歌舞伎町には「病み界隈」に影響を受けた未成年の女の子たちがやってきて「トー横キッズ」としてたむろする光景があり、まわりの大人たちの中から邪悪な男が未成年の女の子に接触して金で釣ってホテルに連れていったりする。
あるいは、大久保公園にも未成年の女の子が道ばたに立ち、声をかけてきた男と値段交渉してホテルに向かったりする。
こうした未成年による売春は非常に厳しく取り締まられることになる。
未成年の売春は心理的なトラウマや精神的な苦痛を引き起こす可能性があり、彼女たちの将来に大きな悪影響を及ぼす可能性があるからだ。本人たちには意識がなくても、社会的に見ると、それは児童虐待の一形態であるといえる。
また、彼女たちは性的搾取や人身売買のリスクにさらされる可能性が高く、とくに反社会勢力に飲み込まれていくと、もうそこから抜け出すのは本人の力では不可能になってしまう。
さらに、彼女たちには妊娠や性病感染の身体的リスクも高い。まだ経済的にも精神的にも未熟な未成年が、こうしたリスクを負うのは非常に危険だ。そして、未成年の売春を放置しておくのは、社会的な健全性と道徳的な価値観にも反する。
そうした諸々の理由もあって、警察は未成年の売春は非常に厳しく取り締まる。
2023年の暮れあたりから、トー横キッズは数百人単位で補導・摘発されてきた。また、大久保公園の売春に関しても周期的に摘発が行われている。
そして、2024年4月には、周辺のラブホテル・レンタルルームにも立ち入り調査が入って、未成年の売春をより深く摘発しようと動き出している。未成年の立ち入りが確認された場合、警察への通報を促すように要請している。
ラブホテルへの一斉立ち入り調査は警視庁でも初の試みであるという。それだけ、警視庁は抜本的に未成年の売春を摘発する体制を整えようとしている表れであって、今後は大久保公園の女性にかかわる男たちの逮捕も相次ぐだろう。
以前から述べていることだが、大久保公園のストリート売春にかかわるのは「飛んで火に入る夏の虫」だ。馬鹿げている、というしかない。