◆ラオスの女たち。日本人との国際結婚サービスにラオスの女性たちも進出していた

◆ラオスの女たち。日本人との国際結婚サービスにラオスの女性たちも進出していた

1990年代、2000年代は、韓国人・中国人やフィリピン人の女性と結婚を仲介する国際結婚相談所が山ほどあった。1990年代はとくに中国人女性との結婚を斡旋する相談所が派手派手にコマーシャルを出していたのをよく覚えている。

こうした国際結婚斡旋サービスは、その後は下火になりながらもなんとか生きながらえていたのだが、「韓国人女性との結婚」「中国人女性との結婚」というのが減っても、「フィリピン女性との結婚」は相変わらず続いていた。

フィリピン女性を紹介する国際結婚サービスについては、以前にもブラックアジアで記事にしたことがある。(ブラックアジア:日本人と結婚したいフィリピン女性が動揺したある質問

このようなサービスは、サイトで女性を選んでメールで「注文(オーダー)」する形を取るのが一般的なので欧米では「メール・オーダー・ブライド」と呼ばれていることも書いた。

扱う女性の国籍は、その時代時代によって変わってくるのだが、白人ではロシア圏の女性、ウクライナ女性、そして東南アジア女性では、ここ最近はミャンマー女性やラオス女性との結婚斡旋も出てきている。

あまり知られていないのだが、2000年代から2010年代はベトナム女性の国際結婚斡旋サービスはかなり大々的に行われていた。主に韓国人がベトナム女性を好んで斡旋してもらっていたようだ。

しかし、なぜか日本ではあまりベトナム女性との結婚は広がらなかった。現在、技能実習生としてベトナム女性が大量にやってきているのだが、日本の男性はベトナム女性とはあまり深い縁を感じないようだ。

そういうこともあって、ベトナム女性をすっ飛ばして、ラオス女性が国際結婚斡旋サービスで日本で売り込まれていると聞いたときは、いささか驚いた。

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