◆コロンビア人を激怒させたアメリカ人のハイエナ。しかしハイエナは困らない?

◆コロンビア人を激怒させたアメリカ人のハイエナ。しかしハイエナは困らない?

日本ではコロンビアのアンダーグラウンドのニュースが報道されることは、ほぼゼロに近いのでほとんどの日本人は知らないと思うのだが、今年4月にコロンビアでアメリカ人のやった行為が大きく報道されて国際問題になっていた。

コロンビアの第二の都市メデジンには多くの外国人向けのバーがあり、さらにエル・ポブラド地区のジェラス公園には、多くのセックスワーカーたちが集まっていたり、ドラッグの売買が行われていたりする。

ハイエナ(全世界のセックスワーカーを追いかける男たち)の間では、このコロンビア・エル・ポブラド地区のジェラス公園はアンダーグラウンドで情報交換されるけっこう有名な場所でもある。

コロンビアはドラッグ・マフィアが今も隠然たる勢力を持っており、治安も悪い国なのだが、ハイエナたちにとっては知ったことではない。彼らがセックスワークやドラッグに対してカネを落とすので、エル・ポブラド地区のマフィアにとってもハイエナたちは歓迎すべき客でもある。

コロンビアはセックスワークは違法でもなければ罰則の対象でもない。しかし、あるアメリカ人はやりすぎた。

じつはこのジェラス公園には少女も公然とセックスワークしているのは有名なのだが、このアメリカ人は高級ホテルに12歳と13歳の少女ふたりを連れ込んでいたことが発覚したのだった。

さすがに12歳と13歳の少女を連れ込むような「犯罪」は当局も無視できない。メデジンのグティエレス市長は「この状況は最悪だ」と激怒して、急遽ふたつの法令を準備させて、これに署名すると述べた。その法令というのは……

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