タイ

1/6ページ

タイ人の健康破壊。もともと高塩分・調味料まみれの料理にジャンクフードまで定着

知っている人は知っていると思うが、タイの飲み物は死ぬほど甘い。一口で歯が溶けるのではないかというくらい甘い。日本人の中には「とても飲めない」という人もいる。おまけにタイの料理は極度に味が濃かったりする。タイではそこにジャンクフードも定着した。それで、タイ人の健康が破壊されている。(鈴木傾城)

ギャンブル23種類を合法化して、ギャンブル依存の外国人のカネを狙うタイ政府

タイの歴史や祭りで外国人のカネを吐き出させ、歓楽街のセックスで外国人のカネを吐き出させ、マリファナで外国人のカネを吐き出させていたタイ政府だが、今度はギャンブルを合法化して、これで外国人のカネを吐き出させるつもりだ。タイ政府は外国人にカネを吐き出させるためには見境がない。(鈴木傾城)

かたくなだったタイ政府が、とうとうヘビ輸出を34年ぶりに解禁した理由とは?

タイ国内では長年ヘビの不法取引が横行している。タイ当局は、毎年のように野生動物を救出しているのだが、その中にはヘビも多数含まれている。たとえば、バンコクの空港でもスーツケースにつめられたニシキヘビ11頭が押収されている。外国に持っていけば高く売れるので密輸する。(鈴木傾城)

◆軍政に地震に貧困の地獄。ミャンマー女性はいかにタイで性的搾取されているか?

ミャンマーは軍政で国民の半数が貧困に落ち、地震の追い打ちでさらに困窮化し、国際社会からも無視されて、もはやどんなにもがいても貧困地獄から抜け出すことはできなくなっている。 そうなると、多くの女性が国を見捨てて、他国でチャンスをつかみたいと願う。そうした女性たちを手ぐすね引いて待っているのが人身売買業者である。彼らは若くて貧しい女性を売り飛ばしてカネを稼ぎたい。 タイなどでは、ミャンマー女性は格好の […]

バンコク・チャトゥチャック地区の高層ビル崩壊が暴き出したのは中国の闇だった

ミャンマー中部で発生した大地震はタイの首都バンコクにも被害を与えた。その中で、その中でたった一棟のビルだけが倒壊したが、それは中国の企業が建設しているビルだった。このビルだけが倒壊したことで、はからずも「中国の闇」が暴き出されるという異様な展開となった。(鈴木傾城)

ミャンマーで発生したマグニチュード7.7の大地震とその被害状況

2025年3月28日、ミャンマー中部のマンダレー近郊でマグニチュード7.7の地震が発生した。​震源の深さは約10キロで、強い揺れが広範囲に及んだ。​この地震により、ミャンマー国内では多数の建物が倒壊し、死傷者が多数報告されている。​ミャンマー政府は非常事態を宣言し、国際的な支援を要請している。​(鈴木傾城)

タイ政府が、ウイグル人40人の危険をわかっていて中国に戻した理由とは?

タイの首相ペートンタン・シナワットは、10年以上にわたりバンコク市内の入国管理施設に収容していたウイグル族40人を中国に強制送還した。送還は極秘におこなわれた。これが明るみに出たら国際社会から批判されるのはペートンタン首相もわかっていた。しかし、それでも強制送還したのは理由がある。(鈴木傾城)

タイの奇妙な施策。国民の健康増進のために、最終的に害悪な紙タバコが残る?

タバコを取りまく社会情勢には少し関心があったりするのだが、いつも奇妙だと感じるのがタイである。タイでは紙タバコは禁止されていないのだが、電子タバコや加熱式タバコが禁止されたので、健康に悪いものがタイに残って、害を克服したものがタイに入らなくなったのだ。(鈴木傾城)

バンコクで逮捕されたアフリカの男たち。ハードドラッグの売買が広がっている

以前からよく指摘されていることだが、バンコクの歓楽街、特にスクンビット通りやナナ地区では、多くの黒人男性・黒人女性がたむろしている光景が見られる。彼らの多くはタイで合法・非合法を問わずさまざまな手段で生計を立てている。女性はストリート売春、男性はハードドラッグの密売をしていた。(鈴木傾城)

◆アンダーグラウンドで中国人が売り出している「ゾンビタバコ」の正体とは?

タイと中国の合同捜査本部は、広東省で3人の容疑者を逮捕し、大量のドラッグと現金を押収していた。この摘発は、タイと中国の当局が連携しておこなった「新しいドラッグ」の違法製造と密売に関する捜査の一環としておこなわれたものだった。 組織の首謀者とされるリン・ハイタオは、捜査当局の動きを察知してベトナムに逃亡した。この男が主導して、タイで違法ドラッグを製造し、中国に輸出していたのだった。 その後、タイの捜 […]

◆タイで女子大生をレイプしていた変質的な中国人が、墓穴を掘って逮捕された

2024年の12月、タイのバンコクで風変わりな「おとり捕査」が実施され、危険で変質的な性嗜好を持つ中国人が逮捕されたのだが、その逮捕時の映像が公開され、ネット上で話題となっている。 逮捕されたのは、スー・シンルイと名乗る33歳の中国人で、被害者は18歳のタイ人の女子大生だった。 この中国人はバンコクの大型ショッピングモールMBKセンター(マーブンクロンセンター)の6階で女子大生に話しかけたのだが、 […]

◆メーサイ。ブラックアジアの隠されたテーマは売春ではなく貧困の女性だった

私は1986年からタイのスラムや歓楽街に沈没するようになり、当初は何も知らずに女性とつき合っていたのだが、やがて彼女たちの背負っているものが見えてくるようになってきた。 そこにあったのは、貧困だった。 『ブラックアジア売春地帯をさまよい歩いた日々』は、すべて貧困の女性を書いた話であり、ブラックアジアの隠されたテーマは売春ではなく貧困であったことに気づいた読者もいると思う。 私自身は、ごく普通の中流 […]

◆マリファナ入りクッキーは、強烈なものより効き目がマイルドなほうが危ない?

タイ政府は2022年にマリファナを解禁した。それからというもの、錯乱した外国人の飛び降り、交通事故、未成年の吸飲と、問題が噴出して「タイ政府はなにをやっているのだ」と良識ある国民からも周辺国からも責められている。 しかし、いったん開いたパンドラの箱は、そう簡単に閉められない。マリファナの栽培でビジネスをすることを覚えたタイ人と、なにがなんでもマリファナを吸いたい外国人が、そう簡単に法令遵守するとは […]

タイ人の借金まみれ体質。タイの家計債務問題は経済の時限爆弾となりかねない

タイの家計債務GDP比率は91.3%という驚異的な水準に達している。一世帯あたりの平均債務額も調査開始以来最高水準となっている。じつは、昔からタイ人の借金癖は有名だったが、データを見ると悪化しているようにも見える。この家計債務問題は時限爆弾となりかねない。(鈴木傾城)

深刻化するタイの超高齢化。タイ政府は思いっきり「これ」をやるような気がする

タイの高齢化は日本よりもさらに深刻になっていきそうだ。今は小手先の対応をしているが、いよいよ間に合わなくなったらタイ政府はどうするのだろうか。私は、タイの国民・社会・政府の気質から、思いっきり「ある方向」に突っ走るような気がしてならないのだ……(鈴木傾城)

◆貧しい女性に人生を教えてもらった私は、贅沢して生きるような生活は選べない

私が社会に出てからしばらくすると、時代はバブルに入った。振り返って思うと、それは異様な時代でもあった。 まわりでも、カネをばらまくように使ったり、旅行でも高級ホテルに泊まったり、ショッピングでブランド物を買い漁ったり、三ツ星ランクのレストランで食事したり、高級車を買ったりして、それを誇示するような人が大勢いた。 私自身は、ごたぶんに漏れず、バブルのさなかには投機的な株式投資をしていて、すでに同世代 […]

タイで成立した結婚平等法。LGBTにも結婚を保証する法律の裏側にあったものは?

2024年9月24日、タイのワチラロンコン国王が署名した結婚平等法案は、2025年1月22日に施行される。これによりタイは東南アジアで、はじめて同性婚を法的に認める国となる。タイ政府はLGBTに寛容だから、結婚平等法を可決したのだろうか。いや、カネだったのか?(鈴木傾城)

ペートンタン政権はタクシン一族の復活であり、タイの政治の新たな火種となる?

タクシン・シナワトラはタイを大混乱させ、国民を分断させ、あげくの果てにクーデターで国を放逐された人物である。娘であるペートンタンの登場は、ふたたびタクシンの政治が戻ってくることを意味する。またもやタイは、国民が分断して激しい衝突が起こるのだろうか?(鈴木傾城)

◆ドラッグ蔓延。刑を厳しくすればするほど密輸が活性化する理由を知っているか?

タイの麻薬取締局(ONCB)は、2024年の現段階で北部6地区だけでも、すでにドラッグ関連での逮捕者が1,607人となっていることを報告している。 その6地区というのはチェンマイ、チェンライ、メーホンソン、パヤオ、ナーン、タークなのだが、タイでは北部国境地帯がドラッグの製造・密輸拠点となっているのは、50年以上も前から知られている事実である。 タイ・ミャンマー・ラオスの山岳地帯には、政府が管理でき […]

◆映画『レッドライフ(Red Life)』タイの貧困と極貧セックスワーカーがいる光景

2023年に公開されたタイの映画『レッドライフ(Red Life)』を観た。タイのインディーズ映画としては珍しく劇場公開された映画ということなのだが、貧困の中でもがきながら生きる層に焦点を当てており、見応えがある。 映画は、強盗やかっぱらいをして生きている無学の男「ター」と、母親がセックスワークをしながら学費を捻出していることに複雑な感情を持って生きている貧しい女子高校生「ソム」の二人が中心として […]

◆タイでは売春が違法だが黙認されている。それが彼女たちを苦しめる理由とは?

バンコクポスト紙に『危険にさらされるセックスワーカー』という、興味深い記事が掲載されていた。 タイでは今もセックスワークが真夜中の世界を彩っており、最近では中国人女性が「ここにいる99%の男はふしだら」とSNSで流して国際問題になったのも記憶に新しい。(ブラックアジア:中国人女性がバンコク歓楽街に立って「ここにいる99%の男はふしだら」と述べる) タイの首都バンコクは1980年代あたりから背徳の街 […]

◆バンコクでストリート売春をする女性のインタビューがあったのでまとめてみた

タイの首都バンコクのスクンビット通りには、あいかわらず多くのセックスワーカーたちが立っていて、外国人相手にビジネスをしている。最近では、タイ女性・タイ人レディーボーイにまぎれて、黒人女性のセックスワーカーたちも目立つようになってきている。 タイ政府はより多くの外国人を惹きつけるために、マリファナも解禁したのだが、それでセックスとドラッグとアルコールに飢えた外国人たちがますますタイに向かうようになっ […]

◆アジア女性を騙し続けて生きていた33歳アメリカ人は完全に「これ」に分類される

欧米人の中には、アジア女性を専門に騙す男がいて、最近もタイで非常に悪質な33歳のアメリカ人「トム」が女性たちに告発されている。このアメリカ人はまだ逮捕されておらず、タイ国内に潜んでいる模様だ。 このアメリカ人の存在を警察に訴え出たのは3人のタイ人女性なのだが、彼女たちは出会い系アプリで知り合っていた。 何度かやり取りして、実際に出会ってからは性行為を動画に撮られ、女性が別れようとすると殴りつけたり […]

◆中国人女性がバンコク歓楽街に立って「ここにいる99%の男はふしだら」と述べる

2023年11月2日、28歳の「77Seven」と名乗る中国人のインフルエンサーが夜の11時半頃に挑発的な格好でバンコクの歓楽街ナナ地区に立ち、「私は今日、ここで女の子に何が起こりうるかを伝えるために命をかけている」「ここは女の子には安全な場所ではなく、誘拐される可能性がある」と大げさなことを言い出した。 「ナナ・ストリートにはひとりでは行かないこと」「誰に会うかわからないし、ここにいる99%の人 […]

◆かつての売れっ子モデルが完全に転落して、衝撃的な人相と姿になった

2019年に書いた記事なのだが、ここで取り上げた女性タイ・マナサナンはどうやらこの記事の翌年の2020年7月に亡くなっていたということだ。困窮し、うつ病になり、ドラッグや睡眠薬などの薬物乱用で苦しんでいた。あばら家で暮らしていたのだが、その家の中で死んでいた。争った形跡もなく、遺体にも損傷はなく、事件性はなかった。享年33歳だったという。 * * * 2019.03.06 芸能界や映画界のようなシ […]

◆未完成のレディーボーイとレディーボーイの受付嬢を受け入れる社会がくるか?

タイのレディーボーイの美しさは際立っていて、レディーボーイたちのミスコンテストである「ミスティファニー」などは世界中で放映されるほど人気コンテンツであったりする。 このミスティファニーはタイ女性が中心になっているのだが、国籍を問わないコンテストは「ミスインターナショナル・クイーン」で、今年はオランダ出身のトランスジェンダーが優勝したりしている。 こういうのを見ても分かるとおり、タイは「異質な性」に […]

1 6