心理

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白髪になった髪を真っ黒にするか、真っ白にするか、何もしないか。それが問題だ

2018年頃、ある女性に「ロマンスグレーの髪が似合ってて良い」と言われて、私は改めて自分の髪を鏡で見たのだが、その時に自分がかなり白髪混じりの髪になってしまっているという現実を直視することになった。 「人に指摘されるほど白髪が増えたのか……」 それが私の実感だった。確かにまだ真っ白ではないのだが、はっきりとした白髪がまだらに目立つようになっていた。私はあまり鏡を見て自分の顔を観察するタイプでもない […]

◆日本女性の半数以上は「性行為に関心がない、嫌悪している」は正しいのか?

60代を過ぎて、わいせつやレイプなどの性的な事件で逮捕される「男」は珍しくない。最近の例で言うと、兵庫県芦屋市松ノ内町の路上では61歳の男がズボンのファスナーを下ろして自慰行為をして逮捕されているし、熊本市東区保田窪ではやはり61歳の男が10代の女性にわいせつ行為をして逮捕されている。 札幌では62歳の男がTwitterで知り合った15歳の少女に2万5000円を渡してみだらな行為をしたとして逮捕さ […]

◆性的マッサージを受けても物足りなく感じる男は何が足りないと思っているのか?

ここ2年、ほとんどタイ古式(トラディッショナル)マッサージを受ける機会がなかったのだが、街を歩くと至るところにタイ・古式マッサージの看板が目につくので、久しぶりにマッサージを受けてみることにした。 私は運動をほとんどしない上に、ここ10年は座りっぱなしでいることも多くなった。そのせいか、持病と言ってもいいくらいひどい腰痛を抱えている。一年に一度は腰が痛くて歩けなくなるほどだ。「爆弾」を抱えているよ […]

◆屋外で陰部を露出しながらスリルと快楽を味わう男が長生きしないと思う理由

最近、福島県伊達市の19歳の大学生が電車内で陰部を露出したとして逮捕される事件があった。露出で逮捕されるというのは限りなく情けないことではあると思うのだが、こうした事件は実はかなり多い。 宮崎県では商業施設の駐車場に車を止めた男が車の中で下半身を露出して女性に見せびらかして逮捕されているし、大阪でも府職員の27歳の男がやはり電車内で下半身を露出したとしてわいせつ陳列罪で逮捕されている。 下手したら […]

◆ドラッグ人口の増加。日本人はどんな状態の時にドラッグに堕ちていくのか?

観光立国であるタイ王国はコロナ禍で観光事業が壊滅的ダメージを受けてしまった。そこでタイ政府は2022年に何をしたのか。外国人観光客を呼び戻すため、一発逆転の秘策である「マリファナ解禁」を一気に決めたのである。 これによって合法化されたタイのマリファナ産業は一瞬にして活性化した。 今はあまりにも誰もがマリファナ売りに参加するので、大きな社会問題となってしまっている。タイの野党はマリファナ解禁を激しく […]

「隣の芝生は青く、みんな自分よりも幸せに見える」中で、どのように生きるか?

誰でも他人よりも優れた「何か」がある。誰にも負けないという得意分野がある。ただ、本人がそれに気付いていなかったり、その国では誰も評価しなかったり、才能とは関係のない世界で生きていると、せっかくの才能が磨かれない。己を知って、生き方を考えるのは重要だ。(鈴木傾城)

1990年代の経済情勢が悪化から「前向き思考」が宗教のように広がった

日本は1990年にバブルが崩壊し、その頃から急に「前向き思考(ポジティブ・シンキング)」が極度に礼賛されるようになった。振り返って考えると、それは必死でもがいても貧困に堕ちていくしかなかった若者たちの「最後の希望」であったのかもしれない。(鈴木傾城)

◆太った若い風俗嬢。恒常的な過食を引き起こしてしまう「ある幼児体験」とは?

夜中にフラフラと歓楽街を歩いたりしていると、若いけれどもかなり太った身体の女性がミニスカートとヒールの高いブーツを履いて、スマートフォンを眺めながら歩いているのを目にしたりする。 新宿歌舞伎町二丁目でも、池袋北口でも、場所柄こうした女性が歩いていると、すぐに彼女がデリヘル嬢であって客のホテルに向かっているところであることが分かる。 太った女性がデリヘル嬢であってもまったく不思議ではない。 まだ20 […]

好きだった人と別れた時の喪失感は心の傷として一生残る

別れは誰でも経験する。幸せだった時間は返ってこないし取り戻すこともできない。悔やんで涙を流しても、どんなに後悔しても、やり直すこともできないし、相手を取り戻すこともできない。そして、いったん虚脱に落ちてしまうと、もう何も感じられなくなってしまう。(鈴木傾城)

「自分を破壊してしまうまでの不器用さ」を抱えた人が転がり落ちていく

世の中には、誰に言われるまでもなく自分に最も有利なように立ち回って要領よく生きていける人がいる一方で、自らの人生に降りかかった問題にうまく対処できなくてどん底にまで堕ちてしまう人もいる。 「スマートフォンが壊れて圏外になる」という些細な問題から、なぜか売春にまで身を落としてしまったという女性は、そうした「うまく生きられない」人の最たるものかもしれない。 知的能力が劣るわけではない。普通に日常生活を […]

◆セックス産業の中で自分を安売りする女たちは、なぜ自分の価値を間違うのか?

どこの国でも真夜中の世界では高級店に美しい女性がいて、激安店や格安店にそうでない女性がいるというのは冷徹な事実である。 高級店の女性はほとんどが非常に美しい女性たちである。逆に激安店には通常の店では雇われないような女性が大勢集まって性サービスを行っている。日本には「地雷専門店」を謳う店もあって、そうした女性も一定の需要があったりするので店の経営は成り立っている。 こうした店は「罰ゲームで使われるこ […]

◆「痩せれば痩せるほど美しい」という思い込みに支配されて壊れていく女性たち

2020年と2021年のコロナ禍で、「コロナ太り」が増えたという事実がある。ステイホームで運動しなくなった結果、人々はどんどん体重を増やした。私も体重が増えた。(ブラックアジア:腰痛なのでダイエットしたいが、糖質制限ダイエットだけは私には無理そうだ) ところで、一方で若い女性の間でまったく逆の現象も起きていることが分かった。国立成育医療研究センターは、『2020年度に摂食障害の代表的な症状の一つで […]

「誰とでも仲良く」は、あり得ない。きれいごとよりも現実を見よ

相手をハメて精神的に苦しめ、自分は被害者様になって要求をエスカレート、とことん相手を苦しめながら金を引き出させる。それが「被害者ビジネス」である。犯罪者は永遠に被害者の立場で威張り散らす。始末が悪く、陰湿で卑劣な犯罪である。性善説の日本人はこれに弱い。(鈴木傾城)

◆男性恐怖症の女性。男性を嫌悪する女性が風俗嬢になる心理的な経緯とは?

2020年、2021年はコロナ禍で真夜中を野良犬のようにうろつくのをずっと自粛しており、ほとんど夜の女たちと会うことはなくなった。 特に基礎疾患があるわけではないのだが、めまいや聴力低下のこともあって、なるべく身体にダメージを受けたくない。ワクチンを接種するまでは基本的に孤独で過ごそうと思っている。今のところ、東京都からは何の連絡もない。 最近は、書く時間や読む時間を圧倒的に増やしている。真夜中の […]

引きこもりも日本人である以上、私たちは誰でも彼らとは無縁ではないのだ

少子高齢化、引きこもり、8050問題……。「したたかに生きる力」がなぜ日本から欠如してしまったのか。それを考え、答えを導き出し、そして社会を改善していくのは、私たちにとっても役に立つ。なぜなら、そうした改善はめぐり巡って自分をもしたたかにしてくれるからである。(鈴木傾城)

表社会は善人を評価しているのではなく善人を装うのがうまい人を評価している?

人は長い人生の中で、醜悪で過激な本音を静かに隠しながら、本音とはまったく違う建前をうまく演じる方がトラブルなく生きられることを学ぶ。だから「表の顔」を作って、今の生活が壊れないように努力しているのだ。そうなのだ。実は表側がニセモノなのだ。(鈴木傾城) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

デプレッション(意気消沈)。自分自身の心が壊れてしまう前に休むことも大切

コロナ禍や緊急事態宣言の発令は、人々の経済だけでなく心までも押し潰していく。コロナ鬱も自殺も増えた。人生が暗転したとき、自分の気力が常に保たれている保障はない。挫折や失敗を跳ね返すバイタリティさえも奪われていることもあり得る。それが深い深い意気消沈を生み出す。(鈴木傾城)

人はなぜ、クリスマスや年末に自殺したくなってしまうのか

経済的にも人間関係にも苦境に堕ちた人たちは、楽しそうな人たちの姿や街の光景を見つめて、自分にも救いが来るかも知れないと根拠もなく一縷の望みを託す。しかし、孤独の中でクリスマスを終えて、自分には救いは来なかったことを知る。そして、心が折れる。(鈴木傾城)

◆虐待の光景。愛されなければならない時期に虐待を受けるとどうなるのか?

子供は誰もが親から愛されて育つわけではない。激しい虐待を受けて育つ子供たちも大勢いる。 日本でも虐待がうなぎ上りに増えているというのは統計でも報告されている通りだ。2019年に全国で「摘発」された児童虐待事件は1972件だった。 摘発されなかった児童虐待はどうだったのか。厚生労働省が児童相談所による児童虐待相談対応件数を出しているのだが、こちらを見ると平成30年(2018年)の統計で15万9850 […]

プラス思考と成功はリンクしていない。つらい現実を忘れさせるための現実逃避

プラス思考は得体の知れないカルト宗教のように広がっていき、それを信じる人間がカルト教団の信者のようにプラス思考を礼賛するようになった。プラス思考を持つのは心地良い。夢に浸れる。だが、プラス思考は成功を約束するものではない。現実に粉砕される。(鈴木傾城)

生活に困ってどん底まで落ちぶれたら、ブランドの背広を着て歩こうと思った日

騙されないようにするためには、常識的な判断を身につけるということくらいしかない。やたら肩書きや家柄を強調する人には気を付ける。社会的立場を自慢する人を信用しない。肩書、経歴、資産、高級ブランドを自慢する人間とカネがかかわる話をするときは最大限に警戒する……。常識が働く人であれば騙されることはないのだが、それでも人生の中で何度かは詐欺師に騙されることもあるかもしれない。それほど、ブランドの力は強いも […]

正義は常に勝つわけではないし、悪は蔓延るし、話しても分からないのが現実

詐欺師ほど「友達になろう」と言って寄ってきて、「この宗教を信じろ、これを買ってくれ、カネを貸してくれ、言う通りにしろ」と操ってくる。現実の社会では、「誰とでも仲良く」という子供向けの理想をそのまま信じて社会に出て、人を疑うことを知らない人間が真っ先に食い物にされる。(鈴木傾城)

相手を変えるより、自分を歓迎してくれるところに行く方がずっと早いし合理的

「価値感」は外国と日本の文化的な違いだけでなく、日本人同士でも違いがいくらでもある。自分や相手が育ってきた時代や、育った場所や、育った環境や、親の性格で、ライフスタイルも考え方も、まるっきり違ってしまう。だから、同じ日本人でも年配の人と若者とは話す言葉も違えば、考え方も違う。(鈴木傾城)

2020年。コロナ危機によって、すでに人間の心を破壊する社会が到来している

今、私たちが放り込まれているのは「恐慌」に匹敵する事態なのだ。これから雇用の不安定化と流動性がどんどん増していき、企業そのものが体力を失って倒れていく。世の中がおかしくなればなるほど、世の中が暗転すればするほど、意識して自分の心を管理しなければ、やがて心も壊れてしまうことになる。今の時代は、意識して自分の心を管理すべきなのだ。(鈴木傾城)

不器用であることや選択肢がないことすらも、大きな武器になる可能性もある

多くの人は極端に器用でもないし、極端に不器用でもない。ほどほどのところで生きている。「どちらかと言えば器用」か「どちらかと言えば不器用」の範疇にある。ほどほどに器用であり、ほどほどに不器用である。しかし普通の人であれば、できれば器用であることや選択肢がたくさんあることを望むだろう。(鈴木傾城)

私たちが生きているのは、誰かを嫌い、嫌悪し、恨み、排斥し、衝突する世界

今の時代は、時代が時代であれば「聖人」ともあがめられるようなローマ教皇みたいな立場の人でさえも批判の対象になるのだから、聖人でも何でもない私たちが、誰かの怒りを買わない方がむしろどうかしている。だから、誰かに嫌われて気に病むのは無駄だ。私たちが生きている世界は、誰かが誰かを嫌い、批判し、嫌悪し、恨み、排斥し、衝突する世界なのだ。それが現実だ。(鈴木傾城)

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