ドラッグ

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◆困窮化していくロシアの最下層の人々に蔓延するドラッグ

閲覧注意 ロシアは現在、アメリカから経済制裁が行われており、株式市場は事実上の崩壊、ルーブルも下落して、ロシア国内は壮絶なことになっている。 7月に入ってからは34ドル程度だったルーブルはまったく反発力を見せずにどこまでも落ちていき、現在は1ドル47ルーブルにもなった。 タイのリゾート地では2014年の前半までロシア人が大暴れしていたが、後半に入ってから彼らの姿が消えたと報告されている。 それも当 […]

◆ロシア。ドラッグにのめり込んで貧困の中で暮らすカップル

欧米ではドラッグが蔓延していて底辺に落ちてしまった人たちも多い。あまりよく知られていないが、ロシアもまたそういったドラッグ依存者たちの群れが底辺を覆い尽くしている。 ロシアでは覚醒剤の依存者だけでも200万人、ヘロインの依存者も100万人がいると言われている。 その多くがアルコール依存者でもあるので、精神崩壊も生活崩壊も凄絶なものがある。 ロシアでは1990年代には国民全員が極貧に落ちるような国家 […]

◆ストリートに蔓延したドラッグが生み出す廃人たちの姿

ドラッグのビジネスはマフィアにとっては組織を支える収益の柱になっているので、日本も含めて先進国にドラッグは怒濤のようになだれ込んで来る。 それが犯罪組織の収益になっているということは、すなわちドラッグに手を出す人たちが次から次へと溢れているということでもある。 インターネット時代になった現在、ドラッグはアンダーグラウンドのサイトにアクセスすれば、普通の人も気軽に買える時代になっている。 それに危機 […]

◆ジュディー・ガーランド。ドラッグとセックスに溺れた女優

同性愛者のシンボルは、レインボー・フラッグだ。このレインボーがなぜゲイのシンボルになったのかを関心を持って調べていたとき、ひとりの女優の名前が浮かび上がった。 ジュディー・ガーランド。 今はもう彼女を知る人は少ないかもしれない。しかし、「あの映画」の名前を出せば、誰もが彼女の歌声と共にひとりの少女を思い出すはずだ。この映画のこの歌は、今でも語り継がれ、歌い継がれている。 あの映画というのは、『オズ […]

◆アメリカ人がドラッグに堕ちてボロボロになる「ある理由」

メキシコは世界でも最悪に近いドラッグ汚染禍にある。 そうなった理由は、アメリカ人が貪欲なまでにドラッグを求めていて、メキシコ側はそれを供給するためにドラッグが集積したからである。 メキシコは使う側ではなく、送り出す側だったのだが、ドラッグに関わると、送り出す側もやがてはドラッグに溺れるようになるのは、アフガニスタンでも同じだ。 しかし、需要があるから供給があるのであって、問題は需要する側、つまりア […]

◆白人と黒人が使うドラッグが違うが、その3つの理由とは?

日本人がドラッグと言えば、誰もが覚醒剤を思い浮かべる。日本ではヘロインはあまり流行らない。それは、日本人の気質が覚醒剤向きだからだと言われている。 日本人は文化的に滅私奉公タイプの仕事をするが、その場合、滅私するためにハードワークになりやすい。 日本で出世するには、いかに成果を出すかではなく、いかに遅くまで職場に残っているかが重要だと言われている。 こういった夜討ち朝駆けのような働き方は体力を消耗 […]

◆『そして、ひと粒のひかり』。麻薬を運ぶ17歳の女性の物語

アフガニスタンやミャンマーのケシ、アルゼンチンやコロンビアのコカ、北朝鮮の覚醒剤。ドラッグを製造しているのは、そのほとんどが貧困国だ。 そして、ドラッグは貧困国から先進国に運び込まれる。貧困国がドラッグを扱うのは、それが高く売れるからだ。違法であっても、リスクを負うしか生きる方法がない。 だから、ドラッグ問題は貧困問題である。(貧困層が金持ちに売りまくることが可能な、割りの良い商品) このドラッグ […]

◆貧困層のビジネス。金持ちが貧困層に「売ってくれ」と泣いて頼む商品がある

圧倒的な貧困層がいて、一方で金持ちがいたとする。金持ちに何かを継続的に売りつけることができたら、金儲けになれる確率が高まる。 金持ちは欲しいものがあったらいくらでも買えるし、時には思いもしなかった大金を支払ってくれるかもしれない。 しかし、貧困層が金持ちに継続して何かを売れるような商品はそれほど多くない。金持ちは、安物や粗悪品やニセモノなど見向きもしない。 かと言って、貧困層が質の良い何らかの高額 […]

◆人生の落とし穴に堕ちたら、這い上がるのは容易ではない

世の中には裏と表がある。人は誰でも表側の世界で最初は生きているのだが、そのうちに何かがきっかけで裏側の世界に堕ちていく。 好奇心でドラッグの世界に堕ちたとか、貧困で夜の世界に堕ちたとか、犯罪を犯してしまって追われる生活や刑務所の中に堕ちたとか、借金地獄に堕ちたとか、人によって堕ちる世界は様々だ。 人生という道は、落とし穴がたくさんある。よそ見していたら誰でも簡単に「道を踏み外す」のである。表側の世 […]

◆今後、何も知らない日本女性が、麻薬の運び屋にされていく

2010年、56歳のイギリス人、ロバート・ジェフリー・ソーヤーという男が、ペナンから成田空港に到着したとき、2.5キロもの覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕された事件があった。 日本での裁判の中で、問題になったのは、この男が覚醒剤を持っていたのかを知っていたのか、知らなかったのかという部分だった。 最初の裁判では無罪になったのだが、その後検察が最高裁判所に控訴して、今度は一転して有罪になった。被告は […]

◆覚醒剤(ヤーバー)中毒で死んだ、タイの2人の売春女性

閲覧注意 タイがいかに麻薬にまみれた国であるかは以前にも書いた。(2006年9月19日がなければ、タイの売春地帯は潰されていた) それでも、タイから麻薬が途切れることがない。(タイでは今でも、ドラッグが欲しければいくらでも手に入る) 異常な事件も次から次へと起きている。 ヤーバーという麻薬の中毒になって事件を起こす人間たちは、あまりにも日常的になってしまって三面記事にすらならない。(タイで、妻の首 […]

◆音楽は人々を陶酔に導くが、それはすなわちドラッグの性質だ

古代のキリスト教が禁止していたものがある。それはリズム性のある音楽だ。 アフリカではリズムのあるパーカッションで陶酔(トランス)状態に陥る黒人たちの姿はキリスト教徒にもよく知られていたが、音楽は古代のアニミズムを呼び起こす仕掛けになっているとキリスト教徒は考えたのだった。 実は、それは間違っていなかった。 音楽というのは、もともと麻薬性・呪術的な要素がある。何の音楽を聞いても、感情は高揚していく。 […]

◆タイでは今でも、ドラッグが欲しければいくらでも手に入る

2013年6月26日、アユタヤの施設でタイ政府とミャンマー政府は押収したドラッグを焼却処分したのだが、その量に多くの人々が驚いた。 覚醒剤は3100万錠、ヘロインは125キロ、マリファナ2.6トンもあったからだ。その末端価格は3.2億ドル、日本円にすると約300億円もの「価値」があった。 しかし、これはあくまでも警察が押収した分だけだ。実際にはタイ国内にはそれ以上のドラッグが流通している。押収され […]

◆破綻国家ギリシャ。自殺、アル中、ドラッグ・売春ビジネス

ユーロに加入するためには、財政赤字がGDP比3%以内が条件になっている。ギリシャは財政赤字が10%を超えていたのだが、ギリシャ政府は国家財政を粉飾してユーロに加盟した。2004年のことだった。 これによって人の往来が自由になった。ユーロという共通通貨を使用できることもあって、多くの観光客がギリシャに押し寄せた。ギリシャは束の間のバブルに酔った。 ギリシャは巨大貿易圏ユーロの一員として、これからも永 […]

◆24時間働け。覚醒剤が流行する国では、栄養ドリンクも売れる

タイは今も昔も麻薬蔓延地帯だ。しかし、昔と違うことがあるとすれば、非常に激しい罰則が1990年代から機能し始めていたことだろう。 旅行者の中でも、明らかにジャンキーと分かるような外国人や、堂々とパープル・ヘイズ(大麻の煙)をふかしているような外国人は片っ端から逮捕されていった。 しかも、そのほとんどが終身刑か、死刑かという厳しいものだった。2001年に入るとタクシン政権がそれを加速させて「外国人で […]

◆人間を依存症にさせるドラッグには、12種類のタイプがある

歓楽街、売春地帯と言った「アンダーグラウンドの世界」が昼間の世界と大きく違うのは、そこでは膨大なアルコールやドラッグが消費されるということだ。 それは快楽をもたらすものだ。夜をさまよう人たちは快楽を求めるので、自ら進んで快楽を与えてくれるものにのめりこんでいく。 すなわちそれは、アルコールとドラッグにハマり込んでいくということだ。そして、アンダーグラウンドの世界は多くの乱用者、中毒者、依存者を生み […]

◆ゾンビ事件。錯乱した男がホームレスの顔面75%を食いちぎる

2012年5月26日午後2時。炎天下のマイアミのフリーウェイ脇で、裸になった男がホームレスの顔面を食いちぎり続けるという事件が起きた。おおよそ信じがたい事件だが、それは事実だった。 「ゾンビ」状態になっていたのは、ハイチ系アメリカ人のルディ・ユージンという31歳の男だった。 通報を受けた警察は現場に駆けつけたときも、ルディ・ユージンは被害者の顔面を食いちぎっており、警官が制止してもうなり続けるばか […]

◆麻薬密売。ドラッグが蔓延し続ける限り密売トリックが続く

マレーシアで4キロの覚醒剤を運んで死刑を求刑されているのが竹内真理子だ。(死刑判決を受けた竹内真理子。マレーシアに4キロの覚醒剤) ウガンダから覚醒剤を運んで逮捕されたのが渡部由香理だ。(渡部由香理。24歳の女子大生がウガンダから覚醒剤を運んで逮捕) 中国で覚醒剤3キロをアタッシュケースの中に入れていて逮捕されたのが桜木琢磨だ。(桜木琢磨。中国で覚醒剤3キロを所持していて逮捕された男) ごく普通の […]

◆ウクライナ。この国の貧困・ドラッグ・売春・エイズの姿

ウクライナは元ソビエト連邦を構成していた貧しい国家で、その貧しさは今も変わっていない。 しかし、ウクライナの貧困とドラッグと売春がどうなっているのかは誰も知らなかった。 またエイズがどのようにこれらの社会の底辺を侵しているのかも誰も知らなかった。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

◆ドラッグに覆われたメキシコの現状をよく描写した映画3本

アジアと共に私がよく訪れていたのがメキシコだが、このメキシコの貧困地帯の荒廃ぶりは、アジアで言えば1990年代のカンボジアや、都市スラムが延々と広がるインドを彷彿とさせるものだった。 メキシコは、ドラッグ・売春・暴力・腐敗・貧困と、すべての退廃と悪徳が凝縮されており、このような殺伐とした環境の中で自由に動き回りたい旅人にはうってつけの国だった。 もっとも、それは2000年代までの話で、それ以降のメ […]

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