鈴木傾城

1/146ページ

社会の混乱。今は行動的になるのではなく、防御を固めなければならない局面

2020年4月7日に緊急事態宣言が表出されたが、これによって多くの業種の売上はより減っていき、経済悪化の負のスパイラルは止まらなくなるだろう。多くの人は真面目に働いている。普通に生活して、失職しない限り何とか乗り切れる。しかし、不意打ちに職を失ったらどうなるのか。そして、それが長期に及んだらどうなるのか。(鈴木傾城)

◆私のライフスタイルは90年前まではあり得ないほど「愚か」なものだった理由

古い道徳の中では「一夫一婦制」が重要視されていた。人類は基本的に乱婚主義なのに、長い歴史の中で揺れることなく一夫一婦制を堅持してきた。それは「なぜ」だったのか。それは、もしかしたら人類が道徳的だったからではなく、「疫病」を避けるための生活の知恵だったからではないのか。 今でこそ、様々な感染症や性病は治る。しかし、ほんの90年ほど前まではそうではなかった。健康でいるためには「一夫一婦制」は合理的な選 […]

東南アジア・インドの、それぞれの子供たちの写真を見て懐かしく振りかえる

私は東南アジアのスラムなどをフラフラしていた時期が長かったのだが、私自身はあまり子供たちと積極的に関わったり遊んだりするタイプではないので、自分から子供たちに声をかけるようなことはしない。 しかし私がそうであっても子供たちは違う。子供たちは「見知らぬ外国人」には興味津々だし、ましてひとりでフラフラしている外国人を見ると「新しいオモチャ」みたいな感覚で近づいてくる。 東南アジアの貧しいエリアにひとり […]

◆このままでは、日本の社会で女性の餓死者・自殺者が大量に出てもおかしくない

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないのだが、これによって多くの学校が休校している。 そこで、子供の世話をしなければならない母親が仕事を休まねばならず経済的に苦境に落ちてしまう確率が高まった。厚生労働省は子供の世話で仕事を休んだ保護者向けの「助成金」を新設した。 ところが、である。この助成金は「風俗業などで働く人は対象外」である。 支援団体は「差別だ」として批判しているのだが、助成金はもともと「 […]

そういえば、最近はまったくアジアの屋台飯を食べていないことに気づいた

本当は3月に東南アジアのどこかに行こうと思っていたのだが、新型コロナウイルスで自粛することになって、4月も無理そうだし5月以降もたぶん国外に出るのは無理だ。 今年はずっと無理かもしれない。溜め息が出る。 仕方がないので今は日本でマクドナルドで何か食べたり、コンビニで適当にパンを買ってかじっているのだが、栄養が極度に偏っているせいかフラフラする。 私は日本にいる時は徐々に痩せていき、東南アジアに行く […]

◆【投稿】非常事態宣言発令下のタイ。プーケットはどのようになっているか?

私たちは日本にいて、じわじわと広がっていく新型コロナウイルスの汚染下で感染しないように息を潜めて暮らしている。すでに世界各国も感染の広がりから「ほぼ鎖国状態」のようになっている。それぞれの国のニュースは漏れ伝わるのだが、現地ならではの空気感はやはり現地で暮らしている人でしか分からない。今回、タイのプーケットに在住する読者から非常事態宣言発令下のタイの様子を長文と写真で頂いているので、ここで紹介した […]

2020年4月。ブラックアジア有料メンバー募集のお知らせ

ブラックアジアでは、有料会員を募集しております。会員登録することによって、膨大な過去記事がすべて読め、新規に上がる会員記事も1年間読むことができます。売春、暴力、殺人、犯罪、狂気、戦争……。決して表に出てこない社会の強烈なアンダーグラウンドの世界を、読んでみませんか?

糖尿病などの基礎疾患を持っている人は、生き残れるか死ぬかの瀬戸際だと思え

「高血圧・糖尿病・心臓病・腎臓病」などで病気を抱えている人が新型コロナウイルスによって生命の危機に陥ることが明らかになってきた。意外なことに、肺疾患の患者よりも、糖尿病の患者の方が、新型コロナウイルスで命を落としている比率が高い。つまり、新型コロナウイルスは糖尿病患者が最も危険なのである。(鈴木傾城)

◆「このままじゃ本当に自殺者とかが出るんじゃないか」という風俗嬢の叫び

当たり前だが、新型コロナウイルスが世間で騒がれれば騒がれるほど風俗の利用客は消える。 私は3月にネットカフェ難民をしている男女、ネットカフェを待機場にしている女性、そしてデリヘル嬢たちに話を聞いていたのだが、今回の新型コロナウイルスが実体経済に与えている影響は、リーマンショックや東日本大震災の比ではないほどの巨大な激震となっているのを確信した。 日本で新型コロナウイルスの患者が初めて報道されたのは […]

◆これから起きる景気後退は、自分の能力では乗り越えられないものになるのか?

景況悪化はリーマンショックや東日本大震災を超えるものとなっている。世界はもうリセッション(景気後退)を避けられなくなっている。今度の景気後退は凄まじく深い。かろうじて暮らしていた人々は一気に貧困のどん底に突き落とされる。貧困はより深く、より広範囲に広がって日本を覆い尽くしていく。国が経済成長している時は、どんな凡人でも仕事が見つかって、それなりの豊かさを享受できるようになる。逆に経済が萎縮している […]

◆ブラックアジアの読者に命令したい「4月は歓楽街に近づくな。風俗に関わるな」

東京で新型コロナウイルスが40人単位で急激に広がっている。オリンピックの開催が延期になった瞬間に、堰を切ったように感染者が増えていることから「やはり政府は隠していたのだ」と言う人もいるのだが真偽は分からない。 間違いないのは、東京都で新型コロナウイルスの感染者が間違いなく着実に増えているということだ。 私自身はここ数日で東京都で感染者が40名を超えて増えているのは、政府が3月20日から22日の三連 […]

タイでクーデターが起きた日、私は「タクシンが暗殺された」というデマを信じた

「タクシン首相は殺された」という情報がやってきた。私のまわりの女性たちはみんな「タクシンが殺された、死んだ」と言っていたし、彼女たちは確信を持って私にそう断言した。彼女たちも噂を聞いてそれを信じていたのだが、その噂を現場で聞かされたら「いや、死体が映し出されていないのだから、それはデマかもしれない」と考えられるだろうか。私はできなかった。(鈴木傾城)

◆プレイボーイの紙媒体の死と、マリリン・モンローと、インターネットのこと

新型コロナウイルスは様々なところに経済的ダメージを与えているのだが、意外なところにも影響が現れていた。 アメリカの有名成人雑誌『プレイボーイ』の紙媒体の廃刊である。 新型コロナウイルスと『プレイボーイ』に何の関係があるのかと思ってしまうのだが、発売元は『新型コロナウイルスの感染拡大によるコンテンツ制作やサプライチェーンの混乱を受けて紙媒体の雑誌が作れなくなってしまった』と説明している。 アメリカ版 […]

東京は閉鎖されてしまうか? 2020年は極度に不安定で危険な世界になるだろう

東京都の小池知事は「首都閉鎖もあり得る」と言っているのだが、確かに「あったとしてもおかしくない」というレベルにまで来ている。そもそも東京都の知事が、まだ危機が起きていない今の段階で首都封鎖を口にしたのは、なぜなのだろうか。もしかしたら、私たちがまだ接していない一次情報を知事は持っているのかもしれない。そして、その情報から見ると、実はかなり首都封鎖の危険性があると知事は判断したのかもしれない。(鈴木 […]

◆『ヘドロの国のアリス』新月さんがブラックアジアに寄せてくれていた手記

(2016年4月、ブラックアジアにひとりの女性が虐待の手記を寄せてくれたことがあった。彼女は最近『(ヘドロの国のアリス(つばさパブリッシング))』という電子書籍を刊行している。原点となっている彼女の手記を改めて紹介したい) 2019年8月1日。厚生労働省は「児童虐待相談対応件数」を公表しているのだが、これによると、虐待件数は15万9850件で過去最多となっている。内訳を見ると以下の通りだった。 心 […]

爆発的に増え続けていく世界人口バブルは経済と違って弾けることはないのか?

私たちは今、新型コロナウイルスに急襲されているのだが、こうした伝染病以外にも、環境破壊、巨大化する天災、食糧問題、戦争、天変地異……ありとあらゆる環境の激変が人口バブルを崩壊させる要因となり得る。場合によっては複合的な要因が同時進行で襲いかかるかもしれない。すべての人類にとって、これは他人事ではない。何が起きるのか分からないというのは新型コロナウイルスの経緯を見ても明らかだ。(鈴木傾城)

◆タイ歓楽街の閉鎖。超濃厚接触をするタイの歓楽街は閉鎖されると思っていた

新型コロナウイルスが蔓延しつつある中で、タイの歓楽街では客のみならず、女性たちがかなり少なくなっているというのは報告されていた。 さらに、パタヤでも「Soi6」などの売春ストリートで「感染者が出た」という噂が立って大騒ぎになったこともあった。(ブラックアジア:ハイエナたちは今日もパタヤで不特定多数の女たちと濃厚接触を楽しんでいる) タイ当局は「ただのインフルエンザで新型コロナウイルスではない」と言 […]

◆南アフリカでも新型コロナウイルスの感染者が流行。売春ビジネスが窮地に

新型コロナウイルスは全世界に蔓延しているのだが、いよいよアフリカにも上陸している。3月5日には南アフリカでも初めて感染者が確認され、以後は次々と感染者が拡大して10日後には60人を超える事態となった。 2020年3月15日、こうした事態を受けた南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は「国家的災害事態」を発令し、高リスク国であるイタリア、イラン、韓国、スペイン、ドイツ、米国、英国、中国からの外国人の入 […]

これからやってくる不況。不安定化な社会でも普通に生き残れるライフスタイル

世の中が不安定になったり、景気が破滅的などん底に転がり落ちていく局面では、意外にも「まったく影響を受けない人」もいる。皮肉なことに、何も持たない人である。最初から「何も持たない人」は、世の中の動きに関係なく常にどん底で生きている。そのため世の中が不安定な局面になったとしても、最初から「不安定が日常」なので動揺することはない。(鈴木傾城)

◆自殺配信。疲れ果てた人にとって、永遠に楽になれるという事実が自殺だった

2020年2月18日。世の中が新型コロナウイルスの恐怖で右往左往している最中、横浜市瀬谷区にある相鉄線の瀬谷駅でひとりの女子高生が自殺している。防犯カメラによると、彼女は特急が通過する直前に線路に飛び降りて死んでいた。 死ぬ前、彼女はホームのベンチにスマートフォンの動画を撮影している状態にして置いていて、自分が電車に飛び込む瞬間を撮影していたのだった。彼女は何日も前から「死ぬ」と宣言していた。そし […]

◆鈴木傾城スモールトーク(4)忌まわしい場所でも何度も戻るという帰属本能

鮭は川で産卵し、そこの川で生まれた稚魚は、下流に向かってどんどん泳いで行ってやがて大海という大きな舞台に出るが、時期が来るとまた自分の産まれた故郷に戻り、そこで産卵して死んでいく。それは帰属本能というのだが、そういったものは人間にも確かにあるのかもしれない。人は「自分にインパクトを与えた場所」から逃れられないのだろうか……。(鈴木傾城) このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い ログ […]

1 146