ホストによる「女性売り飛ばし」が相変わらず続いている。歌舞伎町のホストクラブは2023年に「女性に莫大なツケを負わせてストリート売春させる」という手口でカネを集めているのが問題になって、次々と警察に摘発された。
そういうのもあって、最近は「売掛（ツケ）はしません」と宣伝するホストクラブも出てきている。
しかし、別に彼らが心を入れ替えて業界は浄化されたわけではない。「ほとぼりが冷めるまで大人しくしているだけ」と、ホストをやってるひとりがSNSでうそぶいているのも見たが、たぶんそういうことなのだろう。
2019年あたりは、ホストクラブは女性から徹底的に集金して、女性が歌舞伎町のビルから次々と飛び降り自殺する事件が相次いで、このときも警察の摘発に遭ったのだが、このときも「しばらくは、おとなしくする」といっていた。
そのあとはコロナ禍になって数年は目立たなかったが、コロナが明けたらまた女性を売掛で追い込んでストリート売春に追いやって問題を起こしているのだから、「女性を追い込んで社会問題になったらおとなしくして、ほとぼりを冷まし、世間が忘れた頃にまた追い込む」を繰り返しているだけだ。
ただ、ほとぼりが冷めるまで待てないホストも大勢いるわけで、こういうのがやっぱり逮捕されたりしている。最近では、「club GENTLY Tokyo」に在籍していた20歳のホストが逮捕されている。
その場の雰囲気で女性にカネを使わせて、スカウトを通じて風俗の仕事を違法に斡旋して、職業安定法違反の疑いで逮捕だ。「風俗で働け」と女性を説得し、稼いだら売掛を返させて女性を食い物にしていた。
