新型コロナウイルス

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◆再び絶不調に陥っていく風俗ビジネス。オミクロンで客が来なくなってしまった

オミクロンが先週あたりから猛威を振るっている。日本も全国で2万人超え、東京でも4000人超えとなっている。 オミクロンに関して言えば、客観的に見るとデルタ株よりも症状が軽く、重症者や死者は極度に低い。もちろん、症状は人によって違う。年齢や、ワクチン接種の有無でも、症状は変わってくるだろう。 無症状の人もいるのだが、インフルエンザよりも重症化する人もいるので、必ずしも楽観視して良いものではない。しか […]

コロナ禍が収束した後のバンコクのカオサン通りは、再び姿を変えてしまうだろう

外国人観光客というインバウンドにチューニングした街が生き残れないのは、もう仕方がない。カオサンはいずれコロナ禍が完全に収束したら、また一気に盛り返して復活を成し遂げるのだろうが、その時は新しい経営者が新しい店で呼び込むことになるので、コロナ以前とはだいぶ街の様子が変わってしまっていることだろう。(鈴木傾城)

◆復活の狼煙。2021年9月の中旬以降から日本の風俗業界が復活すると思う理由

日本は2020年3月から真夜中の世界で客足が途絶えるようになった。一時期は2020年の秋頃には客が戻るステージに入ったのだが、11月からは再び感染者が拡大して経済が萎み、以後は延々と低空飛行が続いている。今も緊急事態宣言の最中《さなか》であり、経済は正常に回っているわけではない。しかし、だ。来週あたりから風俗業界は「復活の狼煙」を上げるのではないかと思って私は様子を見ている。なぜ来週なのか……。( […]

コロナウイルスがインドで凶暴に変異したことで、インドの女神を思い出した

インドの女神はどんどん凶暴な方に変異する。これが、インド国内に潜り込んだコロナウイルスが凶暴な方に変異する姿にダブった。「コロナウイルスもまたインドに入ったら、インドの女神のように振る舞うのか」と私は思ったのだった。「デルタ」はインド文化を学んだと肩をすくめた。(鈴木傾城)

◆2021年4月時点の風俗業界の現状と「どのような選択を選ぶのか」という問題

先日、久しぶりに風俗業をしている顔見知りの女性からメールで連絡があった。以前、インタビューに答えてくれた女性だったのだが、政治的な志向が似ているので風俗とは別に意気投合し、以来たまにメールのやり取りをしている。 2020年のコロナ騒動から、私は「ほぼ」歓楽街で夜の女たちと会うことはなくなったのだが、彼女は「まだ戻らないのですか?」と聞くので私は「ワクチンを待っている」と答えた。 彼女自身はもう去年 […]

◆コロナ禍の中で起こっているアジア人への差別に「突き飛ばし」が多い理由

中国発のコロナ禍によって世界中が経済的ダメージを受けているのだが、これによって起こったのは「中国人に対する怒り」である。 当の中国はコロナ禍を「外国人が持ち込んだ」「アメリカ兵士が中国に持ち込んだ」と強弁し、全世界の批判に対して逆ギレして対応した。 さらに中国は自国に対しては強権でコロナを押さえ込んで、今度はアメリカの知的財産の侵害して作り上げたワクチンで途上国を懐柔しようとしている。 こうした姿 […]

◆セックスワーカーもいよいよ袋小路。オンラインでも稼げなくなった理由

日本はコロナの感染者が落ち着いてきているので何となくコロナ騒動は終わったかのような意識を持つ人もいるのだが、欧米や途上国では爆発的感染が再び起きていて、あちこちの国が再度のロックダウンを余儀なくされている。 これによって壊滅的なダメージを受けているのが売春ビジネスである。欧米の売春ビジネスと言えば、ストリップクラブ、売春宿(ブラゼル)、ストリート売春、マッサージパーラーなどが主なのだが、今はその「 […]

◆このままでは、日本の社会で女性の餓死者・自殺者が大量に出てもおかしくない

(『9月の自殺者 全国で1805人 女性が大幅に増加 警察庁』と記事になっている。男性が去年よりも0.4%増えて1166人、女性が27.5%増えて639人、特に女性の自殺者が大幅に増えているという。4月4日に書いたこの記事を改めて読んで欲しい。まだまだ経済悪化の地獄は終わっていない) 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないのだが、これによって多くの学校が休校している。 そこで、子供の世話をしなけ […]

◆稼げなくなってしまった風俗嬢は、もう昼職に戻るしか手がないのではないか

全世界の売春地帯、全世界のセックス産業、全世界のナイトライフが一斉に閉鎖され、女たちも男たちも身動きできない事態になるというのは、私も生まれて初めて経験することだ。 まさか、自分が生きている間にこのような衝撃的なことが起こるとは、いろんなことが起こる確率を考え、探るのが好きな私も「一片」すらも思わなかった。今、地球上のすべての歓楽街がシャットダウンしたも同然となっているのである。 しかも、各国が国 […]

◆ほとんどのハイエナは身動きできないままだが、死んでいるわけではない

観光地としてのパタヤはコロナによって壊滅的ダメージを受けており、多くのゴーゴーバーやオープンバーが開店休業に追いやられている。 そんな中でも、わずかに残った長期滞在組のファラン(白人)を目当てにして、開いているバーもあったりする。しかし、客の絶対数が少ないためにパタヤはかつての姿には到底戻れない。 タイでも「国内旅行をしよう」というキャンペーンが2020年7月15日から行われて、パタヤにもタイ人観 […]

◆東南アジア行きが解禁されたら、私の理性は吹き飛んでコロナに感染する

中国発コロナウイルスは人々に「非接触」を強いるのだが、夜の街というのは「超濃厚接触」のためにある場所なので、「非接触」とは真逆にある。 そのため、夜の街がコロナの感染源になるというのは分かっていたし、実際にホストクラブ・キャバクラ・風俗は4月あたりから感染者が相次いでいて「感染源」になっていたのは明白だった。 そういう状況は分かっていたので、私は3月あたりから「真夜中の女たち」「野良犬の女たち」に […]

◆食べていけない風俗嬢がいるのは分かっているが風俗は休業した方がいい理由

私は2020年の3月の段階で、中国発コロナウイルスは間違いなく「夜の世界」を直撃すると冷静に観察して、その時点から一切「夜の世界の住民」に会わないように決めた。そして、仕事に出るべきか辞めるべきかという選択で悩んでいる風俗嬢がコンタクトしてきたら、迷わずこう言った。 「仕事はすべきではない」 なぜなら、風俗の仕事は「超濃厚接触」であるのは間違いないし、市中感染が広がったら間違いなく風俗嬢も感染する […]

◆いよいよ、コロナによる風俗の大量絶滅時代がやって来ようとしているのか?

東京・吉原には約140店のソープランドがあって、そのうちの40店舗近くが閉店するのではないかという惨状が報道されていた。吉原が厳しい状況にあるのではないかとは3月から言われていた。 すでに閉店した店として、「なにわ」「グランプリ」「ダイヤモンドクラブ」「英国屋」「姿麗人(シャレード)」等々、次々と名前が挙がっている。 これらの店の中には以前から経営が悪化していたのだが、そこにコロナショックが襲いか […]

◆世間には申し訳なく思い、自分が自制できなくて悩みつつも破滅に向かう男

日本はコロナウイルスによって、2020年4月7日から5月31日まで「緊急事態宣言」が発令されて多くの店が休業した。当然だが、風俗店も感染者を広げる恐れがあるとして閉鎖された。 東京吉原のソープランドや、大阪の飛田新地などの店舗型の風俗店は「目を付けられやすい」ので多くが政府の要請に従って休業したのだが、政府の要請などまるっきり無視してやりたい放題やっていたのがデリヘル店だ。 もちろん、休業していた […]

◆風俗で感染者が報告されないから、そこで感染者が出ていないわけではない

中国発コロナウイルスの感染者は減ったが、自粛が解除されたのでどのみちこれからは増えたり減ったりを繰り返しながら日常は戻っていくだろう。 治療薬もワクチンも開発されていないのだから、クラスターが発生するたびに大騒ぎになるだろうが、それは止めることはできないし、そのたびにいちいち経済を止めていたら貧困で死ぬ人間の方が増える。 覚悟を決めて、「最大限の防御をしつつ経済再開」をするしかないのだ。 ところで […]

コロナが炙り出す貧困格差。貧困であればあるほどコロナにかかりやすい現実

コロナ禍は、社会の格差を炙り出しているというのは全世界で見られる光景だ。富裕層は衛生観念のしっかりした空間で、社会的距離もしっかり取った生活ができて、場合によっては数ヶ月も家から出なくても普通に生きていける。資産がたっぷりあれば、いくらでも自粛できるのである。しかし、どん底(ボトム)で暮らしている貧困層は違う。(鈴木傾城)

◆食べて行けない女たち。極端な都市封鎖はインドネシアでも限界に来ている

今、インドネシアで予期せぬベビーブームが起きるのではないかと懸念されている。「予定していなかった妊娠」に至る可能性がある女性が40万人以上いるというので凄まじい。 何が起きているのか。コロナによる警戒で4月10日から各主要都市の都市封鎖(ロックダウン)によって避妊具が手に入らなくなっている。これによって避妊の失敗が増えるというのである。 インドネシアだけでなく、世界的に「コロナベビーブーム」が起き […]

新常態(ニュー・ノーマル)。今までとまったく違う社会がやってくるか?

サラリーマンとして生きてきた人はずっとサラリーマンの発想をするし、事業家として生きてきた人はずっと事業家の発想から抜け出せない。すべての人はそうだ。世の中が変わり、その生き方が自分の不利益になると分かっていても、すでに潜在意識の域まで生き方や発想や生活習慣が染みついてしまっているので、いったんゼロに戻してイチから自分を構築するというのがなかなかできないのである。(鈴木傾城)

2020年。コロナ危機によって、すでに人間の心を破壊する社会が到来している

今、私たちが放り込まれているのは「恐慌」に匹敵する事態なのだ。これから雇用の不安定化と流動性がどんどん増していき、企業そのものが体力を失って倒れていく。世の中がおかしくなればなるほど、世の中が暗転すればするほど、意識して自分の心を管理しなければ、やがて心も壊れてしまうことになる。今の時代は、意識して自分の心を管理すべきなのだ。(鈴木傾城)

いよいよ戦争への道が見えてきた。責任を追及するアメリカと逆ギレする中国

中国は民主国家になる気などさらさらない。中国共産党政権が支配する独裁国家体制である。そして、中国共産党政権が支配する中国には民主主義も人権もない。人民を監視するだけでなく、チベットや新疆ウイグル自治区でも少数民族を激しく弾圧している。さらに南沙諸島でも領土的野心を隠さない。アメリカはこのような中国共産党政権が支配する異常な国家と2016年から激しくぶつかり合うようになった。(鈴木傾城)

◆【投稿】再始動を迎えたタイ。タイはいかに新型コロナウイルスと戦ったか?

タイは3月上旬に入ってから中国発コロナウイルスが蔓延していき、一気に感染者が広がるという事態になったのだが、これについてはブラックアジアでも何度か扱った。以後、タイは強烈な都市封鎖(ロックダウン)を行って現在に至っているのだが、状況はどうなっているのか。タイ在住の読者(ky)氏から詳細な投稿を頂いている。私たちの愛する国「タイの今」がどうなっているのかを共有したい。(鈴木傾城) コンテンツの残りを […]

◆都市封鎖。インドのセックスワーカーは絶望的な状況に追い込まれてしまった

インドは分かっているだけでも中国発コロナウイルスの感染者は3万5365人おり、死亡者数は1152人にのぼっている。 インドではゾロアスター教の指導者がイギリスで感染して症状が出ているにも関わらずインド中の村に説法に行ってウイルスをばらまくという事件もあった。さらにイスラム教の指導者もニューデリーで大規模集会を開いてコロナを拡散した。 インドはイスラム教嫌悪が強い国なのだが、これによってインド人のイ […]

コロナショックの不況で日本政府が困窮者を救えないなら貧困地区が誕生する

中国発コロナウイルスによって日本人全体が貧困化していくのに、ハイセンスな街ばかりできても仕方がない。需要があるのは、ボロボロでも安いアパートがひしめき、貧困層を相手にした激安の食材を売る店があり、屋台が安い一品を売ってくれて、汚れた服を着ても誰も文句を言わない同じ貧困層が住んでいる地区だ。(鈴木傾城)

コロナウイルスによって追い込まれていくタイ。やはりステイホームでは限界

タイ政府はひとまず4月30日までロックダウンを継続する予定なのだが、もしかしたら継続されるかもしれない。そうなると、人々はコロナ感染を免れるかもしれないが困窮はますます強くなる。継続が長くなればなるほど、経済的にも精神的にも持たない人が増えるだろう。今のところ、タイの国民は平静を保っているのだが、自粛(ステイホーム)によって経済的に困窮して政府の支援が十分でないと「ステイホーム」など言ってられなく […]

◆中国発コロナウイルスの蔓延で最も焼け太りする業界は「ここ」だったのか?

中国発コロナウイルスによって、全世界の都市は事実上の封鎖(ロックダウン)状態にある。当然だが歓楽街も多くが休業し、ナイトクラブもストリップショーも性風俗店(ブラゼル)もすべて店を閉めている。 そして、ストリート売春ですらも激減した。もちろん、ゼロになったわけではない。しかし、客も女性も「濃厚接触」によって生命の危機に直面するとなれば、今まで通りに振る舞えるはずがない。見知らぬ人との接触はなるべく避 […]

どこまでの社会環境の悪化が自分の限界なのかは、よく知っておく必要がある

人間は堕ちるところまで堕ちても、自殺しない限りは「仕方なく」でも生き続けることになる。だから、今まで清潔で安心な環境で生きていたとしても、いざとなったら誰でも路上生活者となっても生きることができるのかもしれない。しかし、誰でも「ここまで堕ちたくない」と思うレベルがある。自分にとっては、それがいったいどこまでなのか……。多くの人たちが、そういうことを考えなければならない時がやってきている。(鈴木傾城 […]