インド

3/5ページ

◆インド女性は世界一美しいのだが太りやすいと言われている

インド女性は若い頃は非常に美しいのだが、それが三十路に入る頃になると一変していることが多い。突如として、もはや救いようがないほどに太ってしまう。 全員がそうではないのは当然なのだが、悲しいことにかなりの確率で別人のようになっていく。 今ではグローバル化の風潮が入ってきて、太った女性よりも痩せた女性の方が魅力的だという意識が若者たちの間から定着してきている。そのため、インドの中産階級より上の女性たち […]

◆平等は存在しない。しかし、全人類は「四苦」で平等となる

凄まじい資産を持つ超富裕層と私たちには経済格差がある。埋めがたい格差だ。彼らは最上位であり、99%の層は格差の下にある。彼らと私たちは資本主義社会の中では平等ではない。 資本主義の中では、いかに税制を変えようと、いかに社会福祉を充実させようと、この経済格差は絶対に埋めることができない。平等な社会は絶対に生み出せない。 それでは社会主義や共産主義が平等な社会を生み出せたのかと言えば、まったくそうでは […]

◆地獄を見るならインド売春地帯に行け。ただし問題がある

閲覧注意 日本で貧困問題が話題にならない日はなくなってしまった。それだけ貧困が切実なものになってきているということだ。 しかし、多くの日本人はまだ本当の地獄に堕ちていない。 なぜなら、多くの貧困は、まだ相対的貧困のレベルであり、絶対貧困ではない。さらに「貧困は問題だ」と議論してくれる人もいるし、生活保護もある。そして、先進国の豊かなインフラの中で暮らせる。 本当の地獄は、膨大な貧困層がホームレスの […]

◆インドでは、床に食事をよそわれて食べる貧困女性もいる

インドのアーンドラ・プラデーシュ州はインド大陸の南東部にあってテルグ語を話す人々が住んでいる。 この州はインド屈指のIT産業の地ハイデラバードのある州として知られているのだが、2014年にこのハイデラバードを含むテランガナ地区が独立して新しい州になった。 なぜこの地区は独立したかったのか。それはアーンドラ・プラデーシュ州のほとんどは農業が主体の貧乏州であり、ハイデラバードは完全に異質だったからだ。 […]

◆「穢れ」という概念を信じていた人が生き残った理由とは

閲覧注意 この世には「穢れ」という概念がある。これは古代から現代まで世界中で続く概念だ。 「穢(けが)れ」と「汚(よご)れ」は似ているように見えて違う。「汚れ」というのは「人が嫌がるものにまみれ、清らかさを失う」という意味で使う。 「穢れ」というのは「清らかさを失う」という意味も含まれているのだが、概念的には「最も深い部分で完全に汚れてしまい、二度と清らかになれない」というような哀しい意味が込めら […]

小説『コルカタ売春地帯』。インドの最底辺とその時代背景

アマゾン・キンドルで小説『コルカタ売春地帯』をアップしました。現在「ブラックアジア的小説」として3つ出しておりますが、今回の小説『コルカタ売春地帯 インド最底辺の女たちとハイエナの物語』は新作となります。 アマゾンのページはこちらです。http://amzn.to/2wE0aVY コルカタはインド東部の大都市で旧名は「カルカッタ」として知られている場所で、今回の小説はここが舞台となります。 私はイ […]

◆インドの大都会では、電車に乗るという普通のことが恐怖に

都会には人がたくさん集まるのだが、途上国でその都会への人口流入が起きると、とんでもないことになる。何しろインフラが脆弱なので増え続ける人口に対応できない。 電力が足らなくなり、家が足らなくなり、道路は渋滞し、行政が行き届かないのでゴミが溜まり続ける。 仕事が見付からない人が勝手にいろんなところに不法住居を建ててスラムが生まれたり、高速道路下や、公園や、川沿いや、線路沿いに住み着いたりするのだが、そ […]

◆少女をレイプ、用済みになったら殺して捨てるという行為

閲覧注意 シリア・イラク一帯で超暴力に明け暮れているISIS(イスラム国)では兵士による少女婚が当たり前になっている。暴力が渦巻く殺戮の大地で、少女はモノのように売り買いされているのだが、若ければ若いほど少女の値段が高くなる。 若いというのは17歳だとか18歳ではなく、12歳だとか13歳の話である。 アフガニスタンでもインドでも今も児童婚が残っているのだが、それとは別に身分の低い少女(ダリット)に […]

◆格差社会のインドでは貧困スラム売春とは違う世界もある

インドの売春地帯は凄まじい。安い女たちは200ルピー(約400円)にも満たない金額で売春ビジネスをする。 しかし、そこはアフリカと並んで世界でも有数のHIV(エイズ)汚染地帯であり、売春宿の環境も女性の衛生度も先進国の人間から見ると極度に劣悪な場所である。 売春宿の部屋はどこもカビ臭く、ベッドのシーツはじめじめと湿っている。枕やシーツからは汗の臭いがする。そして女たちが脱ぐと、その身体から唾液の臭 […]

◆ハディージャ。巨大な腫瘍で顔面を失ったインドの貧困女性

閲覧注意 貧しいというのは、日々の食料を手に入れることが難しいということ以外に、どんな病気になっても治療費が払えないので病院に行くことができないという大きな問題もある。 インドは貧困層が6億人以上もいる国であり、日々の暮らしに汲々として生き延びるだけでも大変な人が多い。 絶対貧困に堕ちている人たちが路上で寝ている姿はインドではどこにでもある。路上に住み着いて、路上のテントが恒久的な住まいになってい […]

◆経済成長しているのに、いっこうに貧困層が消えないインド

インドはとても貧困層が多い国で、たとえばコルカタ(カルカッタ)でも空港に着いてタクシーで市内に入った瞬間、もう路上で粗末な服を着た人が行き倒れになったような姿を見ることができる。 初めてインドに降り立った人は、誰もが驚くはずだ。 私が最初にインドに降り立ったのはコルカタだったのだが、行く前から「インドは貧しい人たちの多い国である」というのはよく知っていた。 私はインドの前に東南アジアのスラム街にず […]

◆旅の中で現金をどう隠すか(2)インドではここまでする

旅の中で現金をどう隠すか(1) 真夜中の貧困地区をさまよい歩く旅人にとって、「現金」しか役に立たないのがインド圏である。 貧困地区に銀行など、存在しない。ATMもない。キャッシュカードやクレジットカードなど使えない。仮にどこかに銀行があったとしても、インドの官僚主義と手際の悪い窓口で、何をするにも一日仕事になる。 ごく普通の観光旅行の旅人であれば、観光地でトラベラーズ・チェックを使うこともできるか […]

◆社会から堕ちた男を、黙って愛してくれる女がいるところ

誰でも、薄汚い部屋よりも、きれいな部屋の方が好きだ。きちんと掃除されてゴミひとつ落ちていない部屋、毎日交換されるベッドのシーツ、クリーンなトイレとバスルーム、最新型のハイテク機器が揃った部屋にいたい。 しかし、スラムに行けば、そんな環境があるはずがない。クーラーもなければ、清潔なシーツもない。トイレや浴室は部屋の外の共同で、そこは汚物が散乱し、虫が這い回っているようなところだ。 私が這い回ってきた […]

◆チャウパディ。生理中の女性は穢れているので隔離する?

インド圏では「高貴なもの」と「不浄なもの」が明確に分けられる文化的な癖のようなものがある。 たとえば右手は高貴なものを扱う手で、左手は不浄なものを扱う手であると決められている。牛や猿は高貴な動物であって、犬は不浄な動物だ。 こうした「高貴なもの」と「不浄なもの」の区分は人間にも当てはめられ、司祭は高貴な人間でありダリットは不浄な人間であるとされる。(ダリットの女たち(1)いまだレイプされ続ける女性 […]

◆インドでよく知られた8つの売春地帯(女の地獄)とは?

インドの情報誌『トップ・ヤップス』によると、インドには8つの「よく知られた売春地帯」があるという。この情報誌は、この8つ売春地帯を「女の地獄」であると断言する。 しかし、私に言わせれば、インド売春地帯は男にとっても地獄のような場所だ。 通常、売春地帯は「男の天国、女の地獄」だと言われる。他の国の売春地帯ではそうかもしれないが、ことインドに関しては売春地帯はそうではない。 インド売春地帯は、多くが朝 […]

◆医療を受けられず、社会にも見捨てられた母親にできること

日本の母親は子供は雑草のようにたくましく育てたいと考える。しかし、インドは逆だという。できることなら、温室植物のように過保護に過保護に育てたいと考えている。 この違いはどこから来ているのか。それは経済環境からだ。 日本では子供に十分な栄養を与えることができて、しかも子供が病気になったらすぐに医者に連れて行ける環境がある。風邪を引いた子供はすぐに薬がもらえて、適切な医療を受けて治ってくれる。 ところ […]

◆大地震で被災し、貧困に堕ちたネパール女性に起きること

あなたはも2015年4月25日に起きた地震のことなど、もう関心がないはずだ。この地震はネパール経済を直撃しており、現地の復興も遅れているばかりか、被災者の救済も遅々として進んでいない。 これはネパールに限った話ではないが、途上国・新興国では、大規模な自然災害が起きると貧困者が一番ワリを食う。 彼らはもともと国から福祉も援助もなく、社会から見捨てられている。災害に襲われて家屋を失うと、文字通り路頭に […]

◆灼熱地獄が襲いかかっているインド。死者はさらに増える

世界中で異常気象が続いていて、もう異常が異常と感じなくなっている。 ネパールでは大地震が起きて8500人以上が死亡するという国家的な危機に陥っているが、その南部のインドでは今、強烈な熱波が全土を襲いかかっている。 熱波がもっとも深刻なアーンドラ・プラデーシュ州は、気温が50度以上に上昇している。50度と言えば尋常な暑さではない。 日本でも気温が39度を超えたら、数千人が熱中症で倒れて運ばれる。(熱 […]

◆「デートするようなふしだらな女は、殴りつけて分からせる」

街で恋人とデートする。日々の何気ない日常を互いに話し、おいしいものを食べ、将来の夢を語り、そして手をつなぎ合って歩く。それは誰にとっても楽しい瞬間だ。 しかし、それを「堕落」と捉える人たちがいる。 たとえば、イスラム教の強い国では多くの国民がそう思っているはずだ。最近、パキスタンでは妻が自分の許可なしに出かけたとして凄惨な虐待を受けて殺されている。 また、娘が「少年を見た」というだけで、実の母親に […]

◆奇形の顔を持った子供が神として崇められるインド宗教事情

インドでは時々、奇妙な子供が生まれ「神の生まれ変わり」と呼ばれることがある。 背中から尻尾が生えた少年がいたが、彼は「ハヌマーンの生まれ変わりだ」として今や崇拝の対象になっている。 身体の左側から余計な手足がついて合計8本の手足を持つ子供が生まれると、「ブラフマーの生まれ変わりだ」として、両親は神に感謝するという事態となった。 そして、最近では北部ウッタール・プラデシュ州のアリーガルと呼ばれる街で […]

◆駆け落ちした女性を殺す風土の中で、性が氾濫するインド

インドは非常に保守的な国で、カップル同士が手をつないで歩いていても、「はしたない」と激怒する人がいる。最近では、インドのゴアで「公共の場でキスするな」という法律すらもできた。 そのような法律ができるということは、逆に言えば公共の場でキスするカップルが出てきているということであり、インドの保守的な風土がもう壊れる寸前まで来ているということを示している。 コルカタではあまりアベックは見なかったが、これ […]

◆リンチ、リンチ。インドでレイプ犯が集団制裁されて死亡

閲覧注意インドでは2012年12月に起きたレイプ事件以降、女性が今のインドのレイプ黙認社会があまりにもひどすぎると何度も何度も抗議デモをしながら社会の変革を訴えてきた。 新しい大統領となったナレンドラ・モディ大統領も、レイプの蔓延を防ぐと公言してきた。しかし、インドはまったく何も変わっていない。 相変わらずインドでは信じられないほどの残酷なレイプが蔓延し、日本人も立て続けに被害に遭っている。ひとり […]

◆他人の「施し」に頼って生きるのが恐ろしい結果を招く理由

インドはバクシーシという文化があるのだが、このバクシーシというのは、金を持った人間が、金を持たない人間に「施し」を与えるものである。 インドはカーストという身分制度が薄れてきたとは言えども未だに続いている国だ。今も貧困層の多くは低カーストか、もしくはカーストにも入れない不可触民(ダリット)である。 こういった貧困層はその身分制度があるが故に、その一生を貧困の中で暮らすことが多い。だから、彼らは金持 […]

◆ひとり4分の不妊手術を強制されて放置される貧困女性の姿

インドは中国に次ぐ「人口爆発国家」であり、世界人口72億人のうち、12億7000万人がインド人である。 貧困層が大量の子供を産み、ますます貧困の度合いが進むという悪循環の中で人口が増えており、この国では人口問題と貧困問題は表裏一体の関係にある。 貧困を少しでも緩和させるためには、人口を抑制させる必要がある。こういった状況の中で家族計画や避妊促進が行われているが、それはインドではうまく機能していない […]

◆弱い立場の少女が集団レイプの犠牲になるインドの現状

2014年9月、西ベンガル州コルカタで、16歳の少女が6人の男たちに次々とレイプされるという事件があった。 彼女の家族は、インドで最も貧しいと言われているビハール州から大都会コルカタにやってきて、彼女の父親はタクシーの運転手の職を得てかろうじて生活ができていた。 大都会にやってきて、降って湧いたような悲劇だったが、彼女と家族はレイプ事件を警察に訴えなかった。そうすると、2週間後、再び6人の男たちが […]

◆「私の子供、買ってくれない?」と私に言った母親たち

人身売買というと、日本では非常に希有で異様な犯罪に見えるかもしれないが、途上国に行くとそれが希有でも異様でもなく、ごくありふれた日常であることに驚く。 私はかつては旅人であり、東南アジアで流れるようにして生きていたが、その「流れ者」の私も取引を持ちかけられたことがある。信じられないかもしれないが、一度や二度ではない。 ひとつはタイのヤワラーの安宿にいたとき、廊下をはさんだ向かいに泊まっていた無職の […]

1 3 5