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健康は維持するものではなく、投資によって性能を引き上げる対象へと変質した?

一部の人のあいだでは、自分の身体や脳を「投資資本」の対象と考えるのは競争社会における合理的な選択として受け入れられている。これらの高度な管理や最適化は、誰にでも等しく開かれているわけではない。カネと情報を持つ者だけが次の段階へ進む。そのよう...
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私は一生「破滅するかもしれない」という危機感と共に生きていくのだろうか?

私が20代の頃、「これまで仕事はしたことがない」と言ったら「今ならまだ間に合うから仕事を見つけたほうがいい。今仕事を見つけないと、これからどんどんキツくなるよ。履歴書には空白がないほうがいいんだ」と言われたこともあった。私は働いたことがなか...
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「楽観の罠」に陥ることは自滅の一歩。私自身は「悲観は保険」だと思っている

たとえば、日本の未来を考えるとき、いまだに「何とかなる」「政治が何とかしてくれる」「自分の代は大丈夫」と楽観的に考えている人もいる。そういう日本人の楽観の総意が、今の日本の凋落を招いたかもしれない。日本の凋落は間違いないので、「今よりも状況...
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自由の行き着く先は孤独。自由は社会の責任を個人に転嫁する残酷な構造でもある

私は20代の前半で東南アジアの歓楽街に沈む人生を選んだが、同年代の多くは就職して一生懸命働いていた。私の選んだ生き方は「標準的なルート」から大きく外れたものであり、周囲からの理解なんか得られなかった。自由だったが、「お前は何をやってるんだ」...
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アルコール消費の減少?これは一時的な動きで人類が酒を捨てることはありえない

ここ数年、「若者は酒を飲まなくなった」「世界でアルコール消費が減少している」といった報道が目立っている。ノンアルコール市場も拡大している。これを持って、マスコミはしきりに「アルコール離れ」を喧伝しているのだが、私はこれに疑問を抱いている。(...
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時代はどんどん変わっていく。「最近は生きにくい」と思ったら注意したほうがいい

「今までと変わらず普通に暮らしているのに、どういうわけか最近は生きにくい」というのは、時代に取り残されてしまったところに原因があることも多い。「自分の立ち位置」が時代に合うかどうかだけで人生は180度違ってくる。定期的に自分の立ち位置を考え...
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「運の良し悪し」というのは、意外に私たちの命運を決める大きな要素である

あまり認めたくない人もいるかもしれないが、何かの場面で助かるかどうかは、その人が善人や正しい人であるかどうかとあまり関係がない。悪行の限りを尽くしてのうのうと生き残る人間もいれば、善の限りを尽くしても非業の死を遂げることもある。そういう現象...
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ほとんどの日本人が拒絶する価値観がある。「それ」ができないのが日本人

そんな途上国から日本に戻ってくると、同じ日本人でも感嘆を隠せなくなる。外国から戻ってきて、はじめて「日本社会は世界でもかなり異質だったのだ」と気がつく。そのときになって、日本人が空気のように当たり前だと思って気がついていない「日本人の気質」...
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教育虐待。「学歴がなければ人生は終わり」と思う親が自分の子供を追い込む地獄

高学歴の親は、自分が高学歴だからこそ「今の社会は学歴社会である」という確固たる認識を持ち、学歴のないことに危機感を覚えたりする。「学歴社会なのだから高学歴を目指すのは当たり前」と思う。そして、子供をひたすら勉強に追いやっていくのだが……。(...
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そろそろ日本人も尊厳死・安楽死を認めるように大きく声を上げてもいい頃だ

(ダークネスの方で安楽死を取り上げました。『寝たきりは「静かで安らかな状態ではない」ということを、まずは認識すべき』。こちらでも改めてこの記事をトップにします)ちなみに私は安楽死・尊厳死も賛成しています。なぜ「高齢になり、寝たきりになり、意...
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人間社会は能力や才能や魅力を「開花させる前に潰す」という醜怪な面がある

独善的なワンマンが上に立って統治する組織では、組織の中でワンマンを脅かすほどの権威や才能や能力を発揮する人間は必ず排除される。これは別に珍しい話ではない。才能や能力があれば評価されると単純に思ったら大間違いで、逆に潰され排除される動きが発生...
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政府、企業、家族。かつて私たちを守ってくれていたものは、もう機能していない

政府、企業、家族……。かつて私たちを守ってくれていたものは、もう機能していない。誰も私たちを守ってくれなくなった。だから、私たちはひとたび坂道を転がり落ちると一気に貧困化することになる。この残酷な事実を認識するのは重要だ。こんな世界で私たち...
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来年死ぬわけではないので長期戦略に相応しい生き方を選択しないと長持ちしない

裏切る相手と一緒にいられるのは短い間である。その短い間でも危険なのだ。そのため、仲間を決して裏切らないことを証明した人間が、リーダーにふさわしい人間として成り上がっていく。「仁義を貫く」という言葉もあるが、その意味するところは「騙さないで筋...
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人間が「同質の人間」と一緒にいるのは、危険な社会で生き残る知恵でもあった

ジャングルで出会うもっとも危険な生き物は猛獣ではなく人間であるとよく言われる。女性はジャングルどころか、街でも知らない人間が危険だと今も感じるだろう。人類はみんな兄弟ではないし、世界は平和でもない。人間にとって、他者が侵略者だった時代は長か...
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Facebookを社名変更に追い込んだ「SNSの毒」。強制された“つながり”が世界を地獄にした=鈴木傾城

Facebookは28日、社名を「Meta(メタ)」に変更したと発表。ブランドを捨てなければならないほど、評判はガタ落ちになった。本来であれば、親しい人たちをつなげる素晴らしい機能は、行き過ぎて地獄を生み出している。そして、SNSの王者であ...
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マンガ全盛時代。忌避されていく長文と、これからも求められていく「描く」才能

元々、ブラックアジアは東南アジアの暗いアンダーグラウンドの世界を題材にしているのだが、これを私自身がコミカライズ化したら、きっと誰も読めないような凄まじくダークな絵柄でブラックな内容になってしまうに違いない。もっとも私がマンガを描けるわけが...
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知能と学業成績は60%近くが遺伝で決まるが、努力するというのは無駄ではない

遺伝的に良い遺伝子を持つ子供は環境も良いことが多く、遺伝的に良い遺伝子を持たない子供は環境も悪いことが多いということは、知的能力の格差が環境面でもかなり開いてしまうということを意味している。それが分かっても、自分の遺伝子を取り替えることはで...
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そのうち、日本人の半分は日本語が読めないという世界に突入するのではないか?

若者になればなるほど、大部分が長文を避ける。長文を好む若者もいると思うが、それは世間を俯瞰して見ればとても少数派である。長文は避けられる。今は「日本人の3分の1は日本語が読めない」のだが、そのうち日本人の半分は日本語が読めない世界に突入する...
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「自由が認められる社会は、優しくて生きやすい」という認識は間違っている?

自由が許容されることによって責任は社会から個人に転嫁され、リスクは個人が負うことになる。その生きかたを選んだのは自分なのだから、その結果も自分の責任になる。けっこう厳しい弱肉強食の社会と化す。そういう自由な世界は、果たして「優しくて生きやす...
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SNS企業の数値化戦略によって、私たちはすでに新たな格差社会に入っているのだ

SNS企業の仕掛けで影響力や発信力を数値で可視化されると、一部の影響力のある人とそうでない人の差が明確に示される。この数値化はSNSが作り出す「格差」なのである。多くの人はSNSが示す数値化を、まだ格差を増長するものであるということをはっき...
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好きでもない仕事で使い捨てされる身分であるならば、その仕事は長時間するな

好きな仕事で食べて行けるのであれば、どれだけ長時間労働でも人は耐えられる。好きなのだから長時間だろうが何だろうが気にならないのである。しかし、好きでなければ長時間労働は耐えられない。過労働で死ぬこともある。労働時間が問題ではない。好きなこと...
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相手をこちらの色に染めるのではなく、自分と同じ色の陣地を広げることが重要

言うまでもないが、白い碁石は白のままで黒い碁石は黒いままだ。碁石の色を変えることはできない。碁盤の上で重要なのは「陣地」なのである。つまり、「相手をこちらの色に染める」ことではなく「自分と同じ色の陣地を広げること」が重要なのだ。(鈴木傾城)
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自分を追い詰めるのは外部環境ではなく、しばしば自分が下した自分の判断から

振り返れば誰でも「あの時こうしていれば良かったのに」「あんなことをしなければ良かったのに」と思うことはいくつもあるはずだ。それは1つや2つどころではないはずだ。きちんと生きている人ほど多くの判断をしているわけで、そうした判断ミスの記憶も多い...
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他人の批判をモノともせずに突っ走っている人は、SNS時代に適応しているのだ

生きているだけで疎んじられ批判され、それがSNSで「見える化」される。そんな時、自分を理解してくれない人がいることに思い悩む人も多い。結論から言うと、最も合理的かつ効率的なのは、反対者や批判者はあっさりと「切り捨てる」ことなのである。(鈴木...
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認知症が爆発的に増えて日本の日常になる。やがて自分も認知症になっていく

認知症になりやすい人となりにくい人がいて、責任感と勤勉さと自制心がある人は認知症になりにくいと言われている。しかし、それは比較の問題であって、そうであれば絶対に認知症にならないというわけではない。誰でも認知症になり得る。それは、もう始まって...
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ピークを過ぎた人は、弱くなっていく中でいかに生きるのかという発想が必要

自分の能力がどこまでも向上すると思うのは幻想だ。それは危険だし現実的ではない。肉体的な能力のすべては10代から20代の前半がピークであり、それ以後はどんどん衰えていくだけだ。肉体的な能力はピークを過ぎれば、その後は何をどうやっても若い頃のパ...