インドネシア

売春地帯

◆リアウ諸島の売春村。当時の私が必死で隠した東南アジア最強の売春地帯とは?

2000年代初頭、カンボジアの売春地帯が現地の警察当局の締めつけが厳しくなっていった頃、私はぼんやりこんな売春地帯にいたら、遅かれ早かれトラブルに巻き込まれる可能性があると考えた。悪評が立ち、日本人同士も足の引っ張り合いをして泥沼になってお...
東南アジア

成長できないインドネシア。なぜ人口約2.8億人を抱える国が成長できないのか?

インドネシアの実質GDP成長率は長期的に約5%前後で推移してきた。表面的には「高成長」に分類される数字であり、国内外のメディアでも「人口増と内需の拡大を続ける強い新興国」というイメージが広く共有されている。だが、実際にはこの成長率は低下傾向...
東南アジア

なぜ貧困層は富裕層に比べて喫煙が好きなのか?タバコはこれから絶滅するのか?

人類の歴史を振り返れば、嗜好品はつねに厳しい規制や非難を受けながらも消えることはなかった。アルコールも一時期は「禁酒法」によって国家が全面的に禁止した時代があったが、結果として密造酒や闇市場を生み出しただけに終わった。ニコチンによる快楽も人...
閲覧注意

◆インドネシアで起きたバラバラ事件。頭部と四肢がなく女性器も切断されていた

閲覧注意2025年6月、インドネシア・西スマトラ州パダンパリアマン地区のバタンアナイ川で地元漁師が衝撃的な発見をした。川に女性のバラバラの遺体の胴体部分がゴミに混じって漂っていたのだ。その遺体には頭部と四肢がなかった。性器も切断されていた。...
東南アジア

インドネシアのオンデル・オンデル。伝統はただのカネ儲け・観光客用になるか?

ジャカルタ市の行政は、オンデル・オンデルを正式に「首都の文化的アイコン」として位置づけ、観光パンフレットやイベントポスター、さらには交通機関のデザインなどにもその姿を使用している。だが、このオンデル・オンデルが今、存続の危機に立たされている...
東南アジア

なぜ、こんなにこじれるのか。パプアの独立運動がこれからも延々と続く理由とは

世界の誰もが知らないし、関心も持たない紛争が「パプア独立紛争」だ。去年あたりから、「TPNPB(パプア民族解放軍)」が動きを活発化させてきている。パプアはパプア人の土地だが、インドネシア政府は騙し討ちのような住民投票でこの土地を奪い取った。...
東南アジア

インドネシアの若者が自国に失望しており『まずは逃げろ』と出国を考えている

インドネシアでは大学卒業者や専門学校卒業者の失業が増加しており、学歴がかならずしも安定した仕事に結びつかない状況に若者たちの失望が広がっている。このような雇用環境の中で、若者たちは「こんな国にいてもしかたがない」と思うようになって自国脱出を...
東南アジア

インドネシア。ジョコ・ウィドド時代の終わり。インドネシアは経済躍進できるか?

大統領を2期務めたジョコ・ウィドドが10年の任期を終えて退任する。ひとつの時代が終わったともいえる。ジョコ・ウィドド大統領の時代に入ってから、インドネシアは変わったと思う。インフラ基盤を整備し、インドネシアを成長させた。素晴らしい実績だった...
東南アジア

◆インドネシアの女たちを巡る環境は私が沈没していた頃と何ら変わっていない?

ブラックアジア『売春地帯をさまよい歩いた日々・インドネシア編』は、主にシンガポールに近いリアウ諸島が舞台になっている。なぜ、リアウ諸島だったのか。この島は、まさにハイエナのためにあったような非常に素晴らしいエリアだったからだ。バタム島、ビン...
東南アジア

◆インドネシアの首都移転で、私が愛した褐色の娘たちは消えてしまうのだろうか?

インドネシアはジャカルタが首都なのだが、このジャカルタはもはや都市としては維持できないところにまで来ている。1050万人の人口を抱えたこの首都は、2050年までに4分の1が水没する。地下水の汲み上げすぎで毎年沈下しており、ちょっとした雨量で...
東南アジア

◆今のインドネシア美人はちょっと違う。そこが違っても受け入れる方が良い理由

化粧のやり方にも流行りや廃《すた》りはある。そして、国によって流行はまったく違っている。尖ったファッションは時代の流行だが、その流行は「それが流行っていない国」から見ると違和感があったりする。今のインドネシア美人はちょっと違うのだが、あとで...
会員制

◆食べて行けない女たち。極端な都市封鎖はインドネシアでも限界に来ている

今、インドネシアで予期せぬベビーブームが起きるのではないかと懸念されている。「予定していなかった妊娠」に至る可能性がある女性が40万人以上いるというので凄まじい。何が起きているのか。コロナによる警戒で4月10日から各主要都市の都市封鎖(ロッ...
一般

外国人女性の名前。なぜか記憶しやすい名前と何度聞いても忘れる名前がある

外国人女性の名前は、覚えにくい名前と覚えやすい名前がある。名前の長い短いが問題ではなく、馴染みがあるかどうかも問題ではない。自分の記憶からみて相性が良い名前と悪い名前というのが確かにある。タイ女性のチューレンは覚えやすい。カンボジア女性の名...
自然破壊

人類が2050年に崩壊する前に、自然と共存できる文明の「再構築」が急がれる

シンクタンクの報告書に拠らなくても、自然が破壊され続けると、いずれかの地点で、人間は自然に復讐されると私たちは誰でも常識的に考えて思うはずだ。世界のどこかで起きている自然破壊と異常現象は、単にそのエリアだけで収まるものではなく、周辺国を通し...
会員制

◆バネッサ・エンジェル。インドネシアの有名女優が一晩61万円で売春

2019年1月。インドネシアで何人かの女優やモデルが逮捕された。違法な高級セレブ売春の組織に所属していた女性たちだった。インターネットの閉鎖的なネットワークの中でビジネスを運営されていたのが分かっている。存在を知っている富裕層しか分からない...
インド

アジアの音。インドのタブラ、中東のダラブッカ、インドネシアのガムラン

音楽の根底は「声を音として自在に扱う」のと同時に、「打って音を出す」というのが最も本能的なものであるように思う。「打つ音」というのは、それだけで精神を高揚させる効用がある。原始の血が燃えるというのだろうか。打ち鳴らされる音やリズムによって陶...
一般

社会に合わないというだけで病気扱いされていく構造は知っておくべきだ

インドネシアもスマートフォンが爆発的に流行している。Oppoのような中国製の安いスマートフォンが売れていて、iPhoneのような高級品も中古で出回っている。インドネシアは日本以上のスマホ社会になりつつある。そこでインドネシアのいくつかのロー...
会員制

◆インドネシアの「線路沿いの売春地帯」を取り巻く厳しい現状とは?

インドネシアの首都ジャカルタには、いくつかの売春地帯があるのだが、最近はその中でも「線路沿いの売春地帯」がよく話題になっている。ブラックアジアでも、この売春地帯は取り上げた。(ブラックアジア:ジャカルタの線路沿いの売春宿がこんな風になってい...
閲覧注意

◆キレる男と関わったら、殺されてダンボールに詰められることもある

閲覧注意普通の人は、人生において一度たりとも「逮捕されたことがない」のが普通だ。しかし、中には本当にどうでもいいようなことでキレて警察沙汰になり、何度も刑務所とシャバを行き来して生きている人間もいる。些細なことでキレる人間は、キレるまでは普...
会員制

◆若い肉体が宗教を破壊すると、この国は東南アジアで一番面白い国になる

インドネシア政府、宗教家、作家などが必死になってインドネシア女性の「自撮り」を戒めているのだが、インドネシアの若者たちはまったく耳を貸さない。著名な作家が「自撮り写真は神に対する罪にあたる」と激しく若者たちを糾弾しても馬耳東風だ。「自撮り写...
会員制

◆ジャカルタにある「線路沿い売春宿」は生き残っていた2

【ブラックアジア投稿:ガウ氏】ブラックアジアで最初に線路沿いの売春地帯を紹介したのは2013年だった。(ジャカルタの線路沿いの売春宿がこんな風になっていたとは)この翌年からインドネシアではジョコ・ウィドド氏が大統領に就任したのだが、この大統...
会員制

◆ジャカルタにある「線路沿い売春宿」は生き残っていた1

【ブラックアジア投稿:ガウ氏】インドネシアは、社会派のジョコ・ウィドド大統領になってから、目に見えて経済成長するようになり、政治的にも安定感を増すようになった。しかし、ジョコ大統領は清廉であるがゆえに、社会の底辺に蔓延っている売春ビジネスを...
閲覧注意

◆津波で死んでいった人たちの、凄惨な地獄絵図に思うこと

閲覧注意あれからもう11年前になるのか……。スマトラ沖大地震が起きたのは2004年12月26日のことだが、まるで昨日のことのように思い出すことができる。マグニチュード9.1、死者約22万人。地震直後はカンボジアにいたのだが、その後バンコクに...
流出

◆インドネシアで最も有名なヌード流出被害者「タラ」とは?

タラ・ナディラ・ヒンデルサ。彼女は首都ジャカルタの名門ビナ・ヌサンタラ大学に通う頭が良く、明るく、とても活動的な女性だった。タラはボランティア活動団体「フォーチルドレン」で貧しい子供たちの支援をする活動も行っていて、みんなに好かれていた。彼...
売春地帯

◆バンコクのアラブ人街や、インドネシア人女性のことを思う

2014年の10月にたまたまシンガポールでインドネシア女性の集団を見かけたのだが、みんなジルバブをかぶっていてとても美しいと思った。この時の写真はこちらにアップしている。(ジルバブをつけたインドネシアの女性たちはとても華やか)どこの国でも女...
会員制

◆「女たちの肖像」インドネシア編・素朴さを秘めた女たち

東南アジアの闇の奥には多くの売春地帯が潜んでいるが、旅の中で夜をさまよい歩く男たちが、いつしか売春地帯に紛れ込み、そして多くの女たちと知り合うことになる。かつて、ブラックアジアの読者は100%、売春地帯をさまよい歩いて、迷子になっていた男た...