CATEGORY インド

◆インド最強の富豪がインド最大のスラム「ダラビ」を消し去ってしまうのか?

ムンバイ周辺に広がるスラム地区「ダラビ(Dharavi)」の古ぼけた家屋をすべて破壊して、ここにハイセンスな超高層ビルをいくつも作る計画が持ち上がっている。先頭に立って進めているのがインドの富豪ゴータム・アダニが所有する企業なのだが、この計画に対してスラムの住民の大半が不安を感じている。 開発がはじまったら、彼らの家屋は無償で提供されるという約束はあるのだが、彼らのビジネスや共同体や慣れ親しんだ場 […]

◆映画『バクシャク(捕食者)』で見る、インド最悪の少女監禁性虐待事件の実情

映画『バクシャクー犯罪の告発ー』を観た。この映画は実話の映画化で、2018年にインドのビハール州ムザファルプル児童保護施設で起きた事件を基にしている。 外側から鍵がかけられ、密閉状態となった児童保護施設に数十人の少女が「保護」されていたのだが、この施設の運営にかかわる男ども全員が少女たちを恒常的に性虐待していた。それだけでなく、人知れず殺害しては闇に葬っていた。 少女たちは一室に数十人つめこまれて […]

◆「月に180人以上の男とセックスすること」を義務にされたネパール少女の地獄

インドの背徳区(Red-light District)には、低カーストのインド人女性とは別に、ネパール人の女性もかなりの数で存在する。私が好きだった背徳地はコルカタのソナガチやムンシガンジだが、そこでも多くのネパーリーがストリートに立っていたのが目に焼きついている。 私自身はインド女性が好きだったので、ネパーリーはまったく関心がなかったのだが、置屋《ブラゼル》にぶら下がって生きているピンプ(ポン引 […]

◆シャナヤ・アビゲイルを筆頭にインドでも多くのヌード女優が出てくる時代に

10年ほど前まで、インドは非常に保守的で、ヌードになった女性がいたら国中でその女性に罵声を浴びせていたような国だった。 カーマ・スートラという古代からの性愛論書を生み出した国ではあったが、近年のインドは「女性はあくまでも慎ましくあるべき」という課長主義的な空気がずっと社会を覆い尽くしていて、女性もそれに従っていた。 しかし、インターネットとSNSとスマートフォンがすべてを変えた。 どこの国の女性も […]

◆売春カーストの女たち。伝統が彼女たちを縛る以上に経済が彼女たちを縛っている

インドはいよいよ人口ボーナス期を迎えて、これから高度成長期に入ることが確実視されている国である。私は資産のほんの一部をインドに振り分けて今後の成長を自分の資産でも少し享受したいと思っている(主力は米国株)。 しかし、この経済成長する中で変わりつつあるインドでも、都市部を離れると相変わらず閉鎖的かつ因習的な文化と伝統が人々を縛っており、その中で苦しんでいる人々も多い。 ドイツのメディアがインドの売春 […]

◆ひたすら金を請求され、断ったら女性にツバを吐かれるのがインド売春地帯だ

インドの売春地帯は荒っぽい。東南アジアの優しい女性たちに慣れた男たちには面食らうほど荒っぽい。彼女たちはやってくる男たちを凝視するように見つめ、中にはキツく睨みつけてくる女性もいる。 近寄ったら胸ぐらをつかんで売春宿に引きずり込もうとする女性もいるし、拒否したら蹴ったり舌打ちしたりする女性もいる。そして、彼女たちは「マネー、マネー、マネー」の連呼である。 インド売春地帯の荒廃は『ブラックアジア 売 […]

◆救済措置が発動した? インド売春地帯の女たちがこれで幸せになるわけではない

コロナ禍はインドの貧困層に蔓延して売春で生きている女たちは大ダメージを受けてしまった。こうした女性たちの救済に動いていたのが『ダルバール・マヒラ・サマンワヤ委員会』というセックスワーカーたちの団体である。 インドには分かっているだけでも約100万人ものセックスワーカーがいると推定されている。この100万人の半分以上は身分証明書を持っておらず、投票も、銀行口座の開設も、福祉支援のアクセスもできない。 […]

◆ミス・ユニバースで優勝したインド女性ハーナ・サンドゥと「美人の原石」の闇

2021年12月12日。世界4大ミス・コンテストのひとつ『ミス・ユニバース』では21年ぶりにインド女性が選出されて、いまインド中が優勝したハーナ・サンドゥの話題で持ちきりになっている。 彼女はアイシュワリア・ライやプリヤンカ・チョプラに連なるインド正統派の美人である。その美しさは超絶的なものがある。 こんな美しい女性をボリウッド映画界が放置するわけではないので、これからはハーナ・サンドゥがインド映 […]

◆インドの底辺売春は300円、高級売春は2万円。インドの高級な女性たちとは?

コロナで大打撃を受けている宿泊業界・観光業界だが、それと共に休業状態に陥っているのが「コールガール業界」である。日本ではデリヘルと呼ばれる業態に近いコールガールだが、もちろん大きな違いもいくつもある。 ひとつはコールガールのプロフィールは、ほぼ全員が顔出しをしていることと、必ず正常な性行為(膣を使った性行為)が行われることだ。 欧米では確かにストリートでもセックスワーカーが大勢いて、こうした女性を […]

◆インド女性初のヌードモデル「マヤ・シン」が自分の身を守った方法とは?

インドは古代の神々がセックスに奔放であった上に、『カーマ・スートラ』のような性愛テクニック書がある国なので、本来は非常に性に対して大らかな国だったはずなのだが、いつしか強烈な締め付けによって性の奔放さは封印された。 社会は閉塞的になり、女性は処女性を重視され、デートも自由にできず、結婚も親が決めた相手とするような時代がずっと続いていた。 インド映画は誰も彼もが楽しく愉快に踊り狂っており、恋愛シーン […]

◆インドのサリーを脱がすのは簡単。着るのは手間だが脱ぐのは一瞬

先進国では、一般的に高級な地域になればなるほど女性が民族衣装を着る。民族衣装は豪奢で華美なスタイルが伝統として残されており、衣服の代金は高額なことが多い。高額ゆえに上流の女性しか着られなくなる。底辺はだいたい普通の洋服だ。 ところがインドでは、高級な地域になればなるほど女性が普通の洋服を着て、底辺は民族衣装になる。とは言っても、インドもすでにかなり西洋化されてしまって、今ではもうサリーを着るのは田 […]

◆ヒジュラとインドの奇祭「クーバガム」と、彼女たちのセックス事情

インド人はとにかく祭(フェスティバル)が好きで、インド国内では常にどこかで何らかのフェスティバルが催されている。その中で、異色なもののひとつに「クーバガム」というフェスティバルがある。 「クーバガム」というのは、フェイスティバルの名前でもあり、地名でもある。 インド南部のタミルナード州にある「クーバガム」という村で行われている独特のフェスティバルがあって、それがインド全土に「クーバガム」という名前 […]

◆進化していくインド女性のエロチックな自分撮り。次は動画の時代だった

インド圏は今も保守的な風土の国なのだが、若い女性たちはインターネットとスマートフォンを手にするようになって意識がどんどん変わっている。(ブラックアジア:インド女性のセクシーな「自分撮り」がもたらすものとは?) インド女性はその派手すぎる外見を見ても分かる通り、どこの国の女性よりも「見られる」「見せる」のが好きな気質がある。しかし、今までは貧困と保守的風土によってそれが封じ込められていた。 今はもう […]

◆スラムを撤去しても、貧困問題が解決しない限りインドには未来がない

インドの商業都市ムンバイは、都市中心部を取り囲むように広大なスラムが林立していることで有名だ。 そのスラムは「ダラビ(Dharavi)」と呼ばれているのだが、そこは一度入ったらどうやって抜けたらいいのか分からなくなるようなスラムである。 インドは中間層が増えてきて、ショッピングモールで家族で買い物をするような層が増えているのだが、その陰で数十年前と何一つ変わらず極貧の中にあって、スラムで呻吟してい […]

◆見逃すな。インド圏の若い女性が昔と違ってエロチックになった理由

インド女性と言えば、美的感覚が欧米的なものや東南アジア的なものとはまったく違う。また、インド女性の顔も容姿も独特だ。 そのため、欧米のハイエナも日本人のハイエナたちも、あえてインド大陸にまで行って、女たちを抱こうとはしなかった。 インド圏には売春地帯が大量にある。 危険で劣悪で女たちは男を憎悪しながら売春しているのだが、そういった荒廃した環境を好むハイエナたちもたくさんいるのに売春地帯のためにイン […]

◆インド人の女性を扱ったある短編映画『私は娼婦なの?』

ある短編映画を紹介したい。『私は娼婦なの?』という小さなドラマなのだが、そこで演じられているインドのセックスワーカーの言動がなかなか殺伐としていてリアルなのだ。それで関心を持った。 インドは欧米のハイエナですらもなかなか踏み込めない場所なのだが、その理由はインド女性が先進国のハイエナが太刀打ちできるレベルではないことにある。 猛烈なまでに拝金主義であり、やってくる男たちを憎み、憎悪を見せ、打ち解け […]

◆インドでは、床に食事をよそわれて食べる貧困女性もいる

インドのアーンドラ・プラデーシュ州はインド大陸の南東部にあってテルグ語を話す人々が住んでいる。 この州はインド屈指のIT産業の地ハイデラバードのある州として知られているのだが、2014年にこのハイデラバードを含むテランガナ地区が独立して新しい州になった。 なぜこの地区は独立したかったのか。それはアーンドラ・プラデーシュ州のほとんどは農業が主体の貧乏州であり、ハイデラバードは完全に異質だったからだ。 […]

◆インドの大都会では、電車に乗るという普通のことが恐怖に

都会には人がたくさん集まるのだが、途上国でその都会への人口流入が起きると、とんでもないことになる。何しろインフラが脆弱なので増え続ける人口に対応できない。 電力が足らなくなり、家が足らなくなり、道路は渋滞し、行政が行き届かないのでゴミが溜まり続ける。 仕事が見付からない人が勝手にいろんなところに不法住居を建ててスラムが生まれたり、高速道路下や、公園や、川沿いや、線路沿いに住み着いたりするのだが、そ […]

◆格差社会のインドでは貧困スラム売春とは違う世界もある

インドの売春地帯は凄まじい。安い女たちは200ルピー(約400円)にも満たない金額で売春ビジネスをする。 しかし、そこはアフリカと並んで世界でも有数のHIV(エイズ)汚染地帯であり、売春宿の環境も女性の衛生度も先進国の人間から見ると極度に劣悪な場所である。 売春宿の部屋はどこもカビ臭く、ベッドのシーツはじめじめと湿っている。枕やシーツからは汗の臭いがする。そして女たちが脱ぐと、その身体から唾液の臭 […]

◆経済成長しているのに、いっこうに貧困層が消えないインド

インドはとても貧困層が多い国で、たとえばコルカタ(カルカッタ)でも空港に着いてタクシーで市内に入った瞬間、もう路上で粗末な服を着た人が行き倒れになったような姿を見ることができる。 初めてインドに降り立った人は、誰もが驚くはずだ。 私が最初にインドに降り立ったのはコルカタだったのだが、行く前から「インドは貧しい人たちの多い国である」というのはよく知っていた。 私はインドの前に東南アジアのスラム街にず […]

◆旅の中で現金をどう隠すか(2)インドではここまでする

旅の中で現金をどう隠すか(1) 真夜中の貧困地区をさまよい歩く旅人にとって、「現金」しか役に立たないのがインド圏である。 貧困地区に銀行など、存在しない。ATMもない。キャッシュカードやクレジットカードなど使えない。仮にどこかに銀行があったとしても、インドの官僚主義と手際の悪い窓口で、何をするにも一日仕事になる。 ごく普通の観光旅行の旅人であれば、観光地でトラベラーズ・チェックを使うこともできるか […]

◆インドでよく知られた8つの売春地帯(女の地獄)とは?

インドの情報誌『トップ・ヤップス』によると、インドには8つの「よく知られた売春地帯」があるという。この情報誌は、この8つ売春地帯を「女の地獄」であると断言する。 しかし、私に言わせれば、インド売春地帯は男にとっても地獄のような場所だ。 通常、売春地帯は「男の天国、女の地獄」だと言われる。他の国の売春地帯ではそうかもしれないが、ことインドに関しては売春地帯はそうではない。 インド売春地帯は、多くが朝 […]

◆インド女性が道ばたで「コンドームはどこ?」と聞いたら

インドは保守的な国で今もまだ女性はそんな文化の中で苦闘している。 それはインドの地方都市であればあるほど顕著で、インド女性は今も親が決めた相手と結婚し、場合によっては結婚式まで相手の顔も知らないということもある。 少女婚もある。名誉殺人もある。先進国のように自由に恋愛できる環境ではない。 しかし、こうした空気はインターネットによって劇的に破壊されていこうとしている。インド社会から逃れて欧米先進国で […]

◆灼熱地獄が襲いかかっているインド。死者はさらに増える

世界中で異常気象が続いていて、もう異常が異常と感じなくなっている。 ネパールでは大地震が起きて8500人以上が死亡するという国家的な危機に陥っているが、その南部のインドでは今、強烈な熱波が全土を襲いかかっている。 熱波がもっとも深刻なアーンドラ・プラデーシュ州は、気温が50度以上に上昇している。50度と言えば尋常な暑さではない。 日本でも気温が39度を超えたら、数千人が熱中症で倒れて運ばれる。(熱 […]

◆奇形の顔を持った子供が神として崇められるインド宗教事情

インドでは時々、奇妙な子供が生まれ「神の生まれ変わり」と呼ばれることがある。 背中から尻尾が生えた少年がいたが、彼は「ハヌマーンの生まれ変わりだ」として今や崇拝の対象になっている。 身体の左側から余計な手足がついて合計8本の手足を持つ子供が生まれると、「ブラフマーの生まれ変わりだ」として、両親は神に感謝するという事態となった。 そして、最近では北部ウッタール・プラデシュ州のアリーガルと呼ばれる街で […]