CATEGORY 心理

楽観主義や成功哲学を信じて実行しても成功できなかった人は山ほどいるはずだ

楽観主義や成功哲学を信じている人は多い。しかし、誰よりも努力し、誰よりも動き、誰よりも真摯に成功を追求しても、成功できないことがあるのが世の中なのだ。楽観的に考えて念じただけで成功できるとか本気で思うのは現実的ではない。成功できなかった人は山ほどいるはずだ。(鈴木傾城)

日本の自殺者を減らしたいのであれば、社会の裏側に広がる「これ」に対処せよ

うつ病は目に見えるような病気ではない。当人の身体の奥から精神をむしばんでいく病だ。いったん、うつにとらわれてしまうと、絶望ばかりが膨れ上がり、それによって日常生活が破壊される。「自分の人生そのものに価値がない……」本人は、そう確信し、未来への希望は完全に絶たれる。(鈴木傾城)

贅沢品(ラグジュアリーブランド)のワナ。それで自己顕示欲を満たせなくなる理由

ラグジュアリーブランドを所有することは、果たして本当に恒久的な満足感を生むのだろうか。そうではないことがわかっている。ラグジュアリーブランドをひとつ買った人は、それで満足するのではなく、次から次へと他の高額商品を買い漁るようになっていくのだ。(鈴木傾城)

異食症。食べ物ではないものを食べたいという気持ちになる人はたしかに存在する

本来は食べ物ではない物を食べる人は「異食症」と呼ばれる。石を食べる人もいれば、炭を食べる人もいる。プラスチックを食べる人もいれば、チョークを食べる人もいる。絵の具を食べる人もいる。ガソリンを飲む人もいれば、ペンキを飲む人もいる。なぜ、こんなことになるのだろうか?(鈴木傾城)

「どの価値感で生きてもいい」と個性を重んじるようになった社会で起きたこと

自由が尊重される社会では、次はどう動くのか、どう生きるのか、自分で何でも決めていい。しかし、代わりにその結果は自分ひとりが全面的に責を負う。何を選んでどう生きてもいいが、悲惨な結果になっても、結果はすべて自己責任となる。それは、実はとても苛烈で厳しい社会でもある。(鈴木傾城)

奴隷を奴隷のままにしておく方法。いつの時代でも為政者はそれをやっている

自分が奴隷化しているのに、それがわからないということはありえるのだろうか。奴隷が、奴隷と気づかないで奴隷的人生を生きるというのはありえるだろうか。もちろん、ありえる。奴隷を奴隷のままにしておく方法がある。いつの時代でも為政者はそれをやっている。(鈴木傾城)

「長寿化が、かならずしも幸福をもたらすわけではない」現実に気づきつつある

「富裕層と貧困層」で平均寿命・健康寿命が変わってくる。さらに「都会と田舎」でも平均寿命・健康寿命が変わってくる。都会に住む富裕層は、平均寿命も健康寿命も延ばせる。だが、田舎に住む貧困層は、平均寿命も健康寿命も早く失う。すでに、現実はそのようになっている。(鈴木傾城)

他人よりもはるかに楽に普通の水準を超越できる方法がある?

生まれつきの能力や才能は、「発掘」されないと、本人すらも気づかないまま眠ったままだ。本当は超人的な能力を発揮できるはずの人が、何もできないで人生を終わらせたりする。それは、往々にして、自分の才能に気づかず「自分の不得意な分野」で生きようとしているからでもある。(鈴木傾城)

突然死は浴室で。心臓と血管に問題がある人がもっともリスクある場所は浴室だ

日本では年間約34,000例の突然死が発生しており、そのうち約19,000例(56%)が心臓突然死と推定されている。医学は進歩し、病気の治療法は増えた。それにもかかわらず、働き盛りの突然死が阻止できていない。そして、その突然死の多くが浴室で発生している。(鈴木傾城)

タイパ志向が逆に大きなデメリットとなる理由と、タイパ志向の社会の危険性とは?

社会全体が「短期的な結果」に重きを置く構造になっている。結果をすぐに求めることは、かならずしも悪ではない。むしろ、それは現代社会には必須だ。だが、あまりにも過剰に効率性を追求していると、いずれ大きなしっぺ返しがくる。それは、どういうものか?(鈴木傾城)

寄生虫の意図に従って行動するカマキリと、ホストに騙されて貢ぐ女性の共通点

今日、ふたつの記事を読んだ。ひとつはアスファルトで死んでいくカマキリの記事で、もうひとつはホストに貢ぎ、路上に立って客待ちをするようになった女性の記事であった。まったく違う世界の記事だが、内容は似てると思った。どちらも操られる存在の記事だったのだ。(鈴木傾城)

知能サバイバル。老いると能力低下は避けられないが、その中でどう生きるのか?

30代から記憶の処理速度低下が始まり、70歳を超えると大きく減少する。記憶力も40代以降に徐々に低下し、70歳以降に急激に落ち込むことがわかっている。生きていくなら、そこをサバイバルしなければならない。能力低下に対処するための戦略とは?(鈴木傾城)

現代社会では、もうハイパーフォーカス型の偉人は出てこないような予感がする

人類の足跡に大きな成果が残せるのであれば、ハイパーフォーカス(過度な集中)を持てるのはうらやましいと考える人もいるかもしれない。しかし、彼らの集中力は普通の人とは違っている。普通の人が彼らと同じような集中力を持とうと思っても不可能だと思う。(鈴木傾城)

トラブルを避けるために絶対に覚えるべき「たったひとつの重要な言葉」とは?

詐欺師は凶悪な顔をしてやってくるのではない。甘い顔をしてやってくる。だから、最初は騙されるかもしれない。しかし、いったん問題を感じたら、そこからうまく逃げる能力を持たなければならない。うさんくさいもの、どうでもいいものにかかわったときはどうするのか?(鈴木傾城)

ジョー・バイデン大統領の隠せない老いに、自分がどのように老いるのか考えた

アメリカの大統領ともなると、ありとあらゆる情報が集まり、有能なスタッフや超一流の医師もつく。それでも「老い」による衰えをカバーすることができないのはジョー・バイデンが証明した。バイデン大統領の隠せない老いに、自分がどのように老いるのかも考えざるを得なかった。(鈴木傾城)

学校は社会は理不尽であることを教え、自分たちには敵があることを教えろ

意味のない怒りもある。一方で社会正義としての「必要な怒り」もある。しかし「みんな仲良く」みたいな教育があまりにも徹底され、怒りを持つのはいけないという教育がされ過ぎると、若者はうまく怒りを表明できなくなる。そして、あきらめた若者の中に希死念慮が生まれる。(鈴木傾城)

人生に行きづまった人が「しばらく旅に出ます」と消えるのが正しい理由とは?

人はその世界に長く馴染みすぎると、そこに自分の考えかたや生活のリズムや習慣が積み重なって、徐々にそれを変えることができなくなる。気がつけばそれが人生を貫く生きかたになる。たとえ、望んでいなくてもそうだ。そして、いったん身についた習慣は壊すのが難しい。(鈴木傾城)

マリファナよりもアルコールのほうがよっぽど悪質で依存的で危険だったりする?

酒で寿命が縮まろうが何だろうが、酒はとにかく「必要なもの」であるとして絶対的に支持されている。「酒をやめたら75歳以上は普通に生きられる」といっても、「酒が飲めないなら75歳までに死んだほうがマシ」と思うのが酒の魔力だ。酒を規制しろという動きは出てこない。(鈴木傾城)

孤独・孤立が広がって止められない現実。日本人を追い詰める孤独のリスクとは?

孤独・孤立は、個人の心身にさまざまな悪影響を及ぼす。また、人々のつながりの希薄化で社会の活力が低下し、犯罪も増加し、自殺者も増える。互いに助け合うことができなくなり、社会全体が脆弱になっていく。今、日本社会ではこうした傾向が裏側でじわじわと進んでいる。(鈴木傾城)

いつの時代でも不確実性は高く、今後も不確実性が増す環境でどう生き残るか?

いつの時代でも不確実性は高く、世の中が安定的に見通せる時代など一瞬足りとも来ることはない。今後も不確実性が増すのは確実だ。社会環境が自分の有利なほうに変化してくれればいいのだが、世の中で起こり得る「予期せぬ出来事」はだいたい自分に不利になる。(鈴木傾城)

「寝ないことが素晴らしい」というゆがんだ価値観の中で勝ち組になる簡単な方法

相手を睡眠不足にさせるのは、相手の判断能力を奪うための「手法」である。睡眠不足の人は判断能力が低下している。とすれば、「寝ないことが素晴らしい」というゆがんだ価値観の中で勝ち組になる簡単な方法があることに気づくはずだ。それを説明したい。(鈴木傾城)

完璧主義よりもバージョンアップ主義で突っ走っていく欧米と欧米企業に学んだ

日本人や日本企業は完璧主義者が多いので乗り遅れる。欧米人や欧米の企業はバージョンアップ主義が根づいているので、あえてリリースして先頭を走る。そして、バージョンアップで対応する。日本人や日本企業がハイテクの世界で「常に出遅れる理由」がここにあるように思う。(鈴木傾城)

SNSでは迷わずブロックを。もしSNSが合わなければやめる。苦しいなら見ない

心が弱っていたら、ある瞬間にSNSの中傷が矢のように心に突き刺さってしまってもおかしくない。自殺しなくても、何人もの人たちがそういう誹謗中傷にショックを受けて精神的に追い込まれたりしている。人は誰でも、何を書かれても動じない精神力を持っているわけではない。(鈴木傾城)

「継続は力なり」は重要だが、その使いかたを間違ったら人生に破滅をもたらす?

継続しなければスキルや知識は身につかない。一日で覚えたものは継続しなければ、だいたい忘れる。何かをはじめたとき、最初から目的のものがすんなりと手に入るほど世の中は甘くない。「継続は力なり」だ。だが、この「継続は力なり」には、あまり意識されていないワナがある。(鈴木傾城)

人間関係リセット症候群。人間関係に疲れ果てる前にできることをした方がいい

「人間関係リセット症候群」の人は、まわりにいる人たちと一切の連絡を断ち切るようなことをする。SNSのアカウントもすべて消し、場合によっては誰にも黙って引越し、電話番号も変え、自分の痕跡をみんな消してしまう。そこまでして「消えたい」という強烈な意志がある。(鈴木傾城)

信じられないかもしれないが、世の中「前向きな考え方が大嫌い」な人も大勢いる

「街で見かける自分と同年代の女の子はみんな小顔で可愛いのに自分はそうではない」とコンプレックスを持ち、自分が好きでなくなり、それがゆえに「こんな自分は死んでしまった方がいい」と心の中で漠然と思う。 そんなコンプレックスをずっと心の内側に秘めながら生きている中で、男に「使い捨てみたいな扱い」をされて精神的ダメージを受ける。そんな中で市販の風邪薬などを過剰摂取《オーバードーズ》して、すべてを忘れようと […]

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