◆トレイラー・トラッシュ。貧困から這い上がれないトレーラーハウスの住民たち
2020年、大統領に就任したジョー・バイデンは「貧困層の生活向上を促進する」と謳って社会的弱者に優しい政策を推し進めるはずだった。最近では「子供の貧困率を半減させた」と再選のためにアピールもしている。 本当だろうか? バイデン大統領の時代でアメリカの貧困層はそれなりに豊かになったのだろうか。 データを見ると、バイデン大統領が誇る「弱者救済」はまったく成し遂げられていないことがわかる。最近のアメリカ […]
2020年、大統領に就任したジョー・バイデンは「貧困層の生活向上を促進する」と謳って社会的弱者に優しい政策を推し進めるはずだった。最近では「子供の貧困率を半減させた」と再選のためにアピールもしている。 本当だろうか? バイデン大統領の時代でアメリカの貧困層はそれなりに豊かになったのだろうか。 データを見ると、バイデン大統領が誇る「弱者救済」はまったく成し遂げられていないことがわかる。最近のアメリカ […]
新宿・歌舞伎町の大久保公園付近では、かつてはネットカフェ難民の女性がひっそりと立っている場所であった。彼女たちは身なりもどことなくくたびれていて、疲れ果てたような顔をしていた。 それが今では、ごく普通に見える若い日本人の女性が大量にストリート売春をするようになっている。(大久保公園でストリート売春をする日本女性を突き落としている「元凶」とは?) ここに立てば金になると知った貧困女性が立つこともある […]
2022年が終わろうとしている。2022年は世界的に見ても成長のない年であった。株式市場も大きく調整し、物価も上昇し、貧困層が拡大して貧困の度合いも深まっていくようなそんな動きが起きていた。 では2023年は希望の持てる明るい年になるのかと言われたらまったくそんなことはなくて、アメリカの経済学者・ヘッジファンド・政府関係者のほぼ全員が「景気後退《リセッション》がやってくるのは確実」と口を揃えるよう […]
コロナ禍前の2019年、私は歌舞伎町にあるマンガ喫茶で家さえも借りられなくて、都会の裏側を転々としている若者たちと話をしていた。学歴もなければ長く続く職歴も持たない彼らは、もう安定した生活を送ることもできなくなっていた。 マンガ喫茶を根城にするデリヘル嬢にも会った。 そういった話は著書『ボトム・オブ・ジャパン』に書いたのだが、社会に見捨てられた女性たちが、ホームレス寸前のギリギリで暮らしているのを […]
私は人生の長い時間を社会の底辺部にいる人たちと付き合ってきて、今もそういう人たちと一緒にいる方が自分に合っていると思う。私自身も社会に出てすぐにドロップアウトした野良犬だし、今も別に社会に迎合しようと思わない。 やりたいようにやって、生きたいように生きている。 ビジネスをしているわけでもないのに、なぜか金はそれなりに持っているが、その金というのは、人生の終わりまで社会の底辺をうろつくために持ってい […]
最近、ネットカフェ、サウナ、個室ビデオに定住していた人たちが、少しずつカプセルホテルに移行しているという話を聞いた。何でも、一ヶ月4万円で、風呂が入れて、食事は無料で酒も飲めて、コワークでちょっとした仕事もできる空間になっているのだという。 カプセルホテルと言えば「夜に一泊してすぐに去る場所」というイメージがあるのだが、いまや定住型に変化しつつあるのだ。(https://www.value-pre […]
2020年、新型コロナウイルスがパンデミックと化してグローバル経済が止まり、世界中で多くの人々が解雇され、世界は大混乱に落ちた。3月に入ると株式市場も大きく下落して「コロナショック」が発生した。 このまま放置していると金融市場は一斉崩壊に陥る危機となったので、世界各国の中央銀行は異次元の金融緩和を行った。この時の金融緩和はまさにヘリコプターから金をばらまくも同然の動きであった。 これによって余った […]
安倍首相が殺されたのは陰謀だという話もあるのだが、私はそういう説にはあまり関心を持っていない。 今の資本主義社会でうまく生きられず、非正規雇用で社会の底辺にいた男性が、統一教会に家庭をめちゃくちゃにされたことによる恨みで一方的に安倍晋三氏を恨み、事件を引き起こしたものだとシンプルに考えている。 自殺をも覚悟している何も持たない貧困男性が、もう所持金も失ってにっちもさっちもいかなくなり、統一教会に関 […]
コロナ禍で多くの非正規雇用者が給料減・雇い止め・リストラに遭って苦しんでいるのだが、その中でも非正規雇用者の多くを占める女性が最も追い詰められている。 ワクチン接種は世界中で始まっているのだが、2021年はまだまだコロナ禍が社会を覆い尽くしたままなので、女性の苦境は止まらない。コロナは人と人の接触を避けなければならないので、水商売でも風俗でも稼げない。 生活も、コミュニケーションも、夜の世界も、す […]
ひとつの哀しい国がある。モルドバだ。 私たちは誰もモルドバという国に興味がない。関心もない。だから、それがどこにある国なのかも知らないし、まして歴史も知らない。 私たちは誰も、この国のことを知らない。ただ、闇をさまよってハイエナのように売春女性を食い荒らす男たちは、モルドバの女性のことをよく知っているかもしれない。 なぜなら、売春地帯の多くにモルドバ女性がいるからだ。彼女たちは普通に「白人」だ。ど […]