洗脳

無駄な消費が煽り立てられてるコマーシャル社会で生き残るのはどうするのか?

私たちは「消費時代」に生きている。潜在意識にまでコマーシャルが刻み込まれ、忘れられなくなってしまうのだ。覚えようと必死になっていた勉強の内容は忘れても、覚えるつもりさえないテレビのコマーシャルなら思い出すことができる人は大勢いる。それが洗脳につながっていく。(鈴木傾城)

◆あなたを死に追いやる曲。自分自身の「自殺ソング」として機能する曲がある

音楽は人々の感情をかき乱す。ある曲は陽気で楽しく明るい気持ちを掻き立て、ある曲はロマンチックな気持ちを掻き立て、ある曲は過去の郷愁を掻き立てる。 ジャンルも多種多様化し、人々の趣向も無限に広がった。音楽は大衆化されてあまねく広がり、私たちの文明はもはや音楽なしには成立しない。家族でも個人個人で音楽の趣味が一致することはない。 人の性格を知るには、その人が好きな音楽を知るのが一番早いと言われている。 […]

◆自分の好きな女性が「誰もが好む画一的なタイプ」なら洗脳されてるかも?

まだ二十歳《はたち》くらいの時、私自身はごく普通の感覚を持った青年であったと自分では思っている。女性の好みもそうだった。明るく、楽しく、美しい女性が好きだった。 当時は、誰もが好きになるタイプの女性を私も好きになった。世間の男たちの好みと、私の好みは合致していた。私も誰もが好む画一的な「美人で華やかで明るい女性」が好きだったのだ。 女性の魅力はそこにあるのだから、それを外したら女性を追い求める意味 […]

◆「色恋」は使い古された古典的な手口だが、廃れることのない強烈なもの

2018年の秋から冬にかけて、新宿歌舞伎町では若い女性が次々と飛び降り自殺した時期があった。自殺した女性の遺体の写真も出回っている。(ブラックアジア:空から人が降ってくる街、歌舞伎町。境界線を踏み越えたら助からない) こうした事件が続出したことによって、ホストクラブは規制がかかるのを恐れて強引な「営業」の自制や、ビル屋上のアクセスの規制を強化したのだが、それでも自殺未遂が今も起きているのは間違いな […]