ドルは強烈に強くて、東南アジアのそれぞれの通貨もドルに対しては大きく下落している。ところが、日本円は東南アジアのどの通貨よりもさらに弱い。円の価値の下落は惨憺たるものだ。
タイ・バーツはいうに及ばず、シンガポール・ドルにも、カンボジア・リエルにも、インドネシア・ルピアにも、フィリピン・ペソにも、ベトナム・ドンにも、マレーシア・リンギットにも、インド・ルピーにも、ネパール・ルピーにも、全部に負けている。
つまり、円の価値はボロ負け状態である。それほど、円安なのだ。
最近、パタヤのペイバーの相場が、ソイ6で「ペイバー1,000〜2,500バーツ、ショート2,500バーツ、ロング4,000バーツ」くらいになっているという。(もちろん、店・女性により値段は違うので一般的な相場として)
現在、1バーツ4.63円だから、これを日本円に直すと「ペイバー4,630〜11,575円、ショート11,575円、ロング18,520円」ということになる。
私が最後にタイにいったのは、パンデミック前の2019年だった。その頃のパタヤ・ソイ6では、せいぜい「ペイバー500バーツ、ショート1,000バーツ、ロング2,000バーツ」くらいが相場だったはずだ。
当時のレートは約3.5円くらいだったが、それで計算すると「ペイバー1,750円、ショート3,500円、ロング7,000円」だったことになる。
タイの物価が上がり、円の価値が下がったので、日本人は二重に経済的ダメージを受けていることになる。ペイバーとショートを含めると、最大では5,000バーツ。現在の為替相場でいうと、23,150円ということになる。
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