2022年3月、静岡の沼津市に住む無職20歳の男が覚醒剤の所持で逮捕されている。この男が持っていた覚醒剤は通常の結晶タイプの覚醒剤ではなく錠剤タイプのものだったので、アンダーグラウンドでちょっとした話題になった。
日本で覚醒剤と言えば「粉」というイメージしかないはずだ。しかし、すでに覚醒剤は錠剤タイプも世界には広く広がっているのである。特にこのタイプの覚醒剤が爆発的に流行しているのは東南アジアである。
特にタイが流通の一大拠点になっていることがよく知られている。
この事件では逮捕された男が錠剤型の覚醒剤をどのように手に入れたのか、その流通経路は「捜査を進めている」で終わっているので明らかにされていないのだが、もしかしたら東南アジア経由ではないかと思うところもある。
昨今は「多文化共生」の名の元に大量の外国人が入ってきているのだが、ベトナムを始めとして東南アジア・南アジアの人間たちも多い。そして、彼らがドラッグビジネスを日本で展開するようになっている。(Amazon:亡国トラップ─多文化共生─)
東南アジアで錠剤型の覚醒剤が大量に流通しているのだとしたら、それが多文化共生の名の元に日本に入ってきた外国人から流れ流れて沼津市の無職20歳の男に辿り着いたとしても不思議ではない。
こういうのがクラブや夜の歓楽街で流通するようになったら、ますます日本のアンダーグラウンドは危険なものになる。
「覚醒剤=結晶(粉)」みたいな固定観念があると、錠剤を「サプリメントだ」とか「エクスタシーだ」と言われて覚醒剤と分からないで飲まされる可能性も高まる。
そうやって知らずして覚醒剤を摂取させられ、抜けられない依存地獄に堕とされる女性も増える。
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