アルコール依存

マリファナよりもアルコールのほうがよっぽど悪質で依存的で危険だったりする?

酒で寿命が縮まろうが何だろうが、酒はとにかく「必要なもの」であるとして絶対的に支持されている。「酒をやめたら75歳以上は普通に生きられる」といっても、「酒が飲めないなら75歳までに死んだほうがマシ」と思うのが酒の魔力だ。酒を規制しろという動きは出てこない。(鈴木傾城)

エドガー・ポーを破壊したアルコールが薄暗く恐怖にまみれた作品を生み出した?

ポーは、もともと人間関係がうまくいかない性格な上に、身近な人が次々と亡くなっていき、自身もアルコール依存となり、経済苦に陥り、健康を害していた。しかし、傑出した才能を持つ男がアルコール依存になったので、薄暗く恐怖にまみれた作品が後世に残った。(鈴木傾城)

◆映画『To Leslie トゥ・レスリー』深刻なアルコール依存の女性を描いた物語

元々うまくいかない人生を送っていたテキサス州西部に住むシングルマザーの女性が、宝くじで19万ドル(約2800万円)を当てるのだが、6年後にはそれを完全に使い果たしてモーテルの代金すらも払えなくなって叩き出される。 しかたなく彼女は縁を切られていた二十歳の息子のアパートに転がり込むのだが、そこでも「酒だけは飲むな」と言われているのに、連日のように隠れて酒を飲み、さらにカネがなくなったので息子のカネや […]

◆酒に溺れる女たちは苦しみ「そうだ、もっと飲むしかない」と堕ちていく

野良犬の女たち 酒の強い女は好きだろうか。酔った女は好きだろうか。水商売の女たちは無理して飲むのが仕事であり、そういう意味では風俗嬢とはまた別の意味で身体を張っているということもできる。 体調が悪かろうが、飲みたくなかろうが、それでも飲まなければ仕事にならないのだから、かなり無理を強いられる仕事でもある。 そのため、彼女たちは自分の身を守るために、いかに飲んでいるように見せかけて飲まないかが腕の見 […]