◆軍事政権のミャンマーはドラッグ禍に飲み込まれて、さらに何を生み出すか?

◆軍事政権のミャンマーはドラッグ禍に飲み込まれて、さらに何を生み出すか?

ロシアとウクライナの戦争、イスラエルによるパレスチナへの攻撃が国際的に注目される中、完全に無視されているのが東南アジアの一角で起こっているミャンマーの軍政と民主派の闘争だ。

ミャンマーでは2021年に軍事クーデターが発生し、それ以降も政治的な混乱が続いて今もとまらない。軍事政権が権力を掌握して市民を弾圧し、国際社会からの非難を浴びながらも、軍事政府は権力を放棄しようとしない。

政治的な混乱に伴い、国内で数年に渡って抗議行動が頻発し、極度なまでの治安悪化に陥っている。

国際社会はミャンマーの軍事政権に対して制裁を課しているが、これによって疲弊しているのはミャンマーの国民のほうだ。いまや国民の半数以上は極貧層になり、若者たちも国に対して絶望している。

2024年2月には、軍事政権は強制的な徴兵制度を決めたので、若者の絶望は頂点に達した。ミャンマーのほぼ多くの若者が反政府だ。しかし、その若者を軍側の兵士として徴兵して前線に送り込む。

ミャンマー国軍が話にならないほど弱いのは、若者が兵士のために戦うつもりはさらさらないからでもある。

そんなこともあって、希望を失ったミャンマーの若者は、国を捨てようとしているのだが、パスポートも手には入らなければ、逃亡する資金もない。そこで、若者ができることは、危険なジャングルを越えて隣国タイに逃亡することだ。

しかし、タイ政府は強硬で、セター・タウィーシン首相は「ミャンマー・タイ国境から陸路で不法入国するミャンマー人を逮捕し、法律に従い厳重に処罰する」と発表している。恐らくタイ政府は言葉どおりに密入国者をミャンマーに送り返すだろう。

そうしないと、タイはミャンマーの密入国者まみれになってしまう。ミャンマーの若者はもはや絶望しか残っていない。その絶望した若者に広がっているのが何か。

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