キャバクラやクラブやラウンジやその他ナイトクラブの女性たちは、3月の自粛ムードからどんどん稼げなくなり、4月7日からの緊急事態宣言で休業状態へと突入した。風俗で稼いでいる女性たちもまた、店は開いていても客が激減してほとんど稼げなくなってしまっている。
市中感染で増え続けている「感染経路不明」というのは「歓楽街で感染したことを言わない男と女が引き起こしている」と分析する人もいるのだが、それは恐らく一部は事実だろう。
コロナはなぜか社長や経営者や役員がかかりやすいとも言われているが、こうした人たちは感染しても「どこで感染したのか」は絶対に言わない。著名な芸能人の感染経路は「歓楽街」であることは、一部では暴露されているが、暴露されなければ秘されていただろう。
そういうこともあるので、店は開いていても「感染経路を辿られたら嫌だ」と思う男は自然に自粛するようになるし、そうしたらいくらナイトクラブやら風俗が開いていたとしても、以前のように稼げるわけではないということだ。
ソープランドのような店舗型の風俗は休業しているのだが、デリヘルは政府要請の休業などに従わない店も多く、東京では政府の要請など最初からなかったかのように無視している。しかし、客が来ないのだ。
そこで、稼げる女性と稼げない女性がくっきりと分離し、稼げない女性は「電車賃すらもなくて店に行けない」くらい窮乏する。