貧困

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◆コロナ禍は、風俗という「女性の最後のセーフティーネット」も破壊した

風俗産業はコロナによって壊滅的ダメージを受けている。これは風俗業界のメインストリートと化しているデリヘルも例外ではない。デリヘルは3月に入ってから客が激減し、デリヘル嬢も食べていけなくなった。 一部はそれでも鬼出勤してデリヘルにしがみついて生きている。そして、一部は昼職のパートやアルバイトのような職を探して生活レベルを落として生きている。 そして、さらに一部は違う分野にも参加している。(ブラックア […]

日本に極度の貧困は起こり得ないという前提は果たして本当に正しいのか?

日本人は「日本で極度の貧困は発生しない」と考える。しかし、政治的混乱、経済悪化、社会保障費の大削減、福祉劣化、インフレ、暴動、預金封鎖、戦争、超巨大地震など「絶対に起こらないだろう」と思われていることが起きたら、想像を絶する貧困が広がるかもしれない……。(鈴木傾城)

どん底には「何もしたくない。誰かが俺を何とかしろ」という他力本願の人もいる

貧困と格差が渦巻く社会のどん底(ボトム)には、そこから何とか這い上がりたいと必死で努力しても力が及ばなかったり、様々な不運が襲いかかってやむなく転がり落ちてしまったり、病気だったり、心身に障害を持っていたり、子供の頃から見捨てられていたりして苦しんでいる人たちがいる。しかし、ただ「面倒くさいので自分から何かしたくない。何もしたくない。だから、誰か俺を何とかしろ」と思って何もしない人もいる。(鈴木傾 […]

高齢者が放置され、障害者が放置され、貧しい子供たちが放置される光景

日本はこれからも豊かさを維持できるのだろうか……。少子高齢化の弊害によって社会が硬直化し、イノベーションが消え、人々は社会変革を拒み、若者は結婚できず、実質賃金は30年ほとんど上昇せず、国力が目に見えて低下してく中で、日本は今まで通りの経済力と国際的影響力を保持できるだろうか。(鈴木傾城)

どん底が広がる世界では、今よりも清潔ではない環境を受容できる精神力が必要

その清潔さに子供の頃から慣れてしまうと、今度はそれより劣る環境に対する耐性が持てなくなる。無理やりそこに放り込まれると、激しい失意や恐怖に陥る。社会が清潔になりすぎると、今よりもレベルの落ちた環境を不潔に思い、精神的に対応できなくなってしまうのである。その気持ちが人生の困難なときに訪れる生活のダウングレードを難しくする。どうすればいいのか。(鈴木傾城)

ボトム・オブ・ジャパン(日本のどん底)。日本の絶望は深く広がっている

日本のどん底(ボトム・オブ・ジャパン)は広がっている。中国発コロナウイルスによって、こうした「どん底」はさらに広がっていく。近日中に、『ボトム・オブ・ジャパン(日本のどん底)』という書籍を出します。発売されたら改めて周知します。是非、手に取って下さい。(鈴木傾城)

日本も戦後の高度成長期を迎える前は絶対貧困が放置されていたことを忘れるな

日本も相対的貧困の層が全世帯の16%を超えるようになっているのだが、コロナの混乱によって日本経済が縮小していけば、相対的貧困の貧困のレベルがどんどん落ちていくのは避けられない。たとえば、現在の貧困層や無職者をかろうじて相対的貧困に踏みとどまらせている生活保護制度や年金制度が、受給者の増加を嫌って大幅に額を減らされたら、どうなるのか。(鈴木傾城)

コロナで人口の15%が絶対貧困に。彼らが選ぶ2つの選択が社会混乱を引き起こす

日本人が貧困に堕ちると、その多くは「一生懸命に働く」ことで何とか危機を脱することができると思う。今のところ、一生懸命に働くことで報われることが多い。それは正解である。ところが、途上国ではうまくいかない。すでに人々は一生懸命に働いてきた。自分の置かれた環境の中で、私たちの思う以上に途上国の人々は働いている。信じられないほどの安い給料に、信じられないほど劣悪な環境の中で、それこそ地を這って必死で働いて […]

コロナショックの不況で日本政府が困窮者を救えないなら貧困地区が誕生する

中国発コロナウイルスによって日本人全体が貧困化していくのに、ハイセンスな街ばかりできても仕方がない。需要があるのは、ボロボロでも安いアパートがひしめき、貧困層を相手にした激安の食材を売る店があり、屋台が安い一品を売ってくれて、汚れた服を着ても誰も文句を言わない同じ貧困層が住んでいる地区だ。(鈴木傾城)

どこまでの社会環境の悪化が自分の限界なのかは、よく知っておく必要がある

人間は堕ちるところまで堕ちても、自殺しない限りは「仕方なく」でも生き続けることになる。だから、今まで清潔で安心な環境で生きていたとしても、いざとなったら誰でも路上生活者となっても生きることができるのかもしれない。しかし、誰でも「ここまで堕ちたくない」と思うレベルがある。自分にとっては、それがいったいどこまでなのか……。多くの人たちが、そういうことを考えなければならない時がやってきている。(鈴木傾城 […]

今の日本が生きにくいのは、貧困地区と金持ちの地区が分かれていないから?

少子高齢化も解決できない日本は、ゆっくりと国としての体力を喪失している。アンダークラスの増加が止まらない。そんな現状からして、やがては経済格差による棲み分けが始まっていくのは明白だ。気が付いた時は、間違いなくアンダークラスだけの地区が出現している。そして、日本もそれを受け入れるようになる。世界中の多くの国は最初からそうなっていて、それが自然なのだ。(鈴木傾城)

病みやすい低所得層にとって、どんな精神安定剤よりも抜群に効くものがある

低所得層は病みやすい。それは栄養価が偏っているか不足しているからでもある。しかし、そもそも栄養が足りなくなるのは、その前にカネが足りないからである。カネが足りないと、どうしても生活のいろんなところに歪みが生まれてくる。ギリギリで生活しているので、出費が嵩むと途端に経済的な問題が起きる。家賃に追われる。電気・ガス・水道・電話代が足りなくなり、どうやって金を工面するか、必死で考えないといけなくなる。食 […]

必死で働いて15万円と、生活保護をもらって15万円。どちらを選ぶのが合理的か?

いかなる理由があっても、生活苦でもがいている人を放置するのは人間的ではない。誰もが、何とかしないとならないと思う。だから、そういった人たちを救う生活保護というシステムは否定されてはならないものだ。生活保護が本来は育つはずの自立を奪ってしまうという現象があっても、それでもこの救済システムを責めるのは間違っている。日本でこのようなシステムが機能しているというのは誇るべきことなのだ。問題は、自立の芽が枯 […]

◆あなたは貧困に苦しむ人たちを見ても助けることはない。傍観者か無関心のまま

インドでは絶対貧困に苦しむ人たちが大勢いることは誰でも知っている。しかし、私たちの99%は彼らを助けることはない。苦しんでいる人たちがいることは知っていても私たちは助けない。 「人は助け合って生きるべき」というのは美しい理想なのだが、インドの貧困層の話になったら「なぜ、よりによってこの私が見知らぬ彼らを助けないといけないのか?」という思いになる人が大勢だ。 フィリピンにもストリート・チルドレンが大 […]

転落。今は普通に生きるということ自体が貴重な状況になりつつある時代なのだ

「転落」にはいくつも理由がある。それは1つや2つではない。本当にたくさんの理由がある。重要なのは、その理由が分かっていても、それが避けられるとは限らないということだ。些細な失敗で転落することもあるし、突如として不幸が襲いかかって転落することもある。自分が招いた転落もあれば、他人に突き落とされる転落もある。(鈴木傾城)

私の知り合った女性の多くは「貯金」を持っていなかったがゆえに闇に堕ちた

日本は、かつては終身雇用が保障されていた時代だった。極端な話、日本人は会社に勤めてさえいれば、貯金がなくても何とかなった。貯金がないまま定年退職を迎えても、今度は年金で何とかなった。しかし、今はそのどちらも消え去った。その上、場合によっては明日リストラされるかもしれないし、明日会社がつぶれてなくなるかもしれない。そんな時代だ。そうであるならば、すべての日本人、とりわけ女性が今すぐにしなければならな […]

貧困の連鎖。貧困の子供が「一生」貧困のままで終わる危険性が高い理由とは

日本の識字率は下がりつつあるのではないかと教育現場から声が上がっているのだが、それでも統計的に見ると識字率は100%に近い。日本では非常に教育の行き届いた社会だと言える。しかし逆の見方をすると、日本では「字が読めるくらい」では何の自慢にもならず、もっと高度な教育が必要になるということでもある。実は子供の成績と親の年収は比例するというのは、すでに文部科学省の全国学力調査の結果から明らかにされている。 […]

◆何億円稼ごうが、浪費してしまえばカネは消えて何も残らない人生が待っている

「若い頃はこれでもすごい稼いだのよ」という女性に会ったことがある。今は場末のデリヘルで働いている40代の女性だったが、そう言われてもにわかには信じられないほど体型が崩れていて、派手な化粧もファッションも似合っていなかった。 確かに端正な顔立ちの「面影」は残っていたが、男は「女性の若い頃の面影」に発情するわけではない。「若い頃は」と言われても、男は戸惑うばかりだろう。 しかし、場末のデリヘル店に勤め […]

最もカネのない貧困層からカネを奪っていくビジネスがこれから横行するのだ

私たちは生活保護費を貧しい人たちに渡していると思っている。社会の「どん底」では、そうではない。生き馬の目を抜くような人間どもが、貧困者を利用して私たちの税金を奪い取っていく。ずいぶん前から、そのような貧困者をターゲットにして行うビジネスが為されるようになっている。(鈴木傾城)

貧困を克服する気持ちは、そうなれるという希望があるうち「だけ」機能する

貧困を克服するとか、貯金をするとか、豊かになりたいという気持ちは、そうなれるという希望があるうち「だけ」機能する。もし、貧困の中で生まれ、学歴もコネもなく、打開策が見つからない中でもがいていると、どうなるのか。(鈴木傾城)

もう政府も、会社も、男性も、誰も女性を守ることに関心を失っている

ハンサムで背も高くて高学歴で金持ちな男性は「どこか」に存在する。しかし、そのような男はかなり稀少動物なので、ごろごろ転がっているわけではない。 それならば「年収600万円稼いでいる男であれば誰でもいい」と婚活を考えている女性が言うと、その「年収600万円を稼ぐ男も少ない、贅沢だ」と批判される世の中になっている。 「愛し合っていても金のない男なら結婚対象にならない。逆に贅沢をさせてくれるなら、どんな […]

生活が破綻すると分かっていても、自滅するかのように仕事をやめる人もいる

私が知り合った女性のひとりは「私、ひとつのことを続けることができない人だから」と自分を評していた。今まで彼女は半年経てば突如として仕事が嫌になって辞めてしまい、職を転々として生きていた。 辞める理由がなくてもやっていることが嫌になるのか、飽きるのか、緊張感が切れるのか、もともとつまらないと思って我慢していたのが耐えられなくなるのか、彼女の場合は「半年」が限界だったようだ。 彼女は特殊なのだろうか。 […]

負のスパイラル。不利な状況が次々と新たな不利を呼び寄せて堕ちていく

社会的に不利な状況というのは、同じ境遇の人でない限り理解されないことが多い。たとえば、健康な人には病気を抱えて生きている人の苦しみは分からない。充実した人生を送っている人には、鬱病で苦しむ人の気持ちが分からない。 仕事のある人は失業者が仕事を見つからない理由が分からない。高学歴者は低学歴者がなぜ学歴を持たないのか分からない。そして正社員は非正規雇用者をなぜ正社員になろうと努力しないのか分からない。 […]

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