ドラッグに堕ちていく人たちの姿は凄惨だ。
日本では最近、「危険ドラッグ」と呼ばれる成分が一定しない合成ドラッグが蔓延していて、事故や切りつけ等の意味不明な事件が多発するようになっている。
こうしたドラッグの多くは好奇心と冒険心のある若者が染まっていく。
それぞれの国で流行しているドラッグは違っていても、こうした依存性のあるドラッグは、常に需要があるので供給が途切れることは絶対にない。
警察当局が厳しく取り締まれば取り締まるほど、ドラッグの売買は闇に潜って価格が高騰し、依存者が金策のために強盗や殺人を行うという状況になっていく。
アメリカは、もうマリファナをドラッグとして取り締まることがあまりにもコストに見合わなくなってしまったので、むしろ合法化して管理することによって逆に税収入を増やすという方策に出てしまった。