◆リベリアの売春は暴力と表裏一体。なぜこの国の売春は少女売春がデフォルトか?
われわれ日本人にとってアフリカ大陸は非常に遠いところなのだが、そのアフリカ大陸の中で「リベリア」という国があると言われても、それがどこにあるのか、どういう国なのかはまったく無知のはずだ。 リベリアはアフリカの北西にある国で、日本から行くとなると約30時間はかかるような国である。 非常に歴史ある古い国なのはいいが、例によって戦争と虐殺にまみれた国で、現在もアフリカどころか世界で最も開発の遅れている最 […]
われわれ日本人にとってアフリカ大陸は非常に遠いところなのだが、そのアフリカ大陸の中で「リベリア」という国があると言われても、それがどこにあるのか、どういう国なのかはまったく無知のはずだ。 リベリアはアフリカの北西にある国で、日本から行くとなると約30時間はかかるような国である。 非常に歴史ある古い国なのはいいが、例によって戦争と虐殺にまみれた国で、現在もアフリカどころか世界で最も開発の遅れている最 […]
(この記事は2016年1月26に書いたものです。鈴木傾城の憂慮は大久保公園に大量の日本人女性が立つようになって成就したのだと思います。改めて読んでみて下さい) *** ニューヨークは超富裕層と極貧層がモザイクのように散らばって住む大都市であり、それはそのままアメリカの凄まじい格差社会を示す光景となっている。 そこでは黒塗りのリムジンが走るわきで、盗んだショッピングカートに汚れた毛布や衣服を入れてよ […]
新宿・歌舞伎町でストリート売春のために立っている素人の女性たちが目立つようになってきている。 彼女たちが黒いコートにヒールの高いブーツを履いて、ただスマートフォンを凝視しながら男に声をかけられるのを待っている。その女たちを囲むように、男たちが何人もじろじろと品定めをしている。 この寒い中でも彼女たちはストリート売春を続ける。 数がもっと増えれば間違いなく警察の一斉捜索と摘発が行われるのだが、日本社 […]
2022年が終わろうとしている。2022年は世界的に見ても成長のない年であった。株式市場も大きく調整し、物価も上昇し、貧困層が拡大して貧困の度合いも深まっていくようなそんな動きが起きていた。 では2023年は希望の持てる明るい年になるのかと言われたらまったくそんなことはなくて、アメリカの経済学者・ヘッジファンド・政府関係者のほぼ全員が「景気後退《リセッション》がやってくるのは確実」と口を揃えるよう […]
2021年3月、アメリカ南部ジョージア州アトランタで、21歳のセックス中毒を自称する白人男性がマッサージパーラーで8人のアジア系女性を次々と射殺するという事件が起こったことがあった。 この時期はコロナ禍の最中だった。そして、「アジア人のせいでアメリカはコロナ禍で大変なことになった、すべてはアジア人が悪い、アジア人のせいだ」という言論がインターネットの中で吹き荒れてた。 そうした中で起きた事件だった […]
2022年3月1日、東京都板橋区双葉町である夫婦が逮捕されている。嵩原優力《たけはら・ゆうき》という夫と、嵩原ゆき乃という妻だ。この2人は、自宅の都営アパートの一室に26歳のシングルマザーの女性を住まわせ、彼女に恫喝と洗脳を加えながら598回にわたって売春させたのだという。 都営アパートにまったく他人の26歳の女性を住まわせる夫婦というのも奇妙だが、598回にわたって売春を「強要」されながらも逃れ […]
11月に入ってからオミクロン株という新たな変異体が登場して再び世界は混乱しているのだが、売春や風俗の世界はどうなっているのかというと、これがまったく影響がなく、もう誰もがコロナに飽きて通常に戻りつつある。 今までコロナを恐れて売春や風俗の世界から足を洗った女性も戻って来ているし、コロナで経済的ダメージを負った昼職の女性も「未経験」として新たに夜の世界に飛び込んで来ている。 私自身は情報をもらうため […]
日本の国力が低下し、もう経済的に浮上できないほど悪化したらどうなるのか、他の国をよく見てシミュレーションしておいた方がいい。ショックを受けないために……。 国家が弱体化し、県や市が財政破綻し、行政が機能しなくなると、警察も予算不足になっていく。警察が予算不足になって賃金が抑えられたり、下がったり、遅配が出たりすると、警察官が辞めていき残った警察官も士気が落ちる。 警察力が低下していくと、犯罪者が我 […]
最近、中国発コロナウイルスによって真夜中の世界とは完全に切れたような状態になっていて、お陰で仕事はあれこれよく進む。しかし、だんだん心が空虚になってきて、ひとりで物思いに耽って昔のことを考えることが多くなった。 熱中症になりそうなほど暑い日々が続いている。汗だくになりながら黄昏れる時間に街を歩いていると、東南アジアのあの夜の女たちのことばかり想い出す。 夜の女たちの中でも、私が愛してきたのは美人で […]
私の売春地帯の記憶は常に貧困とセットになっていた。だから、私は清潔できらびやかな世界のセレブ的な女性にはまったく関心がなく、今でも貧困の光景や貧困の世界に生きる女性の方に強い関心を持っている。 昭和時代に生きていた人がまだ貧しかった頃の昭和を懐かしむように、大都会に出て10年も20年も脇目も振らずに働いていた人が急に故郷の山や川や海が懐かしくなってしまうように、私はかつての貧しかった東南アジアの売 […]
キャバクラやクラブやラウンジやその他ナイトクラブの女性たちは、3月の自粛ムードからどんどん稼げなくなり、4月7日からの緊急事態宣言で休業状態へと突入した。風俗で稼いでいる女性たちもまた、店は開いていても客が激減してほとんど稼げなくなってしまっている。 市中感染で増え続けている「感染経路不明」というのは「歓楽街で感染したことを言わない男と女が引き起こしている」と分析する人もいるのだが、それは恐らく一 […]
日本でも緊急事態宣言が出されて歓楽街の女性たちや風俗の女性たちが失職してしまい、5月からカネを失って先が見えないような状況になってしまっている。(ブラックアジア:なぜ風俗は緊急事態宣言の一週間前3月30日からまったく稼げなくなったのか?) 実は緊急事態宣言が出されても首都圏の多くのデリヘル店はわずかでも生き残りを賭けて店を開いていて、向こう見ずな客と稼がないと飢え死にする女性を集めて細々と経営して […]
閲覧注意タイは東南アジア有数の歓楽街を抱えている国なのだが、4月3日より全土で夜間の外出禁止令が出されて売春地帯は閉鎖と相成った。一部には闇営業をしている店があるとか、ストリート売春をする女性がいるという話もあった。 しかし外出禁止令が長引くと店も女性も「商売にならない」ことが分かって、歓楽街から消えていった。女性はたちはみんなイサーンや南部の田舎に戻ってしまって文字通り「誰もいなくなった」ような […]
表社会の人々は「風俗と売春は何が違うのか?」と言われたとき、その違いがよく分からないのかもしれない。なぜなら、どちらも女性が裸になってセックスするのだから似たようなものに思えるからだ。 しかし、私は「風俗」と「売春」は似ているようで違うものであるとずっと感じていた。実はこれについて、日本の風俗嬢と話をしたとき、彼女たちがふと漏らす社会の違和感でも感じることがある。 「私、風俗で働いているのが親にバ […]
ちょうど1年前。2019年2月に私は沖縄でひとりの女性に会っている。(那覇の夜(3)ハーフの女性がくるはずだったが、そうではなかった?) 彼女は「ハーフ」を名乗りながらも、完全に白人系外国人であったことに驚いたことがあった。日本人の要素は彼女にはまったくなく、言葉も欧米系の白人が勉強をして覚えた訛りの日本語を使っていた。 今も彼女が何者なのか私には分からないのだが、彼女は自分のことを「スペイン系」 […]
今、武漢(ウーハン)から始まった新型コロナウイルスの蔓延が世界を震撼させているのだが、私はずっと思っているのは、武漢のセックスワーカーたちはどうしているのだろうか、という疑問だった。 武漢は人口1100万都市なのだが、これだけの莫大な人口があればもちろん売春宿も存在する。これだけ新型コロナウイルスが蔓延したら、セックスワーカーたちの感染者もかなりいるはずだ。 しかし、武漢の売春宿やセックスワーカー […]
2000年代のカンボジア・プノンペンの売春地帯は児童売春が横行していたのだが、ここで言う「児童」とは16歳や17歳の未成年の娘たちのことではなく、10歳、11歳のあどけない少女である。 彼女たちを買い漁る男たちは多かった。アメリカ人もドイツ人もイギリス人も、みんな10歳、11歳の少女を買っていた。 誰も通報しなかったのか。しなかった。普通の人にこんなことを言っても信じてもらえないのだろうが、児童売 […]
(2019年12月14日、アンナ・カリーナが亡くなっている。彼女はフランスを代表する多くの名作に出ている女優だったが、ブラックアジア的には、この『女と男のいる舗道』がベストだ。フランスの売春を描いた映画である) タイ・バンコクの売春地帯のひとつにはスクンビット通りがあるのだが、このスクンビット通りには「ナナ」と呼ばれる駅や区域がある。 初めてこの「ナナ」という場所が売春地帯になっていると知ったとき […]
タイの首都バンコクから数時間で到達する堕落したリゾート地であるパタヤは、ベトナム戦争時代にアメリカ軍の駐屯基地として使われていた。 そのため、バンコクのパッポンと同じく、この地区にはアメリカ軍兵士を当てにしたゴーゴーバーが林立した。そして、1974年にベトナム戦争が終結した後は、堕落した売春リゾート地としてアメリカの退役軍人や観光客を集めるようになった。 私がこのパタヤに初めて足を踏み入れたのは1 […]
ブラックアジアは売春地帯を描くところからスタートしている関係上、そのコンテンツには売春する女たちの話と、売春の現場と、売春に関わるアンダーグラウンドの動きに関する記事は凄まじく大量にある。 ブラックアジアは「日本最大の売春考察サイト」であるとも言える。 そうした関係もあって「売春地帯に行きたい」という男たちや、「セックス産業で働きたい」という女たちからコンタクトを受けることも多くある。そのような決 […]
歌舞伎町のシネシティ広場には、最近はホームレスかホームレス一歩手前の高齢者たちが地べたに座って談笑するようになっており、さらに若者は無遠慮にゴミを捨てるので、どんどん景観が悪化している。 どんなにお洒落な空間にしようとしても、結局はこうなってしまうことに私は苦笑いしながら通り過ぎて、アパホテル側から花道通りに入ろうとする。 すると、途中で胸の膨らみを強調した若い外国人女性が「アナタ、カッコイイネ」 […]
日本の女性は、確かに厳しい経済環境の中で生きている女性も多い。しかし、明日にも食べていけないほど切羽詰まっているわけではない。多くの女性は、ほどほどに何とか食べていけるところで踏みとどまっている。 つまり、必ずしも売春や風俗に向き合う必要はない。しかし現実を見ると、そういう女性もまた身体を売る世界にいる。 なぜなら、貧困ではないのだが自由に使えるちょっとした現金もないからだ。それをセックス産業で稼 […]
若い女はカネを持っていない。しかし「若い肉体」はある。人生に成功した中年以後の男は若さを失った。しかし「カネ」はある。 一方は若い肉体を持っている。一方はカネを持っている。 ここに需要と供給が一致する。「出会いの場」さえあれば、この両者を結びつけることによって、両者は互いに欲しいものを手に入れることができる。互いに自分の持っているものを相手に提供すればいいのだ。 この両者を結びつけるのが、普通は「 […]
閲覧注意 もし、自分の付き合っている女性や妻が売春や風俗に関わっていたとすると、普通の男はどう感じるのだろう。 「そうか。いろんな事情があるんだな」と彼女を理解する男は恐らくかなりの少数派であるはずだ。「いったいどういうことだ」と逆上して彼女を問い詰め、即座に別れ話につながっていくのが普通の展開だ。 場合によっては殺人事件が起きることもある。 カンボジアで、あるひとりの若い女性が殺されている。殺し […]
アムネスティは2015年から「売春ビジネスは合法化すべき」という方針を採るようになっている。売春を合法化しない限り、売春で生きるしかない罪のない女性たちが犯罪者になってしまい、結局は犯罪組織に管理される実態があるからだ。 売春ビジネスが非合法である限り、彼女たちは非合法の組織に絡み取られる。それを避けるためには売春を合法化し、政府や民間が管理した方が、マフィアやギャングに女性を管理させるよりは「ず […]
ベネズエラの無能大統領ニコラス・マドゥロ大統領の独裁が何をどうやっても止まらない。ベネズエラはすでに国家破綻したも同然で、国家は機能停止し、行政も市民生活も止まり、ハイパーインフレは国家を破壊している。 2018年8月の段階でインフレ率は100万%だった。(ブラックアジア:インフレ率は100万%。ベネズエラはもはや国家崩壊したも同然の国だ) しかし、あれから何も変わっておらず、混乱はよりひどくなっ […]