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トランプ大統領は移民に厳しい大統領だった。トランプ大統領自身も「犯罪はメキシコからやってくる」「メキシコからギャングがやってきている」と述べて、公約だった国境の壁を本気で作った。
ポンペオ国務長官も「社会主義、多文化共生は米国本来の姿ではない」と断言して大量の移民がアメリカに入り込んでアメリカの文化を変えてしまうことに最後の最後まで懸念を表していた。
そんな中で、左翼リベラルは大量の資金を投じて南米の貧困層を煽ってアメリカにキャラバンをさせてトランプ政権を揺さぶろうとしたのだが、トランプ大統領は頑として折れなかった。
左翼リベラルに偏向しているアメリカのメディアは、アメリカに入れずに泣き叫ぶ子供たちの姿を映して例によって「トランプ大統領が拒絶するので悲劇が生まれている」みたいな偏向報道を繰り広げていた。
しかし、それでもトランプ大統領は毅然として移民排除の姿勢を崩さなかった。そうしている間にアメリカとメキシコの間にどんどん「壁」が建設されるようになっていった。
トランプ大統領の不法移民締め出しは「本気」だったのである。だから2020年あたりになると、南米の移民たちは「トランプ大統領がいる限りはアメリカに入るのは不可能だ」とあきらめるようになっていた。
しかし、2021年1月20日。トランプ大統領はホワイトハウスを去った。そして、不法移民にとても寛容だったオバマ政権時代の副大統領だったジョー・バイデンが新大統領としてホワイトハウスに入ることになった。
だから、中南米の貧困層は「再び」希望を抱いている。また、アメリカに不法移民できる「可能性」が出てきた。ジョー・バイデンなら、不法移民であっても手荒なことをしないだろうと希望を持っている。
もちろん、バイデン政権であっても無防備・無制限に大量の不法移民を入れるわけではないのでアメリカに入国するのは非常に厳しい話だが、それでもトランプ時代のよりは人道的に見てくれるかもしれないという希望がある。