圧倒的な貧困層がいて、一方で金持ちがいたとする。金持ちに何かを継続的に売りつけることができたら、金儲けになれる確率が高まる。
金持ちは欲しいものがあったらいくらでも買えるし、時には思いもしなかった大金を支払ってくれるかもしれない。
しかし、貧困層が金持ちに継続して何かを売れるような商品はそれほど多くない。金持ちは、安物や粗悪品やニセモノなど見向きもしない。
かと言って、貧困層が質の良い何らかの高額商品を作ることは現実的には難しい。価値ある商品、価値ある製品というのは、だいたいが大企業が作っており、貧困層は手も足もでない。
しかし、世の中には貧困層が専属的に扱って、大企業が絶対に進出して来ない「マル秘」の分野がある。多くの貧困国の、多くの貧困層がそれを知っている。
それは割りの良いビジネスであり、金持ちが泣いて「売ってくれ」と言ってくるものだ。
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