◆格差社会のインドでは貧困スラム売春とは違う世界もある

◆格差社会のインドでは貧困スラム売春とは違う世界もある

インドの売春地帯は凄まじい。安い女たちは200ルピー(約400円)にも満たない金額で売春ビジネスをする。

しかし、そこはアフリカと並んで世界でも有数のHIV(エイズ)汚染地帯であり、売春宿の環境も女性の衛生度も先進国の人間から見ると極度に劣悪な場所である。

売春宿の部屋はどこもカビ臭く、ベッドのシーツはじめじめと湿っている。枕やシーツからは汗の臭いがする。そして女たちが脱ぐと、その身体から唾液の臭いがする。

前の男たちが女性の乳房に貪りつき、女たちは性行為の後にシャワーも浴びずに次の客を取っているのである。そもそも、売春宿にシャワーなどない。

だから、女たちは性行為が終わると身体を洗いもしないで次の客を取りにいく。少し清潔な女性では床にしゃがみ込んで陰部だけを桶(おけ)やバケツの水で簡単に浸して終わりだ。

インドの売春宿の部屋がどこもカビ臭いのは、床がそうやっていつも濡れているからである。これがインドの最底辺の売春地帯の実態だ。私は一時期、そんな凄まじい売春地帯に沈没していた時期がある。(売春地帯をさまよい歩いた日々 インド/バングラ編

その劣悪さは2013年にインドを再訪したときも、何ら変化はなかった。インド売春地帯は、今でも男たちにトラウマを与える場所である。

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