自然破壊

超巨大災害で大都市は丸ごとインフェルノ(地獄)になってしまう可能性もある

今年の「夏」は統計データが残っている1898年以来のどの年よりも気温が高く「観測史上もっとも暑い夏」と気象庁は発表した。たしかに今年は尋常ではなかった。9月も半ばに入った今も暑さが続いている。この異様な暑さは毎年続く。いずれ大都市は地獄になるのではないか?(鈴木傾城)

◆今後、未知のウイルスが過去最速で世界に広がる2つの理由。世界はもう逃れられない

最近、コロナ禍が再び爆発的に広がっており、2022年7月21日にはとうとう感染者は過去最多の18万人超えと化した。オミクロン亜種である「BA.5」は感染力が強く感染者が増加しやすい傾向にあるので、感染者はもっと増えるだろう。 現在、このオミクロン亜種「BA.5」と同時にサル痘も世界中でじわじわと広がっているところなのだが、世界保健機関(WHO)の報告では致死率最大88%ともなるマールブルグ・ウイル […]

今になって人類はサステナビリティとか言っているのだが、もう手遅れなのでは?

気象学者もこれらの激甚化する一方の自然環境の悪化を止める術《すべ》を持っていない。だからこそ、全人類が「SDGs(持続可能な開発目標)」を意識して自然破壊を抑制しようとしているのだが、果たして効果があるのか疑問だ。人類が意識を変えたくらいで止められるのか……。(鈴木傾城)

アフリカを揺るがす蝗害(こうがい)。放置すれば深刻度は500倍の規模になる

今、東アフリカを恐怖のどん底に突き落としているのは「サバクトビバッタ」という種類のバッタだ。日本で言うところの「トノサマバッタ」とよく似たバッタだ。群れをなして飛び、視界一面を覆い尽くすこのサバクトビバッタは、現地では「黒い悪魔」とも呼ばれている。(鈴木傾城)

人類が2050年に崩壊する前に、自然と共存できる文明の「再構築」が急がれる

シンクタンクの報告書に拠らなくても、自然が破壊され続けると、いずれかの地点で、人間は自然に復讐されると私たちは誰でも常識的に考えて思うはずだ。世界のどこかで起きている自然破壊と異常現象は、単にそのエリアだけで収まるものではなく、周辺国を通して全世界に広がっていき、やがては地球全体が環境破壊の影響で苦しむことになる。(鈴木傾城)

結果的に、人間そのものが自らの手で自らを絶滅させる生物を育てている

ティッピングポイントというのは『物事がある一定の閾値を超えると一気に全体に広まっていく際の閾値やその時期、時点のこと』と説明されている。 人間は自然破壊の上に文明が成り立っていることを十分に認識している。そして、自然破壊が続くと、いつか「ティッピングポイント」を踏み越えるであろうことも意識している。 自然はどんなに破壊しても必ず修復するわけではない。もはや回復できない地点があるのだ。しかし、人間は […]

100万種の動植物が絶滅する。今後は人間も生きるのがつらい環境へ

ツシマヤマネコ、イリオモテヤマネコ、ダイトウオオコウモリ、ハヤブサ、ライチョウ、カンムリワシ、サンショウウオ、ニホンウナギ。日本に棲息するこれらの生物の姿を思い浮かべることができるだろうか。これらの生物には、ある共通点がある。 それは「すべて絶滅の恐れがある」というものだ。 キリン、ライオン、チンパンジー、サイ、コアラ。これらの馴染みの動物もまた個体が激減しており、このままいくと絶滅に向かったとし […]