ドラッグのビジネスはマフィアにとっては組織を支える収益の柱になっているので、日本も含めて先進国にドラッグは怒濤のようになだれ込んで来る。
それが犯罪組織の収益になっているということは、すなわちドラッグに手を出す人たちが次から次へと溢れているということでもある。
インターネット時代になった現在、ドラッグはアンダーグラウンドのサイトにアクセスすれば、普通の人も気軽に買える時代になっている。
それに危機感を持った警察当局は、危険なドラッグの所持を禁止し、罰則を厳しくすることで対応した。
そうすると今度は「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」と呼ばれる科学的に合成されたドラッグが溢れ出すようになった。
ドラッグは通常、その成分によって規制がかけられるのだが、脱法ドラッグはそれを逆手に取る。簡単な話だ。化学物質を新しく作り出すのである。