戦争

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◆戦争で国土が破壊されたウクライナの売春ビジネスはどうなっているのか?

ロシアとの戦争によってウクライナは戦争のまっただなかであり、全世界の人々が戦争の行方《ゆくえ》を気にしている。 2022年にはじまった戦争は早期に終わるはずだと思われていたのだが、欧米がウクライナを支援しているので、ロシアも攻めあぐねて膠着して戦局は泥沼と化している。ロシアもいよいよ経済的にも疲弊するようになってきており、プーチン政権も弱体化しつつある。 しかし、ここで兵を引いたらロシアは負けが確 […]

欧米がビジネスの道具として「憎しみを操っている」ことを日本人だけ知らない?

世界史は意図的に仕掛けた「憎しみ」によって起こっているというのは、小学校の頃から教えておいた方がいい。知らなければ何度でもワナにハマってしまう。戦争の裏側にいる「黒幕」は、今も昔もこの「憎しみ」という強い感情を操り、世界中で金儲けの機会を生み出している。(鈴木傾城)

◆ロシア軍、ウクライナ兵を斬首。戦争が起きれば敵兵の斬首も起こり得る理由

閲覧注意2023年4月12日、ウクライナの情報機関はロシア兵が「ウクライナ兵を斬首した」として戦争犯罪の疑いがあるとして捜査を開始する。この戦争犯罪は動画で出回っているのだが、出所はロシア側が管理しているSNSであった。 しっかり見てみたが、この動画は非常に残酷なものだ。 ロシア側の兵士がウクライナ兵を押さえて首を切っている。死んだウクライナ兵の首を切っているのではない。まだ生きていて、意識があり […]

◆ウクライナで軍事戦略としてのレイプを使うようになったロシア軍の末期的症状

もう、ほとんど話題にならない中で、ロシアとウクライナの戦争はまだ続いている。攻撃する側のロシア政府は世界から制裁されている中で戦争を続けているのだが、経済的には非常にタイトな状況に追い込まれている。 ロシアは経済制裁されてもエネルギーが無尽蔵にあるので制裁は効かないという声もあるのだが、すでにロシアは武器を作るための半導体も手に入らなくなっており、ミサイルの製造ができなくなっている。 そして、武器 […]

◆戦争は民族憎悪として定着し、その民族憎悪はやがて根付いて文化となるのだ

ロシアのウクライナ侵攻は東部から西部から首都キーウ(キエフ)近郊まで激しい勢いで行われているのだが、事態は膠着しており予断を許さない。 国際社会では「ロシアが突如として国境線を越えて侵略した」という捉え方なのだが、ロシア国内ではまったく違う。 「東西冷戦後に西側陣営は東側に勢力を伸ばさないと約束したのにそれを破ったのでロシアは防衛せざるを得なかった」とか「ウクライナ東部はもともとロシア人の領土なの […]

◆戦争はプーチン一人の決断で始められ、多数の国民がその決断で地獄に堕ちた

ロシアのウクライナ侵攻と爆撃と破壊が止まらない。2022年2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ侵攻の軍事作戦を決意して、ロシアの全面侵攻が始まった。 南部からウクライナに上陸したロシア軍を見て、ウクライナはすぐさま戒厳令を発令し、そこからすぐにウクライナ側も戦時体制を宣言した。ウクライナ側のゼレンスキー大統領はロシアとの断交を発表し、G7は翌日25日にはロシアが国連憲章に重 […]

◆殺戮の大地と化すウクライナ。戦争が始まったら国家に排除される人間とは?

ウクライナの人口は4413万人。現在、そのうちの1000万人が国を離れて近隣諸国に逃れている。主に高齢者や女性や子供たちが主だ。つまり、ウクライナ人の家族はすでにバラバラになってしまっている。 実は、18歳から60歳の男性はもう出国できない。ウクライナ政府はの出国は禁じているからだ。ゼレンスキー大統領は「国民総動員令」を出しているので、残ったウクライナ人の男たちの多くは、「その時」が来れば戦いに参 […]

◆戦争の現状は、日本の大学教授の無邪気な見解を粉砕する

(ロシア軍によるウクライナ侵攻では、もはやロシア軍によるテロの様相を呈するようになってきているのだが、この中で再び上野千鶴子の過去の馬鹿げた発言がクローズアップされてきている。改めて、この記事をトップに上げたい) 日本も1945年8月15日に敗戦した後、多くのアメリカ兵がやってきたが、このアメリカ兵にレイプされた女性も多かった。 第二次世界大戦時、フランス女性はドイツ兵にレイプされ、ドイツ女性はソ […]

◆次の戦争に巻き込まれたら、日本でまた赤線地帯や青線地帯が復活するかも……

ウクライナが無差別攻撃でめちゃくちゃになり、ロシアも強烈な金融制裁で国家崩壊していくと、多くの女性たちが真夜中の世界に堕ちていくことになる。(ブラックアジア:20年前にバンコクで出会ったロシア女性のこと。あの時、彼女に何があったのか?) 戦争はおびただしい女性を地獄のどん底《ボトム》に突き落とす巨大なファクターなので、EU(欧州連合)各国や東南アジアの歓楽街で彼女たちが売春地帯に堕ちる動きを止める […]

◆戦争の危機にあるウクライナ。戦争が起こったらまた元の貧困国に逆戻りとなる

私自身はウクライナには行ったことはないのだが、ウクライナ人と言えば思い出す女性も何人かいる。私は東南アジアのタイでロシアを含む旧ソ連系の女性とも出会ったことがあり、彼女たちをまったく知らないわけではない。 彼女たちの話については、『ブラックアジア外伝1』でも取り上げている。(Amazon:ブラックアジア外伝1 売春地帯をさまよい歩いた日々) 2022年2月。そのウクライナが激動の最中《さなか》にあ […]

◆プロの拷問屋が職業として存在する。日本人には信じられない現実かもしれない

閲覧注意すでにミャンマーの軍事政権が権力に固執し、反軍政の国民を虐殺に追いやったり、不当逮捕していることは報道されなくなった。それは目新しいニュースではなくなり、国際社会は膠着したミャンマー情勢に飽きて誰も気にかけなくなった。 そんな中で、軍事政権は不当逮捕した国民を牢獄の中で、虐待と拷問を行っていることが解放された国民から語られるようになっている。殴る、蹴る、眠らせない、女性をレイプする、頭から […]

最強の軍事力を持つ米中が影響力を保つために対立し、衝突し、やがて戦争になる

米中の対立は、強大な軍事力を持った国家と国家の対立である。そのような状況から、いずれ世界のどこかで中国とアメリカの代理戦争が勃発してもおかしくない。最強の軍事力を持つ国家が最強の影響力を保つために、対立し、衝突し、そして戦争になる。(鈴木傾城)

原爆が投下された広島の惨劇は、いよいよ重みを増していく

閲覧注意1945年8月6日、リトルボーイと呼ばれたウラニウム型原爆が広島上空高度約600メートルの上空で爆発した。 これによって爆心地500メートル圏内が一瞬にして吹き飛び、燃え上がっていった。 この圏内にいた人のほとんどは即死、即死を免れてもその後の数ヶ月で放射能症で死亡している。死亡率は99%。 この1%の中には、燃料会館の地下室にいたことで奇跡的に生き残った野村英三氏がいる。ただ、原爆の爆発 […]

「核兵器は実戦では使えない」は過去の常識。核兵器は実戦で使えるようになった

核戦争は起こり得るだろうか? 私たちの常識は「核兵器は実戦では使えない」で止まっているのだが、もう2020年2月4日から軍事の常識は変わったのだ。すでにアメリカは実戦で使える核兵器を開発し、「限定核戦争」を行える体勢をさっさと整えていたのだ。(鈴木傾城)

◆中国共産党は容赦しない。日本女性は「明日は我が身だ」と思った方がいい

国家が国民に牙を剥いたら、人権などひとたまりもないことは私たちは歴史を見て学んでいるはずだ。 中国共産党は香港で激しい弾圧を行って、「国家」に反逆する人間たちを殺したり、殴りつけたり、収監したりして、国家に敵対する人間をピンポイントで排除してきた。 「民主の女神」と呼ばれていた周庭(アグネス・チョウ)も逮捕され、実刑判決を受け、凶悪犯罪者や重罪犯を収容する大欖女子懲教所に移送されて、いまや彼女の話 […]

◆すべての女性が突如として性的にも生命的にも巨大なリスクを抱える時代とは

「嫁という言葉は時代錯誤で古い価値観が染みこんでいるから使うな」という議論が湧き上がっている。「女性が家にいなければならないのは旧時代の話なので嫁という言葉は使うに値しない」と女性たちが言うようになっている。 時代が変わったのだから、私は別に「嫁」という言葉にこだわらず、女性が呼んで欲しいと思う言い方で呼べばいいのではないかと考えている。絶対に「嫁」という言葉をなくすなとは思っていない。 それは実 […]

◆フェミニストよ。法の庇護が吹き飛べば、狂気のレイプと殺戮が舞い降りるのだ

閲覧注意現在、中国共産党はウイグル人を100万人も強制収容所にぶち込んでいるのだが、そこでは若い女性が警官や警備員たちから次々とレイプされていることが女性収容者の証言で分かっている。 1年半も強制収容所に入れられていたグルジラ・アウエルカーンという女性はこのように証言している。 「男たちはかわいくて若い収容者を選ぶために金を払っていた」「毎晩、女性たちが連れ出され、覆面をした中国人の男にレイプされ […]

◆戦争という大量殺戮と売春地帯の誕生はセットであると覚えておいた方がいい

アメリカは2000年代にアフガニスタン・イラクで戦争をしたのだが、そこで私がずっと注目していたのは、中東のどこかで新しい売春地帯が生まれるのではないか、ということだった。 しかし、イスラム圏は売春ビジネスが非常に厳しく制限されていたので、新しい売春地帯が生まれなかった。 もしこれがアジア・南米・アフリカ・インド圏の戦争であったら、間違いなくゴーゴーバー、オープンバー、シングルバー等を主体としたアメ […]

人類は脅威を減らして社会を安全にしているのではなく、より危険にしている

人類は「見えない脅威」に何度も苦しめられてきたし、これからも苦しめられることになる。「見えない脅威」と言えば、ウイルス・細菌による脅威ばかりが思い浮かぶが、それだけが「見えない脅威」ではない。現代社会は生物兵器や核兵器の問題もあったりするが、このどちらも「見えない脅威」なのである。人類はすでに3つの脅威を自ら作り出すことができるし、意図的にばらまくことも可能になっている。(鈴木傾城)

◆地獄の戦場に生きる少年兵士。子供たちが、互いに殺し合う

(2020年の今になって、いくつかの国で同時並行的に少年兵の存在がクローズアップされている。ナイジェリアではボコ・ハラムの少年兵。ウガンダでは「神の抵抗軍」の少年兵。イエメンでは「フーシ反乱軍」の少年兵。そして中東では、ISISの少年兵。少年のうちから親から引き離されて暴力だけを教え込まれる。そうした人生に放り込まれた少年たちが、それぞれの国で社会問題になっている。殺戮マシーンと化した少年たちが存 […]

時代が混沌に落ちたら「効率化と合理化」が何の役にも立たなくなってしまう理由

効率化と合理化は、決められた期日までに成果を出すための手法である。なぜ期日が決められるのかというと、そこにかける「予算」を見積もらなければならないからだ。効率化と合理化を実践するためには、まずは予算を組んで計画を立てなければならないのである。決められた期日を超えても成果を出せなかったら、予算はさらに増やして「納期」も延ばさなければならない。それでも成果がでなければ、どうなるのか。(鈴木傾城)

◆殺されて遺体をも蹂躙されるクルド人女性兵士。これが地獄の光景だ

閲覧注意少数民族と言えば数千だとか数万人規模の民族を私たちは思い浮かべるのだが、「少数民族」としてカテゴライズされているクルド人は人口約2800万人である。 厳密な人口統計が取られているわけではないのであくまでも2800万人という数字も推定でしかない。3000万人あたりではないかという説もある。いずれにしても、それくらいの人口がある。 そのため、クルド人は「国を持たない世界最大の少数民族」と言われ […]

信じられないかもしれないが、私たちは憎悪が生み出した果実を楽しんでいる

日本と韓国との対立・衝突が激しくなってきている。互いに価値観を共有しない上に、長い歴史が対立を深刻化させている。しかし、世界を見回して見れば民族対立はどこにでもあって珍しいものではないというのが分かる。 たとえば、アイルランド人とイギリス人の対立は非常に長く12世紀からすでに対立と衝突を起こして、以後は延々と領土問題・宗教問題・食糧問題で揉め続けて現在に至っている。 中東ではイスラエル人とパレスチ […]

「史上最強の制裁」を科せられるイラン。中東では新たな戦争が勃発するか?

今、日本人はアメリカ主導による北朝鮮への経済制裁に注目して、追い込まれていく北朝鮮の行方に注目している。しかし、経済制裁されているのは北朝鮮だけではない。 アメリカは、2019年5月1日よりイランに対して経済制裁をより厳しいものにしている。5月1日に何があったのか。「イラン原油全面禁輸」である。 アメリカは2018年11月からイランに対して原油輸出の制裁を行っているのだが、イランからの石油が全面的 […]

グローバル化で、いずれテロや戦争という巨大な暴力は日本にも上陸する

日本はすでに第二次世界大戦以降、約70年に渡って国内が戦争に巻き込まれていない。東京大空襲も、広島・長崎の原爆も、もうほとんどの人間が知らない。 だから、テロや戦争で日常がいかにもろく瓦解し、吹っ飛んでいくのかについては、あまり想像力が働かない。 そもそも体験したことがないのだから、爆破テロや砲撃によって建物がどのように破壊されてしまうかも知らないし、激しい破壊の嵐が過ぎ去った後にどのような光景に […]