CATEGORY 自然破壊

地球沸騰化。今後「米が買えない」レベルを超えた食糧難と食料価格値上げがくる

今後は「米が買えなかった、米が高い」とか、そんな悠長なことをいっている場合ではないくらいの食糧難と食料価格値上げがくるだろう。下手したら、先進国で餓死する人が続出してもおかしくない事態と化す。私たちは今、それくらいの危機に直面している。(鈴木傾城)

大災害時代に突入しているのだから、最後には都会で飢餓が発生することもありえる

日本では各地で局地的なゲリラ豪雨が都市や街を襲いかかって、甚大な被害をもたらしている。世界に目を転じても、今までは考えられなかった超弩級のハリケーン、洪水、猛暑、山火事が、次々と発生している。このままでは都会で飢餓が発生することもありえる。(鈴木傾城)

災害はもっと激甚化していく。運良く生き残ったら、次は生き延びる必要がある

大災害の一撃は、人間には為す術がない。突如として災害が襲いかかると、人間は生きるか死ぬかを運に任せるしかなくなる。最初の段階は、まさに運が作用する。自分が助かって隣の人が死ぬこともあれば、その逆もある。運良く生き残っても、問題は解決したわけではない……(鈴木傾城)

明日は自分が住んでいる場所が大地震に見舞われて住処も地域をも失うかもしれない

すべての日本人が能登半島地震に心を痛め、心配するのは、日本に住む日本人なら誰でも「明日は我が身」かもしれないからだ。今回はたまたま能登半島が被災したが、明日は自分が住んでいる場所が大地震に見舞われるかもしれない。すべての日本人はそのような意識がある。(鈴木傾城)

正月早々、インフルエンザの洗礼。これからは「注意深く生きる」しかなくなった

2024年の日本は1月1日から波乱の幕開けだった。能登半島地震に羽田の飛行機事故。この大変な最中、なぜか私の体調までおかしくなってしまった。インフルエンザにかかった。今も本調子ではない。しかし、本当にどうなるのかは「一寸先は闇」と言ったところだろうか。(鈴木傾城)

超巨大災害で大都市は丸ごとインフェルノ(地獄)になってしまう可能性もある

今年の「夏」は統計データが残っている1898年以来のどの年よりも気温が高く「観測史上もっとも暑い夏」と気象庁は発表した。たしかに今年は尋常ではなかった。9月も半ばに入った今も暑さが続いている。この異様な暑さは毎年続く。いずれ大都市は地獄になるのではないか?(鈴木傾城)

年金制度の改悪に激しく抗議するフランス人。しかし何をされても黙っている日本人

フランス人は数百万人以上が抗議デモの中で「我々は従順な羊ではない」と叫んで政府に反旗を翻した。ところが日本人はデモひとつ起こさない。政府が何をやっても従順な羊のように従う。フランスのやり方が良いと言っているわけではないが、日本人はあまりにも従順すぎるのではないか。(鈴木傾城)

あなたは食糧がなくなった時「しかたない、コオロギでも食うか」となるだろうか?

日本政府は国連から「昆虫食をやれ」と言われて、まるでワンマン社長に命令された社畜のごとく、まったく何も考えることもなく、右から左に昆虫食を日本に持ってきて、コオロギの養殖などに補助金を出して日本人にコオロギを食わせようとしている。反対が起きてもおかしくなかった。(鈴木傾城)

今になって人類はサステナビリティとか言っているのだが、もう手遅れなのでは?

気象学者もこれらの激甚化する一方の自然環境の悪化を止める術《すべ》を持っていない。だからこそ、全人類が「SDGs(持続可能な開発目標)」を意識して自然破壊を抑制しようとしているのだが、果たして効果があるのか疑問だ。人類が意識を変えたくらいで止められるのか……。(鈴木傾城)

爆発的に増え続けていく世界人口バブルは経済と違って弾けることはないのか?

私たちは今、新型コロナウイルスに急襲されているのだが、こうした伝染病以外にも、環境破壊、巨大化する天災、食糧問題、戦争、天変地異……ありとあらゆる環境の激変が人口バブルを崩壊させる要因となり得る。場合によっては複合的な要因が同時進行で襲いかかるかもしれない。すべての人類にとって、これは他人事ではない。何が起きるのか分からないというのは新型コロナウイルスの経緯を見ても明らかだ。(鈴木傾城)

アフリカを揺るがす蝗害(こうがい)。放置すれば深刻度は500倍の規模になる

今、東アフリカを恐怖のどん底に突き落としているのは「サバクトビバッタ」という種類のバッタだ。日本で言うところの「トノサマバッタ」とよく似たバッタだ。群れをなして飛び、視界一面を覆い尽くすこのサバクトビバッタは、現地では「黒い悪魔」とも呼ばれている。(鈴木傾城)

人類は脅威を減らして社会を安全にしているのではなく、より危険にしている

人類は「見えない脅威」に何度も苦しめられてきたし、これからも苦しめられることになる。「見えない脅威」と言えば、ウイルス・細菌による脅威ばかりが思い浮かぶが、それだけが「見えない脅威」ではない。現代社会は生物兵器や核兵器の問題もあったりするが、このどちらも「見えない脅威」なのである。人類はすでに3つの脅威を自ら作り出すことができるし、意図的にばらまくことも可能になっている。(鈴木傾城)

人類が2050年に崩壊する前に、自然と共存できる文明の「再構築」が急がれる

シンクタンクの報告書に拠らなくても、自然が破壊され続けると、いずれかの地点で、人間は自然に復讐されると私たちは誰でも常識的に考えて思うはずだ。世界のどこかで起きている自然破壊と異常現象は、単にそのエリアだけで収まるものではなく、周辺国を通して全世界に広がっていき、やがては地球全体が環境破壊の影響で苦しむことになる。(鈴木傾城)

結果的に、人間そのものが自らの手で自らを絶滅させる生物を育てている

ティッピングポイントというのは『物事がある一定の閾値を超えると一気に全体に広まっていく際の閾値やその時期、時点のこと』と説明されている。 人間は自然破壊の上に文明が成り立っていることを十分に認識している。そして、自然破壊が続くと、いつか「ティッピングポイント」を踏み越えるであろうことも意識している。 自然はどんなに破壊しても必ず修復するわけではない。もはや回復できない地点があるのだ。しかし、人間は […]