他人よりもはるかに楽に普通の水準を超越できる方法がある?
生まれつきの能力や才能は、「発掘」されないと、本人すらも気づかないまま眠ったままだ。本当は超人的な能力を発揮できるはずの人が、何もできないで人生を終わらせたりする。それは、往々にして、自分の才能に気づかず「自分の不得意な分野」で生きようとしているからでもある。(鈴木傾城)
生まれつきの能力や才能は、「発掘」されないと、本人すらも気づかないまま眠ったままだ。本当は超人的な能力を発揮できるはずの人が、何もできないで人生を終わらせたりする。それは、往々にして、自分の才能に気づかず「自分の不得意な分野」で生きようとしているからでもある。(鈴木傾城)
日本では年間約34,000例の突然死が発生しており、そのうち約19,000例(56%)が心臓突然死と推定されている。医学は進歩し、病気の治療法は増えた。それにもかかわらず、働き盛りの突然死が阻止できていない。そして、その突然死の多くが浴室で発生している。(鈴木傾城)
社会全体が「短期的な結果」に重きを置く構造になっている。結果をすぐに求めることは、かならずしも悪ではない。むしろ、それは現代社会には必須だ。だが、あまりにも過剰に効率性を追求していると、いずれ大きなしっぺ返しがくる。それは、どういうものか?(鈴木傾城)
今日、ふたつの記事を読んだ。ひとつはアスファルトで死んでいくカマキリの記事で、もうひとつはホストに貢ぎ、路上に立って客待ちをするようになった女性の記事であった。まったく違う世界の記事だが、内容は似てると思った。どちらも操られる存在の記事だったのだ。(鈴木傾城)
30代から記憶の処理速度低下が始まり、70歳を超えると大きく減少する。記憶力も40代以降に徐々に低下し、70歳以降に急激に落ち込むことがわかっている。生きていくなら、そこをサバイバルしなければならない。能力低下に対処するための戦略とは?(鈴木傾城)
人類の足跡に大きな成果が残せるのであれば、ハイパーフォーカス(過度な集中)を持てるのはうらやましいと考える人もいるかもしれない。しかし、彼らの集中力は普通の人とは違っている。普通の人が彼らと同じような集中力を持とうと思っても不可能だと思う。(鈴木傾城)
詐欺師は凶悪な顔をしてやってくるのではない。甘い顔をしてやってくる。だから、最初は騙されるかもしれない。しかし、いったん問題を感じたら、そこからうまく逃げる能力を持たなければならない。うさんくさいもの、どうでもいいものにかかわったときはどうするのか?(鈴木傾城)
アメリカの大統領ともなると、ありとあらゆる情報が集まり、有能なスタッフや超一流の医師もつく。それでも「老い」による衰えをカバーすることができないのはジョー・バイデンが証明した。バイデン大統領の隠せない老いに、自分がどのように老いるのかも考えざるを得なかった。(鈴木傾城)
意味のない怒りもある。一方で社会正義としての「必要な怒り」もある。しかし「みんな仲良く」みたいな教育があまりにも徹底され、怒りを持つのはいけないという教育がされ過ぎると、若者はうまく怒りを表明できなくなる。そして、あきらめた若者の中に希死念慮が生まれる。(鈴木傾城)
人はその世界に長く馴染みすぎると、そこに自分の考えかたや生活のリズムや習慣が積み重なって、徐々にそれを変えることができなくなる。気がつけばそれが人生を貫く生きかたになる。たとえ、望んでいなくてもそうだ。そして、いったん身についた習慣は壊すのが難しい。(鈴木傾城)
酒で寿命が縮まろうが何だろうが、酒はとにかく「必要なもの」であるとして絶対的に支持されている。「酒をやめたら75歳以上は普通に生きられる」といっても、「酒が飲めないなら75歳までに死んだほうがマシ」と思うのが酒の魔力だ。酒を規制しろという動きは出てこない。(鈴木傾城)
孤独・孤立は、個人の心身にさまざまな悪影響を及ぼす。また、人々のつながりの希薄化で社会の活力が低下し、犯罪も増加し、自殺者も増える。互いに助け合うことができなくなり、社会全体が脆弱になっていく。今、日本社会ではこうした傾向が裏側でじわじわと進んでいる。(鈴木傾城)
いつの時代でも不確実性は高く、世の中が安定的に見通せる時代など一瞬足りとも来ることはない。今後も不確実性が増すのは確実だ。社会環境が自分の有利なほうに変化してくれればいいのだが、世の中で起こり得る「予期せぬ出来事」はだいたい自分に不利になる。(鈴木傾城)
相手を睡眠不足にさせるのは、相手の判断能力を奪うための「手法」である。睡眠不足の人は判断能力が低下している。とすれば、「寝ないことが素晴らしい」というゆがんだ価値観の中で勝ち組になる簡単な方法があることに気づくはずだ。それを説明したい。(鈴木傾城)
日本人や日本企業は完璧主義者が多いので乗り遅れる。欧米人や欧米の企業はバージョンアップ主義が根づいているので、あえてリリースして先頭を走る。そして、バージョンアップで対応する。日本人や日本企業がハイテクの世界で「常に出遅れる理由」がここにあるように思う。(鈴木傾城)
心が弱っていたら、ある瞬間にSNSの中傷が矢のように心に突き刺さってしまってもおかしくない。自殺しなくても、何人もの人たちがそういう誹謗中傷にショックを受けて精神的に追い込まれたりしている。人は誰でも、何を書かれても動じない精神力を持っているわけではない。(鈴木傾城)
継続しなければスキルや知識は身につかない。一日で覚えたものは継続しなければ、だいたい忘れる。何かをはじめたとき、最初から目的のものがすんなりと手に入るほど世の中は甘くない。「継続は力なり」だ。だが、この「継続は力なり」には、あまり意識されていないワナがある。(鈴木傾城)
「人間関係リセット症候群」の人は、まわりにいる人たちと一切の連絡を断ち切るようなことをする。SNSのアカウントもすべて消し、場合によっては誰にも黙って引越し、電話番号も変え、自分の痕跡をみんな消してしまう。そこまでして「消えたい」という強烈な意志がある。(鈴木傾城)
「街で見かける自分と同年代の女の子はみんな小顔で可愛いのに自分はそうではない」とコンプレックスを持ち、自分が好きでなくなり、それがゆえに「こんな自分は死んでしまった方がいい」と心の中で漠然と思う。 そんなコンプレックスをずっと心の内側に秘めながら生きている中で、男に「使い捨てみたいな扱い」をされて精神的ダメージを受ける。そんな中で市販の風邪薬などを過剰摂取《オーバードーズ》して、すべてを忘れようと […]
2018年頃、ある女性に「ロマンスグレーの髪が似合ってて良い」と言われて、私は改めて自分の髪を鏡で見たのだが、その時に自分がかなり白髪混じりの髪になってしまっているという現実を直視することになった。 「人に指摘されるほど白髪が増えたのか……」 それが私の実感だった。確かにまだ真っ白ではないのだが、はっきりとした白髪がまだらに目立つようになっていた。私はあまり鏡を見て自分の顔を観察するタイプでもない […]
経済成長しない国になると、間違いなく忍耐を軽視する人たちが増えていく。必死で働いても豊かになれないなら『忍耐に対する報酬』が得られないのだから、忍耐しようと誰も思わない。「必死で働いても将来は貧乏ですよ」と言われたら、誰が必死で働こうと思うのか。(鈴木傾城)
フェミニストの女性が男性を「キモい」とか言って敵視しながら運動を進めると、敵視される側の男性も身構えて対抗せざるを得なくなる。彼女たちの言動が男女の対立を生み出し、よけいにジェンダーの問題をこじらせてしまう。男女はむしろ分断と衝突になっていくのだ。(鈴木傾城)
誰でも他人よりも優れた「何か」がある。誰にも負けないという得意分野がある。ただ、本人がそれに気付いていなかったり、その国では誰も評価しなかったり、才能とは関係のない世界で生きていると、せっかくの才能が磨かれない。己を知って、生き方を考えるのは重要だ。(鈴木傾城)
日本は1990年にバブルが崩壊し、その頃から急に「前向き思考(ポジティブ・シンキング)」が極度に礼賛されるようになった。振り返って考えると、それは必死でもがいても貧困に堕ちていくしかなかった若者たちの「最後の希望」であったのかもしれない。(鈴木傾城)
別れは誰でも経験する。幸せだった時間は返ってこないし取り戻すこともできない。悔やんで涙を流しても、どんなに後悔しても、やり直すこともできないし、相手を取り戻すこともできない。そして、いったん虚脱に落ちてしまうと、もう何も感じられなくなってしまう。(鈴木傾城)
何らかの組織に属している人は、ひとり残らず意見の相違や分断や内部抗争に巻き込まれる。仲間から裏切られることも普通にある。誰ひとりとして、この醜悪な世界から逃れられない。それが人間社会の「常態」なのだから、仕方がない。それならば、いったいどうしたらいいのか。(鈴木傾城)