貧困

貧困・格差

立ち退きを伝えられて憤りが限界に。家賃を滞納する高齢者は今後も次々と出てくる

2026年9月7日、東京都西東京市のアパートで、家賃保証会社の40代社員が刃物で刺され、全治6か月の重傷を負った。刺したのは、家賃を滞納し、その日まさに立ち退きを迫られていた66歳の男だった。行き場を失った高齢者による同様の事件は今後も繰り...
貧困・格差

経済問題を抱えていると考えが鈍る。脳は経済の心配事をずっと考えて疲弊する?

よほどの金持ちでもない限り、私たちは誰でも「カネに困ったら悩みで頭がいっぱいになる」という現象は我が身を通して知っている。さまざまな実験でも、カネの心配を抱えていると考えるチカラが鈍ってしまうことが確認されている。貧困は知的能力を奪うという...
アフリカ

1年で320ドルの収入が世界最底辺。一人当たりGDPワースト10の国で起きていること

IMFが公表する一人当たりGDPで最下位に沈むのはブルンジだ。年間320ドル。1日130円にも届かない。ワースト10のうち9か国がアフリカに集中する。すでに最下層にいる国だが、成長率はマイナスなのでさらに困窮する可能性もある。どうして、こん...
貧困・格差

貧困が放置されたので若者は追いつめられ、私たちもいつか被害者になってしまう

1990年のバブル崩壊で始まった就職氷河期は、若者を「負け組」と切り捨て、貧困を30年以上も放置してきた。結局、「負け犬」と化した若者たちは衝動殺人を行うようになり、今では闇バイトで強盗と殺人をするようになった。追いつめられ「無敵の人」とな...
貧困・格差

見えない2000万人の貧困。私たちと同じ格好をした人たちが人知れず苦しんでいる

日本の貧困線は127万円だ。この水準を下回る人間は、およそ2000万人いる。だが、街を歩いても、その姿は見えない。誰もがそれなりの服を着て、それなりのスマートフォンを持っている。飢えていないから見えず、服装が同じだから見えず、本人が語らない...
貧困・格差

地獄はこれから。厚生年金をもらえない高齢層は、長い老後を生きていけるのか?

厚生年金に加入せず、国民年金のみで老後を迎える人は少なくない。国民年金の満額受給者が手にするのは月7万円前後。これは40年間一度も欠かさず保険料を納めた場合の金額であり、免除や未納の期間があれば当然減っていく。実際の国民年金の平均受給額は月...
貧困・格差

「頑張れば報われる」という言葉の残酷さが分かる人は心が優しい人なのだと思う

実のところ、「頑張れば報われるというのは嘘だ」と、多くの人が心の奥底で薄々感じているはずだ。なぜなら、社会でいろんな経験をすると、自ずと報われない経験も重ねるからだ。それでも、「頑張れば報われる」という言葉は呪縛のように人々を縛っている。(...
貧困・格差

これからも一家心中は続く。親は、絶望のために子供を道連れにすべきではない

「追い詰められた親」への追いつめられた状況は理解できるのだが、だからと言っても子供を道連れにするという決断は許されるものでもない。社会的には、このあたりで「死ぬことはないんだ」という強いメッセージと対策を出さないといけない時期に来ているよう...
貧困・格差

「貧困との戦い」に勝てると思ったのか?貧困は今後も消えることは絶対にない

貧困撲滅は最初から不可能だった。世界の所得の83%を上位20%が独占し、下位20%はわずか1%。富と貧困は同じコインの表裏であり、片方だけを消すことは誰にもできない。世界銀行も「2030年までの極度貧困撲滅は達成不可能」と認めた。貧困は今後...
心理

◆ヒモに憧れる男も多いが、どう考えてもそれは持続不可能なライフスタイルだ

アンダーグラウンドには、自分で働くよりも稼いでいる誰かに寄生して、とことんカネを吸い取る生き方をする人間が少なくない数で存在する。ホストもそうだし、ヒモもそうだ。DV男の中にも暴力を振るいながら寄生するタイプがある。こういった男のことを、夜...
貧困・格差

年金に対する国民の不信。約675万人が本来の保険料を全額納めていない状態だった

国民年金は、所得の多寡にかかわらず一定の額を納める「定額制」を採用している。この仕組みそのものが所得の低い層を追いつめている。富裕層なら月額1万7,920円なんかゴミか埃のような値段に見えるかもしれない。しかし、月収が低いと食費や住居費を削...
どん底の女たち

◆何百、何千万人もの貧しい女性をさらに貧しくしてしまう資本主義社会の残酷さ

私の人生は売春地帯で生きる女性やセックスワーカーたちを見つめて考える人生だったのだが、どこの国でも結局のところ女性の不幸の大半は「カネがない」ことに尽きると思っている。ただ、カネがないだけでもつらいことだが、どん底の女性たちが金縛りのように...
東南アジア

東ティモールは石油が尽きて崩壊か。貧困・腐敗・若者の怒りが交差する絶望国家

2002年にインドネシアから独立した世界で最も新しい国のひとつ東ティモールは経済苦境にあえいでいる。多次元貧困率は約42%、5歳未満の子供に至っては、47.1%が発育不全で慢性的な栄養不足による低身長状態になっている。国民の27%は現在も食...
貧困・格差

アルミ缶回収という絶望労働。アルミ缶1本あたりの価値は約2円から3円程度だった

新宿歌舞伎町でアルミ缶を回収している人を見た。アルミ缶を平らにつぶす作業をしていた。このビジネスはワリが合わないものであるのは以前から聞いている。アルミ缶の回収ひとつでも、その流通過程を見れば、効率と資本を握る側に価値が集中する構造が明確に...
貧困・格差

インフレで厳しい時代に。路頭に迷わないためにしなければならない10項目とは?

今の時代は、社会からはぐれて「野良犬」のように生きている人間だけでなく、普通に暮らしている人たちですらも経済的に追い込まれてしまうような厳しい時代でもある。いったん住所を失うようなことになると再建も想像以上に大変になる。路頭に迷わないために...
インド

◆私は4度の手術で助かったが、途上国の女性が同じ目に遭ったら助からない現実

心臓と冠動脈に問題があって去年から入院と手術を繰り返し、計4度も手術をした。病院で天井を見ながら過ごしているとき、ずっと思っていたのが「もしここが途上国で、なおかつ治療費がなかったら、間違いなく死んでいたな」ということだった。東南アジアやイ...
東南アジア

ペムルン(ゴミ拾い)で生きる人々。世界でも最悪のゴミ問題を抱えるインドネシア

ちょうど私がインドネシアを足しげく通っていた頃、この国でも即席食品、小分け包装、安価なプラスチック容器が全国に広がり、廃棄物の量は急増していった。ここで貧困層は「拾えば売れる資源」に気づいた。それがペムルン(ゴミ拾い:廃棄物ピッカー)の誕生...
貧困・格差

強制執行、約3万8000件の衝撃。住居を失って絶望する人間の自暴自棄が事件を呼ぶ

世の中には、誰でも要領良く生きていけるわけではない。家賃が払えなくなって、強制執行を受ける人間もいる。強制執行は約3万8000件もあり、一日100件のペースで起きているというデータもある。住居を失うというのは社会から見捨てられるということで...
貧困・格差

アポロフォビア(貧困嫌悪)が広がる将来の日本社会はどういう状況になるのか?

今の社会では、人格ではなくカネが人間の判断基準となる。どれだけ稼ぎ、どれだけ消費し、どれだけ社会に利益をもたらすか。それが人間の評価軸になっている。この評価軸の中では、貧困層はきわめて不利な立場に置かれる。いずれは「軽蔑」の目で見られるよう...
売春地帯

◆バングラデシュの極貧売春地帯。物理的に沈みゆくエリアに暮らす女たちの姿

私が愛したタイは1980年代のタイだ。バンコクはすでに大都会だったが、奥に入るとスラムが広がって貧困の世界があった。私の愛した女性たちはその貧困に生きていた。だから私もまたその貧困にとらわれた。さらにバンコクから一歩郊外に出ると、東南アジア...
一般

社会状況が悪化した際の「不必要な絶望」を避ける上で知っておくべきこととは?

「自分がどこまでのダウングレードなら心理的に耐えられるのか」を知らずにいると、現実がそれを超えた瞬間、耐久力が尽きる。だから、したたかに生き延びるためにも、まずは自分自身の最低ラインを把握しておく必要がある。それを知っておけば、何かあったと...
貧困・格差

健康寿命を失い、貯金もなく、年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く

年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く。もし、60歳になった時点で老後を支えるだけの資産が十分にあると思ったら、それは幸せなことである。もし、そうではなかったらどうしたらいいのか。そのときは「幸せを感じるダウングレード」を模索すべきで...
経済

国は衰退し、企業は弱体化し、将来もっと貧しくなっていく日本人の姿が見える

1993年くらいまではまだバブルの余波もあり、いずれまた日本は経済大国として「陽はまた昇る」と考える人々も少なくなかった。当時は日本経済は華々しく復活すると断言する経済評論家もたくさんいた。しかし、違っていた。彼らは時代が変わったことが見え...
貧困・格差

貧困層ほどモノにあふれる皮肉な理由。自分もまた安物と同化して安物になる世界

日本人が低価格の商品だけしか買わなくなったので、あとから低賃金というしっぺ返しがやってきた。低価格を実現するためには最大のコストである人件費を削らなければならないのだから、人々が低価格に群がれば群がるほど、仕事はどんどん低賃金にシフトしてい...
貧困・格差

資本主義が弱肉強食化し、インフレも経済格差を極大化させる世の中に入っていく

すでに日本では平均年収186万円ほどの低所得層は約1200万人にもなろうとしている。彼らはすでに中間層ではない。かなりの低所得層だ。一方で日本では1億円以上の資産を持つ世帯が人口の3%ほどいて、彼らはどんどん資産を膨らませていく。昨今のイン...
貧困・格差

底辺の人間たちにとって一攫千金が得られるかもしれないギャンブルは救いなのだ

統計的にも、低所得層は稼いだカネをギャンブルや投機に使う割合が中所得層より高いことはよく知られている。収入の少ないと、勝ち目の低い勝負でも、自分の運を賭けようという心境になる。気持ちはわかるはずだ。もし運良く大当たりしたら自分の運命は一気に...