◆一日に持って帰れる金額が多くても、貧困から抜け出せない風俗嬢がいる理由

◆一日に持って帰れる金額が多くても、貧困から抜け出せない風俗嬢がいる理由

新宿・歌舞伎町には多くの風俗嬢がいるのだが、その中の何人かは極貧と言ってもいいような生活を強いられている。単価の安い激安の風俗にいるわけではない。一日に3万円か4万円を持って帰れるような環境にいる。

ホストにハマっているわけでもギャンブルをしているわけでもない。にもかかわらず、極貧なのだ。なぜなのか。

休みグセと辞めグセがあるからだった。

眠れなかったと言って休む、疲れたと言って休む、気が乗らないので休む、なんとなく休む、そのうちに仕事に行くのも面倒になって辞める。それを繰り返す。

あるいは、最初の3ヶ月ほどはマジメにがんばるのだが、ある時点までくると急に無断欠勤が目立つようになって、自爆するかのように辞めていく。

私が知り合った女性のひとりは「私、ひとつのことを続けることができない人だから」と自分を評していた。今まで彼女は半年経てば突如として仕事が嫌になって辞めてしまい、昼職も夜職も目まぐるしく転々として生きていた。

辞める理由がなくてもやっていることが嫌になるのか、飽きるのか、緊張感が切れるのか、もともとつまらないと思って我慢していたのが耐えられなくなるのか、彼女の場合は数ヶ月が限界だった。

彼女は特殊なのだろうか。いや、彼女のように「続けることができない性格」は、それほど珍しくない。まわりを見回せば、「何をしても続かない人」が何人も目につくはずだ。

仕事でも、趣味でも、人間関係でも、結婚生活でも、本来は続かなければならないものが続かない。いろんな面で息切れして、今までやっていたものを途中ですべて投げ出してしまう。

まわりに説得され、続けた方が自分のためにもメリットがあると本人も理屈では理解していてもどうしても続けられず、精神的にぷっつりと切れて消えてしまう。

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