CATEGORY 心理

アスペルガー症候群。知能は問題ないのに社会的に不適合な人たちが存在する

アスペルガー症候群の人の特徴は、とにかく「対人関係がうまくいかない」ということに尽きる。もともと「相手の気持ちが分からない」ので人間関係を後天的に学習するのだが、人間というのは型にハマっているわけではないので学習した通りの区分けができない。その上、自分自身の振るまいも分からないのでどうしても対人関係にエラーが発生してしまう。(鈴木傾城)

自分が意識できていない「無意識」が自分の人生を破壊していないか見つめる

人生が思い通りにいかず、どんどん選択肢がなくなり、どん底(ボトム)に転がり落ちていく最中にある人は、目の前にある「危機」に対応することも大切なのだが、それと同時に自分が意識できていない「無意識」が自分の人生を破壊していないか精査する必要がある。(鈴木傾城)

自分が成し遂げたいと思うことは、徹底した反復で手に入れなければならない

「飽きもせず同じことを繰り返す」というのは、正しく使えば自らの目的を実現する大きな力になる。だから成功している人ほど、目的を達成するために常軌を逸しているとまわりから思われるほど「反復」する。大切なことは何度も何度も反復される。反復することによって記憶に刻まれ、肉体に刻まれ、自分の血となり肉となる。(鈴木傾城)

生活に困ってどん底まで落ちぶれたら、ブランドの背広を着て歩こうと思った日

騙されないようにするためには、常識的な判断を身につけるということくらいしかない。やたら肩書きや家柄を強調する人には気を付ける。社会的立場を自慢する人を信用しない。肩書、経歴、資産、高級ブランドを自慢する人間とカネがかかわる話をするときは最大限に警戒する……。常識が働く人であれば騙されることはないのだが、それでも人生の中で何度かは詐欺師に騙されることもあるかもしれない。それほど、ブランドの力は強いも […]

正義は常に勝つわけではないし、悪は蔓延るし、話しても分からないのが現実

詐欺師ほど「友達になろう」と言って寄ってきて、「この宗教を信じろ、これを買ってくれ、カネを貸してくれ、言う通りにしろ」と操ってくる。現実の社会では、「誰とでも仲良く」という子供向けの理想をそのまま信じて社会に出て、人を疑うことを知らない人間が真っ先に食い物にされる。(鈴木傾城)

フェアではないのに競争社会。「夢を持て」は「もっと競争しろ」の裏返しだ

「夢は実現する」こういう明るいメッセージは実に口当たりが良くて人々を酔わせて気分を良くさせる効果があるので、社会はメディア等を使って繰り返し繰り返しそのような言葉を美化して人々に送り届ける。その結果、どうなるのか。確かに「一部」は思う通りになった人もごくわずかにいる。しかし、「大半」の人は思い通りにならない。(鈴木傾城)

2020年。コロナ危機によって、すでに人間の心を破壊する社会が到来している

今、私たちが放り込まれているのは「恐慌」に匹敵する事態なのだ。これから雇用の不安定化と流動性がどんどん増していき、企業そのものが体力を失って倒れていく。世の中がおかしくなればなるほど、世の中が暗転すればするほど、意識して自分の心を管理しなければ、やがて心も壊れてしまうことになる。今の時代は、意識して自分の心を管理すべきなのだ。(鈴木傾城)

自粛の時代になって、1340万人が「人付き合いから解放された」と安堵している?

本当のことを言うと、仕事に行ったり人と付き合うより、家に帰ってひとりで好きな映画を観たり、音楽を聞いたり、本を読んだり、ゲームをしたりしたい人が大勢いる。しかし、ただ生活のためにそれをぐっと我慢している。働いている人のうち、1340万人はそうかもしれない。感受性が強すぎて疲れてしまう人はHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と言う。(鈴木傾城)

デマを止める方法はない。次から次へと新手のデマが登場して社会を攪乱する

社会が異常事態に陥ったときデマは必ず発生する。そして、ほとんどの場合はデマを止めることはできない。場合によってはデマが限りなく広がって自己実現する。これは、途上国に限った話ではなく、どこの国でも起こり得る。現に世界中で人々がデマに翻弄されている。今回の転売屋やマスコミが引き起こしている騒動を見ても分かる通り日本でもデマはいくらでも広がる余地がある。(鈴木傾城)

私たちが生きているのは、誰かを嫌い、嫌悪し、恨み、排斥し、衝突する世界

今の時代は、時代が時代であれば「聖人」ともあがめられるようなローマ教皇みたいな立場の人でさえも批判の対象になるのだから、聖人でも何でもない私たちが、誰かの怒りを買わない方がむしろどうかしている。だから、誰かに嫌われて気に病むのは無駄だ。私たちが生きている世界は、誰かが誰かを嫌い、批判し、嫌悪し、恨み、排斥し、衝突する世界なのだ。それが現実だ。(鈴木傾城)

自分の名前が「セルフイメージに合わない」と思って生きている人は大勢いる

自分の名前は自分で付けたわけでもないのに、一生涯自分のアイデンティティとして付いて回る。多くの人は子供の頃から名前を呼ばれて馴染んでいるので、次第に自分の名前に愛着を持って好きになることが多い。しかし、そうでない人も「17.85%」の割合でいる。ざっくり言えば、10人の人がいたら、そのうちの2人は自分の名前に違和感を持ち、「好きではない」「馴染めない」「自分に合わない」という感情を持っているという […]

優しい人を獰猛な性格にする方法。まずはテストステロンの分泌量を操作する?

世の中は性別を問わず、荒々しい性格の人間がいる。この荒々しさを生み出しているのは、間違いなく「テストステロン」であると言える。人間の身体はひとりひとり微細に違っており、テストステロンの分泌量もまたそれぞれ違っている。それが性格の差をも生み出す。(鈴木傾城)

子供用コンテンツの世界観が、現実を生きる上での足かせになっていく理由

最近、30代どころか40代を過ぎても自室に引きこもる人たちを「子供部屋おじさん」と呼ぶようになっている。彼らは厳しい社会の犠牲になったのは確かだ。現実に対応できず、自ら家に引きこもって世間の荒波を渡ることを諦めた。(鈴木傾城)

私はこれからも他人の嘘や相手の本当の性格を見抜くことはできないだろう

騙される前提で物事を組み立てるというのは、ある意味「人を見る目がない」という非力を認めるようなものだ。「これだけ人生経験をして人を見抜けないのか」と言われれば、まったくその通りなので情けない部分はある。しかし、現実に人が見抜けないのであれば、これは仕方がない対処だ。私はこれからも他人の嘘や相手の本当の性格を見抜くことはできないだろう。(鈴木傾城)

新しいことが覚えられず古いことばかり覚えている「記憶の逆転現象」の理由

先日、久しぶりにバンコクに行って、ヤワラー地区をも野良犬のようにうろつき回っていた。 この地区を歩くのは約8年ぶりだったにも関わらず、そこに到着したらまるで8年のブランクはまるでなかったかのように、すべての道を思い出した。名前もないような路地裏さえも覚えていた。 ヤワラー地区は「今度、再開発する」と言われながら、今もなおそれほど変わっていない地区である。いったい、いつになったら再開発に入るのだろう […]

「人を信じるのは美しい」と言っている人は、詐欺師でも悪人に見えない

詐欺師ほど「人を疑うな」「友情、友好、友愛」と他人を諭す。人を信じさせれば、詐欺師の自分も信じてもらえて騙しやすくなるからだ。暴力団ほど「暴力反対」と他人に言う。他人に暴力を放棄させれば自分が暴力を振るえるからだ。 カルトの教祖ほど「神を信じろ」と他人に説教する。他人が神を信じたら「自分こそが神だ」と宣言すれば相手は自分の思うとおりになるからだ。 「一見、良いことを言っているように見えて、実は裏に […]

自分を取り戻す方法。「過去のドアを開ける鍵」はどこにあるのか?

ボブ・ディランの『時代は変わる(The Times they are a changin’)』という歌で、このような一節がある。 「あなたは、泳ぎ始めた方がいい。そうしないと石のように沈んでしまうだろう。時代は変わって行くのだから」 時代は常に変わっていく。それは止められない。昨日と今日はまるで同じ一日に思えるのだが、それでも10年前と今日では確かに時代が違っていることを私たちは振り返 […]

暴力も自殺も、まるで伝染病のように人々の心に乗り移るという事実を知れ

私たちは「伝染病」と言えば、ウイルスが人から人へと伝染していくインフルエンザのようなものだけを想像する。 しかし、伝染するのは病原菌だけではない。 強い感情もまた人から人へと伝染していく。たとえば、憎悪だ。それはとても強い感情なので、共鳴するにしても反発するにしても、相手と同じ憎悪が当事者に発生して、どんどん広がっていく。 憎悪は理性ではなく感情である。感情は往々にして理性を超えるので、憎悪が蔓延 […]

1990年代の経済情勢が悪化から「前向き思考」が宗教のように広がった

日本は1990年にバブルが崩壊し、その頃から急に「前向き思考(ポジティブ・シンキング)」を極度に礼賛するようなものが持てはやされるようになり、それが長らく続いた。 興味深いことに、日本の経済が悪化していけばいくほど、その前向き思考はどんどん原理主義化していき、もはやネガティブなことを考えることや、落ち込むことすらも自分で許さないような方面にまで到達していった。 よく考えれば分かるが、人は誰でも絶好 […]

親にかけられた「呪いの言葉」。この呪いを解くにはどうすればいいのか?

小さな子供にとって「親」が唯一絶対の存在だ。ある時期まで親は「神」であると言っても過言ではない。親がいなければ子供は生きていけない。 そのため、両親が間違った教育や愛情や環境で子供に接し続けた場合、子供はその親から大きな精神的ダメージを受け続け、そのダメージを大人になっても引きずることになる。 たとえば、親が子供に「お前は何をやっても駄目だな」とか「お前はクラスの中で、兄弟の中で、一番駄目な子だ」 […]

「スリルに生き、スリルに死ぬ」ことを求める人はチェ・ゲバラになれる

アルゼンチンに生まれ、カストロと共にキューバ革命を成功させた筋金入りの革命家、チェ・ゲバラは幼児の頃から喘息に苦しむ少年だったが、異様なまで激しいスポーツを好む性格があった。じっとしていられない子供だった。 大学は医学部に入学したのだが、この頃にオートバイでラテンアメリカを放浪して回り、医学部を卒業してからも、再びラテンアメリカを放浪して回った。その後、メキシコでカストロ兄弟と出会うと、危険な革命 […]

批判者や敵対者を転向させるよりも効率が良く成功率も高い方法とは?

世界は言うまでもなく、多種多様だ。いろんな人がいろんな考え方、生き方、ライフスタイル、文化、習慣を持ち、それぞれ自分のやり方に従って生きている。 当然、日本の中でも様々な考え方の人がいて、同じ日本人と言っても仔細に見るとひとりひとりまったく違う。比較的、画一的で似通っていると言われている日本人でも、個性は千差万別なのである。 地域によっても違う、性別によっても違う、職業によっても違う、資産額によっ […]

人間社会が常に「弱者」を作り出すのは、私たちがそれを求めているから?

インドにはカースト制度(身分制度)がある。カースト制度には「カーストにも入れない穢れた人間」という存在があって、そういった人たちをダリット(不可触民)と言って公然と差別してきた。(ブラックアジア:ダリットの女たち(1)いまだレイプされ続ける女性のこと) かつて、世界では人種差別主義が色濃く残っていて、アメリカでも「黒人は劣っている」として激しい排斥と差別の対象とされてきた。(ブラックアジア:アメリ […]