◆バングラデシュの売春地帯が今後の20年で消滅してしまうと思う理由とは?
世界中がオミクロンで経済的に大ダメージを受けており、アメリカもすでに株式市場も調整が始まって冴えないことになっている。中国も経済成長が落ちて、いよいよピークを過ぎた兆候が出てきている。 しかし、コロナ禍をモノともしないで驚異の経済成長を遂げている国がある。 それがバングラデシュである。世界銀行の統計では2021/2022年度の実質GDP成長率は6.4%。来年度は7.1%に至るのではないかとも予測さ […]
世界中がオミクロンで経済的に大ダメージを受けており、アメリカもすでに株式市場も調整が始まって冴えないことになっている。中国も経済成長が落ちて、いよいよピークを過ぎた兆候が出てきている。 しかし、コロナ禍をモノともしないで驚異の経済成長を遂げている国がある。 それがバングラデシュである。世界銀行の統計では2021/2022年度の実質GDP成長率は6.4%。来年度は7.1%に至るのではないかとも予測さ […]
バングラデシュのローカル紙『ザ・デイリースター』が、バングラデシュ最大の売春地帯となっている「ダウラディア」に、ある20歳の女性が2万タカ(約2万4000円)で売り飛ばされてしまったというニュースを報じている。 ダウラディアは2020年のコロナ禍の中で一時期、閉鎖されていたはずなのだが、今ではなし崩し的に売春ビジネスが行われているようだ。 バングラデシュが最もコロナ感染者が多かったのは2020年6 […]
イスラム教の国々はどこもLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)には理解を示さない。バングラデシュもまたイスラム教の国であり、人々はLGBTの人たちを嘲笑したり、嫌悪したりする。 それだけではない。LGBTの権利を訴えるグループを「神の教えに反している」として殺害することもある。 2016年には、同性愛者の権利を訴える活動をしていた人物が、自宅アパートに押し入ってきた6人の […]
インドネシアもスマートフォンが爆発的に流行している。Oppoのような中国製の安いスマートフォンが売れていて、iPhoneのような高級品も中古で出回っている。インドネシアは日本以上のスマホ社会になりつつある。 そこでインドネシアのいくつかのローカル紙が、「インドネシア人もスピードを重視するようになってイライラする若者が増えた」と指摘するようになっている。 それを読んで「あの、ゆったりのんびり生きてい […]
バングラデシュは私の好きな国のひとつだ。この国は世界でも貧しい国の筆頭として挙げられる国なのだが、インドに比べると人々の素朴さは忘れがたく、女性たちも本当にエキゾチックで独特の美しさがある。好きだ。 2019年3月26日。バングラデシュは48年目の独立記念日(インデペンデンス・デイ)が盛大に祝われ、人々は歓喜した。 この国は独立してから48年経っても依然として経済発展の緒(いとぐち)すらもつかむこ […]
ミャンマーのラカイン州北部で起きたロヒンギャ族に対する対立と暴力と迫害は今年の夏から過激なものになっている。この地区に住むロヒンギャ族は、地理的に北上してバングラデシュに逃げるしかない。 彼らが目指すのが国境を越えたバングラデシュの難民キャンプであるクトゥパロンとバルカリである。 この3ヶ月で約58万人近いロヒンギャ族がジャングルを這い回り、泥水を飲み、小動物や昆虫を食べながらボロボロになってバン […]
バングラデシュはイスラム教の国としては珍しく売春地帯を容認している。売春女性は数百年の間、そこで延々と売春ビジネスに勤しんでいる。 しかし、それはバングラデシュの人たちが売春ビジネスを歓迎しているという意味ではない。むしろ、社会全体で見ると売春ビジネスは毛嫌いされている。 バングラデシュでは「売春婦」という職業は表向きないことになっている。彼女たちは、「物乞い」のカテゴリーに入れられている。そして […]
バングラデシュは何もない国だ。インドに関心を持つ人であっても、バングラデシュには関心を持たないことが多い。 この国はアジアの最貧国であり、政治から行政までがすべて腐敗しており、人権もなければ福祉もにない。 サイクロンのような自然災害は毎年のようにこの国を縦断し、洪水は日常茶飯事であり、地下水には砒素が混じっている。(砒素で危険だと言われても飲むしかないバングラデシュの人々) 食べ物に虫が混じること […]
バングラデシュ最大の売春地帯だったナラヤンゴンジが強制閉鎖された事件があった。1999年のことだ。 売春する女性たちは何の保証もなく街に放り出されて消えて行かざるを得なかった。 そして今、また歴史が繰り返すかもしれない。 バングラデシュで150年も前から脈々と続いているある売春地帯が、イスラム原理主義者の猛烈な批判に晒されていて存続の危機に陥っているのである。 抗議の理由は表向きには「売春は不品行 […]