社会

◆18歳の女子を成人にして、政府と企業と裏社会の人間が虎視眈々と狙うこと?

私が日本の風俗が「残酷な場所だ」と思うのは、女性たちには何の防御もなく性サービスを強要されており、それが当然のように受け止められているからだ。今後、コロナ禍も収束に向かっていくと、再びインバウンドがうなりを上げて回転していく。 衛生観念や性病に対する予防は国によって差がある。当然、日本よりも衛生観念が甘い国もたくさんあるわけで、そうした国の男性を介して日本人の風俗嬢に予期せぬ性病が広がったりする可 […]

何も考えないで生きていると、必ず誰かにモノ化される。モノ化されて使い捨てに

現に労働の現場では「労働させて利益を得て壊れたらクビにする」が徹底されている。労働のために人間がモノ化した。ポルノの現場では「性行為をさせて利益を得て女性を使い捨てにする」が徹底されている。快楽のために女性もモノ化された。(鈴木傾城) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

たったひとつの社会的不利が、どんどん人生を悪化させていく残酷な現象もある

今は何とかうまく生きていても、私たちはいつでも何らかの問題を1つ抱えることで、社会のどん底にまで堕ちる危険にある。たった1つの不運がどんどん苦難を呼び、深みに落ちていく。それを避けられればいいが、誰もが幸運に恵まれているわけではない。(鈴木傾城)

「なぜ人を殺したらいけないのか?」答えは逆を考えたら正解が分かるはずだ

私が「人を殺したらいけない」という社会を支持するのは、別に私が優しいからではない。その方が自分にとってメリットがあるからだ。もし私が殺したいほど憎い人が出てきたとしても、それでも「人を殺したらいけない」という社会の方を支持した方が絶対にトクであると考える。(鈴木傾城)

コロナ禍で社会が激変し安倍首相も辞任した2020年。鈴木傾城の偽らざる気持ち

コロナ禍はまだ続いていて景気も悪い。私もいろんな人に会っているのだが、どん底(ボトム)に生きている人の厳しさは尋常ではないのも感じる。本当にみんなギリギリのところで何とかやりくりしている。2019年とはまったく環境が違う。「傾城さん、今年は世の中変わってしまったよね」と、私にしみじみ言った人もいた。「本当にそうだね」と私も答えた。(鈴木傾城)

アメリカ次期大統領は、湧き上がる社会不安の中でうまく舵取りができるか?

アメリカはどちらが大統領になっても国民が割れ、世論が割れ、対立が激化する。すでに格差と貧困はアメリカでも隠し切れないほどの社会問題と化している。政治の混乱や対立が起きており、やりたい放題のリベラルに対して右派もまた先鋭化している。予期せぬことも起こり得る。(鈴木傾城)

ほどほどにいい加減でルーズで無責任な国の良い面に日本人は気づけ

「責任感が強い」というのは褒め言葉でもあり、社会的に求められる資質でもある。何か仕事を頼むときは、ぜひとも「責任感が強い」人に頼みたい。 日本人は全般的に見ると、責任感が強い人が多いので、何かを頼んで不安になることはない。すべてのサービスで「この日」と約束したら、ほぼ100%に近い確率でその約束は履行される。 列車の運行にしても、配達にしても、依頼した製品の納期にしても、期日ぴったりに遂行されて、 […]

管理が行き届くと秩序が国にみなぎるが、徹底されると不都合なことが起きる

日本人は、特に国家に押さえつけられているわけではない。しかし、基本的に街にはゴミひとつ落ちていない。 人々は、たとえ車が一台も来ていなくても、ほとんど信号無視はしない。時間もきちんと守られる。人々は列を乱さない。人々は礼儀正しい。そして、街を走っている車もきれいだ。基本的に交通ルールもきちんと守られている。 いろんな面で、日本は細部まできちんと管理が行き届いている。 これが、どこかの途上国でも行こ […]

「社会の規格に合わない人間」を排除したり病人扱いする現代社会のひずみ

かつて、タイやインドネシアの僻地ですることもなく時間をつぶしていたとき、現地の人々はのんびりしている私以上にのんびりと生きていた。 昼寝している人は、明けても暮れても昼寝したまま過ごしているし、井戸端会議している母親たちは、やはり朝から晩までそうやってのんびり暮らしている。 バングラデシュの郊外をさまよい歩いたとき、ひとりの男が自分の村を案内してくれたのだが、そこでも台所で近所の女性たちが自然に集 […]

◆「社会の底辺の人とは関わってはいけません」という主張から見える現実

以前、あるひとつのブログが炎上したことがあった。 普通の主婦がやっていると思われる変哲もないものだったのだが、そこに「社会の底辺の人とは関わってはいけません」というタイトルの文章が掲載されて、大炎上していたのだった。 彼女は私たちの生きている社会には第一階層から第四階層まであって、「関わってはいけない底辺の人」というのは以下の人間から成り立っていると主張しているのだった。 『第4階層 フリーター、 […]

◆死ぬまで働けと強制する社会だからカフェインが私たちの身近にあるのだ

ドラッグには大きく二つに分別するとしたら、アップ系とダウン系に分けられる。アップ系というのは、それを取ると「覚醒」する方向に作用するものだ。ダウン系というのは、それを取ると「鎮静」する方向に作用するものだ。 アップ系の代表的なものは覚醒剤(メス)やコカインであり、ダウン系の代表的なものはヘロインやモルヒネ、アヘン(オピウム)である。 どちらを好むのかは人によって違うのだが、重度のドラッグ依存になる […]

◆私たちは「化け物」なのだが、それを隠して人間として振るまっている

私たちが今住んでいる世界は「異世界」である。そして、私たちは異世界で生きるために「変化=へんげ(メタモルフォーゼ)」している。オカルトの話をしているのではない。現実の話だ。 あなたも、もちろん「メタモルフォーゼ」している。そして、私たちが見ている他人は「現実の人間」ではなく、「メタモルフォーゼした姿」だ。 分かりやすく言うと、私たちは誰も他人に自分の真の姿を見せずに生きており、逆に私たちは他人の真 […]

◆知的能力が求められる時代が終わっても驚くに値しない理由

人間の能力を構成する要素はいくつもあるのだが、時代によって「望まれている能力」は違っている。 たとえば石器時代は、誰よりも早く野を駆けて獲物を獲る能力に優れた人間が、最も求められる人間となる。たくさんの獲物を持ち帰る人間で共同体が潤うのだから当然だ。狩猟能力は重要だった。 農耕時代に入ったら、求められた能力は微妙に違っていったはずだ。狩猟能力よりも、長く地道に働ける体力を持った人間の方が農耕に向い […]