CATEGORY 心理

自分が邪悪になる必要はないが、邪悪の存在を意識しておくのは大切だ

どこかの国で台風や地震や豪雨のような自然災害が起きて、広い範囲が被害に遭い、多くの人たちが傷ついたとき、ほとんどの人は被害に遭った国の人たちに同情し一刻も早く立ち直って欲しいと考える。 自分にできることはないか、募金はどうなのか、ボランティアはどうなのかと考える。基本的に人間は善良であり、困った人たち、泣いている人たち、追い詰められた人たちを見ると、普通は心穏やかではいられない。 「自分にできるこ […]

「誰とでも仲良く」は、あり得ない。きれいごとよりも現実を見よ

犯罪者が好きなビジネスがある。それは「被害者ビジネス」というものだ。いつ、どこでも、自分が被害者の立場になるように画策する。場合によっては被害者の立場に「なりすまし」する。 そして、加害者と見なした相手に「自分がこんなになったのはお前が悪い。お前のせいだ。お前は反省しろ、誠意を見せろ、金を出せ」と言い続ける。 たとえば、「当たり屋」などは、被害者ビジネスの典型的なものである。 自分からわざと車にぶ […]

「本当の自分」を知りたければ、真っ先にどこに行けばいいのか?

社会の最底辺では、親がアルコール依存で崩壊した家庭で育った子供も多い。 こうした子供が大人になると、親と同じようにアルコール依存になる確率が高い。家庭を持つと、あたかも自分の親をなぞるかのように家庭を荒廃させてしまう。 そうした不幸の連鎖が最底辺の世界では珍しくない。 他にも「虐待された子供は大人になると虐待をする親になる」ともよく言われる。虐待という不幸も世代間連鎖しやすい傾向があるのは、児童福 […]

「誰かに支配してもらう」と、考えることを止めても生きていける

人間は考えることを止めても生きることができる。どうするのか。誰かに支配してもらうのである。 国に支配してもらい、会社に支配してもらい、親に支配してもらい、言われた通りにする。そうすれば、自分で何か考えたり、決断したり、行動したりしなくてもいい。 独裁国家は考える人間を排除し、考えない人間だけを作り出し、そしてその「無脳集団」を自分の思う通りに動かして独裁を完成させる。(ブラックアジア:独裁者が誕生 […]

正義は成り立たず、悪い人間が君臨するのが実社会のリアルな現実

子供に「子供向け」のものばかり与えていると、子供は精神的にも成長することができない。 たとえば、子供向けのテレビやアニメ番組は、正義の味方やヒーローが出てきて、超人的な力で悪をバタバタなぎたおすのが定番になっている。しかし、現実はそうではない。誰も超人的な力など持っていない。 現実では、往々にして悪人がのさばり、善人が打ちのめされている。正義の味方など、どこからもやって来ない。あちこちからやって来 […]

努力すれば状況は良くなるのだが、努力できるかどうかも遺伝だったら?

一生懸命に努力したら誰よりも立派になれるのか。もしそうだとしたら、努力する人は天才よりも勝るのか。 つまり、生まれ(遺伝)が人生の勝ち組にするのか、それとも育ち(環境)が人生の勝ち組にするのか、いったい真実はどちらにあるのか。 努力する人が数々の成果を勝ち取ってきた物語は数多くある。そのため、天賦の才能を持った天才を努力の人が打ち負かすことができるという「希望」を私たちは持っている。 2014年に […]

罵倒や憎悪を浴びせられることに慣れた方が生きやすい世の中になった

インターネットが爆発的大流行し、スマートフォンが普及し、SNSで多くの人たちがつながり、手軽にメッセージを送り合うことができるようになって久しい。人と人がつながることが、人類の歴史上かつてないほど容易になった。 当初、「世界はより密接に相手と分かり合え、手を取り合い、平和な社会が誕生する」と、テクノロジーを信奉する人たちは夢みたいなことを言っていた。 「そんなわけがない」と私は当初から言った。「現 […]

私たちは「化け物」なのだが、それを隠して人間として振るまっている

私たちが今住んでいる世界は「異世界」である。そして、私たちは異世界で生きるために「変化=へんげ(メタモルフォーゼ)」している。オカルトの話をしているのではない。現実の話だ。 あなたも、もちろん「メタモルフォーゼ」している。そして、私たちが見ている他人は「現実の人間」ではなく、「メタモルフォーゼした姿」だ。 分かりやすく言うと、私たちは誰も他人に自分の真の姿を見せずに生きており、逆に私たちは他人の真 […]

援助すればいいというわけではない? 援助で無気力化する人もいる

サミュエル・スマイルズの著書『自助論』には、冒頭にこのような言葉が書かれている。 『外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける。人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても、相手はかえって自立の気持ちを失い、その必要性も忘れるだろう。保護や抑制も度が過ぎると、役に立たない無力な人間を生み出すのがオチである』 外部からの援助が人間を弱く […]

悪人同士が共食いをするアンダーグラウンドでワナから逃げるために

真夜中の世界に生きている人の中には、表社会から弾き飛ばされて転がり堕ちて来た人間も多い。なぜ、彼らは表社会から弾き飛ばされたのか。それは、基本的に表社会でのルールを破ってしまったからだ。 表社会にはいろいろな窮屈なルールがたくさんある。守らなければならないルールは多い上に、協調性も求められる。そこから逸脱すると、次第にそこにいられなくなってしまう。 犯罪を犯した人間は、有無を言わさず表社会から弾き […]

「自由」の本当の正体は、世間に背を向けた風俗嬢が知っている?

今まで多くの風俗嬢と会ってきたのだが、振り返って見ると記憶に残るのはやはり強烈な「自分」を持ち合わせている女性だった。 私は一度会った女性とは二度と会わないのが基本なのだが、もう一度会ってみたいと不意に思う風俗嬢がふたりいる。 ひとりは肩から背中から太腿まで大きな鯉の絵を入れた風俗嬢で、見かけはごく普通の女性に見えたのだが、服を脱ぐとまったく異質な世界を背負っていた。 東南アジアで見る刺青というの […]

努力しても報われないかもしれないが、それでも努力しながら生きる

子供の頃、私の住んでいたところから駅に向かって歩く途中、個人経営の鉄工所みたいなところがあった。 そこを通ると機械オイルの匂い、ガソリンの匂い、切り出した鉄の匂いがした。その匂いがとても心地良くて、私は立ち止まってずっと匂いを嗅いでいたものだった。 やがて引っ越して、その匂いを嗅げなくなってしまった。そして記憶からも消えた。 二十歳以後、私はタイをうろうろするようになったのだが、バンコクのヤワラー […]