ドラッグ

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◆軍事政権のミャンマーはドラッグ禍に飲み込まれて、さらに何を生み出すか?

ロシアとウクライナの戦争、イスラエルによるパレスチナへの攻撃が国際的に注目される中、完全に無視されているのが東南アジアの一角で起こっているミャンマーの軍政と民主派の闘争だ。 ミャンマーでは2021年に軍事クーデターが発生し、それ以降も政治的な混乱が続いて今もとまらない。軍事政権が権力を掌握して市民を弾圧し、国際社会からの非難を浴びながらも、軍事政府は権力を放棄しようとしない。 政治的な混乱に伴い、 […]

◆かつての売れっ子モデルが完全に転落して、衝撃的な人相と姿になった

2019年に書いた記事なのだが、ここで取り上げた女性タイ・マナサナンはどうやらこの記事の翌年の2020年7月に亡くなっていたということだ。困窮し、うつ病になり、ドラッグや睡眠薬などの薬物乱用で苦しんでいた。あばら家で暮らしていたのだが、その家の中で死んでいた。争った形跡もなく、遺体にも損傷はなく、事件性はなかった。享年33歳だったという。 * * * 2019.03.06 芸能界や映画界のようなシ […]

◆これから日本のアンダーグラウンドで主流になっていくのが「ギャング」である

「多文化共生」みたいな美辞麗句を言っていたら、文化も宗教も伝統も考え方も生活習慣も何もかも違う民族同士が対立し、衝突し、殺し合いになるのは「誰でもわかっている結末」である。 しかし、世界中で「多文化共生」みたいな美辞麗句が謳われて移民を大歓迎した結果、どうなったのかというと、社会がぐちゃぐちゃになって治安が悪化してしまうことになった。 他にもある。「稼ぐが勝ち、稼げない奴はクズ」みたいなことを言っ […]

◆表社会は彼らにオーバードーズをやめさせたいが、私はつい違うことを思う?

今、トー横界隈などにいる日本の若者はアルコールと市販のドラッグでなんとか陶酔感を得ようとしているのだが、市販のドラッグは大量にオーバードーズしなければならないわけで、経済的にも身体的にも非常に負荷がかかっている。 もし私がまだ10代後半だとか20代前半で、トー横界隈の若者たちのように世間から爪弾きされた状態でドラッグに溺れるとしたら、彼らのように市販の薬でオーバードーズするようになっていたのだろう […]

◆トー横界隈のオーバードーズ。合法のクスリでどこまで極限を追えるのか?

トー横界隈では昼間から真夜中まで、曜日かかわらず常に誰かが集まっていてグループになって話し込んだり、ふざけたりして親睦を深め合っている。10代の若者が歓楽街に集まって無軌道に時間をつぶすのだが、その中で絆が深まると互いに負の側面が強調されていくことになる。(鈴木傾城) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

◆ドラッグ市場の流通に大きな異変が起きており、それは日本に無関係ではない理由

今後、日本も多文化共生によって外国人が大量になだれ込み、しかも貧困化した若者が増えるので、間違いなくドラッグ禍が膨らんでいくことになる。 すでに、若者を中心にしてマリファナの所持や使用で逮捕される人数が毎年のように伸びており、2020年には摘発が初の4000人超えとなり、そのうち20代以下が6割を占めるという統計が出てきている。 日本政府が進める多文化共生(留学生・技能実習生・単純労働者・インバウ […]

◆日本は間違いなくドラッグ禍に見舞われるのは、貧困と「これ」が増えていくから

人々はハッピーになりたい。人々は世間の憂さを晴らしたい。人々は快楽に浸りたい。人々は多幸感に包まれたい。 なぜなら、生きるというのは非常に苦しい場面もつらい場面も悲しい場面もたくさんあって、とても正気ではいられないほど心が疲弊していることが多いからだ。「心が折れる」という表現があるが、しばしば心が折れるような出来事が起こる。 まるで自分がこの世で取るに足らない人間のように思えたり、自分は社会にとっ […]

◆世界から見捨てられて経済苦に堕ちてしまったミャンマーでケシ栽培が復活した

ミャンマーはすでに世界から見捨てられた状態である。軍政による国民の弾圧が今も続いているのだが、世界の目はロシアやウクライナに向いているわけで、ミャンマーに焦点が当たることもなくなった。(ブラックアジア:10年後はミャンマーという国がなくなり、「ミャンマー自治区」となっている?) その結果、ミャンマー国民は経済的にも救いのない困窮を強いられ、政治的にも軍事独裁で民主化の転換機会を失って、東南アジアで […]

◆ドラッグ人口の増加。日本人はどんな状態の時にドラッグに堕ちていくのか?

観光立国であるタイ王国はコロナ禍で観光事業が壊滅的ダメージを受けてしまった。そこでタイ政府は2022年に何をしたのか。外国人観光客を呼び戻すため、一発逆転の秘策である「マリファナ解禁」を一気に決めたのである。 これによって合法化されたタイのマリファナ産業は一瞬にして活性化した。 今はあまりにも誰もがマリファナ売りに参加するので、大きな社会問題となってしまっている。タイの野党はマリファナ解禁を激しく […]

◆日本でもドラッグ蔓延が広がって、ゾンビのようになった依存者が街をさまよう

1990年代のバブル崩壊以後、日本政府は延々と経済政策に失敗し続けているのだが、この30年のほとんどを担ったのが自民党である。2022年7月、やはり日本国民は自民党を選んだ。 自民党しか選ぶ政党がなかったとも言える。だとすれば、いよいよ日本は経済的に落ちていくばかりの国になってしまうことが確実となった。経済政策に失敗し続けている政党がこれからも政権を担うのだから当然だ。 若者の貧困はこれからも増え […]

◆欧米やタイでマリファナが解禁されても、日本人の意識が変わるのは最後の最後?

最近、タイではマリファナの解禁に動いていて、これによって大量の欧米の観光客を呼び寄せることになることが報告されている。(ブラックアジア:マリファナに邁進するタイ。ドラッグ文化と東南アジアは切っても切れない関係) かつてタイは、秘島と呼ばれていたサムイ島が治外法権となってマリファナやLSDやヘロインやマジックマッシュルームが流通していたのだが、いよいよマリファナが解禁されるというので、世界中の観光客 […]

◆マリファナに邁進するタイ。ドラッグ文化と東南アジアは切っても切れない関係

我が愛するタイが、マリファナ合法化に邁進しており、世界中から注目を浴びている。マリファナに関しては、すでに欧米は着々と合法化に向けて歩を進めているのだが、アジアでは今もなおマリファナに対しては懐疑的な姿勢でいる。 しかし、タイ政府だけは別だ。 タイ政府は2018年頃からマリファナの医療目的の使用を合法化していたのだが、2022年6月9日はそれを一歩進めて、「個人用としてのマリファナ栽培も合法化する […]

◆ドラッグを「やらない」と考えている人間を堕とすのがアンダーグラウンド

2022年3月、静岡の沼津市に住む無職20歳の男が覚醒剤の所持で逮捕されている。この男が持っていた覚醒剤は通常の結晶タイプの覚醒剤ではなく錠剤タイプのものだったので、アンダーグラウンドでちょっとした話題になった。 日本で覚醒剤と言えば「粉」というイメージしかないはずだ。しかし、すでに覚醒剤は錠剤タイプも世界には広く広がっているのである。特にこのタイプの覚醒剤が爆発的に流行しているのは東南アジアであ […]

◆コカイン、覚醒剤、マリファナ、MDMA。日本もドラッグが蔓延する素地ができた

2022年の今、日本で再びドラッグ絡みの事件が増えてきている。多文化共生が進められる中で、多くの外国人が自国や外国を経由して日本にドラッグを密輸しようとして次々と逮捕されているのである。 コカインを密輸しようとして逮捕されたナイジェリア人、覚醒剤を密輸しようとして逮捕された中国人、マリファナを大規模栽培して逮捕されたベトナム人、MDMAを密輸しようとして逮捕されたカンボジア人……。 ほぼ毎日のよう […]

◆ホリー・ポーカーの死。ポルノ業界は1970年代には「システム」を作り上げた

2022年2月、日本人にはあまり馴染みのないアメリカ・インディアナ州育ちのポルノ女優が亡くなっている。ホリー・ポーカーという「女性」だ。まだ30歳になったばかりだった。 彼女は「女性」として認知はされていたが、今風の言葉で言えば「トランス」、東南アジア風に言えば「レディーボーイ」が彼女のジェンダーである。 2014年から2018年までアメリカのポルノ業界で活躍し、この間に30本の映画に出演していた […]

◆ドラッグ。日本がドラッグ漬け国家にならないと思っているのは、あなただけ

あまりこういうことを軽々しく言いたくないのだが、私は今後の日本は大量のドラッグが入ってきて、ドラッグ禍に見舞われる国になっても不思議ではないと思っている。 多文化共生を進めていった欧米先進国はみんなドラッグに汚染されているのだが、日本も「留学生・技能実習生・単純労働者・インバウンド」という隠れ移民政策を採ってどんどん外国人を流入させている。 政府がそうしたいと言っているので、今後は1000万人、2 […]

◆国力低下と治安崩壊。地獄に堕ちた女の肉体を、あなたは抱くことができるか?

日本の国力が低下し、もう経済的に浮上できないほど悪化したらどうなるのか、他の国をよく見てシミュレーションしておいた方がいい。ショックを受けないために……。 国家が弱体化し、県や市が財政破綻し、行政が機能しなくなると、警察も予算不足になっていく。警察が予算不足になって賃金が抑えられたり、下がったり、遅配が出たりすると、警察官が辞めていき残った警察官も士気が落ちる。 警察力が低下していくと、犯罪者が我 […]

◆陶酔を手に入れる方法と、前だけ見させて過去を振り返らせない社会風潮の理由

「痛み止めになる」「咳もとまる」「頭痛も消える」「ケガにも効く」「痛風にも効果がある」「睡眠薬にもなる」と喧伝され、実際に猛烈な効果を発揮し、人々が「もっと欲しい」と切望した「夢の薬」があった。 さらにこの薬は、上記の効果以外にも「心から本気で幸せな気分になれる」という効果もついていた。 この薬は「阿片《あへん》」と言った。この多幸感を手軽に味わえる阿片は全世界で需要があって、これを世界中にばらま […]

◆ハードドラッグに堕ちた廃人寸前の女性と、そんな女性を好んで買う男たち

コロナ禍で激震していた2020年11月の最中。アメリカのオレゴン州でひとつの条例が可決された。「110条例」と呼ばれるこの州法は「すべての少量のドラッグの所持を非犯罪化する」ものだった。 すでにアメリカは多くの州でマリファナは事実上の解禁となっているのだが、オレゴン州では自分が使用する分のみのハードドラッグ(ヘロイン・コカイン・覚醒剤等)であればもはや罪にならない。1万円の罰金か、中毒治療センター […]

ドラッグ依存を何とか克服しても決して幸せになれない理由とは?

快楽のためでなく「生きにくさの回避」から覚醒剤に落ちる人もいる。社会は決して自分の思い通りにならない。自分に苦痛を押し付けてくる。うまく生きられない人は、押しつぶされそうな閉塞感にあえぐ。しかし、覚醒剤は弱い心を強くしてくれる効果もある。ある時点までは……。(鈴木傾城)

◆なぜアンダーグラウンドのワルは女性にも覚醒剤を打たせようとするのか?

2020年11月17日、真夜中の午前2時。横浜市南区のホテルの一室で村石恭男という50歳の男が26歳のデリヘル嬢を部屋に呼んだ。デリヘル嬢が部屋に行くと、この男は「お前もやれ」と言って一本の注射器を見せつけた。 女性はもちろん拒絶するが、男は腕をつかんで離さない。女性は必死で逃れて店に連絡して助けを求めた。 店長はすぐに110番に連絡し、警察がホテルの一室に駆けつけた。結局、注射器と覚醒剤0.5グ […]

◆知り合った女性に覚醒剤を打って依存症にさせ、セックスを手に入れる手口

女性8人と男1人を2ヶ月の間に殺しまくっていた神奈川県座間市の白石隆浩は、ツイッターで「首吊り士」と名乗り「首吊りの知識を広めたい。本当につらい方の力になりたい。お気軽にDMへ連絡下さい」とプロフィールに書いていた。 固定されたツイートではこのように書かれていた。 「学校でも職場でもいじめは絶えない。毎日のように通う場所、会う人間とうまくいかないと、精神的にどんどん追い込まれていく。世の中には、ニ […]

◆ボロボロに荒廃したこの白人女性たちを見よ。日本女性もまたそうなっていく

ひとつの可能性を指摘しておきたい。 日本はまだ奇跡的にドラッグの蔓延を免れているが、日本がこれから移民社会となって、周辺国だけでなく、世界中の多くの国の人々が暮らすようになると、間違いなくドラッグの蔓延が避けられなくなるはずだ。 日本社会は本気で少子高齢化を止めようとしていない。政治家も国民も関心が薄い。マスコミも少子高齢化に対して大々的に取り上げることもない。 少子高齢化を取り上げないことによっ […]

タイ・チェンマイでマリファナを大量栽培して逮捕された日本人

この男は有機栽培のマリファナ栽培事業に200万バーツ(約680万円)を費やし、月40万バーツ(約136万円)の売り上げを上げることも目標としていたと語っている。証拠として押収されたのは、407本のマリファナ。数百本のマリファナエキス、乾燥したガンジャ(乾燥大麻)、そしてマリファナの種子、抽出器具だった。(鈴木傾城)

人間を痺れさせ、痛みを消し、酔わせ、殺し、陶酔させる「未知の何か」がある

アヘン、コカイン、ニコチン、そして猛毒物質と言われているトリカブト等は、すべて原料が植物であることを見ても分かるとおり、アルカロイド系だ。神経を痺れさせ、大量に服用すれば死ぬ。ところが、微量であれば薬になる。それも、非常に劇的な作用をすることが多い。アヘンは毒物ではないかと言われるが、そのアヘンでさえ量を間違えずに使うと鎮痛剤になる。(鈴木傾城)

◆メリッサ・リー・マトス。彼女はヘロイン地獄をくぐり抜け、こう語った

ドラッグ依存に堕ちるのは簡単だ。ドラッグに対して思い切り心を解放すればいい。ドラッグの与えてくれる強く心地良い快楽に身を委ねればいい。そうすれば、あっという間にジャンキー(ドラッグ依存者)になれる。 しかし、ドラッグから抜け出すのは難しい。身体的依存・精神的依存が本能レベルで刻み込まれる。理性で止めようと思っても、本能が「欲しい、やりたい、浸りたい」という気持ちを燃やして理性を吹き飛ばす。 たとえ […]

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