる理由とは?

バンコクポスト紙に『危険にさらされるセックスワーカー』という、興味深い記事が掲載されていた。タイでは今もセックスワークが真夜中の世界を彩っており、最近では中国人女性が「ここにいる99%の男はふしだら」とSNSで流して国際問題になったのも記憶...
売春地帯

◆生活の安定のためにセックスワークをアルバイトとして使う女たちの存在に思う

タイの首都バンコクの夜の世界には出会い系カフェがいくつかあって、中でも「テルメ」はとても有名な場所だ。以前、このカフェで女性と話をしていたとき、彼女は「私は週末だけしかここに来ない」と言った。歳は20代の半ば頃、テルメではまだ若い感じがする...
売春地帯

◆バンコクでストリート売春をする女性のインタビューがあったのでまとめてみた

タイの首都バンコクのスクンビット通りには、あいかわらず多くのセックスワーカーたちが立っていて、外国人相手にビジネスをしている。最近では、タイ女性・タイ人レディーボーイにまぎれて、黒人女性のセックスワーカーたちも目立つようになってきている。タ...
売春地帯

◆町田にて。南口の再開発の話が進んで青線地帯の痕跡はますます消えてしまった

「今、町田の南口側が再開発もあって広い土地が更地になっています。もう、傾城さんが書いている『町田青線地帯/グッドナイト・アイリーン』の雰囲気はまったくありません」このようなメールをもらった。何でも、以前から建物の取り壊しなどがずっと続いてい...
売春地帯

◆闇賭博、違法ドラッグ、ストリート売春。背徳地ゲイランはどうなっているか?

シンガポールの背徳地(Red-light District)であるゲイランは、かつて隆盛を誇っていた時代から見ると黄昏《たそがれ》のようになりつつあるのだが、それでも終わることなくしぶとく売春が続いている。最近、このゲイランにケニアやウガン...
売春地帯

◆フィリピン人レディーボーイvsタイ人レディーボーイ。100人の大乱闘の光景

2024年3月4日。バンコクのナナ駅の近く、ソイ・スクンビット11にある「シティン・スクンビット11(Citin Sukhumvit 11 Nana Bangkok by Compass Hospitality)」の前で、大乱闘が発生してい...
売春地帯

◆物価が上昇するなら、真夜中の料金もいずれは上昇するので適応する必要がある

日本の物価は2022年3月から急激に上がっていき、これまで1%台だった消費者物価指数は4月になるといきなり2%に到達し、以後も止まらず上昇を続けて、2022年12月にはとうとう4%に到達する騒ぎとなっている。その背景には、ロシア・ウクライナ...
売春地帯

◆連れ込まれただけで病気になりそうな「どん底の売春宿」とはこんなところだ

人は誰でも衛生的で清潔で安全で心地良い場所にいたいと思うし、女性とふたりきりになるのであれば、なおさら清潔な場所が欲しいはずだ。しかし、世の中には貧困と格差がはびこっていて、貧困街にはそんな上品な場所は存在しない。私自身も東南アジアの貧困街...
売春地帯

◆中国人女性がバンコク歓楽街に立って「ここにいる99%の男はふしだら」と述べる

2023年11月2日、28歳の「77Seven」と名乗る中国人のインフルエンサーが夜の11時半頃に挑発的な格好でバンコクの歓楽街ナナ地区に立ち、「私は今日、ここで女の子に何が起こりうるかを伝えるために命をかけている」「ここは女の子には安全な...