一般

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来年死ぬわけではないので長期戦略に相応しい生き方を選択しないと長持ちしない

裏切る相手と一緒にいられるのは短い間である。その短い間でも危険なのだ。そのため、仲間を決して裏切らないことを証明した人間が、リーダーにふさわしい人間として成り上がっていく。「仁義を貫く」という言葉もあるが、その意味するところは「騙さないで筋を通す」ということである。(鈴木傾城)

「もう打たない、もう止める」と思いながら、それでも止められないパチンコ依存

パチンコには日常生活では味わえない強烈な興奮と快楽が仕掛けられている。この「興奮・快楽」のサイクルを覚えると、脳がそればかりを追い求めるようになり、抜け出せないパチンコ依存を生み出すことになる。しかし、日本社会は今もなお危険なパチンコが野放しである。(鈴木傾城)

『絶対貧困の光景』電子書籍と共に、ペーパーバック(書籍)でも復刻しました

『絶対貧困の光景』は、書き下ろしの内容が多かった。物乞いで生きる女性たち、あるいはソナガチのアビーとの出来事はこの書籍だけで書いた内容である。ここでも売春の世界を扱っていることは扱っているのだが、それだけでなく、物乞いの女性たちや、スラムの村の子供たちの話なども書いている。だから、何とかこの書籍を復刻させたいとずっと思っていた。

グローバル化が進めば進むほど日本人が得する「日本のためのグローバル化」とは?

ほとんどの日本人はグローバル化に苦手意識を持っている。グローバル化だと言って国外に出たら、英語を覚えなければならないし、それに加えて現地の言葉や文化も吸収しなければいけないと「思う」からだ。しかしながら、アングロサクソンはまったく違う世界を見ている。(鈴木傾城)

正義大好き戦士《ソーシャル・ジャスティス・ウォリアー》が社会を破壊する

世の中は「きれいごと」ばかりで成り立っていない。「きれいごと」どころか清も濁も渾然一体となってドロドロの状態である。100%清廉潔白な人間などこの世にいないので、そうやって他人を追及する「正義大好き戦士」も、実は後ろ暗い裏側の性格を隠し持っている。(鈴木傾城)

インドという暗黒。16歳の少女が400人の男性にレイプされた事件の背景とは?

日本人女性だけではない。外国人女性でもレイプ被害に遭っている。アメリカ人女性も、イギリス女性も、見境いなくレイプされている。インドは、知る人ぞ知る「レイプ大国」なのである。殺された女性もいるが、かろうじて助かっても、もはやインドという国には恐怖しかないだろう。(鈴木傾城)

最強の軍事力を持つ米中が影響力を保つために対立し、衝突し、やがて戦争になる

米中の対立は、強大な軍事力を持った国家と国家の対立である。そのような状況から、いずれ世界のどこかで中国とアメリカの代理戦争が勃発してもおかしくない。最強の軍事力を持つ国家が最強の影響力を保つために、対立し、衝突し、そして戦争になる。(鈴木傾城)

グローバル化と多文化共生は最後に何をもたらすのか? 衝撃の結末を理解せよ

「グローバル化」というのは何かというと、企業が安い労働力を求めて外国に出ていくことである。「多文化共生」というのは何かというと、企業が安い労働力を外国から連れてくることである。安い労働力が満ち溢れる国は貧困が満ち溢れる国である。最後には悲劇が待っている。(鈴木傾城)

人間が「同質の人間」と一緒にいるのは、危険な社会で生き残る知恵でもあった

ジャングルで出会うもっとも危険な生き物は猛獣ではなく人間であるとよく言われる。女性はジャングルどころか、街でも知らない人間が危険だと今も感じるだろう。人類はみんな兄弟ではないし、世界は平和でもない。人間にとって、他者が侵略者だった時代は長かった。(鈴木傾城)

何も考えないで生きていると、必ず誰かにモノ化される。モノ化されて使い捨てに

現に労働の現場では「労働させて利益を得て壊れたらクビにする」が徹底されている。労働のために人間がモノ化した。ポルノの現場では「性行為をさせて利益を得て女性を使い捨てにする」が徹底されている。快楽のために女性もモノ化された。(鈴木傾城) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

「ギャンブルで負けた金はギャンブルで取り戻せ」は人生の最期になる可能性が高い

幸運は確率が低い。確率が低いものを追うのは合理的ではない。だから、勝つ確率の低いギャンブルに人生を賭けるのは合理的ではない。幸運の反対語は不運である。幸運の確率が低いところに賭けているのだから、「不運の確率が高い」ということに気付かなければならない。(鈴木傾城)

「親ガチャ」や「正しい子宮から生まれて来たか」という言葉から見る経済格差

資本主義ではどのような施策がなされるとしても、格差は是正されないという現実を知っておく必要がある。格差問題は「誰かが何とかしてくれる」わけではない。個人の努力で埋められないほどの巨大な格差が開き、何も持たない子供たちは溜息をつく。「親ガチャで失敗した」と……。(鈴木傾城) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

浪費癖。「金の使い方」を改めるのは難しいのではないかと思うようになった

無頓着な浪費癖というのは治るのだろうか……。浪費する人は、浪費の満足感を知っているので浪費の習慣ができている。自分に浪費癖があると自覚した時点で、毎月いくら金を使っているのか計算して管理するようなことができるようになるのだろうか。難しいのかもしれない。(鈴木傾城)

南アフリカで「白人どもの財産を奪え」と過激に叫ぶ組織が台頭する展開になった

南アフリカに白人(ボーア人)が入って来たのは17世紀である。1700年代から白人はそこにいたのだが、300年以上経っても白人は白人で黒人は黒人で分離しており、融和などまったくできていない。融和どころか、今の南アフリカに危険な組織が台頭しつつある。(鈴木傾城)

Facebookを社名変更に追い込んだ「SNSの毒」。強制された“つながり”が世界を地獄にした=鈴木傾城

Facebookは28日、社名を「Meta(メタ)」に変更したと発表。ブランドを捨てなければならないほど、評判はガタ落ちになった。本来であれば、親しい人たちをつなげる素晴らしい機能は、行き過ぎて地獄を生み出している。そして、SNSの王者であるFacebook社が、巡り巡って人々に嫌われるようになり、いよいよSNSの成長も限界に達してきている。SNSの時代は終わりの始まりに入ったように私には見える。 […]

貧困増大で日本人が考えなければならないのは「日本をどうするか」ではない?

もはや国に頼れる時代は完全に終わった。そして日本は、本格的に貧困者が増える事態が避けられなくなっている。全体を見れば、社会構造は貧困に向かっている。そうであれば、もう「貧困を抜け出すにはどうすればいいか」という議論は終わったと言っても過言ではない。(鈴木傾城)

自分の名前も生い立ちもすべて忘れる記憶喪失は、どういう理由で生まれるのか?

世の中には奇怪な現象があって、若年層でも「自分が誰だか分からなくなって長距離を徘徊したまま保護され、警察ですらも身元を突きとめることができない」という人もわずかにいる。身元を証明するものは何一つ持っておらず、金もなく、過去の記憶も完全に失っている……。(鈴木傾城)

マンガ全盛時代。忌避されていく長文と、これからも求められていく「描く」才能

元々、ブラックアジアは東南アジアの暗いアンダーグラウンドの世界を題材にしているのだが、これを私自身がコミカライズ化したら、きっと誰も読めないような凄まじくダークな絵柄でブラックな内容になってしまうに違いない。もっとも私がマンガを描けるわけがないので、ただの夢想だが……。(鈴木傾城)

知能と学業成績は60%近くが遺伝で決まるが、努力するというのは無駄ではない

遺伝的に良い遺伝子を持つ子供は環境も良いことが多く、遺伝的に良い遺伝子を持たない子供は環境も悪いことが多いということは、知的能力の格差が環境面でもかなり開いてしまうということを意味している。それが分かっても、自分の遺伝子を取り替えることはできない上に親を取り替えることもできないわけで、与えられた遺伝子と環境の中で生きるしかない。(鈴木傾城)

腰痛なのでダイエットしたいが、糖質制限ダイエットだけは私には無理そうだ

コロナ禍のステイホームによって増えているのが「コロナ太り」だ。かくいう私もかなり太ってしまった。ひとまずは「腰痛」を何とか軽減させたいので、体重を減らすしかなくなった。今、働き盛りの半分以上は「コロナ太り」となっている。あなたは大丈夫だろうか。(鈴木傾城)

カンボジアは中国にワクチンをもらい、競技場も作ってもらって侵略されるのか?

好奇心のまま薄暗い店内を見てみたが、そこに中国語の書籍が並んでいる。その中の一冊に、正確な題名は忘れたが『柬埔寨(チエン・トゥ・カイ=カンボジア)で金持ちになるには』というような中国語の題名の本もあった。それを見て、思わず「やっぱりだ」と声を上げそうになった。2000年の段階で、すでにそんな本がプノンペンで売られていたのだ。(鈴木傾城)

ある特定の企業は自分たちの儲けのために人々がギャンブル地獄に堕ちるのを望む

ギャンブルにのめり込んで犯罪に走る人が後を絶たない。彼らは「次は勝てるかもしれないのだから止めるわけにいかない」「ここで止めたら、ただの負け犬だ」と思って止められず、それがギャンブルによる損失を深める結果となり、最終的にはどうにもならなくなる。(鈴木傾城)

コロナ禍が収束した後のバンコクのカオサン通りは、再び姿を変えてしまうだろう

外国人観光客というインバウンドにチューニングした街が生き残れないのは、もう仕方がない。カオサンはいずれコロナ禍が完全に収束したら、また一気に盛り返して復活を成し遂げるのだろうが、その時は新しい経営者が新しい店で呼び込むことになるので、コロナ以前とはだいぶ街の様子が変わってしまっていることだろう。(鈴木傾城)

そのうち、日本人の半分は日本語が読めないという世界に突入するのではないか?

若者になればなるほど、大部分が長文を避ける。長文を好む若者もいると思うが、それは世間を俯瞰して見ればとても少数派である。長文は避けられる。今は「日本人の3分の1は日本語が読めない」のだが、そのうち日本人の半分は日本語が読めない世界に突入するのではないか?(鈴木傾城)

迫りくる貧困スラムの登場。格差が広がる日本で「新たなスラム」の誕生は近い

60代、70代以上の世代は「山谷・釜ヶ崎」と聞けば、もう反射的に労働者が道ばたに転がる暗黒の地域を思い浮かべるだろうが、今の若い世代は「山谷・釜ヶ崎」と言われても場所も歴史も何も知らない。行政が歴史の暗部を消したのである。日本の行政はホームレスが嫌いなのだ。(鈴木傾城)

タイの小悪魔アイリーンが町田の「ちょんの間」にいた時代が今も懐かしい

私は電子出版でブラックアジア的小説『グッドナイト・アイリーン 町田「ちょんの間」の闇にいたタイ女性(鈴木 傾城)』を出している。この小説(中編)は一応、小説のスタイルを取っているが、内容のほとんどが実話である。 小説の舞台は東京の町田という場所だ。 かつてこの場所は、東南アジアから来た多くの売春女性が固まって「ちょんの間」の売春をしていた場所で、1990年代は南米の女性たちもサメのように徘徊してい […]

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