CATEGORY 貧困・格差

女性の貧困。女性は「こんな国で生きていてもしょうがない」と思いはじめている

先進国におけるパートタイム労働者の約70%が女性であるというデータがある。日本においても、非正規雇用労働者の大半を女性が占めており、とくにパートタイムの労働市場においてはその割合が非常に高い。そして、このパートタイム労働が女性の貧困化を加速させている要因にもなっている。(鈴木傾城)

政治が無能なので、日本はひたすら社会的劣化を繰り返して回復不能な国と化す

馬鹿な政治家がこれからも馬鹿な政治を続けていくのであれば、日本という国はひたすら社会的劣化を繰り返しながら貧しくなっていき、どこかで先進国から脱落してしまうはずだ。今の日本が向かっているのは、そういう世界であることを私たちは理解しておく必要がある。(鈴木傾城)

老老介護。日本の社会の裏側で高齢者が高齢者を看る過酷な日常が広がっている

高齢者が高齢者を看る組み合わせは「老老介護」と呼ばれる。介護疲れや将来への悲観などが原因とされる親族間での殺人や無理心中事件は、この10年間で少なくとも計437件あったことが判明している。老老介護による極度の心身の疲弊で妻や夫を殺してしまう事件が広がっているのだ。(鈴木傾城)

引きこもりが増加し、とうとう146万人となっている。わずか4年で30万人も増加

日本の引きこもり問題は、近年ますます深刻化しており、統計データからもその実態が浮き彫りになっている。2023年の内閣府の調査によれば、引きこもり状態にある人は約146万人と推計され、これは過去最多の数字となっている。2019年の115万人からわずか4年で30万人も増加したのは驚きだ。(鈴木傾城)

日本が機能不全に陥るのは2040年。日本の単身高齢女性の貧困はもっと深刻になる

高齢単身女性の貧困率は44.1%に達する。ざっくりいうと、2人にひとりの高齢単身女性は貧困ということになる。これは、30年以上も日本を成長させることができなかった馬鹿な政治家どもが作り出した結果でもある。強調しておくが、今の政治家はこの問題を対処することはない。(鈴木傾城)

反出生主義という「くだらない考えかた」が蔓延するほど日本は絶望の国になった

反出生主義というのは、「出生=生まれてくること」に反対する考えかたで、もっと端的にいうと「人間は生まれてこないほうがいい」とする主義である。これが日本で広がっている。「こんな日本で子供を生んだら子供がかわいそうだ。だから生まない」となっている。(鈴木傾城)

とめどなく凋落していく日本の中では、「この意識」を持つことが最強なのか?

日本でいえば、世帯所得は300万円未満の人々は、昨今の物価上昇分を収入でカバーできていないケースが多く、食費を削ったり、光熱費節約で体調を崩すような無理を続けている。おそらく、今年の冬も暖房が使えなくて凍死してしまう困窮者が出てくるだろう。(鈴木傾城)

貧困の不安と恐怖というのは、無関係の第三者にも伝播するほど強力なもの

貧困と恐怖は密接に結びついている。経済のグローバル化とイノベーションが加速する中、富の偏在化が進み、社会の分断は年々拡大している。特に注目すべきは、この問題が単なる経済的な困窮にとどまらず、人々の精神的な不安や恐怖にまで波及している点だ。(鈴木傾城)

日本でも「カネがない」という理由で貧困層が医療を受けられない光景が現れる

日本では非正規雇用の貧困が深刻になっているのだが、彼らもまた生活不安から精神的に深刻な状況になりやすい。また、多少の体調の悪化も治療せずに無理するので、よけいに病状がひどくなってしまう。貧困層が増えれば、深刻な状況になる人も増えていく。(鈴木傾城)

「出産したら身体が崩れるので他の女性にやってもらう」という動機の代理出産

違法な代理出産ビジネスは広がるだろう。規制があるにもかかわらず、代理出産ビジネスのブローカーが関与し、法律の隙間を縫って契約が結ばれることも多い。これにより女性たちは保護されなくなり、健康被害や契約違反に対して声を上げることも難しくなる。(鈴木傾城)

もうとまらない。弱者が弱肉強食の社会から非人道的に切り捨てられる10の理由

社会環境は悪化しており、誰もが生きにくい社会と化している。これは政権が変わったら解決するわけではない。これからもずっと弱者が切り捨てられる傾向が続いていく。場合によっては、非人道的なまでに弱者が切り捨てられる社会となる。弱者が苦しむ社会が続いていく。(鈴木傾城)

間違った決断を誘発する「無意識の思考のクセ」をどうやって直したらいいのか?

最近、西成区あいりん地区で事件があった。47歳の男がスーパーマーケットで弁当とシャインマスカットを盗んでいたのを保安員に発見された。男は自転車で逃げようとしたときに、とめようとした保安官を怪我させていたのだった。 その際、男は男性と揉み合いになってカバンを落としたのだが、それを拾った女性からカバンを奪い取る際に、女性の指を骨折させる怪我もさせていた。男は逃げたのだが、あとになって警察に出頭してその […]

弱者男性とはつまり貧困者のことを指しており貧困者の集合体は「貧困層」である

「弱者男性」とは、低賃金で、独身で、恋人もおらず、容姿も恵まれておらず、友人もおらず、若くもない男性を指す言葉である。実際に弱者男性が社会で目立つようになっている。この弱者男性の正体は、「貧困者」に他ならない。弱者男性の問題とは、貧困問題なのだ。(鈴木傾城)

自分が生き残るために弱者を見捨てたり切り捨てたりする「能力」が求められる?

いまや、傷ついた人は「存在価値はない」と笑われるだけとなった。強者が「あんたらは弱者だよね」と指さして公然とマウントを取ってあざ笑うのだ。弱肉強食化していく社会の中では、その中で活き活きと弱者を攻撃できるサイコパスのような人格に需要が生まれる。(鈴木傾城)

日本にゲートシティが生まれるとき、経済格差で社会は荒廃して国家崩壊に向かう

高級地区は金持ちだけが住み、環境が整備されているのでハイセンスな雰囲気となる。最初は「ハイセンスな街」「住みたい街」みたいな紹介をされる。しかし、経済格差が極度に進むと、その街に対するイメージは悪化する。どういうことなのか?(鈴木傾城)

誰もが「将来はもっと悪くなる」という転落の不安と恐怖を感じながら暮らす

富裕層はより多くの資源やチャンスを独占し、貧困層は基本的な生活すら維持できなくなる可能性がある。この格差は単に金銭的なものだけでなく、教育や医療へのアクセス、社会的な影響力にも及ぶ。結果として、社会の階層化が進み、上昇移動の機会が失われていく。(鈴木傾城)

◆売春、ドラッグ、暴力。ハラスメント撲滅や法令遵守を叫んでも無駄な理由とは?

日本という国が衰退し、貧困が広がり、治安が悪化していけばいくほど、得する人間がいる。それは、アンダーグラウンドの人間だ。 アンダーグラウンドの人間というのは、ギャングや、マフィアや、犯罪者や、変質者や、詐欺師や、異常者、さらには社会の裏側で生きているドラッグ依存者や、セックスワーカーなども含まれる。 オーバードーズする若者たち、社会からドロップアウトした人たち、全身タトゥー、ピアス、人体改造など、 […]

経済格差で上級国民と貧困層が固定化され、最後に衝撃的な身分が生み出される?

経済格差は昔からあったが、それがますます先鋭化しているのが現代の資本主義社会である。日本でも「上級国民」と「貧困層」で固定化されつつある。開いた経済格差は縮められないので、固定化されて身分制度のようになる。そして、最後に衝撃的な身分が生み出される。(鈴木傾城)

日本人は民度が高い? いや、日本でも社会への怒りは、暴動・略奪・放火になる

気づいていると思うが、すでに日本ではこの10年から20年の間に極度の格差が容認される社会に変質している。金持ちは超金持ちになり、貧困層は極貧となり、そんな姿が当たり前だと誰もが思うようになっている。貧困層は政治の無策によってますます増えて、怒りはやがて暴走する。(鈴木傾城)

日本人は、ある日突然「ホームレスだらけではないか」と気づくようになっていく

無能な政治で貧困層が増え、貧困が解消されず、生活保護費も上がらず、貧困ビジネスも儲からなくなる。それが続き、これからも何も解消されないのであれば、間違いなくホームレスが増えていく。そうなのだ。これからはホームレスが増える方向に走っているのだ。(鈴木傾城)

VUCA(ブーカ)。焦燥感や不安感ばかりが募り、怒りの感情を悪化させていくもの

「VUCA」が指し示す四つの要素「変動性・不確実性・複雑性・曖昧性」は、もはや捉えどころのない人生の巨大な障害なのである。どうしていいのか分からない。何をしていいのかも分からない。だから、焦燥感や不安感ばかりが募り、怒りの感情を悪化させていく。(鈴木傾城)

凋落していく日本の中で「このような人」は何をどうしても格差の下に落ちる?

社会がまったく成長せずに貧困層が増え、人々が余裕を失ってしまうようになったら、「俺たちも苦しいのだから、自分の力で何とかしろ、甘えるな、自己責任だ」という冷たい態度になっていく。今の日本はまさに底辺の人たちを放り出す社会になっているようにも見える。(鈴木傾城)

私たちは優しさや、相互理解や、のんびりとした幸せな時間をかなぐり捨てた

グローバル化が加速していく中で、私たちは優しさや、相互理解や、のんびりとした幸せな時間をかなぐり捨てた。とにかく自分が豊かになることばかりをめざし、自分の権利だけを主張する社会を築き上げた。いくら競争しても勝てないのに、ずっと競争させられる時代に入った。(鈴木傾城)

転落。今は普通に生きるということ自体が貴重な状況になりつつある時代なのだ

「転落」にはいくつも理由がある。重要なのは、その理由が分かっていても、それが避けられるとは限らないということだ。些細な失敗で転落することもあるし、突如として不幸が襲いかかって転落することもある。自分が招いた転落もあれば、他人に突き落とされる転落もある。(鈴木傾城)

転落したのではなく、最初から努力も向上心もなく社会のどん底に落ちる人もいる

知能に問題があるわけでもないのに、本当に「何もしない何もできない人」が世の中にいる。そういった人たちの一定数が、必然的に貧困に落ちていく。しかし現代社会は、それを指摘するのは一種のタブーでもある。「救済できない人がいる」というのは不都合な事実なのだ。(鈴木傾城)

グローバル化と多文化共生は最後に何をもたらすのか? 衝撃の結末を理解せよ

「グローバル化」というのは何かというと、企業が安い労働力を求めて外国に出ていくことである。「多文化共生」というのは何かというと、企業が安い労働力を外国から連れてくることである。安い労働力が満ち溢れる国は貧困が満ち溢れる国である。最後には悲劇が待っている。(鈴木傾城)

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