CATEGORY 風俗

◆セックス産業は女性にとって救いなのだろうか。搾取なのだろうか?

あなたは、カネの使い方がうまくなくて莫大なカードローンを抱えた女性と恋人になったり結婚したいと思うだろうか。別に気にならないという男もいるだろうが、表で生きる多くの男はそうした女性をパートナーとして見ない。一般的にそのような傾向がある。 あなたは、学歴もなく深く考えることもなく計算もできない女性と恋人になったり結婚したいと思うだろうか。表で生きる多くの男はそうした女性をパートナーとして見ようとしな […]

◆風俗や売春の現場では、誰の子供かわからない子供を妊娠する可能性は常にある

先日、千葉の栄町で働く現役のソープ嬢と話していると、彼女の知り合いのソープ嬢が「客の子を妊娠して大騒ぎしてる」と言った。 「客の子」と言っても、どの客の子なのかはわからない。予想外の妊娠で、相手もわからないのだから、もう堕ろすしかない。しかし、ソープで働いているにもかかわらず、買い物依存症でまったくカネがない。 「それで、病院行かないといけないし、しばらく働けないし、あれこれ借金もあるから、私にも […]

◆明らかに様子がおかしい24歳のデリヘル嬢の話。彼女のおかしさの理由とは?

世界中どこでもそうだが、セックス産業には少なからずの軽度知的障害者や軽度精神障害者が混じっている。さすがに重度ともなると客の方が異常を感じて臆してしまうのだが、軽度だと客は気づかないことも多い。 先日、ある30代の男性から「明らかに様子がおかしい24歳の女の子がいました」という趣旨のメールをもらったのだが、本人の許可を得て、ここに掲載したいと思う。店名やプライバシーに関わる部分については私のほうで […]

◆一日に持って帰れる金額が多くても、貧困から抜け出せない風俗嬢がいる理由

新宿・歌舞伎町には多くの風俗嬢がいるのだが、その中の何人かは極貧と言ってもいいような生活を強いられている。単価の安い激安の風俗にいるわけではない。一日に3万円か4万円を持って帰れるような環境にいる。 ホストにハマっているわけでもギャンブルをしているわけでもない。にもかかわらず、極貧なのだ。なぜなのか。 休みグセと辞めグセがあるからだった。 眠れなかったと言って休む、疲れたと言って休む、気が乗らない […]

◆「男に身体を与える」と、まるで使用権を与えるような言い方をする女性の立場

最近の風俗の業態はデリヘルがほぼ90%近くを占めるようになっている。デリヘルは店舗があるわけではないので、男たちのほぼ全員がスマホで大手の風俗サイトにアクセスして、女性たちのパネルを見て誰にするかを決める。 そのため、風俗サイトに掲載される「パネル」と「日記」は非常に重要な集客ツールとなる。しかし、その日記は、興味深いことに「お金が欲しいので誰か来てください」と書いている女性はひとりもいない。 た […]

◆風俗嬢は、天敵であるストーカーの対応を間違うと「命にかかわること」になる

セックス産業の女性たちにとってストーキングする男たちの問題は深刻だ。 2023年5月には吉原のソープランド『夕月』のトップランカーの女性が殺されるという事件があったが、この事件も一方的に女性に惚れた男が引き起こした事件であった。(ブラックアジア:ソープランド『夕月』でトップランカーの女性を殺した32歳の男が抱えた心の闇) 多くの風俗嬢がこのニュースに震え上がったのは、彼女たちにとってはストーキング […]

◆女性はペットではないので、富裕層の「女性を囲うリスク」は想定以上に高くなる?

事業をやっている男や、親から莫大な遺産を相続して金が有り余っている男が世の中にはいる。そういう男は、銀座のクラブやらキャバクラやら高級風俗店などに出入りして金を散財するのだが、金に糸目をつけないので女たちには好まれる。 私の知っているある風俗嬢は、それほど出勤日数もなければ凄まじく美しいというわけでもないのにトップランカーだったのだが、それは彼女が「金持ちの太客《ふときゃく》」をしっかりつかんでい […]

◆洗練された風俗嬢は色恋を使いこなすだけでなく、もう1つの重要な技も持つ?

夜の世界では「色恋(疑似恋愛)」で相手を落とすのは常識であり、相手をどれだけ勘違いさせて金を引っ張るかがランカーになるかどうかの重要なファクターであったりする。これは水商売であっても風俗であっても同じことだ。 私がインタビューで何度か会った風俗嬢も、やはりランカーともなる女性は本指名を取ることに非常に努力をしていて、客に甘いLINEを送ったり、メールを送ったり、風俗サイトのメッセージのやり取りをす […]

◆セックス産業を嫌悪する真面目な男の激しい拒絶感の裏側にある秘密とは?

セックス産業に染まる女性もいれば、最初から何がどうなっても絶対にセックス産業には降りない女性もいる。社会はそうやって成り立っている。(ブラックアジア:売春や風俗をビジネスとして継続するために女性が捨てなければならないもの) もちろん、これは男性側にも言えることだ。 風俗業界は日本で5兆円から7兆円の産業という試算もあるのだが、これは凄まじい市場規模であり、7兆円であると見ると、ほぼコンビニ業界と並 […]

◆フェミニズムという思想よりもセックス産業の方が需要がある。それが現実の姿

2020年、2021年はコロナ禍で社会は大ダメージを受けたのだが、水商売や風俗業もこの期間は凄まじい売上の減少と倒産に見舞われた。 コロナ禍は特に「人と人の接触」が避けられる疫病だったわけで、超濃厚接触をせざるを得ない風俗業界は特に2020年の春から夏にかけては全店舗が存続の危機に陥った。客は来ないし女性たちも出勤しなかったのである。 こうした逆風の中で、店は営業を停止したり、規模を縮小したりして […]

◆「BA.5」に「ケンタウロス」に「サル痘」の三重苦でも風俗にやってくる客とは?

オミクロン亜種の「BA.5」が広がって危険なことになっているというニュースの最中で、今度は「ケンタウロス」という半人半獣の化け物のような名前の亜種まで発生しており、これが「従来のオミクロン株の3倍」という。 なぜ、ケンタウロスという奇妙な名称になったのかというと、これが過去の変異株と比べてあまりに異質だからなのだという。6月から欧米やインドで急激に広がっていて、すでに日本でもポツリポツリ入ってきて […]

◆風俗不況で8月が修羅場になる理由と、風俗客に反ワク・反マスク・コロナ軽視の流れが届かない理由

5年以上に渡って私に情報提供してくれていた女性が、年齢のことや病気のこともあって風俗の世界から完全に引退して東京からも離れていった。 彼女からはさまざまな現場からの情報を頂いて、もう感謝しかないのだが、コロナ禍の中で彼女もまた風俗を続ける気力を失って、ここ最近は短期のアルバイトなどをしつつ、徐々に風俗から離れている最中だった。 風俗の仕事のせいかどうかは分からないのだが、女性特有の病気も抱えていて […]

◆「風俗をしたら誰でも金持ちになる」は大間違い? 風俗こそ大変な仕事なのだ

先日、風俗の仕事をまったくしたことがない表社会の30代の女性と話をしていて、「生活が苦しいので風俗の仕事を考えたこともある。風俗をやったら、すごく稼げるんでしょう?」と訊かれた。 「風俗は年齢やジャンルによって幅があるので、必ずしもみんながすごく稼げるわけではないと思う」 私がそのように言うと、「私の知り合いで100万円稼いだという人もいる」というので「そういう人もいるけど全員が100万円稼げるわ […]

◆忍び寄る不景気の足音。風俗も彼女たちが想像している以上に稼げなくなっていく

世の中が悪くなっていく。ロシアがウクライナ侵攻していて、ウクライナ国民と経済制裁されているロシア国民が共に奈落の底に落ちていこうとしている。 他にもコロナ禍による混乱、物価上昇、インフレ、利上げなどの悪材料が次々と襲いかかっている。これらの問題が次々と次の悪材料を生み出し、混乱した世界経済がこれによって大きく悪化しようとしている。 だから、私は「今年は小さく生きる」ことに決めており、余計なことは一 […]

◆オミクロンだろうが何だろうが鬼出勤する風俗嬢の裏側にいるのは誰なのか?

2022年2月2日、東京ではコロナの新規感染者が2万1576人となっており、病床使用率も51.4%だとマスコミが煽っているので、さすがに街からは人の流れは減っているという報告も出てくるようになっている。 当然、どこの風俗店でも風俗嬢の出勤が減っている。客も減っているので風俗店の中には大幅な割引をするようになった店もちらほら出てきている。言うまでもないが客が恐れているのである。 それもそうだ。オミク […]

◆吉原に隣接して山谷ドヤ街がある理由。そして吉原も山谷も衰弱死しつつあること

あなたは、吉原や山谷に足を踏み入れたことがあるだろうか? アンダーグラウンドを扱う作家としての職業柄として、吉原の元ソープ嬢と会って話を聞く機会も何度かあった。 若い頃からソープという特別な世界に生きていた彼女たちの話を聞いていると、「吉原」という地域に特別な感慨を持っているというのが言葉から伝わってくる。まるで背後霊に取り憑かれたように。 私は東京都台東区に「吉原」という地名があるものとずっと思 […]

◆再び絶不調に陥っていく風俗ビジネス。オミクロンで客が来なくなってしまった

オミクロンが先週あたりから猛威を振るっている。日本も全国で2万人超え、東京でも4000人超えとなっている。 オミクロンに関して言えば、客観的に見るとデルタ株よりも症状が軽く、重症者や死者は極度に低い。もちろん、症状は人によって違う。年齢や、ワクチン接種の有無でも、症状は変わってくるだろう。 無症状の人もいるのだが、インフルエンザよりも重症化する人もいるので、必ずしも楽観視して良いものではない。しか […]

◆風俗嬢にとって「それ」は、自分の人生を変えてくれる重要なツールだが……

日本の風俗店を管轄しているのは警察庁である。警察庁の生活安全局保安課が2021年5月に出した最新の情報によると、性風俗店の届け出は2020年の段階で3万2066件となっていた。 そのうち、店舗型(ソープランド、ピンクサロン、ファッションヘルス等々)は7402件で、デリヘルは2万2837件だった。映像送信型性風俗(ライブチャット、有料アダルトサイト等々)は2641件、その他186件となっている。 つ […]

◆なぜトップランクの風俗嬢たちはコロナ禍の中でも出勤を減らさなかったのか?

五反田の喫茶店で以前から知っているひとりの風俗嬢と半年ぶりくらいに会った。 彼女は、私が情報源にしている女性のひとりなのだが、生まれてこの方ただの一度も表社会で働いたことがないという筋金入りの風俗嬢でもある。今は、たまにデリヘルで働いたり働かなかったりしながら何となく暮らしている。 去年の秋頃から風俗には戻ったことは戻ったが、最近は風俗の仕事はあまりしていなくて「貯金で暮らしている」と彼女は言った […]

◆貧困ビジネス。「風俗を廃止しろ、生活保護を出せ」と訴える人の裏の儲け方

非常に情熱的で、非常に熱意があって、それなりに影響力のある人が、風俗廃止論や売春廃止論を訴えて世論を動かしたとする。それは成功するだろうか。簡単に結論から言おう。 失敗する。 その人がどんな聖人君子で、どんな正しい発言をしていて、どんなに立派な活動をしていて、どんなに強い正義感があって、どんなに影響力があったとしても、セックス産業を消し去ることは絶対にできない。100%失敗する。 「世界からセック […]

◆復活の狼煙。2021年9月の中旬以降から日本の風俗業界が復活すると思う理由

日本は2020年3月から真夜中の世界で客足が途絶えるようになった。一時期は2020年の秋頃には客が戻るステージに入ったのだが、11月からは再び感染者が拡大して経済が萎み、以後は延々と低空飛行が続いている。今も緊急事態宣言の最中《さなか》であり、経済は正常に回っているわけではない。しかし、だ。来週あたりから風俗業界は「復活の狼煙」を上げるのではないかと思って私は様子を見ている。なぜ来週なのか……。( […]

◆暴力団・チンピラ・半グレ・ホスト・詐欺師・犯罪者を引き寄せる女性とは?

アンダーグラウンドには、粗暴な男、暴力的な男、狡猾な男、ずるい男、他人を突き落とすような男、欲望にまみれた男、金を奪うことしか考えていない男……と、ありとあらゆるタイプの悪人がいる。 こうした悪人たちは、暴力団・チンピラ・半グレ・ホスト・詐欺師・犯罪者だったりするのだが、普通このような男と関わりを持ちたいという女性はいない。関わったらトラブルに巻き込まれるのは見えている。 普通なら、そんな男たちは […]

◆国際イベントと風俗店の浄化はセットで行われる。今回は何が狙われたのか?

オリンピック期間中に苦境に落ちる世界がある。風俗業界、売春業界である。人々はイベントに釘付けになって夜の世界に来なくなる。さらに警察は国際イベントになったら摘発を強化して店が警戒して自粛する。 東京五輪のような華やか「国際イベント」は多くの国民にとって喜ばしいことなのだが、夜の世界に生きる女たち、特に風俗業界や売春の世界に生きている女たちにとっては、息を潜めて警戒しなければならないものである。 警 […]

◆再び緊急事態宣言。また来週から風俗嬢は客が減って稼げなくなるのか?

2021年7月8日。政府はまたもや東京都に対して「緊急事態宣言」を発出すると発表した。7月12日から8月22日まで、である。埼玉・千葉・神奈川・大阪は「まん延防止等重点措置が8月22日まで延長される。 今回のこの決定は、東京都でも感染者が増え、しかも感染力の高いデルタ型のコロナウイルスが広がりつつあることから取られた措置であるとされているのだが、それは建前で、「国民の生活を押さえつけてでもオリンピ […]

◆コロナ禍で風俗嬢が経済的危機に陥っても誰もそれを知らないのは理由がある

コロナ禍はワクチン接種の拡大によって今後は収束していく見込みであり、数ヶ月後は今とはまったく違った光景になっているはずだ。 しかし、コロナの変異種が警戒されているので、ワクチン接種が高齢者だけでなく、10代から50代まであまねく広がらないと、風俗業界にしっかりと客が戻るのは秋以降になるのではないだろうか。 それまでは、推定30万人にものぼる風俗嬢は、「感染を怖がって客が来ない」という冬の時代を何と […]