◆太陽に恋い焦がれて皮膚がんに。40度を越えるタイのビーチでも日光浴をする白人

◆太陽に恋い焦がれて皮膚がんに。40度を越えるタイのビーチでも日光浴をする白人

タイは今ちょうど猛暑の真っ最中で、バンコクでも気温は40度近くになり、ここしばらくの最高気温は43度から45度あたりになりそうだという。例年を上まわる暑さで、激しいスコールが引き起こす災害も心配されている。

今の日本の凍えるような寒さの中では、この季節のタイの殺人的な暑さはピンとこないが、この季節のタイの尋常ではない暑さなのだ。暑さに慣れているはずのタイ人ですらも「耐えられない」と嘆く。

ところが、太陽に恋い焦がれる酷寒の国からきた白人たちは、暑ければ暑いほどうれしいらしく、パタヤでも灼熱の太陽と空気の中で悠々と日向ぼっこしていてタイ人をあきれさせている。

「タイの地元メディアによると、タイの住民の日常生活に大きな影響を与えた猛暑にもかかわらず、多くの海外からの観光客がパタヤエリアのビーチで日光浴をしている」とニュースにもなっている。

「パタヤの絵のように美しい海岸線は3キロメートル以上にわたって、灼熱の天候にもかかわらず、海外からの観光客を魅了し続けていることが確固たるものとなった」

ということなのだが、コメント欄では「誰か、彼らにメラノーマ(皮膚がん)のことを教育してやったほうがいい」とか「日焼けや皮膚の損傷から身を守ることが重要だと気づいている人がどれだけいるのか?」と皮肉が飛び交っている。

それがわかっていても、日焼けしたいと思っている白人をとめることはできないだろう。彼らは太陽の光に飢えているし、日焼けした肌に憧れている。日焼けした肌は、アクティブで健康的なイメージを与える。

さらに、日焼けした肌は「バカンスを楽しむ財力がある」ことをもアピールする無意識の誇示表現にもある。

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