◆次の戦争に巻き込まれたら、日本でまた赤線地帯や青線地帯が復活するかも……

◆次の戦争に巻き込まれたら、日本でまた赤線地帯や青線地帯が復活するかも……

ウクライナが無差別攻撃でめちゃくちゃになり、ロシアも強烈な金融制裁で国家崩壊していくと、多くの女性たちが真夜中の世界に堕ちていくことになる。(ブラックアジア:20年前にバンコクで出会ったロシア女性のこと。あの時、彼女に何があったのか?

戦争はおびただしい女性を地獄のどん底《ボトム》に突き落とす巨大なファクターなので、EU(欧州連合)各国や東南アジアの歓楽街で彼女たちが売春地帯に堕ちる動きを止めることができなくなるだろう。

思えば私が惹かれたスリランカ女性も、スリランカの内戦で夫を失った寡婦だった。彼女を失った後、私は思うところがあってスリランカを訪れ、彼女の夫が死んだスリランカ北部の激戦地帯ジャフナを訪れたこともあった。

そこは、戦争で亡くなったタミル人兵士たちの地平線まで広がる墓があった。「これだけの人が戦争で死んだのか……」と思うと、背筋がぞくりとした。墓地に翻るゲリラ旗は空虚で、そこは静かだったが残酷な光景だった。

社会の底辺は戦争が作り出す。そうした社会のあり方を、私はひとりのスリランカ女性の人生を通して追体験した。

私自身は幸いにして「戦争のない時代」に生まれ育っていたが、同じ時代に世界のあちこちでは戦争で地獄を見ている女性がいて、私が知り合った女性の少なからずも「戦争」を経験していた。

そんなわけで、私は戦争という巨大暴力が人々を押し潰していく現象が他人事のようには思えない。私はあと20年ほど生きるかもしれないが、その間に戦争に巻き込まれることもあるに違いないと考えている。

日本? ふと、私は思い出すエリアがあった。東京・町田だ。なぜ町田なのか。かつてここには青線地帯があった。青線地帯というのは何だったのかは、小説『町田・青線地帯』にも触れた。(ブラックアジア:町田・青線地帯/グッドナイト・アイリーン

青線地帯は戦争が生み出したものだったのだ。

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