◆風俗や売春の現場では、誰の子供かわからない子供を妊娠する可能性は常にある

◆風俗や売春の現場では、誰の子供かわからない子供を妊娠する可能性は常にある

先日、千葉の栄町で働く現役のソープ嬢と話していると、彼女の知り合いのソープ嬢が「客の子を妊娠して大騒ぎしてる」と言った。

「客の子」と言っても、どの客の子なのかはわからない。予想外の妊娠で、相手もわからないのだから、もう堕ろすしかない。しかし、ソープで働いているにもかかわらず、買い物依存症でまったくカネがない。

「それで、病院行かないといけないし、しばらく働けないし、あれこれ借金もあるから、私にもおカネを貸してほしいと言ってきたの」

その妊娠したソープ嬢はNS(ノースキン)の性サービスをする女性であったのだが、こうした仕事をする女性の場合は、だいたいがピルを飲んでいる。もちろん、妊娠した女性もピルを飲んでいた。

ところが、それでも妊娠したというのだ。そんなことがあるのかと思っていたら、彼女は「ある。ピルだって完璧じゃないし」と私に言った。

「時間守ってきちんと飲んでても、飲み忘れなくても、やっぱり妊娠することがあるのね。吐いたりしたり、下痢したり、消化がうまくいかなかったりしたら、ピルが吸収されないんだって。それでピル飲んでるはずなのに妊娠したりする。他にも聞いたことあるし、ちらほらいるんじゃないかな。ゴムありのソープでも妊娠してしまった子もいるんだよね。だからゴムつけてたらピル飲まなくてもいいなんて絶対に嘘だと思ってる」

彼女はそのようなことを、まるで自分に言い聞かせるかのように言った。たしかに風俗嬢にとっては「客の子を妊娠してしまう」というのは他人事ではない。

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