◆大久保公園のストリート売春は激減した。次の売春は新しい展開が生まれるか?

2023年から2025年にかけて、新宿・歌舞伎町の大久保公園周辺は全国ニュースで繰り返し取り上げられて社会問題と化した。公園の周囲に若い女性が並び、男性が声をかけて交渉する光景が夜ごと続いたからである。

警視庁は2024年後半から巡回を大幅に増やし、2025年夏には集中的な取り締まりをおこなった。私も体力があれば定点観測しているが、今は常にパトカーが見回り、巡回警察官の数も増員され、見回り人も増えている。

2023年頃には公園周囲の道路に数十人の女性が並び、男性が歩きながら声をかける光景がひっきりなしに見られた。ところが2026年の現在、現場は様変わりしている。警察車両が巡回し、路上に立って客を待つ女性もほぼ見当たらない。

寒いせいもあるし、売春防止法の強化で男も逮捕されるという噂もあって、ストリート売春への世間の関心は急速に消えているように見える。

だが、売春が完全に消えるわけでもない。歌舞伎町を深夜に歩くと別の光景が見える。西武新宿駅側へ数分歩き、バッティングセンター付近やブティックホテルの前に目を向けると、段差やガードレールに座る女性の姿がある。

スマートフォンを見ながら長時間動かない女性、キャリーケースを足元に置いた女性、友人と会話しているように見せている女性が点在している。そういう女性たちが、まだ取り残されるようにそこにいた。

路上に立って待つ行為は警察の職務質問を受けやすい。そこで女性たちは座ることで「客待ち」に見えない姿勢を取る。スマートフォンを操作していれば待ち合わせにも見える。数人で会話をしていれば通行人にしか見えない。

立つのが目立つなら座る。人が集まれば分散する。取り締まりが強まるたびに、客待ちの形は細かく変化している。大久保公園の立ちんぼは消えたわけではなくて、場所が移動して、見えにくくなっただけかもしれない。

この先のコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインをお願いします。 ▶ .

コメント

タイトルとURLをコピーしました