中国発コロナウイルスの感染者は減ったが、自粛が解除されたのでどのみちこれからは増えたり減ったりを繰り返しながら日常は戻っていくだろう。
治療薬もワクチンも開発されていないのだから、クラスターが発生するたびに大騒ぎになるだろうが、それは止めることはできないし、そのたびにいちいち経済を止めていたら貧困で死ぬ人間の方が増える。
覚悟を決めて、「最大限の防御をしつつ経済再開」をするしかないのだ。
ところで、感染者は人口の多い「都市部」が圧倒的にクラスターの発生が多いのだが、その中でも「夜の世界」での感染は際立っている。
ガールズバー、キャバクラ、ホストクラブでの感染者が多いのだが、東京で言えば新宿で感染者が大勢出ている。新宿でこうした店が集まっているところと言えば、誰もが知っている通り「歌舞伎町」である。
であれば、歌舞伎町で真夜中の住民と関わるのは危険度が高いということでもある。
ところで、ひとつ疑問が出てくるはずだ。「真夜中のビジネス」と言えば、ガールズバー・キャバクラ・ホストクラブだけでなく、誰もが思い浮かべるのは風俗や売春である。
今まで、風俗や売春でコロナウイルスに感染したとテレビや新聞が騒いだことは一度もない。ガールズバー・キャバクラ・ホストクラブで感染者が大勢出ているのに、なぜ売春や風俗で感染者が「報告されない」のか。