鈴木傾城

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「お前たちはカネを持っているはずだ。奪ってやる」という社会に向かう

嘘でも何でも、カネが取れれば他人を踏みにじってもいいと考える。これは弱肉強食の資本主義の行き着いた姿である。日本の夜の世界ではホストを巡ってこうした度を過ぎた弱肉強食が蔓延しているのが分かっている。 マスコミはホストを囃し立てているのだが、その裏側で彼らの強引であこぎな「営業」の犠牲になって破産したり自殺したりする女性が次々と出ている。今、歌舞伎町では「空から人が降ってくる街」になっている。(ブラ […]

◆海を渡ってきた流れ者。新大久保にもまだタイ女性が立っていた(2)

野良犬の女たち 夜の新大久保の路地は、どこを歩いてもゴミの臭いが強い。普通のゴミではなく、ニンニクの強烈なゴミの臭いだ。 私が知り合ったばかりのタイ女性と歩いていると、向かい側から大きな声で叫ぶように韓国語を話している二人組の若い男と通りすがったのだが、彼らもまたニンニクの臭いをプンプンさせていた。 “Korean, many many”(韓国人いっぱいね) タイ女性が言っ […]

◆海を渡ってきた流れ者。新大久保にもまだタイ女性が立っていた(1)

野良犬の女たち 新宿歌舞伎町のラブホテル街を北に抜けると職安通りに出る。当の職安(職業安定所)は、もうすでに「ハローワーク」という名前に変わっている。以前、デリヘル嬢とここを歩いていた時のことを思い出す。彼女は通りかかったハローワークを指差してこのように言った。 「もう職安ってハローワークって名前に変わったんだから、職安通りもハローワーク通りにすればいいのにね」 私は笑って受け流したのだが、それが […]

死ぬまで働けと強制する社会だからカフェインが私たちの身近にあるのだ

ドラッグには大きく二つに分別するとしたら、アップ系とダウン系に分けられる。アップ系というのは、それを取ると「覚醒」する方向に作用するものだ。ダウン系というのは、それを取ると「鎮静」する方向に作用するものだ。 アップ系の代表的なものは覚醒剤(メス)やコカインであり、ダウン系の代表的なものはヘロインやモルヒネ、アヘン(オピウム)である。 どちらを好むのかは人によって違うのだが、重度のドラッグ依存になる […]

◆女性の存在が許せないので、逆に女性に関わって「破壊」する男がいる

閲覧注意 夜の女たちは最初にどんな純真な心を持っていたとしても、その仕事が長くなればなるほど男を信用しなくなっていく。最初に知り合った時には初々しかった女性が、1年後に再会したらひどく猜疑心の強い性格に変わっていたことはザラにある。 なぜ、そうなるのか。 それは、出会う男たちが危険で信用できない人間が多いからだ。男たちは女性をモノのように扱い、騙し、利用し、脅し、罵倒し、軽蔑し、殴り、レイプし、下 […]

社会環境が悪化するほど「金持ちが長生きして貧困層は早死にする」となる

米ライス大学とコロラド大学ボルダー校の共同研究では、アメリカ人の寿命は1930年代は59.85歳、ざっくり言えば約60歳だったのだが、これが2000年代になると77.1歳になっており、70年で驚異的な寿命の伸びが確認されたという。 しかし、悲しいことがある。 1940年代生まれの富裕層と貧困層の寿命を分けると、貧困層の寿命は圧倒的に短くなっており、最大では富裕層よりも12年も早く亡くなる。 同じ結 […]

◆梅毒にかかっても治療せず、日本中を這い回って拡散していた風俗嬢

現在、日本では歓楽街のほぼ全域に渡って梅毒が広がっているのだが、中には四国の徳島県や愛媛県のような、あまり外国人が来ないと思われるようなところでも20代の女性の梅毒が蔓延するようになっている。 いったい、どうしてこんなことになっているのか。 徳島県や愛媛県でも梅毒が広がっているのは、徳島県では徳島市徳島駅付近に、愛媛県では松山市未知語温泉付近にソープランド街を含めた風俗街があって、そこで20代の女 […]

多様化を受け入れた私たちは「自由を得る代わりに安定を失う」のだ

日本もいよいよROE経営が当たり前の時代になっている。 この傾向は、すべての日本企業で起こる。終身雇用は事実上、消滅する動きであると言って過言ではない。(ダークネス:ROE経営と年功序列の中での能力主義はリストラのツールとして使われる?) 今の会社を辞めて次の会社に勤めたとしても、すべての会社がリストラや非正規雇用を常態化させているのだから、その新しい会社でもまたリストラされる可能性がある。いや、 […]

◆援デリ。デリヘルがあるのに、なぜ援デリという裏ビジネスがあるのか?

「デリヘル」が表の風俗であるとすると、「援デリ」は裏の風俗だ。 2018年11月6日。大阪で大規模な援デリ業者が摘発されている。逮捕されたのは大川拓也という26歳の男、満元塁容疑者という25歳の男ら24人だ。関わっている男だけで24人なのだから、いかに大規模だったか分かる。 彼らはインターネットの出会い系サイトで「体のお付き合いができたらいいな」「ホテル代別で2万円でお願いします」と書き込んで客を […]

自分と合わない人と関係改善の努力するよりも、もっと良い方法がある

柔軟な人は、頑固な人と合わない。約束をきちんと守る人は、約束と守れない人とは合わない。優しさを基本にして生きている人は、他人に冷酷な人とは合わない。人間は、いろんな部分で他人と合わない面を持つ。 だから、人間関係は常にトラブルに満ち溢れている。人間関係のトラブルを経験したことのない人は、この世にいないのは断言できる。 性格も、年齢も、職業も、性別も、教育も、国籍も、文化も、宗教も、主義も、それが違 […]

◆レギンス。欧米で大流行のレギンスはアジア圏ではまるで流行しない?

欧米では1970年にヒッピー・ムーブメントの中で精神世界が見直され、ヨガが一大ブームになったことがあった。 その後、このヨガ・ブームは廃れたのだが、2000年代に入ると、大手フィットネスクラブが通常のフィットネスやストレッチとは別に「ヨガ」を取り入れるようになった。これが女性のフィットネス愛好家に受けた。 元々はインド発祥だったヨガは今では欧米の文化にすっかり溶け込んで、2010年代になると、もは […]

移民の大量流入や貧困格差が進んでいく理由と「1%の富裕層」の関係とは

移民・難民の大量流入は、その国の社会を混乱させて文化を破壊する元凶になっているというのは、いまや誰もが知る事実である。そのため、欧米では「反移民」が大きな社会運動となっている。 移民を大歓迎したのはドイツのアンゲラ・メルケル首相だった。 しかし、この受け入れ政策によってドイツが混乱すると、メルケル首相の支持率はどんどん落ちていった。そして2018年10月には州議会選挙で歴史的な惨敗を喫し、CDU( […]

◆町田にいた野良犬の女。スマートフォンが圏外になってストリート売春(2)

野良犬の女たち 中国人のストリート売春の巣窟になっている町田のラブホテル街だが、ここにも日本人の女性が静かに立っている。 そう言えば、まだ町田に「たんぼ」と呼ばれる小さな「ちょんの間」が密集していた時代も、ここには日本人のストリート売春をする女性が何人かいたのを思い出した。 その時にいたのは中年女性ではない。まだ未成年なのではないかとおぼしき、あどけない顔をした若い娘だった。後で知ったのだが、当時 […]

◆町田にいた野良犬の女。スマートフォンが圏外になってストリート売春(1)

野良犬の女たち 1990年代はバブルが崩壊して日本がどんどん経済情勢を悪化させていった暗い年代だった。しかし、日本のアンダーグラウンドは妙に高揚した勢いが続いていた。風俗の話ではない。売春の話だ。 外国の女性たちは「日本はジパング(黄金の国)だ」とまだ思い込んでいたし、日本に行きさえすれば稼げると考えていた。だから、東南アジアからも中国・韓国からも、果ては南米からもロシアからも、次々と女性がやって […]

2018年11月ブラックアジア有料メンバー募集のお知らせ

2018年も11月に入り、あと2ヶ月を残すところとなりました。10月より、いよいよ新シリーズ『ブラックアジア:野良犬の女たち』を開始しています。 世界では「身体を売る」というのは風俗のような性サービスとは他に、ストリート売春という原始的で剥き出しのアンダーグラウンドも存在しています。 日本でも、ほんのごく一部に風俗のような一般的な世界に所属しないで生きている女性がいます。本当の裏の裏の生き方をして […]

◆ホストクラブで遊ぶために娘を毒殺した事件の「本当のワル」は誰か?

2018年10月31日、24歳の女性が殺人罪で懲役8年の判決を言い渡されている。 事件当時、東京都目黒区の高級住宅地に住んでいた田畑幸香(たばた・さちか)という女性で、彼女は生後2ヶ月の我が子に自分の祖母が服用していた高血圧の薬を故意に飲ませて殺していた。動機は何だったのか。 「子供がいたらホストクラブで遊べないから」だった。 ホストクラブが林立する新宿歌舞伎町では、ホストにハマった女性が飛び降り […]

衝動的な凶悪事件を引き起こす人間が結果的に野放しになっている理由とは?

異常で危険な性格を持った人間が世の中にはいる。 他人をいたぶって喜ぶ残酷な人間や、不平不満にまみれて憤怒や嫉妬や怨念や執念でいっぱいになった人間や、極度なまでに自己中心的な人間や、突如として意味もなく怒声を張り上げたりするような人間がいる。 急に常識では考えられないような行為に走る人間や、前触れもなく火がついたようにキレる人間や、平気で犯罪を犯したり他人を傷つけたりして、信じられないような自己弁護 […]

◆池袋にいた野良犬の女。私には彼女の下半身が昆虫にしか見えなかった(2)

最初から彼女は物怖じしない性格で、いったん私に取り付くとまるで旧知の知り合いのように、馴れ馴れしく話してくるのだった。 その恬淡(てんたん)とした話しぶりは、さっきまで薄暗い夜の闇にひっそりと立っていた女性とは思えないほどだった。もともと、このあっけらかんとした屈託のない性格が彼女の性格なのだろう。 「ここは詳しいの?」と彼女が訪ねてきたので、「いや、池袋はたまにしか来ないよ」と私は答えた。たまに […]

◆池袋にいた野良犬の女。私には彼女の下半身が昆虫にしか見えなかった(1)

野良犬の女たち 池袋駅の北口から線路沿いに北上して行くと、やがてラブホテルが密集した場所に入るのだが、ここはかつて多国籍の外国人のストリート売春をする女性が大量に立っていた場所だ。 中国人や韓国人もいたが、コロンビア人やパナマ人などの南米系の女性たちも多かった。私はここで知り合った褐色の肌のパナマ女性が気に入って、しばらく付き合っていたことがあった。27歳くらいの頃だった。 スラリとした体躯にボリ […]

小さな命を残虐に弄んで虐待・殺害する人間が「神」と呼ばれる闇の世界

小さな命を愛する人たちは多いはずだ。 日本のペットの数は、犬と猫を合わせるとすでに2000万頭に及んでいる。アメリカでは犬と猫を合わせると1億3000万頭もペットとして飼われている。 ペットを飼っている人は、ペットを家族だと思っている人が大半を占める。ペットは可愛いだけでなく、孤独を癒してくれたり、悲しみや喜びの感情を共有してくれたりする。 私の愛する女性たちも、犬や猫を愛する女性が多かった。 私 […]

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